ナゲット金貨を買取に出すには?おすすめの売却方法をご紹介

- ナゲット金貨はいくらで買取してもらえますか?
- 種類にもよりますが、サイズが大きいものは価格が付きやすいです。こちらよりお問い合わせください。
- 引き出しを整理していたらナゲット金貨がでてきました。価値はありますか?
ナゲット金貨をどのように売却しようかでお困りの方はいらっしゃいますか?
ナゲット金貨とは1986年から発行された純度24Kの投資用金貨です。
ナゲット金貨は純金でできているため金としても価値が高いです。
ナゲット金貨を売る際には、売却方法と買取相場を知っておく必要があります。
そこで、今回はナゲット金貨の概要、買取相場、売却方法と買取前に何をしておく必要があるかをご紹介します。
ナゲット金貨

ナゲット金貨とはオーストラリアのパース造幣局が1986年から発行した金貨です。
ナゲット金貨は4種類あり、全て投資用として利用された金貨です。
ナゲット金貨にはどのような特徴があるかをご紹介します。
ナゲット金貨の特徴
ナゲット金貨とはオーストラリアのパース造幣局が1986年から1989年まで発行した純度24K(99.99%)の投資用金貨です。
ナゲット金貨の表面にはエリザベス二世の肖像、裏面には自然のままの金塊が彫られています。
発行されていた期間中は毎年、裏面の金塊のデザインが変わっていました。
ナゲット金貨の由来は、自然にできた金塊を意味する「nugget(ナゲット)」です。
1880年代にゴールドラッシュがオーストラリアで起きると、金塊が多く発見されました。
当時の記録には純度90%・重量は約71kgもの金塊が発見されたと残っていることから、金の採掘に国全体が盛り上がっていたことがわかります。
ゴールドラッシュはオーストラリアの誇りとして、ナゲット金貨の裏面に金塊を記しています。
ナゲット金貨とカンガルー金貨の違い
ナゲット金貨とカンガルー金貨の違いは、金貨裏面デザインが金塊からカンガルーに変更されたことです。
ナゲット金貨は1986年〜1989年まで発行されていました。
しかし、1989年にナゲット金貨に新しいデザインを取り入れようと、オーストラリアのシンボルであり国章にも採用されているカンガルーに変更されました。
デザインの変更に応じて名前もナゲット金貨から「カンガルー金貨」になります。
なお、カンガルー金貨は1989年から毎年発行されており、ナゲット金貨と同じように発行年ごとにデザインを変えています。
参考記事:カンガルー金貨の買取についてナゲット金貨の買取相場
ナゲット金貨は全部で4種類あります。
ナゲット金貨の特徴をサイズ別は以下の表の通りです。
量目 | 重量(g) | 額面 | 直径 |
---|---|---|---|
1オンス | 31.1g | 100ドル | 32.0mm |
1/2オンス | 15.5g | 50ドル | 25.1mm |
1/4オンス | 7.7g | 25ドル | 20.1mm |
1/10オンス | 3.1g | 15ドル | 16.1mm |
1オンスは一番金の重量が多く、額面が高いため最も買取相場が高くなりやすいです。
最も買取相場が高くなりやすい1オンスは、保存状態が良ければ額面の何倍〜何十倍の買取相場になる可能性があります。
一方、1/10オンスは一番金の重量は少ないですが、額面の何倍もの価格で買い取られる可能性があります。
金貨の買取相場は重さによって比例します。
金貨は重さが多いほど金が多く入っているので買取金額は上がり、軽いほど金の量は少ないので買取金額は下がります。
ナゲット金貨以外の金貨と買取相場

ナゲット金貨以外にも人気の金貨があります。
ここでは、メイプルリーフ金貨とイーグル金貨の特徴と買取相場をご説明します。
メイプルリーフ金貨とその買取相場
メイプルリーフ金貨は1979年にカナダ王室造幣局で発行されて以降、毎年作られている純度99.9%(.999)の投資用金貨です。
純金であることから金としての価値の方が大きいため、通貨としては利用されていません。
また、メイプルリーフ金貨の表面にはエリザベス2世の横顔、裏面にはカナダの象徴であるサトウカエデの葉が彫られています。
メイプルリーフ金貨の特徴をサイズ別は以下の表の通りです。
量目 | 重量(g) | 額面 | 直径 | 厚さ |
---|---|---|---|---|
1オンス | 31.1035g | 50カナダドル | 30.0mm | 2.8mm |
1/2オンス | 15.5517g | 20カナダドル | 25.0mm | 2.23mm |
1/4オンス | 7.7758g | 10カナダドル | 20.0mm | 1.7mm |
1/10オンス | 3.1103g | 5カナダドル | 16.0mm | 1.22mm |
1/20オンス | 1.5g | 1カナダドル | 13.9mm | 0.9mm |
1オンスが一番重量が多いので、金の含有量が多いです。
メイプルリーフ金貨は品位は99.9%の純金なため、金の量が多い1オンスは金そのものとして価値があります。
オンスが小さくなるほど金の量が少なくなって軽くなり、金貨自体が薄くなることがわかります。
そのため、買取相場は1オンスよりは低くなる傾向があります。
参考記事:メイプルリーフ金貨の買取についてイーグル金貨とその買取相場
イーグル金貨はアメリカ合衆国の造幣局が1986年から毎年発行している投資用金貨です。
イーグル金貨は91.67%(22K)が金で、残りの8.33%は銅と銀が入っているので純金ではありません。
イーグル金貨は1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類が発行されています。
イーグル金貨の特徴をサイズ別は以下の表の通りです。
量目 | 重量(g) | 額面 | 直径 | 厚さ |
---|---|---|---|---|
1オンス | 31.1g | 50ドル | 30.0mm | 2.87mm |
1/2オンス | 15.5g | 20ドル | 25.0mm | 2.15mm |
1/4オンス | 7.7g | 10ドル | 20.0mm | 1.78mm |
1/10オンス | 3.393g | 5ドル | 16.5mm | 1.26mm |
イーグル金貨もメイプルリーフ金貨と同様に、1オンスが一番重量があるので金の量が多いです。
ナゲット金貨の売却方法

ナゲット金貨の売却をお考えでしたら、「どこで売るか」「売る方法のメリットとデメリット」を押さえておきましょう。
ナゲット金貨を売る手段は以下のとおりです。
・リサイクルショップを利用する
・ネットオークションを利用する
・金貨買取のバイセルを利用する
少しでも高く売りたいのであれば、是非参考にしてみてください。
リサイクルショップを利用する
ナゲット金貨はリサイクルショップで売ることができます。
リサイクルショップでナゲット金貨を売るメリットは、大手リサイクルショップですと店舗数が全国にあるので、自宅近くにあれば気軽に持ち寄れるところです。
しかし、リサイクルショップには金貨の価値を見極められる人が常駐していない、ナゲット金貨の買取相場を把握している人がいない、店舗によっては査定料などの手数料を取られる場合がある、リサイクルショップは金の重さで買取金額を出す傾向があることなどのデメリットが挙げられます。
ネットオークションを利用する

ナゲット金貨はネットオークションで売ることもできます。
ネットオークションでナゲット金貨を出品するときは、金貨を撮影して金貨の特徴などの説明を書く準備が必要です。
ネットオークションでナゲット金貨を売るメリットは、出品者の想定以上に高値で売れる可能性がある、色々な金貨とセットで出品できる、出品者が落札価格を設定できることです。
しかし、デメリットは出品者が金貨に詳しいとは限らないので、もし手持ちの金貨が偽物だとしても、偽物だと知らずに出品してしまう可能性があります。
その上、偽物を落札した人が出品者にクレームを入れ、トラブルに発展しかねません。
さらに、発送中に金貨が何かの拍子で割れてしまう恐れを考えて丁寧に梱包する手間や、金貨の状態の説明や写真を載せる手間、出品しても希望落札価格で売れない可能性があるといったデメリットが挙げられます。
金貨専門の買取業者を利用する
金貨は古銭買取のバイセルで売却するのがおすすめです。
金貨は人気がある種類は偽物が多く出回っている可能性があります。
お手持ちの金貨が偽物である可能性も否定できません。
金貨は真贋の判断が専門家ではないと付けることが難しいです。
金貨に詳しいバイセルであれば金貨の価値を見極める知識と査定経験が豊富なので、ナゲット金貨をはじめお持ちの金貨を正しく査定してくれます。
お手持ちの金貨が本物かどうか、金貨の価値を知りたいのであれば専門知識豊富なバイセルの査定士に見てもらいましょう。
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ナゲット金貨の買取まとめ

ナゲット金貨はオーストラリアで起きたゴールドラッシュにより、金塊が裏面に彫られていることが特徴です。
通常、金貨は重さと金の含有量が比例しています。
そのため金貨自体に重さがあると金の含有量が多いです。
そのため、ナゲット金貨は純金なので金自体にも価値があることから高額買取が期待できます。
お手持ちのナゲット金貨の買取先に悩んでいるのであれば、金貨に詳しいバイセルに査定をしてみましょう。
真贋の判断が難しい金貨の査定を専門知識と買取実績のあるバイセルに委ねてみてはいかがでしょうか。
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