一円札の価値と買取相場は?価値の高い種類や高く売るコツをご紹介

2026.07.06

古銭買取 コラム
1円札の価値と古銭買取相場!高価買取をしてもらうコツも紹介!

実家の片付けや遺品整理をしていると、古い一円札が見つかることは珍しくありません。

「今でも価値はある?」「いくらで売れる?」と気になりますよね。

結論から言うと、古い一円札には額面を大きく超えるプレミア価値がつく種類も存在しています。

希少な種類で状態の良いものであれば、高いコレクター需要がつくケースも少なくありません。

この記事では、一円札の種類とそれぞれの価値、高く買取されやすい一円札の種類、一円札を少しでも高く売るためのポイントなどについてご紹介します。

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バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

一円札の価値は?現在も有効な4種類の一円札について

「一円札」というとずいぶん古いもののように聞こえますが、実は4種類の一円札が戦後の昭和33年まで発行されていました。

昭和21年の新円切替以降に発行された紙幣は今でも有効とされているため、この4種類の一円札は現在でも法的に有効(お店で使える・銀行で現行貨幣に交換してもらえる)なのです。

まずは、古銭コレクターの間でもメジャーなこの4種類の一円札について、特徴や価値をみていきましょう。

  1. 旧壱円券(大黒天)
  2. 改造壱円券(武内宿禰)
  3. い壱円券(武内宿禰)
  4. A壱円券(二宮尊徳)

旧壱円券(大黒天)

「旧壱円券(大黒天)」は、明治18年に日本銀行が初めて発行した記念すべき紙幣です。

表面には、米俵に腰掛け、小槌と袋を持った大黒天と3匹のネズミが描かれています。

原画はイタリア人彫刻家のエドアルド・キヨッソーネが担当しました。

当時では珍しい偽造防止策として、当時の写真技術では写りにくかった鮮やかな「青色」のインクを採用したほか、最先端のマイクロ文字(微細な連続文字)を取り入れたのが大きな特徴です。

変わったエピソードとして、紙幣の強度を増すために紙に「こんにゃく糊」を混ぜていましたが、これが原因でネズミにかじられたり虫に食われたりしたというものがあります。

現在も法的には1円として利用できますが、歴史的・骨董的な価値が非常に高いため、古銭買取市場では価値の高いコレクターズアイテムとして取引されています。

改造壱円券(武内宿禰)

改造壱円券は明治22年に発行された日本銀行券です。

肖像画は『古事記』や『日本書紀』に登場する伝説の忠臣・武内宿禰(たけうちのすくね)で、原画は旧壱円券(大黒天)と同じくエドアルド・キヨッソーネが手掛けました。

旧壱円券は紙にこんにゃく糊を混ぜていたためネズミや虫に喰われやすいという欠点がありましたが、改造壱円券はその対策としてより丈夫で偽造防止に優れた紙幣となっています。

発行時期によって、紙幣の製造・流通を管理するための記番号が漢数字のもの(発行当初)とアラビア数字のもの(大正5年以降)があるというのも1つの特徴です。

現在も法的に有効な紙幣であり、コレクションアイテムとしての価値は「旧壱円券(大黒天)」に比べると高くありません。

い壱円券(武内宿禰)

「い壱円券」は昭和18年に発行された日本銀行券です。

改造壱円券と同じく武内宿禰の肖像が描かれています。

「い壱円券」が発行された当時は、太平洋戦争の戦局が悪化していた時代です。

そのため紙質が悪く、記番号も省略されるなどコスト削減が徹底されているのが特徴です。

また製造時期によって透かしの模様が変更されるなど、戦時中の苦しい経済事情を反映しています。

現在も法的に有効な紙幣であり、やはりコレクションアイテムとしての価値は高くありません。

A壱円券(二宮尊徳)

「A壱円券(日本銀行券A号1円)」は戦後の混乱期である昭和21年、戦後の激しいインフレに対応するための新円切り替えに伴って発行された紙幣です。

日本の紙幣の肖像画として、初めて神話的人物や歴史上の武将ではなく、実在の民間人である二宮尊徳(金次郎)が採用されたことで知られています。

当時の混乱の中で生産が追いつかなかったため、特例として大蔵省印刷局(現:国立印刷局)と民間印刷会社が共同で製造したという点も珍しい紙幣だと言えるでしょう。

最も新しく発行された一円札であり、発行枚数も非常に多かったため、コレクションアイテムとしての価値は高くありません。

価値が高いのは大黒天の旧壱円券!買取相場はどれくらい?

上でご紹介した中でも特にコレクションとしての希少価値が高いのが、大黒天が描かれた「旧壱円券」です。

現在まだ使える紙幣ではありますが発行は昭和33年に終了しており、もともとの発行数も多くなかったことから、現存数は極めて少ないといわれています。

古銭コレクター憧れの1枚となっており、古銭買取市場では高いコレクション需要があります。

そのため希少価値が高くなっており、古銭買取市場における買取相場としては、額面をはるかに上回る数万円ほどの価値があります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。


ただし、実際の買取価格は紙幣の保存状態等によって大きく変動します。

お持ちの旧壱円券(大黒天)の詳しい価値については、バイセルの無料査定でお確かめください。

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武内宿禰・二宮尊徳の一円札に価値はある?

古銭買取市場の傾向として、「現行紙幣(現在でも通用する紙幣)は高価買取が難しい」というものがあります。

上でご紹介した「改造壱円券(武内宿禰)」「い壱円券(武内宿禰)」「A壱円券(二宮尊徳)」も現行紙幣であり、発行枚数も多かったため高い買取価格はつきにくい紙幣だと言えるでしょう。

特に、通常流通品で長年の使用による汚れなどがある場合には、価値は額面通りとなってしまうケースも多いでしょう。

現行紙幣でありながら高いコレクション価値がつく旧壱円券(大黒天)が特殊だったと言えます。

そのため、汚れがある武内宿禰や二宮尊徳の一円札の活用方法としては、有人レジで使うか銀行窓口で入金するのがおすすめです。

武内宿禰・二宮尊徳の一円札に高い価値がつくケースはある?

武内宿禰・二宮尊徳の一円札にコレクションアイテムとしての価値がつくケースとしては、


  1. 印刷されている紙幣番号が「1番・ぞろ目・キリ番・階段」
  2. 紙幣に印刷されている番号の隣にあるアルファベットがそろっている
  3. 印刷ミス・印刷ズレ・耳付き・記号違いなどのエラー紙幣

などの要素が加わっている場合が考えられます。

これらのケースでは希少価値が発生する可能性もあるでしょう。

ただし、種類や状態によっては、あくまでも現在も使える現行貨幣の扱いとしてお買取が難しいケースもございます。

失効している一円札の種類と買取相場

ここまでは現行の一円札について見てきましたが、一円札の中にはすでに失効している(使うことができない)ものもあります。

明治通宝の一円札

明治通宝の一円札は、明治5年に明治政府が発行した日本初の本格的な政府紙幣です。

当時日本の印刷技術が未熟だったことからドイツの印刷会社に製造を委託しており、その経緯から「ゲルマン紙幣」とも呼ばれています。

明治通宝には100円・50円・10円・5円・2円・1円・半円・20銭・10銭の9種類がありますが、中でも希少価値が高くなっているのが100円・50円と1円です。

古銭買取市場における明治通宝一円札の買取相場は、最大で1.5万円ほどになるでしょう。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

神功皇后一円札

神功皇后一円札は明治14年に発行された、日本で初めての本格的な肖像入り紙幣です。

デザインはイタリア人彫刻家のエドアルド・キヨッソーネが手掛けました。

描かれているのは日本神話に登場する神功皇后ですが、キヨッソーネが印刷局の女性職員をモデルにして制作したため、エキゾチックな西洋婦人のような姿をしているのが特徴です。

神功皇后一円札は明治14年に発行され、わずか18年後の明治32年には廃止されたことから流通期間が短く、高い希少価値を持つ古銭として知られています。

古銭買取市場における買取相場としても、1万円以上の価値になることもあります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

旧国立銀行券一円札(田道将軍)

旧国立銀行券一円札は、明治6年に発行された日本最古の紙幣の1つです。

政府の依頼でアメリカの会社が印刷したため「アメリカ札」とも呼ばれます。

デザインとしては、「日本書紀」に登場する武人・上毛野田道(かみつけのたぢ)が描かれています。

発行枚数が少なく、明治32年と古い時代に通用停止されているため、現在では高い希少価値を持つ古紙幣となっています。

買取相場としては1万円以上で取引され、状態が非常に良ければさらに高値になることもあります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

国立銀行紙幣(新券)一円

国立銀行紙幣(新券)は、明治時代に日本で初めて製造された近代的な国産紙幣です。

一円札の表面右側に2人の水兵と遠くの灯台が緻密な凹版彫刻で描かれていることから、「水兵一円札」の名でも親しまれています。

富国強兵や海運立国を目指した明治初期の時代背景を反映しており、歴史的・美術的価値が非常に高いことで知られています。

古銭買取でも非常に価値が高く、状態が良ければ数十万円で売買されることもあり、状態が悪くても1万円以上の値がつくことがあります。


※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。


価値が判断しづらい古銭や旧紙幣は、年号・状態・希少性で査定額が変わるため、古いお札の買取可否を確認するのが安全です。

価値ある一円札をより高く売るポイント

大黒天の一円札など、一円札にも買取市場で高い価値のつくものがあります。

しかし、一円札などの古い紙幣は非常にデリケートです。

保管方法や査定前のちょっとした行動によって価値を下げてしまい、思わぬ損をしてしまう可能性もあります。

ここでは、価値ある一円札を少しでも高く売るために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

  1. 汚れがあっても自分で洗わない
  2. 湿気や直射日光を避けて保管する
  3. 鑑定書があれば紙幣と一緒に査定に出す

汚れがあっても自分で洗わない

一円札などの古銭買取では、保存状態の良い「美品」とされるものにより高い買取価格がつきやすいです。

しかし、古銭の保存状態とはあくまでも「製造時の状態を保てているかどうか」です。

汚れているからといって自分で洗浄しようとすると、かえってシワがついてしまったり破れてしまったりするリスクがあります。

このように状態を損ねてしまうと、せっかく高い価値を持っている紙幣であったとしても、買取価格を大きく下げてしまうことにも繋がります。

汚れがあっても自分では洗わず、まずはそのままの状態でバイセルにご相談ください。

湿気や直射日光を避けて保管する

紙幣は長く保管していると、湿気や太陽光、手垢や皮脂といった外的要因によって、虫食い・シミ・ヤケといった劣化を起こしてしまう可能性があります。

そのため古い紙幣を保管する際には、専用のコレクションホルダーに入れて保管するのがおすすめです。

また、保管場所を選ぶ際には、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所は避けるようにしましょう。

鑑定書があれば紙幣と一緒に査定に出す

一円札などの古い紙幣を古物商などから購入すると、「日本貨幣商協同組合」の鑑定書が付いている場合があります。

このような鑑定書が付いている紙幣の場合には、査定時に鑑定書も一緒に出すのがおすすめです。

鑑定書は、査定時にその古銭が本物であることを証明する助けになります。

また、鑑定書があることで買取市場での信用が増すため、より多くの需要を集めることが可能になるのです。

一円札を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

一円札を売るなら、東証プライム上場・テレビCMでおなじみのバイセルにお任せください。

バイセルは古銭を中心に日本全国で買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルは上場企業ならではの徹底したコンプライアンスと安心のサービス、日本全国対応・手数料無料の出張査定で、一円札などお持ちの古銭1点1点の価値をしっかり見極めます。

「価値がわからない」という場合にも、まずはバイセルの無料査定で価値をお確かめください。

バイセルなら仕分けや事前の準備は一切不要

遺品整理等で「大黒天その他の一円札が見つかった」という場合、他にも様々な種類の紙幣や大量の古銭が混ざっているかもしれません。

バイセル出張買取なら古銭の専門知識を持った査定士がご自宅まで伺い、その場で仕分けもさせていただきます。

古い紙幣は紙が弱くなっている場合もあるため、ケースやアルバムから取り出すと状態を損ねてしまう場合もあります。

他の紙幣や古い硬貨、記念硬貨などが混ざっている場合でも面倒な事前の仕分けは不要ですので、そのままの状態でお見せください。

バイセルの出張買取なら自宅から一歩も出ずに売れる

また、紙幣もアルバムごとだと重くなりますし、硬貨が多くある場合には買取店まで持ち運ぶのは大変かもしれません。

バイセルの出張買取なら、査定料や出張費といった手数料はすべて無料です。

ご自宅ですべて完結しますので、自宅から一歩も出る必要がありません。

査定士がご自宅まで伺い、お客様の目の前で1点ずつ査定いたしますので安心してご利用ください。

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一円札の買取に関してよくある質問

Q.

古い一円札は今でもお店で使えますか?

A.

はい。「大黒天」「武内宿禰」「二宮尊徳」の一円札は今でも使うことができます。ただし自動販売機やセルフレジの機械には対応していないため、有人レジで使用するか銀行の窓口で口座へ入金することをおすすめします。

Q.

二宮尊徳の一円札で番号がゾロ目のものを持っています。バイセルで売れますか?

A.

珍しい番号のお札はコレクターに人気がありますが、二宮尊徳の一円札は現在も法律上使用できる現行貨幣の扱いとなります。そのため、番号や状態によってはお買取が難しいケースもございますのであらかじめご了承ください。

Q.

汚れたり破れたりした一円札でも買取できますか?

A.

はい、状態によっては買取価格をお付けできない場合もありますが、基本的には査定可能です。希少価値の高い一円札であれば、状態が悪くても高価買取の対象となる可能性があります。

Q.

大量の古銭や遺品をまとめて査定してもらえますか?

A.

はい、まとめて査定いたします。一円札以外の古紙幣や記念硬貨なども仕分け不要です。バイセルの出張買取は各種手数料無料で日本全国対応可能です。ご自宅から一歩も出ることなくまとめてお売りいただけます。

Q.

大黒天の一円札をフリマアプリで売っても問題ありませんか?

A.

いいえ。旧壱円券(大黒天)など現在も有効な一円札は「現金」の扱いとなるため、フリマアプリ等では規約で出品が禁止されているケースが多いです。規約違反やトラブルを避けるためにも、古銭買取のバイセルのご相談ください。

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