昭和23年穴無し5円硬貨の価値は?2種類の穴無しとエラーの見分け方

2026.07.02

古銭買取 コラム
昭和23年穴無し5円硬貨の価値は?2種類の穴無しとエラーの見分け方

「実家の片付けで真ん中に穴が開いていない珍しい5円玉を見つけた」

「昭和23年や24年の古い5円玉だけど価値はある?」

このように、手元にある穴無し5円硬貨の価値が気になっていませんか?

結論からいうと、穴無し5円硬貨には「もともと穴がない昭和23年・24年製のもの」と、「製造ミスによって穴が無くなってしまったエラーコイン」の2種類があり、それぞれ価値が大きく異なります。

この記事では、2種類の穴無し5円硬貨それぞれの特徴と価値、高く売れる可能性のあるエラーコインの見分け方、少しでも高く売るためのポイントなどについてご紹介します。

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バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

「穴無し5円硬貨」は2種類ある!それぞれの希少性と価値とは

5円硬貨といえば、稲穂が描かれ、中央に穴が空いているデザインでお馴染みです。

しかし、古銭の世界には「穴無し5円硬貨」と呼ばれるものがあります。

「通常は穴のある5円硬貨に穴が無いのだから、希少価値の高いものなのではないか」と考えますが、実は「穴無し5円硬貨」には大きく分けて「もともと穴が無い5円硬貨」と「製造ミスで穴がなくなったエラーコイン」の2種類あります。

そのどちらであるかによって希少性や価値は大きく異なってきます。

昭和23〜24年の5円硬貨にはもともと穴が無い(無孔五円黄銅貨)

昭和23〜24年に発行された5円黄銅貨は、「元々の仕様として最初から穴が開いていない」5円硬貨です。

この「無孔五円黄銅貨」は穴が無いのが正常な状態であり、古銭の世界における「穴無し5円硬貨」の大多数はこの無孔五円黄銅貨です。

無孔五円黄銅貨は表面に国会議事堂、裏面に鳩と梅花が描かれたデザインが特徴で、素材は現在の5円玉と同じ黄銅(銅と亜鉛の合金)で作られています。

製造期間は短いのですが、2年間で約2.5億枚と、戦後復興期のインフレに伴って大量に製造されました。

現存数が多いため希少性は高くなく、買取市場での価値もそれほど高くなりません。

現在も法的に有効な硬貨であることもあり、買取に出しても基本的にはプレミア価値はつきにくいでしょう。

昭和25年以降の「穴無し5円硬貨」は希少なエラーコインの可能性

昭和24年8月以降は無孔五円黄銅貨に代わって、中央に穴の空いた5円硬貨が発行されるようになりました。

しかし、ごくまれに製造における穴を開ける工程が正常に行われず、さらにそのまま検査をすり抜けて市場へ流通してしまうケースがあります。

このような製造ミスによって生まれた「穴無し5円硬貨」は、古銭コレクターから人気の高い「エラーコイン」に該当します。

この「エラーコインとしての穴無し5円硬貨」は製造段階のミスによってしか発生しないため希少性は極めて高く、コレクター需要も高いことから古銭買取市場での価値は非常に高くなっています。

昭和25年以降の年号で穴が無い5円硬貨をお持ちなら、エラーコインとして高い買取価格がつく可能性があります。

不正に加工されたエラーコインには注意

注意したいのが、エラーコインの希少性の高さに目を付けた、悪質な「偽造エラーコイン」の存在です。

5円玉で言えば、金属を溶接するなどして人工的に穴を埋めたものがフリマアプリやネットオークション等で出回っているケースがあります。

当然ながら、人為的に加工された硬貨はエラーコインとして認められず、価値も付きません。

それどころか、エラーコインの偽造は「貨幣損傷等取締法」によって禁止されている犯罪行為です。

間違えて購入してしまうといったことがないように注意しましょう。

もともと穴が無い無孔五円黄銅貨にもエラーコインはある

穴が無いのが正常な昭和23〜24年の無孔五円黄銅貨には、「穴なし」のエラーは存在しません。

しかしながら、穴以外の部分にエラーが発生している可能性はあります。

角度ずれ(傾打ずれ)表面と裏面で模様の角度がずれているエラー
刻印ずれ硬貨の模様や文字が本来の位置からずれているエラー
影打ち両面が同じ模様になってしまっているエラー
裏写り反対面のデザインが透けて浮き出てしまっているエラー
ヘゲ硬貨の表面が薄くめくれたり剥がれ落ちたりしているエラー

これらのエラーがあるコインも製造過程のミスによってのみ起こるもののため非常に希少性が高く、コレクターからの需要も多いです。

通常では高い価値のつかない無孔五円黄銅貨ですが、これらのエラーがある場合には高いプレミア価値がつく可能性があります。

「エラーではないか」と思うものがあれば、バイセルの無料査定で価値を確かめてみてください。

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5円玉・5円金貨の種類と価値

ご紹介した無孔五円黄銅貨および現行の5円玉のほかにも、「5円硬貨」と呼ばれるものにはいくつかの種類があります。

  1. 旧五円金貨
  2. 新五円金貨
  3. フデ書体5円黄銅貨

ここでは、それぞれの特徴と価値についてご紹介していきます。

旧五円金貨

旧五円金貨とは、明治3年から明治30年まで流通していた、日本で最初に発行された「5円玉」です。

素材は金90%・銅10%の金合金で、表面には天皇の権威を象徴する竜図、裏面には太陽を示す印と菊紋・桐紋・錦の御旗などがデザインされているのが特徴です。

また、旧五円金貨は発行された時期によって2種類の大きさが存在することが知られています。

  1. 初期(明治3〜4年):直径23.84mm
  2. 縮小版(明治5年以降): 直径21.82mm

大きさに違いはありますが、重さはどちらも8.33グラムです。

初期の大きな旧五円金貨のほうが表面の竜の図柄が荒く、それ以後の縮小版は技術が進んだために竜の図柄が明瞭に刻まれているという違いがあります。

こうした図柄の明瞭さの違いから、初期の旧五円金貨よりも縮小版の旧五円金貨の方が買取市場における人気が高くなっています。

旧五円金貨の買取相場

初期の旧五円金貨の価値は図柄の加工の粗さ等の理由から比較的低く、一般的な買取相場は数万円程度になります。

ただし、中には明治3年・明治4年製の旧五円金貨でも図柄が明瞭なものがあり、「明瞭ウロコ」と呼ばれて貴重な存在とされています。

初期の旧五円金貨で明瞭ウロコの場合、保存状態が良ければ数万円を超える可能性があります。

明治5年以降の縮小版の旧五円金貨の場合も、状態が良いものであれば数十万円に届く可能性が高いです。

さらに、明治8年以降に製造された旧五円金貨は、現存数が非常に少なく希少性が高いので、状態良好なものならば、相場は数十万円を超えることもあります。

特に、旧五円金貨が最後に発行された明治30年は、発行枚数が11万枚以下と少なく、相場も状態良好品ならば数十万円を超えることがあります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。


バイセルの金貨の買取実績や高く売れる金貨を知りたい方は、こちらの金貨買取専用ページをご覧ください。

新五円金貨

新五円金貨は、明治30年に制定された貨幣法に基づいて発行された金貨です。

明治30年から昭和63年まで流通しました。

デザインは表面に「五圓」の文字と菊花紋、裏面には桐の図案が描かれています。

素材は旧五円金貨と同じ金90%・銅10%の金合金ですが、大きさは直径16.96mm、重さは4.17グラムと旧五円金貨より小さくなっています。

新五円金貨の金の含有量は、旧五円金貨の半分ということもあり、旧五円金貨と比較すると価値がやや低くなります。

一般的な買取相場は、状態の良いもので数万円程度になるでしょう。

年代別では昭和5年製のものが希少になっており、状態が良ければより高く売れる可能性があります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
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新五円金貨の特徴や買取相場について、詳しくは以下のコラムをお読みください。

フデ書体5円黄銅貨(有孔五円黄銅貨)

昭和24年から昭和33年まで発行された最初の穴あき5円玉として知られているのが、「フデ書体5円黄銅貨(有孔五円黄銅貨)」です。

昭和34年からは現行の5円玉に切り替わっています。

図柄は稲穂や歯車など日本の産業の様子が描かれていて、現行の五円硬貨とほぼ同じです。

ただし、国名表記が「日本國」となっている点(現行は「日本国」)、「日本國」や年号表記の文字の書体が筆で書いたような楷書体になっている点(現行はゴシック体)が異なっています。

フデ書体5円黄銅貨も現在でも法的に有効な硬貨であり、基本的にプレミア価値はつきません。

ただし、穴無しや穴ズレ(中央から少しずれて穴が開いている)などのエラーコインには高い希少価値がつくことが多いです。

穴無し5円硬貨をより高く売るポイント

穴無し5円硬貨の中でも、製造ミスによって穴がなくなっているなどのエラーコインには高い価値がつくケースが多いです。

しかしながら、エラーコインなどコレクションアイテムとしての古銭は、保管時や査定前の扱い方によっても価値が変動してしまうことがあります。

ここでは、穴無し5円硬貨を少しでも高く売るために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

  1. 湿気や日光を避けて保管する
  2. 硬貨は洗ったり磨いたりしない
  3. 鑑定書などの付属品を残しておく

湿気や日光を避けて保管する

穴無し5円硬貨を含む古銭の買取では保存状態が買取価格に影響するため、状態を良く保つための保管方法が重要です。

5円硬貨の素材である黄銅(銅と亜鉛の合金)は空気中の酸素や湿気、直射日光、そして人間の手についた皮脂によって劣化してしまう可能性があります。

そのため、硬貨は専用ケースに収め、湿気が少なく、直射日光の当たらない場所で保管するようにしましょう。

硬貨を触る際には、手袋を着用するのがおすすめです。

コインの専用ケースは硬貨同士がぶつかって傷がついてしまうのを防ぐ意味でも有効です。

硬貨は洗ったり磨いたりしない

「硬貨の保存状態が重要」というと、「高値で買い取ってもらうためにはきれいなほうが良い」と思うかもしれませんが、コインを洗ったり磨いたりすることはおすすめできません。

古銭買取市場における「保存状態が良い」とは、「発行された時の状態を保っている」ことです。

硬貨の研磨・洗浄を行なうと、傷が付いてしまってかえって価値が下がる恐れがあります。

特に無孔五円黄銅貨などの古い硬貨は脆くなっている可能性もありますので、まずは研磨・洗浄せずにそのままの状態で査定に出してみるのがおすすめです。

鑑定書などの付属品を残しておく

5円硬貨の中でもエラーコインについては、過去に鑑定を受けた際の鑑定書や、販売店の保証書といった資料が付いているものがあります。

こうした付属品があると買取市場における信頼性につながるため、より多くの需要を集めて高く買取される可能性があります。

こういった付属品があれば大切に保管しておき、硬貨本体と一緒に査定へ出すのがおすすめです。

穴無し5円硬貨を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

穴無し5円硬貨を売るなら、東証プライム上場・テレビCMでおなじみのバイセルにお任せください。

バイセルは古銭を中心に日本全国で買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルは上場企業ならではの徹底したコンプライアンスと安心のサービス、日本全国対応・手数料無料の出張査定で、穴無し5円硬貨などお持ちの古銭1点1点の価値をしっかり見極めます。

「価値がわからない」という場合にも、まずはバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

バイセルなら仕分けや事前の準備は一切不要

実家の片付けをしていたら「引き出しの奥や古い貯金箱から穴無し5円硬貨含むコレクションが出てきた」という場合、「価値のあるものなのか」「5円玉以外の古い硬貨や紙幣も売れるのか」と不安になってしまうかもしれません。

バイセルの出張買取なら古銭の専門知識を持った査定士がご自宅まで伺い、その場で仕分けもさせていただきます。

古い硬貨は湿気や皮脂の影響を受けやすいため、ケースやアルバムから取り出すと状態を損ねてしまう場合もあります。

古い硬貨や紙幣などが複数種類混ざっている場合でも面倒な事前の仕分けは不要ですので、そのままの状態でお見せください。

バイセルの出張買取なら自宅から一歩も出ずに売れる

また、硬貨や紙幣は数が多いとかなりの重さになり、買取店まで持ち運ぶのは大変かもしれません。

バイセルの出張買取なら、査定料や出張費といった手数料はすべて無料です。

ご自宅ですべて完結しますので、自宅から一歩も出る必要がありません。

査定士がご自宅まで伺い、お客様の目の前で1点ずつ査定いたしますので安心してご利用ください。

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穴無し5円硬貨の買取に関してよくある質問

Q.

昭和23年の穴なし5円玉は今でもお店で使えますか?

A.

はい。昭和23年に発行された穴のない5円玉は、現在も法律上「5円」として使える現行のお金です。ただし、自動販売機やセルフレジ等の機械では対応していないため、お店の有人レジで使用するか銀行の窓口で口座へ入金するのが一般的です。

Q.

穴の空いてない5円玉を見つけました。エラー硬貨とどう見分ければいいですか?

A.

まず硬貨のデザインと年号をご確認ください。国会議事堂が描かれた「昭和23年」や「昭和24年」の5円玉であれば、それはもともと穴がない正常な5円硬貨です。一方、現在と同じ稲穂や歯車が描かれたデザインであるにもかかわらず、中央の穴が塞がっている場合にはエラーコインの可能性があります。

Q.

バイセルでは昭和23年の5円玉を買い取ってもらえますか?

A.

誠に恐れ入りますが、バイセルでは昭和23年の5円玉を含む「法律上有効な現行貨幣」の買取は行っておりません。ただし、昭和23年の5円玉でも製造時のエラーがある場合にはコレクションアイテムとしてお買取可能です。エラーかどうかわからない5円玉をお持ちの場合は、お気軽にバイセルの無料査定をご利用ください。

Q.

汚れやサビがひどくても売れますか?

A.

はい、程度にもよりますが、基本的には査定可能です。5円硬貨の中でもエラーがあるものには希少性が高いものも多いため、状態が悪くても高値がつくケースがあります。無理に磨くと傷が付く恐れがあるため、汚れやサビがあってもまずはそのままの状態でバイセルにご相談ください。

Q.

出張買取に手数料はかかりますか?

A.

いいえ、バイセルの出張買取はすべての手数料が無料です。出張費や査定料、査定額にご同意いただけなかった場合のキャンセル料も一切かかりませんので、安心してご利用ください。

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