第12回アジア競技大会記念500円硬貨の買取相場と種類を解説

- 広島アジア大会の記念硬貨を売却したいです。いくらになりますか?
- 保存状態によって価格は異なります。一度拝見致しますのでお問い合わせください。
- 第12回アジア競技大会記念硬貨を数枚持っています。価値はありますか?
「第12回アジア競技大会記念500円硬貨」は、広島で開催されたアジア競技大会を記念して発行された記念硬貨です。
スポーツ競技をモチーフとした図案が採用された3種類が存在しており、保存状態によっては額面を超える買取価格にもなる場合もあります。
今回の記事では、第12回アジア競技大会記念500円硬貨の概要と特徴、そして買取相場を中心に解説していきます。
後半では記念硬貨を売るための、お店選びや買取価格を少しでも上げるためのコツをご紹介します。
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目次
「第12回アジア競技大会記念500円硬貨」とは

第12回アジア競技大会記念500円硬貨は、スポーツにちなんだ図案が描かれているのが特徴です。
コレクション用のプルーフ硬貨も同時に発行されたため、買取業者でも取り扱ってくれる記念硬貨でもあります。
まずは、第12回アジア競技大会記念500円硬貨の概要と種類を解説していきます。
広島で開催されたアジア競技大会を記念して発行された
1994年に広島で開催されたアジア競技大会を記念して発行された、第12回アジア競技大会記念500円硬貨は、別名「広島アジア大会500円白銅貨」とも呼ばれています。
銅とニッケルを素材としているため、50円・100円玉と同じような色合いが特徴です。
サイズの直径は26.5mmで、ちょうど500円玉と同じ大きさになっています。
ちなみにアジア競技大会とは、1951年からインドのニューデリーで第1回が開催され、以降も続くアジア地域の国々を中心とした競技大会です。
アジア大会とも呼ばれており、4年に一度、オリンピックイヤーの中間年に開催されています。
オリンピック大会では見られない、アジア独自の競技種目が行われた大会もあり、過去にはムエタイや囲碁などがありました。
1986年からは冬季大会も開催されるようになり、第5回は青森で、第8回は札幌で行われ、その際も記念硬貨が発行されています。
表面のデザインは3種類ある
第12回アジア競技大会記念500円硬貨は、スポーツに興じる人の様子を描いた、以下の3種類が発行されました。
- ・走る
- ・飛ぶ
- ・泳ぐ
発行枚数は各種類ごとに1000万枚、同時に3種類がセットになったプルーフ硬貨も販売されています。
ちなみにプルーフ硬貨とは、観賞用に特殊な加工が施されている硬貨です。
鏡のように表面は綺麗に磨かれ、模様がはっきりするよう圧印が2回打たれています。
裏面の図案は共通で、大会のシンボルマークと広島の県花である「紅葉」が描かれています。
「第12回アジア競技大会記念500円硬貨」の買取相場

第12回アジア競技大会記念500円硬貨の買取相場は、発行枚数が各種類1000万枚と大変多く希少性はほぼありません。
そのため額面を下回る価格帯となっています
プルーフ硬貨のセットは単品よりも評価されますが、状態の良し悪しによっては期待どおりの価格に至らない場合もあります。
記念硬貨の買取において、硬貨の状態は特に重要な評価ポイントになってきます。
硬貨を取り扱う業者の多くが、「未使用」「美品」「普通品」といった具合に、状態に応じたランク分けをしており、未使用状態の硬貨なら額面以上の買取価格になる場合もあります。
記念硬貨の売却なら「硬貨専門の買取業者」が最適

記念硬貨の売買にはじめて挑戦する方にとって悩ましいのが、お店選びです。
質屋やリサイクルショップなどでも硬貨の買取を受け付けているところもあるので、どこが良いのか判断に迷っている方も少なくないことでしょう。
安全にかつ、納得できる価格で売るなら「硬貨専門の買取業者」が最適です。
記念硬貨は日本だけでも数多くの種類が発行されているため、適切に価値を判別するには、幅広い専門知識と熟練の査定技術が必要不可欠といえます。

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優良な買取業者を選ぶためのコツ

硬貨専門をうたう買取業者であっても、規模や実績は大きく異なり、買取価格にも差が生じることも珍しくありません。
記念硬貨の売却にとってお店選びは重要ですので、選ぶ際は以下のポイントを押さえるよう心がけてください。
- ・実績豊富な業者か公式サイトを確認
- ・口コミの評価にも目を通しておく
- ・持ち込み以外の買取サービスを用意しているか
それぞれの詳細内容を参考に、ぜひ実践してみましょう。
実績豊富な業者か公式サイトを確認
買取業者を選ぶ際は、公式サイトに掲載されている「年間の買取実績件数」や「買取実績例」などの情報を確認しましょう。
硬貨を専門的に取り扱っている業者によっても、中には実績が少ないところもあり、業者によって買取価格も大きく変わってきます。
年間の買取実績数が数千・数万件を超えるような買取業者なら、実績が豊富なうえ、多くの利用者に支持されている証拠でもあるので、信頼して買取をお願いできます。
口コミの評価にも目を通しておく
公式サイトにはメリットや良い点など、買取業者が魅力的にうつる情報が多く記載されているため、口コミの評価も併せて目を通しておきたいところです。
口コミは、実際に買取サービスを利用した方の評価が書かれています。
公式サイトだけでは分からなかった、良い点・悪い点など正直な感想が書かれているため、買取業者を利用する前には非常に参考になる情報です。
ただ口コミの評価は主観的・感情的な内容もありますので、1件だけではなく数件は目を通して、総合的に判断するのが肝心です。
持ち込み以外の買取サービスを用意しているか
ニッチな業種であるため、都心に店舗を構えているケースが多く、わざわざお店まで硬貨を持っていくのも一苦労です。
そこで買取業者を選ぶ際は、持ち込み以外の買取サービスを用意しているかも確認しましょう。
例えば、査定士が自宅まで来てくれて、その場で硬貨の査定から買取まで行ってくれる「出張買取」は、おすすめな買取サービスです。
大手買取業者なら全国から申し込みを受け付けているので、住んでいる場所に捉われずに気軽に利用できます。
記念硬貨を売る前に知っておくべき3つのポイント

ご紹介した第12回アジア競技大会記念500円硬貨を含め、記念硬貨の買取では事前の準備によっても査定額に大きな違いが生じる場合があります。
額面を超える買取価格を目指す方は、これからご紹介する以下の3つのポイントはしっかりと押さえておきましょう。
- ・付属品も一緒に査定士にみてもらう
- ・早めに売りに出す
- ・複数の買取業者の査定額を比較する
それぞれ詳しくみていきましょう。
付属品も一緒に査定士にみてもらう
記念硬貨は種類によって、専用の箱・ケースが付属している場合があります。
査定においても付属品の有無は重要な評価ポイントとなっており、最終的な買取価格にも影響してきます。
記念硬貨の購入時に付いてきた箱・ケースは、忘れずに一緒に査定士にみてもらいましょう。
ちなみに第12回アジア競技大会記念500円硬貨の場合は、3種類がセットになったプルーフ硬貨に専用の箱、そして硬貨を保護するケースが付属しています。
早めに売りに出す
銅とニッケルが素材となっている白銅貨の第12回アジア競技大会記念500円硬貨は、時間の経過とともにサビ・変色など、品質が劣化する可能性が増していきます。
記念硬貨において、状態の良し悪しは査定額に大きく関わりますので、なるべく早めに売るに出すのが懸命な判断です。
白銅貨は銀・金のように、市場価値の変動がないため、売り時を見定める必要性もほとんどありません。
また変色やサビなどの目立つ汚れが付いていたとしても、自分自身で無理に磨くのはおすすめできません。
反対に品質が悪くなってしまい、記念硬貨としての価値を落としかねないためです。
複数の買取業者の査定額を比較する
「少しでも高額買取にしたい」とお考の方は、複数の買取業者を利用して、査定額を比較してみるのもおすすめです。
上記でもご紹介した通り、硬貨専門であったとしても、業者によっては査定方法・再販ルートなどが異なるため、同じ記念硬貨でも査定額には差が出てきます。
例えば、金貨の買取を強みとしている業者であれば、他社よりも高い価格で金貨を買い取ってくれます。
第12回アジア競技大会記念500円硬貨などの記念硬貨に関しても、業者によっては高く評価してくれる可能性もあります。
ただ公式サイト・口コミなどの情報では判断がつかないため、実際に査定してもらうのが確実な方法となってきます。
無料査定を行っている業者も多数ありますので、積極的にサービスを活用して賢く記念硬貨の買取を進めていきましょう。