ロレックス クォーツ時計とは?電池式時計の特徴やメリット、人気モデルを紹介

2024.04.09

時計買取 コラム
ロレックス クォーツ時計とは?電池式時計の特徴やメリット、人気モデルを紹介

自動巻き式時計が有名なロレックスですが、クォーツ時計を生産していた時期があります。

限られた期間のみ生産されていたことから、希少性が高く、ロレックスのクォーツ時計はファンからの注目度も高い腕時計です。

本記事では、ロレックスのクォーツ時計の歴史や種類などを解説します。

購入時のポイントも詳しく解説しているので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

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ロレックスのクォーツ時計の特徴と歴史

クォーツ時計とは水晶の性質を活かした電池式時計のことで、1969年に日本の時計ブランド「セイコー」が腕時計として世界で初めて製品化しました。

セイコーは、特許権利化したクォーツ時計の技術を秘匿せず公開したことで、世界中の工場でクォーツ時計が生産され、瞬く間に普及します。

その結果、それまで主流だった自動巻き式時計に変わる腕時計として、多くの人に使われるようになったのです。

こうした時代の流れを受け、自動巻き式時計のトップメーカーであるロレックスでもクォーツ時計の開発が始まります。

1970年頃には、ロレックス初のクォーツ腕時計となる「ベータクォーツ」が限定的に発売されました。

その後、「オイスタークォーツ」や「チェリーニ」といったクォーツ時計が発売され、2000年頃まで製造されていたのです。

ロレックスのクォーツ時計におけるメリット・デメリット

クォーツ時計は自動巻き式時計よりも精度が高く、時刻のブレが少ないため、正確な時刻を刻めます。

耐久性が高いこともあり、腕から落ちてしまった場合でも、自動巻き式時計より破損する可能性が低いです。

実用性が高く、日常使いしやすい性能を誇っていることが、ロレックスのクォーツ時計のメリットに挙げられます。

一方、ロレックスのクォーツ時計のデメリットは、クォーツ時計の特性上、内蔵された電子回路の寿命が短いことです。

電子回路の寿命は約10年といわれており、クォーツ時計の電子回路は故障すると修理できません。

電子回路をまるごと交換するしか対処方法がないため、状況によっては新しく買い直す必要が出る可能性があります。

ロレックスのクォーツ時計における3つの種類

 ロレックスのクォーツ時計における3つの種類

代表的なロレックスのクォーツ時計には、「ベータクォーツ」「オイスタークォーツ」「オイスタークォーツ デイデイト」の3種類があります。

そこで、これらのクォーツ時計の特徴を解説します。

ベータクォーツ

ベータクォーツは、1970年代初めにロレックスが初めて販売したクォーツ時計です。

スイス製のクォーツムーブメント「ベータ21」を搭載し、ケースにはロレックスで初となるサファイアガラスを採用するなど、ロレックスにとって革新的なモデルとなりました。

ベータクォーツの特徴は、量産モデルとして生産されたものではなく、試験的なモデルであったことです。

ベータクォーツは1,000本しか発売されていないといわれ、販売価格が高額なこともあり、当時でも入手が難しい時計でした。

現在では実物を見ることすら難しいモデルといわれるほど、ベータクォーツの希少性は大きく上昇しています。

オイスタークォーツ

ベータクォーツの生産終了後、ロレックスのクォーツ時計の後継モデルとして1977年に発売されたのがオイスタークォーツです。

ベータクォーツとは違い、オイスタークォーツには、ロレックスが開発した自社製のクォーツムーブメントを搭載しています。

使用されているケース素材や文字盤のカラーなどが豊富なこともあり、男女問わず多くの方から人気を集めました。

また、オイスタークォーツのオイスターは「防水性」を示しており、クォーツ時計のメリットである耐久性を高めていることも特徴の一つです。

ダイアルの小窓には日付を表示するなど、日々の生活のなかで扱いやすいデザインに仕上がっています。

オイスタークォーツ デイデイト

オイスタークォーツには、「デイトジャスト」「デイデイト」「チェリーニ」の3つのタイプがあります。

なかでも、デイデイトはロレックスの最高峰モデルとして販売されており、ケースやベルトにゴールドが用いられるなど、贅沢な仕上がりなのが特徴です。

当時のクォーツ時計は自動巻き式時計よりも高価だったこともあり、その高級感が際立つモデルでした。

また、デイデイトはオイスタークォーツの高い性能や耐久性などがベースになっています。

装飾のために性能を削ったり抑えたりしていません。

見た目の華やかさだけでなく、実用的な機能もきちんと備えており、日常のなかで使いにくいと感じることはないでしょう。

ロレックスのクォーツ時計を買うときのポイント

 ロレックスのクォーツ時計を買うときのポイント

ロレックスのクォーツ時計は、2000年頃まで生産されていましたが、現在はすべてのモデルが生産を終えています。

オイスタークォーツなどを購入する場合は中古市場での購入がメインとなり、新品を購入するのはとても難しいでしょう。

最新モデルであっても発売から20年以上経過しており、メーカーによる動作保証が切れている場合がほとんどです。

したがって、購入前に必ず商品のコンディション確認を行ないましょう。

正確に動作することはもちろん、ボディやベルトの傷の状態などをチェックし、安心して身に付けられる腕時計を見つけることが大切です。

さらに、クォーツ時計は修理できないことも多いため、店舗が実施している検査体制や修復内容も確認しましょう。

厳しく状態確認をしている店舗ほど商品説明の信ぴょう性が増すため、実物が見られない状況でも安心して購入できます。

確実に本物のクォーツ時計を購入するためにも、ロレックス専門店など信頼できる店舗で購入してください。

ロレックスのクォーツ時計における売却方法

ロレックスのクォーツ時計は、全モデル生産が終了しているため、ロレックスのなかでも希少性がとても高いアイテムです。

一方で、クォーツ時計は電子回路の寿命による故障は避けられず、自動巻き式時計よりも故障しやすくなっています。

故障によって動かなくなると買取価格が下がることもあり、不要なロレックスのクォーツ時計がある場合は早めに査定に出すのが理想です。

バイセルでは、着物や腕時計など幅広いアイテムの買い取りを行なっています。

ロレックスの買取実績も豊富にあり、専門知識を学んだ査定士が丁寧に査定するため、希少性や動作状況などを踏まえた適切な査定額をお客さまへご提示可能です。

また、バイセルの買い取りでは、「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つの方法を用意しています。

お客さまのご都合に合わせて自由に選んでいただけるため、近くに店舗がない方も安心して利用可能です。

ロレックスのクォーツ時計の価値をきちんと見極められるところで売却したいとお考えの方は、ぜひバイセルへご相談ください。

おわりに

ロレックスのクォーツ時計は、約30年間だけ生産された珍しいモデルです。

希少性の高さから人気の高いモデルが多いのですが、現在は中古市場でしか購入できないため、不良品などを購入してしまうリスクがあります。

したがって、ロレックスのクォーツ時計を購入する場合は、現物の状態を入念にチェックし、信頼できるお店で購入しましょう。

また、クォーツ時計は故障しても修理できないことも多いため、不要なロレックスのクォーツ時計をお持ちの方は、故障する前に売却しなければいけません。

バイセルでは、お客さまの予定に合わせて利用できる3種類の買取方法を用意しており、状態や市場価値を踏まえた価格で売却可能です。

査定後でも無料でキャンセルもできるので、不要なロレックスのクォーツ時計をお持ちの方は、ぜひバイセルの買取サービスをご利用ください。