ロレックスの査定方法はどうなっている?おもな売り方や査定基準と高く売るコツを解説

2025.01.22

時計買取 コラム
ロレックスの査定方法はどうなっている?おもな売り方や査定基準と高く売るコツを解説

ロレックスは世界的に広く知られているスイスの高級腕時計ブランドです。

高級腕時計の代表格としてお馴染みで、時計買取市場でも高値で取引されるケースが非常に多くなっています。

では、ロレックスの買取においては、どのような査定基準で、どのような査定方法で買取金額が決定されているのでしょうか。

ロレックスの売却方法、査定基準、査定方法を解説するとともに、より高く売るためのコツを解説します。

買取業者の選び方や買取前の準備についてもご紹介しますので、お持ちのロレックスの売却を検討している方は参考にしてみてください。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックスを売るにはどんな方法がある?

ロレックスを売るにはどんな方法がある?

ロレックスの時計を売りたいと考えた時、考えられる方法には大きく分けて2つあります。

それぞれ見ていきましょう。

個人間の売買(フリマアプリ・ネットオークションなど)

近年、インターネットの普及とともにフリマアプリやインターネットオークションを利用した個人間取引が増加しています。

個人間取引のメリットとしては、誰でも手軽に始めることができ、自分の好きな価格で出品できる点が挙げられます。

ただし、出品するロレックスの価値を正しく理解していないと、相場よりも安い価格で売却してしまう可能性もあるため注意しましょう。

また、商品の状態や金銭面において買い手とトラブルが起こりやすい点はデメリットといえるでしょう。

トラブルの対応も自分でしなければならないため、大きなストレスとなってしまう場合もありそうです。

さらに、トラブルの観点から高額な商品はネットオークションやフリマアプリでは売れにくくなっている傾向もあります。

特にロレックスは数十万円からと高額な取引となる場合が多々ありますから、インターネットを使った個人間の取引には向かないと言えるかもしれません。

ブランド時計の買取店を利用する

もう一つは、ブランド時計を扱う買取店を利用して売却する方法です。

ブランド時計を専門に扱う業者であれば、豊富な知識を持ったプロの査定士が査定を行ない、お持ちのロレックスの価値をしっかりと見極めてくれるはずです。

信頼できる業者を選べば、その時々の買取相場に沿った価格で売却できるでしょう。

プロに任せられるため、高級時計の売却が初めてだという人でも安心して利用できます。


バイセルでは、ロレックスの買取を行っています。

バイセルのロレックス買取について詳しくは以下のページをご覧ください。

ロレックスの買取における主な査定ポイントとは

ロレックスの買取における主な査定ポイントとは

同じロレックスの時計でも、ものによって実際の買取価格にはかなり大きな幅があります。

では、買取価格はどのように決まってくるのでしょうか。

ロレックスの買取価格を左右する主な査定ポイントをご紹介します。

製造年

ロレックスの査定ポイント1つ目は、製造された年です。

ロレックスを含むブランド時計の買取では、一般的に新しいモデルの方が高く買い取ってもらいやすい傾向にあります。

反対に、すでに後継モデルが発売されている古い時計の場合には、新しいものに比べて買取価格は低くなりやすいでしょう。

しかし例外として、1970年代以前に製造されたものはアンティークとしての価値が高く、状態が良ければ販売当時の価格よりも高く売却できる可能性もあります。

ロレックスの製造年は本体に刻印された製造番号や保証書で判別できたのですが、2010年以降は製造番号がランダムとなり、本体の刻印だけでは製造年を判別できなくなりました。

正確に査定してもらうためにも、購入時の保証書は買取の際にも用意しておくようにしましょう。

時計の保存状態(メンテナンス状況)

ロレックスを含むブランド時計の査定において、買取価格を大きく左右するのが時計の保存状態です。

傷や劣化が見られず、購入時の状態に近いほど査定金額が高くなりやすい傾向があります。

具体的にどのようなポイントが見られるのかを以下で見ていきましょう。

傷や欠けがないか

ケース・ラグ・ベゼル・風防・ブレスレットなどにについた傷や欠けは重要な査定ポイントです。

細かな傷なら研磨で取り除くこともできますが、大きな傷や欠けがあると買取価格は下がってしまうことが多いです。

色褪せ・シミ・錆び

ロレックスでは耐蝕性に優れた素材を使ってはいますが、長年使用しているとベゼルなどが色褪せを起こしている場合があります。

また、水や湿気が何らかの理由で内部へ入ってしまうと、文字盤にシミや錆びが出来ることがあります。

これらのダメージは査定金額にも大きく影響してしまいます。

エッジが立っているか

長年の使用や研磨などによって、ラグ・ケースサイド・ブレスレットなどの角が丸くなってしまうことがあります。

これもロレックスの査定では買取価格が下がってしまうポイントになります。

時計内部の状態

時計内部の機構に故障や劣化が見られないかどうかも、大きな査定ポイントです。

故障していて動かないという場合は分かりやすいですが、機械式時計のオイルが劣化している、クォーツ時計の電池が液漏れしているなども査定金額が下がる原因となってしまいます。

このような観点から、定期的なオーバーホールや電池交換などのメンテナンス状況も、査定の際には重要な判断材料となります。

使われている金属の価値(金やプラチナの相場)

ロレックスには希少価値の高い金やプラチナなどの素材で作られている時計も多いですが、このような場合には素材である貴金属の価値も買取価格に大きく影響します。

金やプラチナの相場は日々変動しているため、動向をチェックしておくことでより高く売却できるタイミングが見えてくるでしょう。

また、ロレックスや、素材である金・プラチナは世界的に取引されているため、円換算したときの買取価格という観点では為替相場も大きく関わってきます。

付属品の有無

時計の箱・保証書・余りコマなど、時計購入時の付属品が揃っているかどうかも、査定金額に影響するポイントです。

箱や付属品があれば1,000円~20,000円ほど、保証書があれば平均10,000円~50,000円ほど買取価格がアップする傾向があります。

ロレックスの需要は高く、付属品がなくても買取してもらうことは出来ますが、より高く売るには付属品を大切に保管しておきましょう。

ロレックスの保証書

ロレックスの現行モデルの保証書は、緑のカードタイプのものになっています。

モデル番号、製造番号、出荷国や販売された日付が記録されています。

ロレックスの箱

現行モデルではコーポレートカラーの緑の内箱と、ベージュの外箱のセットになっています。

年代によって色が異なったり、模様が異なったりしている場合があります。

パスケース・クロノメータータグなど

場合によって、パスケース・クロノメータータグといったおまけの品が付属している場合があります。

カラーはやはり緑です。

これらは必須な付属品というわけではありませんが、付いていると買取価格アップにつながる可能性があります。

市場のトレンドやニーズ

時計買取市場における、その時々のトレンドやブームによっても買取価格は大きく変わることがあります。

例えば、過去には人気有名人がロレックスを身に着けていたことで若い世代の間でブームが広がり、買取相場に影響を及ぼしたことがありました。

こういったトレンドによって需要が高まると、やはりその時計の買取価格は高くなりやすいです。

買取店の査定士は査定ポイントをどんな風にチェックする?

買取店の査定士は査定ポイントをどんな風にチェックする?

ロレックスなどのブランド時計に詳しい査定士は、時計を手に取ったときに感じられる第一印象を大切にするといいます。

具体的には、重量感、本体とブレスレットの重量バランス、ブレスレットのしなり具合、表面の質感、エッジの立ち具合、デザインバランスなどです。

数多くの時計を査定してきたからこその感覚を働かせていると言えるでしょう。

そこから傷の有無や内部機構のコンディション、リューズの操作に不具合がないかなどがチェックされます。

そしてルーペを使って、文字盤や針のコンディションを確認します。

そのうえで本部の専門部署とも連携し、提示する査定金額を慎重に決定していきます。

ロレックスをより高く売るための注意点

ロレックスをより高く売るための注意点

ロレックスは非常に価値ある時計ですから、買取に出すなら少しでも高く買取してもらいたいですよね。

ここでは、ロレックスをより高く売るために知っておきたい注意点をご紹介します。

  1. 保存状態を良く保っておく
  2. 付属品を揃えておく
  3. 売り時を逃さない
  4. 複数業者の査定金額を比較する
  5. 買取キャンペーンを利用する

保存状態を良く保っておく

ロレックスに限らず、高級腕時計の買取において保存状態は買取価格を大きく左右するポイントの1つです。

風防・ケース・ラグ・ベゼル・ブレスレットなどに大きな傷があると、時計内部のムーブメントに不具合があるなどすると買取価格は下がってしまうでしょう。

正規販売店で購入した場合に利用できるアフターサービスなどを利用して、定期的にメンテナンスをしておきましょう。

また、傷を防ぐためには、

  1. 机などの硬い場所に置くときはハンカチを下敷きにする
  2. 作業するときには腕時計を外す
  3. 腕時計を袖の中に隠す
  4. 他の腕時計と接触しないように箱に入れて保管する

といった対策が有効です。

付属品を揃えておく

箱や保証書などの付属品があるかどうかも重要な査定ポイントでした。

これらの付属品は本物のロレックスである証明になってくれますし、時計コレクターにとっては重要なコレクションの一部です。

付いている方が買取市場での需要が増すため、高く買取されやすくなります。

箱・保証書に加えて説明書、余りコマ、パスケース、クロノメータータグ、オーバーホール証明書なども含めて大切に保管しておきましょう。

売り時を逃さない

ロレックスを含むブランド時計の買取では、年式が新しいものの方が高く買取されやすい傾向がありました。

また、定価が上がった時(それにつれて買取市場でも価格が上がることがある)、当該モデルの生産が終了したとき(希少性が出る)、金・プラチナ相場が上がっているとき、円安の時などは買取価格上昇の可能性があります。

こういった売り時を逃さないというのも、より高く売るためには1つのポイントです。

複数業者の査定金額を比較する

同じロレックスの時計であっても、実際の買取金額には業者によって多少の差が出ることがあります。

そのため、少しでも高く売るには、複数の買取業者の査定を見比べてみることも有効です。

複数の買取業者を比較することでおおよその相場も分かるため、ブランド時計の売却が初めての人でも安心して買い取ってもらえるでしょう。

ただし、その際に余計な費用をかけてしまっては元も子もありません。

査定料やキャンセル料などの各種手数料を無料にしている買取業者を選びましょう。

買取キャンペーンを利用する

買取業者によって、期間限定のお得なキャンペーンを行なっていることがあります。

通常時よりも買取価格が上乗せされるなどのキャンペーンがあれば、より高く売ることができる可能性があります。

いつ行われるかを予測するのは難しいですが、売ろうと思ったタイミングでキャンペーンをやっているようなら、試しに利用してみても良いかもしれません。

ロレックスの時計を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

ロレックスの時計を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

ロレックスの適性な価値を判断するためには、製造年、保存状態、貴金属の価値、付属品の有無、市場のトレンドなどの様々な査定ポイントを正確に見極める必要があります。

これは、ブランド時計の買取実績が豊富な買取業者でなければできないプロの仕事です。

そのため、ロレックスを安心して売るためには、買取業者選びが重要になってきます。

バイセルはロレックスの腕時計の買取実績が豊富

大切なロレックスを安心して売りたいなら、バイセルにご相談ください。

バイセルは日本全国で時計などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、ロレックス1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。

また、本部の専門部署によるアフターフォローの実施など、バイセルはお客様の安心にこだわっております。

ぜひ1度お試しください。

バイセルの選べる買取方法

バイセルでは、出張買取宅配買取店頭買取の3つの買取方法から選択いただけます。

  1. 出張買取:査定士がご自宅へ直接伺って査定・買取する方法
  2. 宅配買取:無料の宅配キットでお品物をお送りいただき、査定・買取する方法
  3. 店頭買取:プライバシーに配慮した店頭の個室で査定・買取する方法

バイセルの出張買取はお電話1本で、離島を除く日本全国どこへでも伺います。

忙しい方でも自宅にいながら簡単にご利用いただけます。

バイセルの宅配買取は、バイセルの営業時間に合わせていただく必要がありません。

「店頭に行く時間がない」「自宅に人が来るのは不安」という方も安心してご利用いただけます。

バイセルの店舗はすべて駅から徒歩圏内にあり、予約なしでもご利用いただけます。

お出かけのついでにちょっと相談したい、という方にもおすすめなのがバイセルの店頭買取です。

バイセルは各種手数料無料

バイセルでは、査定料・キャンセル料・出張買取の出張費・宅配買取の送料といった各種手数料を無料にしています。

「価値がどれくらいか聞いてみたい」「真贋を確かめてみたい」といった場合も手数料はかかりませんので、安心してご利用いただけます。

ぜひ1度お気軽にお試しください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

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ロレックスを買取に出す前に準備しておくことはある?

ロレックスを買取に出す前に準備しておくことはある?

実際にお持ちのロレックスを買取に出す際、事前にしておく準備などはあるでしょうか。

時計の状態をチェックしておく

まずは時計の状態をチェックするとともに、簡単なクリーニングをしておくと良いでしょう。

専用のクロスやエアダスターで表面のホコリを払ったり、汚れを拭き取ったりしておきましょう。

ただし、研磨剤入りのクロスを使ったり、防水機能のないモデルの水洗いをすると時計の状態を損ねる結果にもなりますので注意しましょう。

付属品を用意しておく

付属品はロレックスの買取において重要な査定ポイントでした。

ご自宅にロレックスの付属品があれば、すべて揃えて用意しておいてください。

お持ちのモデルの付属品にはどんなものがあるかを調べ、抜け漏れがないかチェックしておきましょう。

おおよその相場を調べておく

信頼できる買取業者を選べば相場から大きく外れた買取金額を提示される心配はありませんが、念のためにおおよその相場を調べておくと安心できるかもしれません。

ただし、実際の買取では時計の状態や付属品の有無などによって査定金額は大きく変動します。

買取業者のホームページ等に載っている買取相場は「未使用品など特に状態が良いもの」の相場である場合が多い点は押さえておきましょう。

ロレックスの売却と税金の基礎知識

ロレックスの売却と税金の基礎知識

ロレックスを売却すると、多くは高額での取引となるため、税金がかかるのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。

通常、時計は実用性があるものとして、法律上は日常生活に必要な「生活用動産」に分類されます。

この生活用動産の売却は課税対象にはなりません。

ただし、例外として課税対象になるケースもあります。

宝石や貴金属が使われている時計の場合

国税庁のホームページによると「ただし、貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個または1組の価額が30万円を超えるものの譲渡による所得」は課税対象になるとあります。

ロレックスの時計の中でも、貴金属や宝石が使われているものの場合、生活用動産ではなく「貴金属や宝石」という扱いになる場合があります。

このとき、買取価格が30万円を超えていると課税対象になることがあります。

ロレックスの売買を継続的に行なっている場合

ロレックスの売買を継続的に行って利益を得ている場合も、課税対象になる場合があります。

事業として行っている場合はもちろん、「ビジネスとしての届出はしていないが、個人で継続的に転売などをして利益を出している」という場合にも税金がかかってくることがありますので注意しましょう。


そのほか、ブランド時計・ブランド品の買取と税金・確定申告について詳しくは以下の記事をご参照ください。