ロレックスの年代ごとの箱の種類は?箱だけでも買取に出せるの?
2023.05.23
コラム
ロレックスを購入すると付いてくる箱は、年代ごとにデザインが異なります。
現在は鮮やかなグリーンの箱ですが、過去にはタツノオトシゴ柄や花柄刺繍などの珍しいデザインの箱がありました。
過去に提供されていた箱は現在では入手が難しく、購入当時のまま保管している人はいるのではないでしょうか。
本記事ではロレックスの年代ごとの箱の種類と、箱のみでの査定はできるのかをご紹介します。
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ロレックスの年代ごとの箱の種類

ロレックスの箱は年代ごとにデザインが異なり、特定の年代の箱はコレクターから根強い人気を集めています。
2000年以降の箱は統一感のあるデザインが特徴です。
多くの年代の箱には、ギャランティカードや操作方法や規約が書かれた冊子類をしまえるスペース、王冠のロゴマーク、緑色のタグ、白色のタグがあります。
モデルによっては付属されない場合があります。
ここでは年代別の箱の種類を簡単にご紹介します。
2000年以前の箱
ロレックスの箱は年式が古くなるほど種類が豊富です。
2000年以前の箱には現在では見かけないデザインが多数あります。
・クレーター柄…メンズモデル用の箱
・パール柄…レディースモデルの箱
・世界地図とコンパス柄…内箱の外側が革素材、ゴールドモデルなどの高級ライン用の箱
・コンピューター柄…一部のメンズモデルに付属している箱
・クリスタル鉱石柄…年代の古いドレスウォッチに使われることが多い、茶色の内箱
・タツノオトシゴ柄…オイスターパーペチュアルデイトやデイトジャストの一部モデル、レディースモデルを中心についてきた箱
・花柄刺繍…表面に花柄刺繍がされている、ロレックスの箱の中でも希少性が高い
・海藻柄…外側は海藻柄、内箱は赤一色
・砂浜&貝殻柄…ステンレススチールのモデルに使われていた
・チェリーニプリンス…時計専用モデル、外箱はベンヴェヌート・チェッリーニの顔、内箱は革張り
・カメレオン…時計専用モデル、時計のベルトが複数収納できる
2000年頃~2005年頃の箱
2000年頃~2005年頃の箱は、それまでの緑色のデザインとは大きく異なります。
外箱は自然をテーマに緑色のコケと岩肌をモチーフにし、金色で王冠のロゴと「ROLEX」の文字が描かれています。
内箱は少し青みがかった緑色を基調に、内側はウッド調の作りになっています。
冊子を入れるスペースはありません。
2000年頃~2005年頃の内箱は「Cリング型」と「枕型」の2つがあり、時計をセットするクッションの形が異なります。
Cリンク型は内箱の底辺が「C」に似た形で、枕型は枕に似たクッションに腕時計をはめて保管します。
箱のサイズはS、M、L、XLの4つで、時計のモデルによって箱が異なります。
ちなみに、プラチナ製の時計に付いてくるレディースモデル用の箱も提供されていました。
外箱は大理石のようなデザインで、内箱は濃い青色が特徴です。
内箱は鍵がつけられ、外観はまるで旅行カバンのようです。
2006年頃~2015年頃の箱
2005年頃~2015年頃の外箱は薄緑とクリーム色を混ぜたような色で、箱の中央には大きな王冠のマークが描いてあります。
内箱は暗みがかった緑色で、箱の上部には冊子をしまうスペースがあります。
現行の箱のように開閉式ではありません。
サイズはS、M、L、XLの4つで、時計のモデルによって付属する箱が異なります。
現行のロレックスの箱
ロレックスの箱のデザインは2000年以降に統一され、2023年4月現在は大きく変わっていません。
現行のロレックスの外箱はオフホワイトで、内箱は鮮やかな緑色が特徴です。
内箱の上部には冊子などを収納する開閉式のスペースがついています。
しっかりとした厚紙で重厚感があり、部屋のインテリアとしても活用できそうです。
また、現行のロレックスの箱は3タイプあります。
・Mサイズ(中箱)…ステンレス製の時計、コンビモデルの時計
・Lサイズ(大箱)…ゴールド製の時計
・XLサイズ(特大箱)…プラチナ製のデイトナ、デイデイト
2018年頃まではステンレスの時計専用にSサイズの箱が提供されていました。
箱のサイズはM、L、XLの3つで、時計のモデルによって付属する箱が異なります。
さらに、3サイズのほかにチェリーニ・プリンス専用の箱もあります。
XLは横が30cmほどの長さで、Sサイズ2つ分よりも大きく、時計1本収納するだけでは余ってしまうほどです。
箱のみは売れるの?付属品を買取に出す際の注意点

ロレックスの本体だけ売って箱だけ残っているという方はいると思います。
付属品や付属品だけの買取はできるのでしょうか。
ここでは付属品を買取に出すときの注意点をご紹介します。
箱のみだと査定金額が出せない
年代の古いロレックス箱は希少性はありますが、箱のみだと査定金額は出せません。
付属品のみで査定に出しても金額は付かない場合が多いです。
付属品は消耗品として扱われ、ロレックスでも中古市場の価値は見込めません。
付属品はロレックスと一緒なら査定可能
正規店で購入すると外箱、内箱、冊子類、保証書、クッションなどの付属品がついてきます。
付属品はロレックスと一緒に出すなら査定可能です。
付属品だけの査定だと取り扱いがない業者が多いため、時計本体と一緒に出すと評価が上がりやすいです。

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