寛永通宝の古寛永銭の価値と買取相場|見分け方や高額買取のポイントも解説

2026.07.03

古銭買取 コラム
寛永通宝の古寛永銭は種類が豊富

200年以上の間鋳造された寛永通宝は、発行された時代や製造場所によって数千以上ものバリエーションが存在します。

そのため、広く流通した通常品であれば買取価格は比較的落ち着いた相場になることが多いですが、中には思わぬ評価がつくものもあります 本記事では2種類の寛永通宝「古寛永」「新寛永」の種類・見分け方、価値と買取相場について解説し、高額買取してもらうためのポイントもご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

寛永通宝の発行背景

寛永通宝は、寛永13年(1636年)に製造開始され、幕末まで鋳造・流通していた通貨です。

「寛永銭」とも呼ばれています。

水戸の佐藤新助によって作られたと言われており、約240年の間、全国に設けられた銭座で鋳造が行われました。

おもに幕府所在の江戸、近江坂本の銭座で鋳造が行われ、そのほかには水戸藩、仙台藩、高田藩、岡藩でも鋳造されていました。

長期に渡り鋳造され、かつ鋳造地も全国各地に散在することから、ディティールに違いが見られ、これも古銭コレクターを魅了するポイントとなっています。

非常に数多くの種類が製造された寛永通宝は「古寛永」と「新寛永」の2種類に分類され、「古寛永」は寛永3年(1626年)から寛文8年(1668年)の間に、「新寛永」は1668年から鋳造が停止した明治元年までに製造された寛永通宝です。

古寛銭と新寛永の見分け方

寛永通宝は種類が非常に多く、それによって価値も大きく変動します。

手元の寛永通宝の価値を知るために、古寛永と新寛永の違いと併せて、額面の違いも解説します。

微小な違いで価値が跳ね上がるケースもあるため、正確な価値を知りたい場合は、プロの買取業者へ査定を依頼するのが確実です。

古寛永と新寛永の違い

寛永通宝は、鋳造年代によって江戸初期の「古寛永」と、それ以降の「新寛永」に大別され、価値の相場も異なります。

これらは文字の書体や材質で見分けることが可能です。

  1. 「寶」の字の形状(スとハの違い):

    表面の「寛永通寶」の「寶」の字に注目。下部(貝の足)がカタカナの「ス」のようにすぼまっていれば「古寛永」、「ハ」のように開いていれば「新寛永」です。

  2. 文字のハネ・ハライと裏面の文字:
    古寛永は太く力強い文字、新寛永は細く洗練された文字が多い傾向にあります。また、裏面に「文」「仙」「盛」などの文字(背字)があるものは新寛永の特徴で、希少価値が高くなりやすいです。
  3. 材質のバリエーション:
    主に銅製ですが、時代が下ると鉄製や真鍮製も登場しました。状態の良い銅銭や、特定の銭座(製造所)で作られた珍しい材質のものは高価買取が期待できます。

額面(一文銭と四文銭)の違い

寛永通宝は、裏面のデザインを見ることで、一文銭か四文銭かの額面を簡単に見分けることができます。

  1. 一文銭:裏面が無地
  2. 四文銭:裏面に波のような模様(21本または11本の線)があるもの

大量発行された通常の一文銭と四文銭は高い価値がつきづらいですが、波の形状や彫りの細かな違い(手替わり)、母銭などであれば思わぬ希少価値がつくことがあります。

判断の難しい寛永銭は古銭に詳しいバイセルへお任せ!

寛永通宝の汚れがひどくて文字が見づらい、あるいは細かく見分けるのが苦手という場合は、経験豊富なバイセルにお見せください。

古銭に詳しい人が見ないと正しく価値を見極められない場合もあります。

お持ちの寛永通宝は、バイセルの査定に出せば、古銭買取の知識のある査定士がすぐに詳しく価値・買取価格をお伝えします。

ご要望であれば、お電話1本で経験豊富な査定士がご自宅まで無料でお伺いいたしますので、ぜひお問い合わせください。

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古寛永銭の種類ごとの特徴

寛永通宝の中でも、古い時代に作られた古寛永は価値が高いとされる傾向にあります。

古寛永の種類ごとの特徴を解説しますので、自分で見分けたいという方は参考にしてみてください。

二水永(発行:寛永3年)

水戸の富商・佐藤新助が、水戸藩と幕府の許可を得て鋳造したのがこの二水泳です。

表面の「永」の文字は「二」と「水」を合わせたような文字になっており、「二水永」の名前の由来にもなっています。

寛永3年に鋳造されたことから、裏面に「三」の文字が刻まれています。

二水泳は、佐藤新助の没後に一度鋳造が中止されました。

二水永(発行:寛永13年)

二水永は、寛永13年に鋳造が再開されました。

江戸幕府によって銭座が設置された後、最初に鋳造された寛永銭です。

寛永13年銘の二水永は、裏面に「十三」の文字が刻まれています。

流通数も多く相場は低めですが、鋳造する際に使用された母銭であれば、価格は跳ね上がります。

浅草銭(発行:寛永13年)

浅草銭は、浅草橋場に銭座が設置されてから鋳造が始まった古寛永で、種類の多さから「志津磨百手」の別名もあります。

浅草銭の全体的な流通量は比較的多めですが、種類によって価値が異なります。

浅草銭は種類が多いことから、その書体の違いは古銭の知識がないと価値の判別が非常に難しいとされています。

水戸銭(発行:寛永12年)

水戸銭は、常陸水戸の銭座で鋳造が行われていた古寛永銭です。

浅草銭と同じく非常に種類が多く、ほとんどが低めの買取相場ですが、中には高額で取引が行われる種類も存在しています。

坂本銭(発行:寛永13年)

坂本銭は、寛永13年に近江国坂本で鋳造された古寛永です。

大きく「跳永」「不跳永」「正永」「正永高頭通」の4種に分類されています。

坂本銭は全体的に発行数が少なめなので、希少価値が見込めることがあります。


古寛永のそれぞれの特徴をご説明しましたが、詳しい人でないと価値を見逃してしまうこともあります。

寛永通宝のような古銭の買取実績が豊富なバイセルなら、お持ちの古銭の価値をしっかりと価格に反映いたします。

バイセルの古銭の買取実績は以下の古銭買取専用ページからご覧いただけます。

寛永通宝のレアな種類や価値については、以下のコラムでもご紹介しておりますので、参考にご覧ください。

古寛永銭の価値や買取価格の相場

寛永通宝の古寛永は非常に種類が多く、それぞれ買取相場も大きく異なります。

数百円程度のものから、中には数万円といった価格がつくケースもあります。

発行年数や書体の細かな違いで買取価格が左右されるので、注意が必要です。

二水泳は数十万円の高額買取も

古寛永の中でも、希少価値が見込める種類であれば高額買取となるものもあります。

特に「二水永」は最も評価が高く、数万円から種類によっては数十万円の高額買取となることもあります。

また、寛永通宝は庶民の間で流通していた古銭という性質上、状態が劣化してしまっていることが多いです。

そのため、鋳造の際に型としてのみ使用された「母銭」は貴重で価格も上昇します。

※上記は2025年11月時点の参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

寛永通宝は、時代や種類によって買取相場が大きく変動してしまう古銭です。

しっかりと価値を見極めてくれる買取業者に依頼するのも、満足いく買取にするための重要なポイントとなります。

お持ちの寛永通宝の価値が気になる方は、価値が見極められるバイセルまでお気軽にご相談ください。


価値が判断しづらい古銭や旧紙幣は、年号・状態・希少性で査定額が変わるため、古銭買取サービスの詳細を見るのが安全です。

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古寛永銭の買取前に押さえておきたいポイント

古寛永には多くの種類があり、種類によって査定のポイントが変わってきます。

また買取価格も10万円単位で変動することもあります。

古寛永は種類次第で高額買取も期待できるので、買取に出すなら一円でも高額で買い取ってもらいたいですよね。

「業者選び」「保存状態」の観点から、古寛永の高額買取のポイントを解説します。

古銭の査定では状態も買取価格に反映される

古寛永含め、古銭は保管方法や扱い方によって価値が大きく変わってしまいます。

庶民の通貨として親しまれた寛永通宝は、基本的に綺麗な状態で現存しているものが少ないため、状態の良好なものは希少で買取価格も高くなります。

また、古銭の多くは金属が素材となっているため、経年によるサビが発生した古銭も多く見られます。

加えて製造年代の古いものになればなるほど、ホコリや泥がこびりついているものも散見されます。

ただし、古銭は無理にきれいにしようとしないことを留意しておきましょう。

いくら状態が良いほど買取相場が高くなるとはいえ、自分で洗浄しようとすると逆に傷つけて価値を損なってしまうおそれがあるためです。

古寛永の高額買取のための買取業者選び

古寛永の価値を正確に見極めてもらうためには、古寛永の相場や製造年代、種類の判別ポイントについて知識を持っている業者を利用しましょう。

近年古銭を取り扱う買取業者の数は増加傾向にあり、買取価格の競争により買取相場も上昇しています。

また買取業者の多くは手数料無料で査定を行っていますので、複数の業者に買取査定を依頼して買取価格を比較検討してみるのも一つの手といえます。

バイセルでも査定料・キャンセル料・出張料を無料としておりますので、1つの目安の価格を知っておくためにも一度査定をご依頼いただくことをおすすめします。

寛永通宝の買取に関するよくある質問

Q.

汚れていたり錆びていたりする寛永通宝でも買取は可能ですか?

A.

はい、汚れや錆がある寛永通宝でも査定・買取は可能です。
古銭は無理に洗浄すると傷がつき、かえって価値を落とすリスクがあります。
バイセルでは鋳造年代(古寛永・新寛永)や書体の希少性(手替わり)といった本来の価値を正確に査定するため、そのままの状態でお見せください。

Q.

種類がわからない寛永通宝を大量にまとめて査定できますか?

A.

はい、種類が不明な古銭も大量にまとめて査定いたします。
寛永通宝には一文銭や四文銭、裏面の刻印(背字)など無数のバリエーションが存在します。
専門知識を持つバイセルの査定士が仕分けから価値の判別まで行うため、お客様自身で分類する手間の必要は一切ありません。

Q.

大量発行された寛永通宝でも本当に価値はつきますか?

A.

はい、種類や材質によっては高値がつく可能性があります。
流通量の多い寛永通宝ですが、文字のハネ・ハライの違い(手替わり)や、特定の銭座で作られた珍しい材質(真鍮銭など)であれば希少価値が高まります。
プロが見れば思わぬレア貨幣が混ざっているケースも多いです。

Q.

レプリカや偽物の可能性がある寛永通宝も査定できますか?

A.

はい、本物かどうかわからない状態でも無料で査定します。
寛永通宝には当時の密鋳品や後世の玩具など模造品が多く、素人目での真贋判定は極めて困難です。
バイセルでは古銭の知識が豊富なプロが細部まで見極めますので、真贋不明なものでも遠慮なく査定をご利用ください。

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