干支金貨の買取ポイント 縁起物として人気がある理由とは

2023.10.31

古銭買取 コラム
干支金貨の買取ポイント 縁起物として人気がある理由とは
干支金貨などの古いお金をコレクションしています。売ったらいくらになりますか?
保存状態やオンスなどにより買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
生前、祖父から干支金貨など大量の古銭を譲り受けました。価値ってありますか?

中国をはじめ、干支の文化がある国で人気のある干支金貨は、オーストラリアで発行されている地金型金貨の一つです。

投資目的で購入される地金型金貨ですが、縁起物とされる干支がデザインされているため、記念品としても非常に人気がある金貨です。

少し昔にオーストラリアを訪れた際に購入された覚えのある方は、一度その状態を確認してみてはどうでしょうか?

今回のコラムでは、干支金貨のデザインやサイズなどの詳細についてご紹介するとともに、買取の際に確認しておくべきポイントについてご紹介します。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

オーストラリアで発行された干支金貨

オーストラリアで発行された干支金貨

「干支金貨」と聞くと、干支にゆかりがあるアジア圏の中国や日本で発行されているように考えてしまいがちと思いますが、実際には、オーストラリアのパースが発行元になっています。

干支金貨の歴史は浅く、1996年から発行が始まりました。

金貨には貨幣としての役割やコレクション要素などがありますが、干支金貨は「地金型金貨」として発行されています。

オーストラリアで干支にちなんだ金貨が発行された理由は、主に中国をターゲットとしたためです。

また、干支のデザインは日本や中国以外のアジア圏でも高い人気を誇っています。

刻印される図案はその年の干支に毎年変わるため、発行される年によっては人気に違いが出るのが特徴です。

ちなみに干支の図案は裏面にあり、表面にはエリザベス二世が彫られています。

エリザベス二世は金貨のデザインとして人気もありますし、オーストラリアはその昔ヨーロッパ領地でもありました。そういった理由から採用されたのかもしれません。

使われている金の純度も最高品位とされている24K(純度99.99%)のいわゆるフォーナインと呼ばれる品質です。

干支金貨のサイズ展開は地金型金貨の中でも多く9種類あり、下の図の通りとなっています。

oz(オンス) - - 10 2 1 1/2 1/4 1/10 1/20
重量 10kg 1kg 311g 62.2g 31.1g 15.5g 7.7g 3.1g 1.5g

※oz(オンス):貴金属や宝石の原石を測る際に用いられる重量の単位のことです。純金である干支金貨の場合は1ozあたり31.1gです。

一番軽いものは1.5gで、最も大きいサイズになると10kgの代物も存在しています。

中国の干支がモチーフとなったデザイン

中国の干支がモチーフとなったデザイン

干支金貨は主なターゲットを中国にしていることもあり、中国の干支が図案のモチーフとなっています。

日本でも年末年始になると何かと話題になる干支ですが、中国と日本ではどのような違いがあるのでしょうか?

干支金貨のデザインとともにご説明いたします。

干支金貨のデザイン

干支金貨のデザイン

オーストラリアで発行される干支金貨は1996年から発行が始まり、裏面にはその年の干支が刻印されているため、なかには記念硬貨として購入する人もいます。

また中国では、干支は縁起の良いものとされて、干支の中でも金色の「亥(ブタ)」は金運に恵まれる象徴とされていて人気があります。

そのため、亥が刻印された金貨は特に人気があることが想像できることでしょう。

縁起物として人気がある干支金貨は、裏面にその年の干支が刻印をされていて、その他には干支の名前や発行年数、純金を示す「99.99%」の数字が入っています。

干支は12年で一巡しますので、2020年で三巡目に入りますが、同じ干支でも発行年数によってそのデザインは異なります。

例えば、1998年と2010年の干支が虎だった年に発行されたデザインでは、1998年は虎の全身がデザインされていますが、2010年では虎の顔を正面から捉えたデザインとなっています。

中国と日本の干支の違い

上の文章で干支の「亥」をブタとご説明をしましたが、実は中国と日本では干支のモデルとなっている動物に、一種類だけ違う動物が存在します。

それが「亥」です。

その理由は、干支が中国から日本に伝わったされる4世紀から5世紀は、仏教の伝来により肉食が嫌われていて、ブタを家畜として飼う文化がなかったためです。

ブタの姿の似ていたイノシシの方が、当時の日本人にとっては身近な存在であったため、日本の「亥」はブタからイノシシに変わりました。

オーストラリアで発行される干支金貨は中国向けに発行されているため、「亥」年の金貨のデザインもブタとなっています。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

干支金貨の買取ポイント

干支金貨の買取ポイント

記念として購入されることが多いオーストラリアの干支金貨を購入したときに付属している鑑定書も用意しておきましょう。

その理由は、人気のある金貨の場合は模造品や偽物などが流通している可能性があるためです。

金貨が本物であることを証明してくれる鑑定書があれば、査定額も上がる可能性があります。

他の買取ポイントとして、金貨は表面に傷がついてしまうと査定額に影響する可能性があるので扱いには注意しましょう。

例えば、普段から金貨は付属品のクリアケースなどに保存をしておき、査定に出す際もクリアケースと一緒に買取依頼をしましょう。

ケースによって傷が付くことを防いでくれますし、付属品のケースで査定評価が上がるかもしれません。