ロレックスは転売できる?転売をおすすめしない理由やペナルティリスクなどを解説

2024.03.04

時計買取 コラム
ロレックスは転売できる?転売をおすすめしない理由やペナルティリスクなどを解説

ロレックスの転売にはペナルティリスクがあるため、安易な売却はおすすめできません。

ロレックスを売却して現金に換えたいという方は、本記事で解説する転売のリスクについて理解を深め、慎重な判断を行なうことをおすすめします。

転売よりも低リスクで現金化できる買い取りについても解説しているため、不要なロレックスの処分に困っている方はぜひ参考にしてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックスの転売とは

 ロレックスの転売とは

ロレックスの転売とは、正規店や代理店などで購入したロレックスを他者へ売り渡すことをいい、いわゆる「また売り」のことです。

上記の意味では、自分で購入したロレックスが不要になった際に友人や知人に売ると転売にあたりますが、ロレックスを転売すること自体に違法性はありません。

そのため、不要になったロレックスを誰かに売ったとしても、法的な問題に発展する可能性はないといえます。

ただし、転売目的で購入した品物で継続的な転売を行なうと、売却で得た利益に税金が発生するだけでなく、販売に関する許可を受ける必要が出てきます。

これらの必要な手続きを無視してロレックスの転売を行なってしまうと、法的な罰則が科せられるため注意が必要です。

ロレックスは幅広い世代から人気で需要が高いため、なかには投資目的で購入し、お金を稼ぐために転売をしたいと考える方もいるかもしれません。

お金を稼ぐ目的の転売と、一時的な転売とでは、同じ転売でも異なるリスクがあることを知っておきましょう。

ここからは、お金を稼ぐ目的のロレックスの転売について解説していきます。

ロレックス転売がおすすめできない理由

お金を稼ぐ、儲けるといった目的でのロレックス転売は、以下の理由からおすすめできません。

  1. 仕入れが難しい
  2. 転売防止策がとられている
  3. 古物商許可が必要となる可能性が高い
  4. 安定性が低い

仕入れが難しい

ロレックスは人気モデルであるほど高く売れますが、転売で効率良く稼ぐには、売れるモデル(人気モデル)を定期的に仕入れる必要があります。

仕入れ先として最も一般的な正規店では、人気モデルの在庫を問い合わせるとほとんどの場合「在庫切れ」と回答されるため、仕入れ自体が難しい傾向にあります。

運良く人気モデルを入手して転売できたとしても、継続して稼ぎ続けるには高いハードルがあるでしょう。

転売防止策がとられている

日本国内のロレックスでは、転売防止策として2019年11月より以下の購入制限が実施されるようになりました。

  1. 対象となる同一モデルの再購入制限(5年間)
  2. 購入後の他モデルの購入制限(1年間)
  3. 購入時に顔写真付きの身分証明書の提示

<購入制限のあるモデル>

  1. デイトナ 116500LN
  2. サブマリーナ 124060
  3. サブマリーナ デイト 126610LN/126610LV
  4. エクスプローラーI 214270
  5. エクスプローラーII 216570
  6. シードゥエラー 12660
  7. ディープシー 126660
  8. GMTマスターII 126710BLNR/126710BLRO/126720VTNR など

<購入制限のないモデル>

  1. ミルガウス
  2. デイトジャスト
  3. オイスターパーペチュアル
  4. スカイドゥエラー など

どうしても手に入れたいモデルがある場合は、友人や知人に協力してもらい、購入する抜け道もあります。

ただし、継続的に稼ぐ目的となると、他者に協力を依頼するのにも限界があるでしょう。

購入制限の実施により、ロレックスを転売するハードルが今まで以上に引き上げられたことはいうまでもありません。

古物商許可が必要となる可能性が高い

転売目的で購入した品物を売ってお金を稼ぐ場合、盗品の売買防止の理由により都道府県公安委員会から古物商許可を受ける必要があります。

ロレックスの転売も例外ではなく、購入価格と売却価格の差額で利益を得ようと考えている場合は、ロレックスを購入する段階から古物商許可を受けていなければなりません。

古物商許可を受けずに許可が必要な転売行為を行なった場合は、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があるため注意が必要です。

安定性が低い

需要の高いロレックスですが、腕時計市場ではトレンドや流通量が日々変動しているため、常に売れるとは限りません。

また、海外からの輸入品であるロレックスは為替の影響も受けるため、時期によっては価格変動のリスクがあります。

ときには購入価格を大幅に下回る相場となって、在庫を抱えなければならないケースもあり、収益が安定しにくいでしょう。

ロレックス転売によるペナルティがある

 ロレックス転売によるペナルティがある

先述したように、ロレックスの転売は友人や知人への転売も考えられるため、それ自体が違法となることはありません。

しかし、ロレックスにはシリアルナンバーがあり、メンテナンス時などに正規店側で転売かどうかの調査や把握が可能です。

一人の購入者へわたったロレックスが複数の客から正規メンテナンスに出された場合、当初の購入者が転売を繰り返した事実が発覚するかもしれません。

こうした顧客情報が正規店で共有されると、次回購入時に販売を断られてしまう可能性があります。

ロレックス転売よりも買い取りを!適切なタイミングとは

ロレックスの転売のリスクを回避して、より安全に現金化したい場合、買い取りへ出すことをおすすめします。

買い取りであれば販売の手間や労力をかけずに、確実に現金化することが可能です。

買取業者にはリサイクルショップやブランド専門店などさまざまな業者がありますが、ロレックスを売りたいときはロレックスの買取実績が豊富な業者を選びましょう。

以下では、ロレックスを少しでも高く売るために、買い取りへ出すのに適した4つのタイミングを解説します。

円安

輸入品の販売価格は為替レートの影響を受け、円高になると低価格となり、円安になると高価格になります。

輸入品であるロレックスも例外ではないため、円安で販売価格が上がるタイミングを狙って、査定へ出すようにしましょう。

生産終了

高価買取を期待できるのは、希少性が高い生産終了したモデルです。

まもなく生産終了を迎えるようなモデルは生産終了前に売るよりも、生産が終了するタイミングを待ってから売却するとより高値での売却を期待できます。

ロレックスの公式発表やロレックスの情報を発信しているサイトの情報をチェックし、売りどきを逃さないようにしましょう。

販売価格の値上げ

定価販売価格が値上げされると中古市場における販売価格も値上がり、買取価格が上昇します。

ロレックスでは2023年1月に価格改定があり、ほとんどのモデルで約2~3%の値上げが実施されました。

近年は厳しい世界情勢により、さまざまな業界で小売の末端価格が値上げされているため、今後の動向に注目しましょう。

話題性アップ

メディアやSNSなどで取り上げられ、一時的に話題性がアップしたモデルは、価値が高まる場合があります。

ロレックスは購入制限により新品の流通量に限りがあるため、話題性のあるモデルは短期間で急激な価格高騰が起こり、プレミア価格が付くことは珍しくありません。

話題性が高まったときに素早く売却できるように、保証書やギャランティカード、その他付属品をそろえ、いつでも査定に出せるよう準備しておきましょう。

不要なロレックス時計を売るときにはバイセルにご相談を

不要になった、遺品整理で出てきたといった理由で使わないロレックス時計を手放すときは、ロレックスの買取実績が豊富なバイセルへご相談ください。

バイセルでは出張料や査定料などの各種手数料が無料で、査定後のキャンセルにも費用はかかりません。

店頭買取や出張買取はもちろん、宅配買取の際の送料や宅配キットもすべて無料のため、近隣に店舗がない方も気軽にご利用いただけます。

おわりに

ロレックスを転売すること自体に違法性はないものの、お金を稼ぐ目的の転売にはペナルティやリスクがともないます。

不要なロレックスを安全かつ確実に現金化するなら、高く売れるタイミングで買い取りへ出してみてはいかがでしょうか。

バイセルでは、査定経験豊富な熟練の査定士がロレックスの価値を正しく見極めます。

状態が悪いものでも処分してしまわず、ぜひ一度バイセルの無料査定をご利用ください。