エラーコインの買取価格は高い?価値の高い種類や見分け方を解説

2026.06.11

古銭買取 コラム
エラーコインの買取価格は高い?価値の高い種類や見分け方を解説

「財布の中に穴の位置がずれている50円玉を見つけた」「貯金箱に図柄が二重に見える硬貨がある」など、珍しい硬貨を見つけて価値が気になっている方もいるのではないでしょうか。

ひょっとするとそれは、非常に希少価値の高い「エラーコイン」かもしれません。

エラーコインとは、造幣局の製造ミスによって偶然生まれた硬貨のことで、種類によっては額面を大きく上回る価値が付くことがあります。

この記事では、エラーコインの種類や買取市場における価値、価値の高いエラーコインの特徴、少しでも高く売るためのコツなどを解説します。

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バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

エラーコインとは?単なる傷や加工品との違い

エラーコインとは、製造過程のミスで本来の仕様とは異なる状態で完成してしまった硬貨(不良品)のことです。

通常ではありえない形状をしていたり、刻印のズレがあったりするため、コインコレクターの間で高い人気があります。

また、通常は製造過程でエラーコインが出来ても、検査ではじかれるため流通することはありません。

買取市場に出回るエラーコインは、製造過程でエラーがあった、かつ検査をすり抜けたというレアケースであるため、極めて高い希少価値がつく場合があります。

特に近年では、造幣局は機械のデジタル化やAI・センサーによる自動検品システムを導入しており、貨幣の製造精度が極限まで高まっています。

そのため、エラーコインが製造される確率も、検品をすり抜ける確率も圧倒的に低くなっているのです。

製造年(年号)が平成や令和といった比較的新しいエラーコインほど、市場に出回る数が極端に少ないため高い希少価値がつきやすくなっています。

流通後の傷には希少価値はつかない

一見エラーコインに見えるものでも、実は流通している間にできた傷・へこみ・変形であったというケースも少なくありません。

以下のようなケースは「製造過程のミス」ではありませんので、希少価値の高いエラーコインとは異なります。

傷が付いただけの硬貨

よくあるのが、表面に大きな傷やへこみがある硬貨です。

長年流通した硬貨は、落下や衝撃によって傷が付くことがあります。

ただし、エラーコインとして評価されるのは、あくまで造幣局の製造工程で発生した異常のみです。

そのため一般的な傷やへこみはエラーコインとはみなされず、額面以上の価値が付かない場合がほとんどです。

曲がった硬貨

「硬貨が反っている」「変形している」といったケースもありますが、硬貨は高温や強い圧力によって変形することがあり、製造後のダメージであることが多いです。

本物のエラーコインは刻印やデザインそのものに異常が見られることが多く、単なる変形だけではエラーコインと判断されず、額面以上の価値が付かない場合が多いでしょう。

熱で変色した硬貨

黒ずみがあったり、虹色に変色した硬貨が見られることがありますが、流通後の火や熱による変色である場合が多いです。

これも製造時の異常ではないため、エラーコインとしては扱われません。

特に、10円玉は加熱によって色が大きく変化する特徴があります。

不正な加工品「偽造エラーコイン」には要注意

エラーコインはその希少性の高さから、コレクターの間で高値で取引されるケースが多いです。

そしてそこに目をつけた悪質なケースとして、一般の硬貨を人工的に削ったり加工したりした「偽造エラーコイン」がフリマアプリやネットオークション等で出回ることがあります。


  1. 50円玉や5円玉の穴を、金属を溶接するなどして人工的に埋めた穴なし硬貨
  2. 工具などで人工的に強い圧力をかけて変形させた硬貨
  3. 人工的に一部が削られた硬貨
  4. エラーに見せかけるため、薬品に浸けて表面の色を人工的に変えた硬貨

これらは偽物のエラーコインであるため、購入してしまわないよう、またトラブルに巻き込まれないよう注意する必要があります。

硬貨の加工・損傷は法律で禁止されている

日本では「貨幣損傷等取締法(かへいそんしょうとうとりしまりほう)」により、流通している硬貨(貨幣)を意図的に損傷させたり、鋳つぶしたりする行為は厳しく禁じられています。


貨幣損傷等取締法 第1項
貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。

第2項
貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。

第3項
第一項又は前項の規定に違反した者は、これを一年以下の拘禁刑又は二十万円以下の罰金に処する。


エラーコインを偽造する行為は犯罪行為です。

また、偽造された硬貨だと知りながらオークション等で販売する行為も、詐欺罪に問われるなどの重大な法的リスクを伴います。

バイセルでは製造時のミスによるエラーコインのみお買取しております

バイセルでお買取しているエラーコインは、あくまで製造時のミスによる希少性が認められる本物のエラーコインです。

通常の現行貨幣や、傷や変形があるだけの通常流通品は買取不可とさせていただいております。

ただし、本物のエラーコインと流通後の傷があるものとは、見た目だけでは判断が難しい場合も多いです。

「家で見つけた硬貨が珍しい形をしているけれど、エラーコインかどうか分からない」「ネットで買ったエラーコインが本物かどうか確かめたい」といった場合には、お気軽にバイセルの無料査定にご相談ください。

古銭の専門知識を持った査定士が、本物のエラーコインかどうかも含めて1点1点丁寧に査定します。

もし造幣局の製造過程のエラーによる本物のエラーコインであれば、高くお買取できる可能性もあります。

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【硬貨別】10円玉・100円玉・50円玉に多いエラーコインの種類一覧

エラーコインにはさまざまな種類があり、エラーの内容や希少性がエラーコインの価値にも影響してきます。

一般的には、発見例が少ないエラーほど希少価値が高くなりやすいです。

ここではエラーコインの種類について、そのエラーがよく見られる硬貨ごとにご紹介します。

10円玉・100円玉に発生しやすいエラー

10円玉・100円玉は製造枚数自体が多い硬貨でもあり、エラーコインも様々な種類が確認されています。

角度ずれ(傾打ずれ)エラー

角度ずれエラーとは、表面と裏面で模様の角度がずれているエラーです。

通常の硬貨は一定の向きで製造されますが、製造工程の異常により角度がずれて打刻されることがあります。

昭和40年代までの硬貨、特に10円玉で多く見つかっており、よく見ないと気づかないことも多いため流通している可能性が大きいエラーコインです。

角度のずれが大きいほど希少価値が高くなりやすい傾向があります。

刻印ずれエラー

刻印ずれエラーとは、硬貨の模様や文字が本来の中央から外れて打たれてしまう製造ミスのことです。

機械に金属板(材料)がわずかにずれた状態でセットされたり、プレス時にずれが生じることで発生します。

ずれが大きいものほど検査ではじかれる可能性が高いため、希少価値が高くなりやすい傾向があります。

影打ちエラー

影打ちエラーとは、両面が同じ模様になってしまうエラーのことです。

一度プレスされた硬貨の上に別の硬貨が重なってさらにプレスされてしまうことによって起きます。

片面は正常に、もう片面には同じ絵柄が鏡に映した状態で刻印されているのが特徴です。

珍しいエラーのため、コレクターの間では高値で取引されるケースも多いです。

裏写りエラー

裏写りエラーとは、硬貨の片面に、本来の模様に加えて、反対側のデザインが透けて薄く浮き出てしまっているエラーのことです。

たとえば10円玉の平等院鳳凰堂の模様に、裏面の「10」がうっすら重なって見えるケースなどがあります。

硬貨をプレスする際、何らかのトラブルにより型と金属板(素材)が正しい位置で嚙み合わず、裏面の型が反対側に強く押し付けられて転写されることで発生します。

やはり珍しいエラーのため、希少価値があります。

ヘゲエラー

ヘゲエラーとは、硬貨の表面の一部が薄くめくれたり、剥がれ落ちたりしてしまうエラーのことです。

「めくれエラー」や「剥離エラー」とも呼ばれます。

硬貨の材料となる金属板を作る際に不純物が混ざったり、金属の層に気泡などができたりして密着不良が起こることが原因とされています。

製造技術が未熟だった昭和以前の硬貨に見られることが多いです。

古銭買取では、めくれ具合が大きいものや他のエラーと複合しているものにコレクター需要が集まりやすい傾向があります。

50円玉・5円玉に発生しやすいエラー

50円玉・5円玉で見られるのは、やはり穴にまつわるエラーです。

穴なしエラー

穴なしエラーとは、本来中央に穴が開いている50円玉や5円玉に穴が開いていない状態で製造されたエラーコインです。

穴開け工程で異常が発生したことにより生まれるもので、エラーコインの中でも特に知名度が高い種類です。

発見例が少ないうえに見た目のインパクトが強く、コレクターからの人気が非常に高い種類であると言えます。

穴ずれエラー

穴ずれエラーとは、5円玉や50円玉のように中央に穴が開いている硬貨において、本来の正しい位置(中心)からずれた場所に穴が開いてしまったエラーのことです。

見た目でも異常が分かりやすいため、人気の高いエラーコインのひとつとなっています。

希少価値は、ずれ幅が大きいほど高くなりやすい傾向があります。


価値が判断しづらい古銭や旧紙幣は、年号・状態・希少性で査定額が変わるため、エラーコインの査定ポイントを確認するのが安全です。

より高く売れやすいプレミアエラーコインの特徴

より高く売れやすいプレミアエラーコインの特徴

エラーコインはそれ自体が珍しい存在であり、コレクター需要も高いため希少価値がつきやすいです。

しかしその中でも、特に高い価値がつく「プレミアエラーコイン」と呼ばれるものがあります。

ここでは、プレミアエラーコインになる可能性のある、より高く売れやすいエラーコインの特徴についてご紹介します。

  1. 製造年が新しい(平成後半〜令和)
  2. 発行枚数が少ない年の硬貨である
  3. エラーの度合いが大きい
  4. 硬貨の状態が良い(未使用品など)

製造年が新しい(平成後半〜令和)

近年になるほど造幣技術は高くなっており、エラーの発生自体が稀になっています。

その中で検査をすり抜けて流通するのは、非常に希少なケースと言えるでしょう。

そのため、昭和期のエラーコインよりも、平成後半や令和になってから作られたエラーコインの方が圧倒的に流通数が少なく、高く売れやすいという特徴があります。

発行枚数が少ない年の硬貨である

造幣局による各硬貨の年別の発行枚数データによると、例えば昭和62年の50円硬貨のように、発行数が極端に少ない「種類×年号」が存在します。

このように、ある硬貨の発行枚数が極端に少ない年は「特年」と呼ばれます。

特年の硬貨はそもそも数が少ないため、その中にエラーコインがあれば非常に希少な存在となります。

昭和62年の50円硬貨、平成22~25年の1円・5円・50円硬貨などでエラーのあるものは高く買取されやすいでしょう。

エラーの度合いが大きい

誰が見ても一目で不良品だとわかるような、エラーの度合い(ずれ幅など)が大きいエラーコインは、高く買取されやすい傾向があります。

例えば同じ「刻印ずれ」でも、数ミリ程度のずれよりも模様が大きくはみ出すような大幅なずれの方がコレクターの所有欲を刺激し、より高い価値がつきやすくなります。

硬貨の状態が良い(未使用品など)

エラーコインに限りませんが、コレクションアイテムとしてのコインの買取では、保存状態が良い(製造当時の状態を保っている)ほど需要をあつめやすくなります。

エラーコインで、かつ未使用品などの状態の良いものは希少なため、高く買取されやすい傾向があります。

エラーコインを1円でも高く売るための3つのコツ

希少なエラーコインをせっかく売るなら、「1円でも高く売りたい」と思うのは当然です。

実はエラーコインの価値は、保管時や査定前の扱い方によっても変動してしまうことがあります。

ここでは、エラーコインを少しでも高く売るために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

  1. 保管方法に注意する
  2. コインは洗ったり磨いたりしない
  3. 鑑定書などの付属品を残しておく

保管方法に注意する

エラーコインの買取では保存状態が買取価格に影響するため、状態を良く保つための保管方法が重要です。

硬貨は空気中の酸素や湿気、そして人間の手についた皮脂によって劣化してしまう可能性があります。

そのため、コインは専用ケースに収め、湿気が少なく、直射日光の当たらない場所で保管するようにしましょう。

硬貨を触る際には、手袋を着用するのがおすすめです。

コインの専用ケースは硬貨同士がぶつかって傷がついてしまうのを防ぐ意味でも有効です。

コインは洗ったり磨いたりしない

「コインの保存状態が重要」というと、高値で買い取ってもらうためには「コインがきれいなほうが良い」と思うかもしれませんが、コインを洗ったり磨いたりすることはおすすめできません。

買取市場における「コインの保存状態が良い」とは、「発行された時の状態を保っている」ことです。

コインの研磨・洗浄を行なうと、傷が付いてしまってかえって価値が下がる恐れがあります。

特に古いエラーコインは脆くなっている可能性もありますので、まずは研磨・洗浄せずにそのままの状態で査定に出してみるのがおすすめです。

鑑定書などの付属品を残しておく

エラーコインの中には、過去に鑑定を受けた際の鑑定書や、販売店の保証書といった資料が付いているものがあります。

こうした付属品があると買取市場における信頼性につながるため、より多くの需要を集めて高く買取される可能性があります。

こういった付属品があれば大切に保管しておき、エラーコイン本体と一緒に査定へ出すのがおすすめです。

エラーコインを売るなら買取実績豊富なバイセルへ

エラーコインを売るなら、東証プライム上場・テレビCMでおなじみのバイセルにお任せください。

バイセルは古銭を中心に日本全国で買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルは上場企業ならではの徹底したコンプライアンスと安心のサービス、日本全国対応・手数料無料の出張査定で、エラーコインなどお持ちの古銭1点1点の価値をしっかり見極めます。

「価値がわからない」という場合にも、まずはバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

バイセルなら仕分けや事前の準備は一切不要

遺品整理や実家の片付け等で「エラーコインを含むコレクションが出てきた」という場合、「本物のエラーコインなのか」「その他の記念硬貨や古い硬貨にも価値はあるのか」と不安になってしまうかもしれません。

バイセルの出張買取なら古銭の専門知識を持った査定士がご自宅まで伺い、その場で仕分けもさせていただきます。

古い硬貨は湿気や皮脂の影響を受けやすいため、ケースやアルバムから取り出すと状態を損ねてしまう場合もあります。

エラーコイン、記念硬貨、古い硬貨などが混ざっている場合でも面倒な事前の仕分けは不要ですので、そのままの状態でお見せください。

バイセルの出張買取なら自宅から一歩も出ずに売れる

また、硬貨は数が多いとかなりの重さになり、買取店まで持ち運ぶのは大変かもしれません。

バイセルの出張買取なら、査定料や出張費といった手数料はすべて無料です。

ご自宅ですべて完結しますので、自宅から一歩も出る必要がありません。

査定士がご自宅まで伺い、お客様の目の前で1点ずつ査定いたしますので安心してご利用ください。

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エラーコインの買取に関してよくある質問

Q.

エラーコインは銀行で換金・両替できますか?

A.

可能です。ただし銀行では手数料がかかることが多いうえ、額面通り(50円玉なら50円)での換金となります。エラーコインには高い希少価値がつく可能性もありますので、まずはバイセルの無料査定で価値を確かめてからどう処分するか決めるのがおすすめです。

Q.

鑑定書がなくても買取可能ですか?

A.

はい、お買取可能です。たしかに鑑定書があることで買取市場でより多くの需要を集めやすい傾向はありますが、鑑定書がなくてもエラーコインの価値が損なわれるわけではありません。専門知識を持ったバイセルの査定士が、鑑定書がないエラーコインの価値も正しく見極めます。

Q.

特に価値が高いエラーコインの特徴はありますか?

A.

エラーの程度が大きく、ひと目で異常がわかるものほど買取価格が高くなりやすい傾向があります。例えば50円玉の穴が大きくズレているものや、10円玉の両面が同じ模様になっている「影打ち」などは希少価値が高くなっています。

Q.

汚れやサビがひどくても売れますか?

A.

はい、程度にもよりますが、基本的にはお買取可能です。エラーコインには希少性が高いものも多いため、状態が悪くても高値がつくケースがあります。無理に磨くと傷が付く恐れがあるため、汚れやサビがあってもまずはそのままの状態でバイセルにご相談ください。

Q.

本物か不明なコインも査定してもらえますか?

A.

はい、査定いたします。バイセルの出張査定はすべての手数料が無料です。「本物か分からない」「査定額を決めてから売るかどうか決めたい」という場合も出張費や査定料、査定額にご同意いただけなかった場合のキャンセル料も一切かかりませんので、安心してご相談ください。

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