フィルムカメラとは?需要・人気があるカメラや高く売るためのポイントを紹介!

フィルムカメラの需要はあるのか?人気があるカメラや高く売るためのポイントを紹介!

フィルムカメラで撮影している人はほとんど見なくなりましたが、中古市場では昔のカメラを集めているコレクターで賑わっています。

フィルムカメラの中でも数量限定モデルやアンティーク価値が見込まれるモデルは高値になる可能性があります。

売却を検討している方はお持ちのカメラがいくらになるのか気になりますよね。

そこで今回は中古市場で人気あるフィルムカメラの特徴、ブランド、査定前に少しでも高く売るためのポイントを紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

フィルムカメラとは?

フィルムカメラとは?

カメラのシャッターには機械式とフィルム式があります。

機械式とは磁石や電子回路を使わずにバネとゼンマイだけで動きます。

機械式のシャッターを用いるカメラを機械式カメラといいます。

一方、フィルムカメラは感光剤が塗布されたフィルムを装着して使います。

レンズから取り入れた光でフィルムを感光させると、銀塩が反応して写真が映し出される仕組みです。

現像には現像液を使い、光が入らないよう暗室で作業します。

フィルムカメラには一眼レフカメラ、二眼レフカメラ、中判カメラ、大判カメラ、レンジファインダーカメラ、インスタントカメラなどがあります。

フィルムカメラはデジタルカメラのように撮ったらすぐに確認はできませんが、現像するまでの時間も楽しいという愛好家は少なくありません。

カメラの種類によって買取相場は変わるので、お持ちのカメラの種類を確認しておきましょう。

フィルムカメラとデジタルカメラの違い

フィルムを使用するフィルムカメラに対して、現像素子を使用するのがデジタルカメラです。

どちらもレンズから光を取り入れるところまでは同じ仕組みですが、デジタルカメラは現像素子に当たった光が電気信号に変わり画像データとなります。

そのため、デジタルカメラでは撮影した画像をすぐに確認できます。

写真の仕上がりはフィルムカメラのほうが、色合いは淡くて粒状感があるのが特徴です。




中古市場で人気のあるフィルムカメラのブランドと買取相場

中古市場で人気のあるフィルムカメラのブランドと買取相場

ほとんどのブランドがフィルムカメラの製造・販売を終了しており、カメラ市場はデジタルカメラが主流です。

かといってフィルムカメラの需要がなくなるわけではありません。

フィルムカメラはデジタルカメラと比べて耐久性が見込まれます。

壊れてしまっても部品交換に対応しているので、中古市場で根強い需要があるでしょう。

流通量が少ない希少価値のあるモデルほど需要が高く、比例して買取金額も上がる傾向にあります。

市場に大量に出回っている、状態が悪い、人気がないなどのフィルムカメラは需要が低く、買取金額が低くなりやすいでしょう。

ただし、お持ちのフィルムカメラが買取で高く売れやすいかどうかは、カメラの種類によって大きく変動します。

ここでは中古市場で人気のあるフィルムカメラのブランドと買取相場を紹介します。

買取相場は変動するので参考程度にとどめておいてください。

Leica(ライカ)

Leica(ライカ)

ドイツのカメラブランド・ライカは高級カメラの代名詞です。

「M3」から始まったMシリーズはブランドを象徴として絶大な人気を誇っています。

ライカにはMシリーズの他にもQシリーズ、バルナック型などがあります。

当時の大ヒットモデルの「M6」「M11」「ライカⅢc」「ライカⅢf」「ライカⅢd」は中古市場では根強い人気があり、高値の買取が期待できるでしょう。


商品名 買取相場
レンジファインダーカメラM6TTL 0.72 ブラック 10万5600円
一眼レフカメラR9 アンスラサイト 2万2400円
コンパクトカメラminilux zoom ブラック 1万1200円

PENTAX(ペンタックス)

PENTAX(ペンタックス)

ペンタックスは日本で初めて一眼レフカメラを開発した、リコーイメージングのブランドです。

過去にはキヤノンやニコンに続いて国内シェア上位を誇っていました。

一眼レフのみを展開しており、カメラの種類が少なく、機種の特徴がわかりやすいです。

ペンタックスのフィルムカメラは手に収まるほどの小型で軽量なのが特徴で、手の小さい女性や今までカメラを使ったことがなかった人から好評を博しました。

例えば、中古市場では高級中判カメラの「6x7 TTL」は人気です。

初代「ペンタックス6x7」は経年劣化しているものも多いですが、保存状態が良いものは希少価値が高くなり高値が付きやすいでしょう。


商品名 買取相場
中判カメラ6x7 1万2000円
中判カメラ645 8000円

Hasselblad(ハッセルブラッド)

Hasselblad(ハッセルブラッド)

ハッセルブラッドはスウェーデン生まれのカメラブランドです。

デジタルカメラが主流となる前は広告や雑誌の撮影などに広く使用されてきました。

ハッセルブラッドの中判一眼レフカメラは、中古フィルムカメラのなかでも、ひと際人気が高いです。

人気シリーズは「1600F」「1000F」「500C」「500EL」で、特に「ハッセルブラッド 500C」は中古市場でも高値で売却されやすいです。

数量限定モデルの「907Xスペシャルエディション」「907X 50C アニバーサリー エディション キット」も高値になりやすいでしょう。


商品名 買取相場
中判一眼レフカメラ503CW 30万円
中判一眼レフカメラ500C/M 18万円

CONTAX(コンタックス)

CONTAX(コンタックス)

コンタックスはライカと並ぶドイツの高級カメラブランドです。

同ブランドは、ドイツが誇る光学機器メーカー・カールツァイスと、日本のカメラメーカー・ヤシカとの合弁で誕生しました。

ツァイスのレンズが搭載されており、交換レンズの種類が豊富です。

コンタックスのカメラはアルミの合金で作られた頑丈さが売りで、発売当時から人気でした。

中古市場では、高級コンパクトカメラのパイオニア的存在である「T2」、後継機の「T3」、1930年代から1950年代に作られたⅠ~Ⅲ型、Gシリーズの買取相場が高まっています。


商品名 買取相場
コンパクトカメラT2(チタンブラックモデル) 11万円
コンパクトカメラT3 21万円

Nikon(ニコン)

Nikon(ニコン)

ニコンは日本を代表するカメラブランドです。

カメラを選ぶときに真っ先に思い浮かぶブランドがニコンという人は多いでしょう。

中古市場でもニコンは機種問わず人気を集めています。

Zシリーズ、Dシリーズ、クールピクスは人気のシリーズです。

中古市場で一眼レフフィルムカメラは「ニコンF」、「ニコン35Ti」、「ニコン28Ti」は需要が高いです。


商品名 買取相場
コンパクトカメラ28Ti 2万8800円
一眼レフカメラF3P 2万2400円
コンパクトカメラ35Ti 2万円
一眼レフカメラF 4000円

OLYMPUS(オリンパス)

OLYMPUS(オリンパス)

オリンパスは大手とは違って独自路線を切り開いてきたブランドです。

当初の一眼レフカメラの重くて大きいというイメージを払拭すべく、軽量で小型のフィルムカメラを発表してきました。

オリンパスの中でも機械式一眼レフカメラの「OM-3」や「OM-3Ti」などは市場価値が高くなっています。

「OM-3Ti」は「OM-3」の復刻版で、生産量が少なく中古市場で爆発的に人気となりました。

機能はどちらも変わりませんが、「OM-3Ti」には自動調光機能が搭載されています。


商品名 買取相場
一眼レフカメラOM-3Ti 4万8000円
コンパクトカメラEcru 6400円
一眼レフカメラM-1 4800円

Minolta(ミノルタ)

Minolta(ミノルタ)

ミノルタはかつては日本を代表するカメラブランドとして、数々の名機を世に送り出してきました。

しかし、2003年にコニカ株式会社と合併してコニカミノルタとなったあと、2007年にカメラ事業から撤退してしまったためブランドはもうありません。

世界初の実用的オートフォーカス一眼レフカメラである「ミノルタα-7000」は、歴史的機種ともいわれ不動の地位を築きました。

また、オートフォーカスでありながら、手動巻き上げという個性的な仕様が注目される「ミノルタα-9000」、レンジファインダーカメラ「CLE」やコンパクトカメラ「TC-1」も根強い人気があります。

ミノルタの名でカメラを製造することはないため、きれいな状態で残っていると高く売れやすいでしょう。


商品名 買取相場
レンジファインダーカメラCLE 9万円
コンパクトカメラTC-1 9万5000円

Canon(キヤノン)

Canon(キヤノン)

キャノンはニコンと並ぶ日本の代表的なカメラブランドで、世界のカメラシェアランキングで上位に君臨しています。

初心者向けからプロ写真家向けまで幅広いラインナップを有しているの特徴です。

キヤノンは数多くのフィルムカメラも数多く製造してきました。

「EOS-1V」は、キヤノン最後のフラッグシップフィルム一眼レフで、露出やオートフォーカスなど、機能性は高級なデジタル一眼レフカメラに引けを取りません。

まさにプロのために作られたカメラで、中古市場でも人気があります。

キヤノンのフィルムカメラの人気モデルとしては、1961年発売の「7」、1971年発売の「F-1」、同じく1971年発売の「FTb」などがあります。

これらのフィルムカメラはヴィンテージものとしての人気も高く、買取市場でも高値での取引例が見られます。


商品名 買取相場
一眼レフカメラEOS-1V 2万800円
レンジファインダーカメラCanon 7s 1万2000円

※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。

※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。

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フィルムカメラを売る方法

フィルムカメラを売る方法

フィルムカメラを売る方法は、オークションサイト・フリマアプリ、リサイクルショップ、カメラを扱う買取業者の3つがあります。

ここではそれぞれの違いについてご紹介します。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは店舗によってはフィルムカメラを売却できます。

多くのリサイクルショップはジャンルを問わず買い取っているので、カメラに詳しい査定士がいない場合があります。

生産数少ないモデルやアンティーク価値のあるフィルムカメラはいくつかありますが、リサイクルショップでは価値に見合った査定金額を出せない可能性が高いです。

店舗の査定ルールによってはカメラの買取をしていない場合があります。

カメラを売りたいなら他の方法を検討するといいでしょう。

オークションサイト・フリマアプリ

オークションサイトやフリマアプリでもフィルムカメラを売却できます。

新しいカメラを安く手に入れたい人やコレクターの目に留まりやすいです。

リサイクルショップよりも希少性が評価されやすく、出品価格を高めに設定しても中古市場の相場より高値で売れることが期待できます。

ただし、オークションサイトやフリマアプリを利用する際にはこれらの作業をしなくてはなりません。


  • ・フィルムカメラの状態がわかる写真を撮る
  • ・カメラの特徴を記載する(メーカー、製造年代、使用頻度)
  • ・付属品を用意そろえる(取扱説明書、電池、コード)
  • ・本体をきれいにしておく
  • ・送付用のダンボールや梱包材を用意する

オークションサイトやフリマアプリは個人売買サイトなので、不備があると落札者からクレームが来る場合があります。

クレームを未然に防ぐには保存状態やカメラの特徴をしっかり書いておきましょう。

カメラを扱う買取業者

カメラを扱う買取業者では積極的にフィルムカメラの買取を行っています。

査定士はあらゆるカメラに精通しており、査定士はジャンルごとに「アンティークカメラに詳しい」「一眼レフに詳しい」といった得意分野を持っています。

カメラを扱う買取業者は出張・宅配・持込買取を提供しており、ご自身の都合によって買取方法を選べるところも特徴です。

ですが、中古市場で再販価値のあるカメラを買い取ることが多く、業者によっては買取できないカメラもあります。

フィルムカメラを売りたい方は買取できるかを事前に確認しておきましょう。

フィルムカメラを売るならバイセルへ!

バイセルでは経験豊富な査定士が在籍しており、フィルムカメラの査定を積極的に行っています。

出張買取、宅配買取、持込買取の全てを提供しています。

出張買取は自宅にいたままカメラを査定できるので、複数台お持ちの方にはおすすめです。

フィルムカメラを売りたい方はバイセルにお申し込みください。

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フィルムカメラを少しでも高く売るためのポイント

フィルムカメラを少しでも高く売るためのポイント

フィルムカメラを少しでも高く売るにはいくつかのポイントがあります。

少し手間はかかりますが、買取に出す前にやってみてください。

カメラの汚れを拭いておく

カメラは使わないまま保管していると経年劣化で故障する場合があります。

壊れているカメラだと買取できないか極端に値段が下がってしまう可能性が高いです。

カビやホコリが溜まってしまうと故障の原因になりかねないので査定前にきれいにしておきましょう。

カメラの外観やレンズと本体の接続部などにある細かい汚れは、ブロアーで飛ばしてクロスや綿棒で拭き取ってください。

付属品やオプション品もまとめて売る

査定ではフィルムカメラと一緒に付属品も出すと、金額が多少上がる可能性があります。

付属品とは箱、取扱説明書、ストラップ、レンズフード、レンズキャップ、ケースなどがあり、きれいな状態で残っていると再販価値が見込まれます。

付属品も汚れを落としてから査定に出すようにしましょう。