外国コインを高く売るには?買取相場の決まり方や古銭買取のコツを解説

- コレクションしていた外国コインを手放したいです。いくらになりますか?
- 地金型金貨か収集型金貨かなどによって買取価格は変わります。まずはお問い合わせください。
- 自宅を片付けていたら外国硬貨がでてきました。価値ってありますか?
外国コインには、現在または過去に外国で使用されている(いた)通貨であるという実用的な側面以外に、実物資産投資の対象として、あるいはコレクションとしての側面があります。
買取市場においても人気の外国コインは多く、中には高額取引される外国コインも存在しています。
外国コインの買取相場はどのように決まるのか、外国コインを買取に出すときの買取業者の選び方や、外国コインを高く売るためのポイントなどをご紹介します。
目次
外国コインとは?地金型金貨と収集型金貨の2種類

外国コインとは文字どおり、世界中のさまざまな国で発行された硬貨のことです。外国コインには現在でも流通しているものや、今はもう発行していない希少な硬貨もあります。
以下では外国の歴史から外国コインの種類について、詳しくご紹介していきます。
外国コインの歴史
外国コインは国によって特徴があり、アメリカでは歴代大統領の顔が彫られているなど、コインを見るだけでその国の歴史を知ることができます。
外国コインは発行枚数の少ないものや現存枚数が少ないものは希少価値が高くなり、買取価格も高額になります。
イギリスのコインは17〜19世紀の状態の良い金貨だと、100万円単位の価値になるものも存在します。
地金型金貨
地金型金貨とは主に投資用の金貨として造られ、地金型金貨の値段は製造される際のコスト・流通コストなどの「プレミアム」というものが上乗せされます。そのため1グラムあたりの値段が金地金を上回ります。
地金型金貨として発行されれば、法定通貨として額面表示・含まれる金の量が表示されます。
収集型金貨
収集型金貨とは主にコレクションとしての取集や、希少品として今後価値が高くなることを期待して購入されます。
代表的な例としてオリンピックでの記念コインなどがあり、多くのコレクターが収集しています。
また収集型金貨はデザイン性の高さから恋人や家族へのプレゼントとしても購入されることがあります。
外国コインの買取相場はどう決まる?

外国コインの買取相場は主に、「貴金属としての価値」「コレクションとしての価値」という2つの要素から決まります。
それぞれ見ていきましょう。
貴金属としての価値
多くの外国コインの買取において買取価格に大きく影響するのが、使われている貴金属の価値です。
貴金属の取引相場は世界の市場動向を反映して毎日変動しますので、外国コインの買取相場もそれに連れて変動することになります。
貴金属買取店の店頭などに、その日の金やプラチナの相場が掲示されているのをイメージしてもらうと良いでしょう。
外国コインの貴金属としての価値は大まかに、
コインの重量×貴金属の純度×貴金属相場
という計算式で求めることができます。
貴金属としての需要が常に高い金やプラチナを素材として使っている外国コインは、買取相場が安定しやすいと言えるでしょう。
古銭としてのコレクション価値
デザインの美しさや希少性など、コレクションとしての需要も外国コインの買取相場に影響します。
発行数が少ないコイン、発行が終了しているコイン、同じコインでも現存数が少ない発行年代のものなどには、コレクションとしての高い価値がつきやすいでしょう。
近年はアンティークコインに注目が集まっており、価格が高騰しつつあります。
なかでも「1939年ヴィクトリア ウナとライオン5ポンド金貨」は発行枚数わずか400枚という希少さで、オークションで2,000万円近い価格が付くという高騰ぶりです。
また、「2009年ウルトラハイリリーフ金貨」は、アメリカ財務局が2009年の1年間のみ発行した金貨が話題になるなど、人気はますます高まっています。
お持ちの外国コインの具体的な価値を確認したい場合には、全国で豊富な買取実績を持つ古銭買取のバイセルの無料査定をご利用ください。
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買取市場で人気の外国コインの種類

買取市場で人気となっている外国コインのうち、代表的なものには以下のようなものがあります。
ソブリン金貨 | ブリタニア金貨 | クルーガーランド金貨 | メイプルリーフ金貨 |
ウィーン金貨 | ナゲット金貨 | カンガルー金貨 | プルーフ金貨 |
パンダ金貨 | ナポレオン金貨 | クラウン金貨 | ギニー金貨 |
ダカット金貨 | キャット金貨 | イーグル金貨 | ルイドール金貨 |
クラウン銀貨 | パンダ銀貨 | メイプルリーフ銀貨 | オリンピック記念硬貨 |
これらの外国コインであれば、買取市場における需要は非常に高いです。
これらに当てはまる外国コインの買取をお考えなら、まずは試しにコイン買取のバイセルの査定を受け、価値を確かめてみてはいかがでしょうか。
外国コインの買い取りならバイセルへ

外国コインは貴金属の買取業者やネットオークションなどを利用した個人間売買でも売ることは可能です。
しかし、お持ちの外国コインが本来持つ価値をしっかり見極めてもらいたいなら、コインに詳しいバイセルを利用するのがおすすめです。
貴金属の買取業者は外国コインの価値のうち「貴金属としての価値」には詳しいでしょうが、「コレクションとしての価値」については専門外です。
コレクションとしての価値を正しく見極めてもらえず、本来の価値よりも安く買取されてしまう恐れがあります。
ネットオークションでは、オークションの開始価格は利用者自身で設定しなければなりません。
売り手が外国コインの正確な価値を把握していないと、本来の価値よりも安い価格で出品してしまって思わぬ損をする可能性があります。
コインに詳しいバイセルなら外国コインに関する専門知識や査定技術を持った査定士が在籍しているため、本来の価値を正確に見極めます。
ネットオークションに出品するにしても、まずはコイン買取のバイセルに査定を依頼し、正確な価値を把握しておくことは重要です。

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外国コインをより高く売るためのポイントとは

価値の高いものも多い外国コインですが、より高く買取してもらうためにはどのような点に注意すればよいでしょうか。
外国コインを買取に出す際に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
- ・貴金属相場の変動に注意しておく
- ・保存状態に注意する
貴金属相場の変動に注意しておく
外国コインの買取価格は金・銀など、世界の貴金属相場の変動に大きく影響されます。
例えば、金相場が高くなっている時には金貨の買取価格も上昇する傾向があります。
したがって外国コインをより高く買い取ってもらうためには、該当する貴金属の買取相場が高くなっている時に買取に出すのが重要です。
しかしもちろん、金相場は上がる時もあれば下がる時もあります。
「今の水準なら十分だから、下がってしまう前に買取に出そう」「急いで売りたいわけではないので、もうしばらく様子を見よう」など、ご自身の都合も考え併せて売り時を見極めると良いでしょう。
保存状態に注意する
外国金貨のコレクションとしての価値を考えるときには、コインの保存状態も重要になってきます。
コインに傷や錆などがあると、買取価格が下がってしまう可能性があるでしょう。
純度の高い金は特に柔らかくて傷がつきやすいですから、傷がつかないように専用のコインケースやコインアルバム等に保管するのがおすすめです。
汚れを取ろうと布などで磨くと小さな傷がついてしまう恐れがありますので、その点にも注意が必要です。
また、割金が含まれているコインは空気中の水分に反応して錆が発生することがありますから、湿気の多い場所を避けて保管するようにしましょう。
複数の買取業者を見比べる
貴金属には世界の市場動向によって決まる相場があり、外国コインの貴金属としての価値はそれに連れて変動します。
しかし、買取業者における実際の買取価格は、店舗の運営費や人件費などを差し引いて業者ごとに決定されます。
また、外国コインのコレクションとしての価値をどう評価するかについても、業者ごとに多少の差が出ることがあります。
従って同じ外国コインであっても、買取価格には業者によって異なる場合があるのです。
そこで、外国コインを少しでも高く売りたいなら、複数の買取業者の査定を見比べると良いでしょう。
その中から、最も高い価格をつけてくれた業者や、査定時の対応が良かった業者などを最終的に選ぶのがおすすめです。
現行の外国コインは両替や募金も可能

海外旅行などの際に入手した、現行の流通している外国コインが不要になった場合には、買取に出す他に両替や募金という選択肢もあります。
近年、空港やホテルに「ポケットチェンジ」という機械が設置されていることが多くあります。
この機会に外国コインや紙幣を投入すると、手軽に国内で使える電子マネーや各種ギフト券などに交換することができます。
海外旅行の際などに余った外国コインは、この方法で両替するのも良いかもしれません。
また、国内の主要な国際空港には、日本ユニセフ協会が外国コイン募金用の募金箱を設置しています。
旅行などの帰りに、空港の募金箱に外国コインを入れていくという人も少なくないようです。
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