【記念硬貨の換金方法】こんな場合は両替より買い取りがおすすめ!


記念硬貨は額面通りの価値を持つ通貨として、通常の硬貨と同様に使うことも可能ですが、お店によって使用できないなど、貨幣としての利便性は高くありません。
そのため、不要になった記念硬貨は換金して使いやすくしておくのがおすすめです。
記念硬貨の主な換金方法として、「両替」と「買い取り」のそれぞれの特徴や、使い分けについて解説します。
また、プレミアがつく記念硬貨の買取相場や、記念硬貨を換金する際に知っておきたいポイントも併せてご紹介します。
掲載品の買い取りに関するお知らせ
一部掲載品について、弊社規定により買い取りいたしかねるものがございます。
あらかじめご了承ください。
目次
記念硬貨の換金方法には銀行での両替と買取がある

記念硬貨とは、国家的な出来事を記念して発行される硬貨のことです。
日本の記念硬貨では、1964年(昭和39年)に発行された東京オリンピック記念硬貨や、1970年(昭和45年)に発行された日本万国博覧会記念硬貨などが有名です。
記念硬貨は貨幣として額面通りの価値があるものの、「自動販売機では使えない」「お店によっては使用を断られることがある」など、実際に使うには不便なことが多いです。
「かつて集めていたが不要になった」「コインコレクターだった父から受け継いだ」といった記念硬貨をお持ちの場合は、現行の流通貨幣に換金したほうが便利です。
主な記念硬貨の換金方法とされる「両替」と「買い取り」についてご紹介します。
記念硬貨を銀行などで両替する
記念硬貨は額面通りの価値が認められる貨幣なので、銀行などの金融機関の窓口で両替することができます。
ただし、銀行などでの両替は、額面通りの金額(記念硬貨に印字されている金額)で換金されます。
どんなに希少価値が高い記念硬貨でも、額面が「100円」であれば100円にしかならないため、場合によっては損をしてしまうかもしれません。
加えて、銀行や両替方法によっては両替の際に所定の手数料が発生するため、本来受け取れるべき額面を下回る可能性もあるでしょう。
また、記念硬貨はATMでの取り扱いが出来ない場合も多くありますので、その点にも注意が必要です。
なお、郵便局ではゆうちょ銀行関連商品の取り扱いがありますが、基本的に両替業務は行っていません。
利用者へのサービスとして店舗の判断で少額の両替をしてくれることはあるようですが、記念硬貨の両替は基本的にできないと思っておいた方が良いでしょう。
記念硬貨を買取業者に売る
記念硬貨を換金するもう1つの方法として、記念硬貨をはじめとしたコイン・お札の買い取りを行なっている業者を利用する方法があります。
買い取りであれば、額面通りに換金される金融機関での両替とは異なり、コレクションとしての人気・希少性・使われている素材の価値などを買取額に加味してくれます。
記念硬貨の種類によっては額面以上の価値がつく可能性もあるというのが、記念硬貨を買い取りに出す魅力でしょう。
また、記念硬貨以外にも昔の硬貨やお札を持っているという場合には、まとめて換金してもらうことができます。
古い硬貨やお札には現在流通しておらず、両替もできないものがありますので、そういったものも一緒に換金したいという場合には買取サービスを利用するのが良いでしょう。
両替と買取はどう使い分ければ良い?

記念硬貨の換金方法としての両替と買取は、どのように使い分ければ良いでしょうか。
基本的な判断方法としては、金融機関での両替は額面通りの金額で換金されますから、買取価格が額面を超えるような場合には買取を利用するのがおすすめです。
すなわち、コレクションとしての人気が高い・希少性がある・保存状態が良い・素材が金であるなどの特徴がある記念硬貨は、買取を検討するのが良いでしょう。
とはいえ、お持ちの記念硬貨にどれくらいの買取価格がつくものなのか、なかなか分かりませんよね。
そんなときには、まず試しにバイセルの無料査定をご利用ください。
古銭買取のバイセルなら、豊富な専門知識と買取経験を持った査定士が、記念硬貨1点1点を丁寧に拝見します。
バイセルの出張査定は手数料完全無料で全国への出張に対応しておりますので、ぜひお気軽にお試しください。

より詳しい情報を知りたい方はこちら
古銭買取をもっと見る
プレミアがつく記念硬貨の種類と買取相場

額面以上の価値がつく、所謂プレミアつきの記念硬貨を換金したい場合には、買取サービスを利用するのがおすすめでした。
では、具体的にどの種類の記念硬貨にプレミアがつきやすく、買取相場はどれくらいになるでしょうか。
古銭買取市場で高く買取されやすい種類には、記念硬貨の中でも金貨が多いです。
金貨は記念硬貨としての見た目にも美しく、また、素材の金自体に高い価値がつくため実物資産としての側面もあり、買取市場でも価値と需要が高くなっています。
古銭買取市場で高く買取されやすい記念硬貨の具体例としては、以下のようなものがあります。
- ・皇太子殿下御成婚記念硬貨 (5万円金貨)
- ・長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨(1万円金貨)
- ・2002FIFAワールドカップ記念硬貨(1万円金貨・4万円金貨)
- ・2005年日本国際博覧会記念硬貨(4万円金貨)
- ・東日本大震災復興事業記念硬貨(1万円金貨)
- ・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念硬貨(1万円金貨・千円銀貨)
これらの記念硬貨であれば、買取価格が額面を超える可能性も高いでしょう。
ただし買取相場は、素材である金や銀の相場の変動によっても左右されますので、一概に言うことは難しいものがあります そのほか、記念硬貨の買取相場やバイセルでの実際の買取例については以下のページが詳しくなっております。
実際の買取価格は記念硬貨保存状態などによっても左右されるため、買取相場はあくまで目安程度ではありますが、参考としてぜひご覧ください。
その他の記念硬貨の種類
上の表でご紹介したプレミアのつきやすい記念硬貨を含めて、日本ではこれまで38種類の記念硬貨が発行されています。
これまでに発行された日本の記念硬貨を一覧で確認しておきましょう。
記念硬貨の名称 | 発行年 |
---|---|
東京オリンピック記念硬貨 | 1964年 |
日本万国博覧会記念硬貨 | 1970年 |
札幌オリンピック記念硬貨 | 1972年 |
沖縄国際海洋博覧会記念硬貨 | 1975年 |
天皇陛下御在位50年記念硬貨 | 1976年 |
国際科学技術博覧会記念硬貨 | 1985年 |
内閣制度創始100周年記念硬貨 | 1985年 |
天皇陛下御在位60年記念硬貨 | 1986年 |
青函トンネル開通記念硬貨 | 1988年 |
瀬戸大橋開通記念硬貨 | 1988年 |
国際花と緑の博覧会記念硬貨 | 1990年 |
裁判所制度100周年記念硬貨 | 1990年 |
議会開設100周年記念硬貨 | 1990年 |
天皇陛下御即位記念硬貨 | 1990年 |
沖縄復帰20周年記念硬貨 | 1992年 |
皇太子殿下御成婚記念硬貨 | 1993年 |
関西国際空港開港記念硬貨 | 1994年 |
第12回アジア競技大会記念硬貨 | 1994年 |
長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨 | 1997年 |
天皇陛下御在位10年記念硬貨 | 1999年 |
2002FIFAワールドカップ記念硬貨 | 2002年 |
第5回アジア冬季競技大会記念硬貨 | 2003年 |
奄美群島復帰50周年記念硬貨 | 2003年 |
2005年日本国際博覧会記念硬貨 | 2004年 |
中部国際空港開港記念硬貨 | 2005年 |
国際連合加盟50周年記念硬貨 | 2006年 |
南極地域観測50周年記念硬貨 | 2007年 |
2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨 | 2007年 |
日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住 100周年記念硬貨 | 2008年 |
地方自治法施行60周年記念硬貨 | 2008年 |
天皇陛下御在位20年記念硬貨 | 2009年 |
第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念硬貨 | 2012年 |
新幹線鉄道開業50周年記念硬貨:1000円 | 2014年 |
新幹線鉄道開業50周年記念硬貨:東海道新幹線 | 2015年 |
東日本大震災復興事業記念硬貨 | 2015年 |
東京2020オリンピック競技大会記念硬貨千円銀貨幣 | 2015年 |
東京2020パラリンピック競技大会記念硬貨千円銀貨幣 | 2016年 |
第8回アジア冬季競技大会記念硬貨 | 2017年 |
記念硬貨を高く買取してもらうための注意点とは

プレミアのつく記念硬貨をより高く買取してもらうためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。
記念硬貨のプレミア価値を下げず、少しでも高く買取してもらうために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
- ・硬貨の保存状態を良く保っておく
- ・セット内容を揃えておく
- ・付属品は硬貨と一緒に査定に出す
硬貨の保存状態を良く保っておく
記念硬貨を含む、コレクションとなるようなコインの買取では、硬貨の保存状態は重要な査定ポイントになってきます。
傷やサビがついていたり、変形していたりするとコレクションとしての美しさが損なわれてしまうため、買取価格は下がってしまう場合があります。
保存状態の悪い記念硬貨にはコレクションとしての需要がつきにくく、状態が良ければプレミア価値のつく種類であっても、額面通りの価値になってしまうといったケースも考えられます。
記念硬貨のプレミア価値を高く保つためにも、保管の際には湿気の多い場所を避ける・ケースに入れて保管するなどの工夫をしましょう。
硬貨の保存状態を良く保っておく
記念硬貨のプレミア価値について考えるときには硬貨の保存状態は重要になってきます。
錆や傷がついていたり、変形していたりすると買取価格は下がってしまう場合があります。
保存状態の良くない記念硬貨は、額面通りの価値になってしまう可能性も高いでしょう。
記念硬貨のプレミア価値を高く保つためにも、保管の際には湿気の多い場所を避ける・ケースに入れて保管するなどの工夫をしましょう。
セット内容を揃えておく
記念硬貨が販売される際には、複数枚の硬貨がセットになっていることも多いです。
セットで販売された記念硬貨の場合には、セット内容がすべて揃っている場合の方がコレクションとしての需要が高まり、高く売れる可能性が上がります。
長く保管している間に紛失してしまって、「買い取りに出すときにセットが不完全になってしまっている」といったことのないように大切に保管しておきましょう。
付属品は硬貨と一緒に査定に出す
記念硬貨が販売されるときには、ケースや説明書といった付属品がついてきます。
これらの付属品もコレクションとして重要なアイテムであるため、ついている方が高く買取されやすいでしょう。
中でも、ケースが未開封である場合には特に希少価値が高いとされ、買取価格も高くなりやすい傾向があります。
記念硬貨買取なら古銭と貴金属の買取に強いバイセルへ

記念硬貨の価値を正確に見極める為には、コレクションとしての需要、素材である金や銀の価値などを総合的に判断する必要があります。
バイセルは、古銭や貴金属をはじめとした買取サービスを全国でご提供し、たくさんのリピーター様にご指名いただいて豊富な買取実績を積み上げてまいりました。
コインや貴金属などそれぞれの分野を得意とする査定士が在籍しているため、連携をとりながら記念硬貨のコレクションとしての側面、貴金属としての側面から価値を総合的に判断することができます。
バイセルの出張買取ならお電話1本、手数料完全無料で日本全国への出張に対応しております。
ぜひ1度お気軽にお試しください。

より詳しい情報を知りたい方はこちら
古銭買取をもっと見る