古いはがきは買い取りしてもらえる?はがきをお得に処分する方法や買取相場を解説!


年賀状や暑中見舞いのシーズンが終わった頃、余ったはがきや書き損じたはがきの処分に困っていませんか。
使わなくなった古いはがきは、切手同様に買取市場で需要があるため、買い取りしてもらえます。
本コラムでは、どのようなはがきが買取対象になり、どこで買い取ってもらえるのか、さらに高く買い取りしてもらうポイントをまとめました。
また、切手を即現金化したい方は以下よりお気軽にお問い合わせください。
目次
貰った年賀状などの古いはがきはどのように処分すべき?

貰った年賀状などの古いはがきは個人情報が書かれていることもあり、処分方法に困ってしまう部分もあるかもしれません。
年賀状などの古いはがきはいつ頃、どのような方法で処分すれば良いでしょうか。
また、余ってしまった未使用の年賀状はどのようにすれば有効に活用できるでしょうか。
貰った年賀状などの古いはがきはいつ頃処分する?
年賀状は2~3年保管してから処分するのが一般的なようです。
とはいえ年賀状を処分するのに決まった時期は無く、「早く処分しすぎてはマナー違反」というようなこともないため、いつ処分しても問題ありません。
年賀状などの古いはがきを処分するかどうか、処分するタイミングは、「〇年保管したら捨てる」など自分のルールを決めると管理しやすくなるでしょう。
翌年に年賀状を送る際に必要な場合もあるため1年くらいは保管しておくと安心ですが、「断捨離」の広まりもあって保存せずに処分してしまうという人も増えているようです。
しかしながら、写真付きはがきや大切な人からの年賀状は捨てづらいといったこともあるかもしれません。
すべてを一律に処分したり保管したりするのではなく、必要なものだけを残すという方法もあります。
古いはがきを処分するのに風水的なベストタイミングとは?
年賀状は縁起物とされる一方、風水の観点では「溜めていると発展運や仕事運に悪影響がある、現在の良い運気を吸収しづらくなる」とも言われます。
風水では世の中にある物にはすべて気が宿ると考えられており、不要なものは陰気が漂うといいます。
ではいつ処分すれば良いかと言えば、「春分の日までに処分する」というのが風水的には良いようです。
春分の日は新しいものを始めるのにふさわしい日とされており、それまでに不要なものを処分することで運気の流れが良くなるとされています。
年賀状をもらったその年の春分の日までに処分するというのは現実的には難しい場合もあるかもしれません。
貰った年賀状などのはがきは翌年、あるいは2年後の春分の日までに処分すると自分ルールを定めてみてはいかがでしょうか。
年賀状など古いはがきを処分する方法
古いはがきを処分する際に問題になるのが、住所など記載されている個人情報の扱いです。
実際に「ごみの中から個人情報を抜き取られた」といったニュースを目にすることもありますから、注意したいところです。
個人情報が書かれた古いはがきはそのままゴミに出すのではなく、以下のような方法で処分するのがおすすめです。
シュレッダーにかける
個人情報の入ったものを捨てる際には最もポピュラーな方法ではないでしょうか。
処分するはがきの量が多い際にもおすすめです。
はさみで細かく切る
処分するはがきの量が少ない場合には、はさみで細かく切ってシュレッダーの代わりとする方法もあります。
100円ショップなどでは便利グッズとして、シュレッダーのように細かく切ることができる「シュレッダーはさみ」も販売されています。
個人情報保護スタンプを使う
個人情報保護スタンプで住所や名前を隠すという方法も一般的です。
スタンプが無い場合は黒のペンでも代用できますが、はさみで切る方法と同様、処分するはがきの量が多いと大変かもしれません。
ガムテープでぐるぐる巻きにする
個人情報を隠して処分する方法として、はがきを束にしてからガムテープでぐるぐる巻いて固定するというものもあります。
通常のはがきなら50枚ほど束ねてもそれほど分厚くはならないので、割と手軽に処理することができます。
ガムテープだけで不安な場合には、あらかじめ油性ペン等で住所や名前だけ塗りつぶしておくと安心です。
接着剤やのりで固定する方法もありますが、手間と時間を考えればガムテープが手軽でしょう。
お焚き上げで燃やす
写真つきの年賀状など、捨てるのに抵抗がある古いはがきの処分には、神社やお寺で「お焚き上げ」をしてもらうという方法もあります。
お札やお守りと同じようにお焚き上げで燃やしてらうことで感謝の気持ちを込めて手放すことができます。
神社やお寺によってお焚き上げの可否は異なりますので、事前に確認してから持っていくとよいでしょう。
ナチュラルローソンの個人情報書類回収BOXを利用する
ナチュラルローソンの一部店舗では、個人情報の含まれる紙を安全な方法で処分し、段ボールやトイレットペーパーとして再利用するため「個人情報書類回収BOX」が設置されています。
個人情報が書かれた古いはがきも対象になっていますので、近くに設置店舗がある場合には便利な方法かもしれません。
はがきのほかにカードの明細書や行政の書類など、個人情報が記されたものを一緒に処分してもらうことができます。
未使用のはがきは買取に出す
ここまでは貰った年賀状など、使用済みのはがきの処分について見てきましたが、未使用のはがきについてはどうでしょうか。
余った年賀状や書き損じたはがきなど、未使用の(消印がされていない)はがきは買取業者に依頼して買い取ってもらうことができます。
買取対象になるはがきの種類、未使用のはがきのおすすめの処分方法、買取相場、なるべく高く買取してもらう方法などを以下でご紹介します。
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買取対象になるはがきとは?

買取対象となる官製はがきの種類
金券ショップや切手・はがきの買取業者で買取対象となる官製はがきには、以下のような種類があります。
・通常はがき(普通紙・インクジェット紙)
・往復はがき
・年賀はがき
・喪中はがき(胡蝶蘭柄はがき)
・かもめーる
・くぼみ入りはがき
・四面連刷はがき
・古い額面のはがき(50円・52円・62円)
・表面(宛先や差出人住所)が未記入で、裏面に書き損じのあるはがき
はがきの買い取りに対応している買取業者なら、これらの種類のはがきは買い取りしてもらえることが多いでしょう。
郵便局の無料交換には制限がある
郵便局にも年賀はがきの無料交換というシステムはあるのですが、利用できる条件はかなり限られています。
「近親者の不幸による服喪のため使えなくなったお年玉付き年賀はがき」で、「販売期間終了日までに窓口で手続き」した場合に限り、はがきの額面分の通常切手に交換することができます。
そのため、単に余ってしまったはがきはもちろん、「葬儀の準備などでバタバタしているうちに期限を過ぎてしまった」という方場合にも交換してもらえません。
こういった場合には、はがきは買取に出すことをおすすめします。
買取不可となってしまうはがきはどんなもの?
私製はがきはほとんどの場合、買い取りしてもらえません。
さらに、官製はがきであっても、はがきの状態によっては買取不可となってしまうケースがあります。
以下のようなはがきは買取不可になるケースが多いです。
・使用済みの(消印がされている)はがき
・破れているはがき
・はがきの両面に印刷がされている
・書き損じがはがきの両面にある
・一度投函して宛先不明として差し戻されたはがき
・汚れや黄ばみの程度が酷いはがき
買取可否の細かい基準は業者によっても異なりますが、上記のような状態のはがきは買取不可になってしまうケースが多いでしょう。
はがきの処分方法とは?おすすめはどれ?

未使用の(消印がされていない)はがきは、無価値なものではありません。
では、余ったはがきや書き損じ・ミスプリントのあるはがきは、どのような方法で処分できるでしょうか。
代表的な4つの方法についてご紹介しますので、ご自身の都合に合う方法を確認してみてください。
はがきや切手を扱う買取業者を利用する
1つ目は、はがきや切手を扱うバイセルを利用する方法です。
バイセルを利用するメリットは、出張買取や宅配買取といった多彩な買取方法を選ぶことができる点です。
出張買取とは買取業者の査定士が利用者の自宅や事務所などまで来て査定・買い取りしてもらう方法、宅配買取とは品物を買取業者に送付して査定・買い取りしてもらう方法のことです。
これらの買取方法なら、大量のはがきでも買取店の店頭に持ち込む必要がありません。
出張買取なら梱包・発送する手間さえありませんので、大量のはがきを売りたい人にはおすすめの方法です。
金券ショップで買い取りしてもらう
商品券や鉄道の特急券などを取り扱う金券ショップの中には、はがきや切手の買い取りに対応している店舗もあります。
金券ショップは駅前などに多く分布しているため、仕事やお出かけのついでに利用するのに便利かもしれません。
また、売りたいはがきを店頭に持ち込めば、その場で査定・買い取りしてもらえる点が手軽です。
ただし、店頭まで売りたいはがきを持ち運ばなければならないため、大量のはがきを買い取りしてもらいたい場合には大変な手間がかかります。
また金券ショップは小型の店舗がほとんどで、大量のはがきで査定に時間がかかったとしても、待つためのスペースが無い場合が多いです。
狭い店内で立ったまま待つか、出直すかという選択肢になってしまうでしょう。
大量のはがきを買い取りしてもらうには、金券ショップは不向きかもしれません。
オークションサイトやフリマアプリを利用する
買取業者や金券ショップの買取サービスではなく、オークションサイトやフリマアプリを使って個人間で売買することも可能です。
スマートフォンなどを使って出品できる点が便利で、買取業者の営業時間に合わせる必要がないというメリットがあります。
ただしこの方法では、購入者とのやり取りや品物の送付を自身で行わなければならないため、手間がかかります。
さらに、販売手数料や送料といったコストがかかってしまいます。
はがきは単価の高い品物ではありませんから、販売手数料や送料といったコストが差し引かれると、売上代金は大きく目減りしたような印象になってしまうでしょう。
はがきの売却に、オークションサイトやフリマアプリはあまり向かないかもしれません。
郵便局での有償交換
はがきの買い取りや売却とは少し違いますが、郵便局には「有償交換」というサービスがあります。
このサービスでは、未使用の(消印がされていない)状態であれば、不要になったはがきや書き損じのはがきを他の切手・はがき・郵便書簡・特定封筒(レターパック・スマートレター)に交換することが可能です。
通常はがきだけではなく、販売期間が過ぎてしまった年賀はがき、かもめーるなどのくじ引番号付き郵便はがきのほか、絵入りはがき・広告付きはがきも交換することができます。
郵便局では特殊切手には交換できない
郵便局では、はがきを記念切手・グリーティング切手・ふるさと切手・フレーム切手などの特殊切手に交換することはできません。
切手などを日常的に使用する人であれば、不要になったはがきを切手などに交換できるのはメリットがあるでしょう。
しかし、現金化できるわけではありませんので、そもそも買い取りや売却とは別のものとして考える必要があります。
はがきの交換には手数料がかかる
「有償交換」ですから、このサービスを利用するには交換手数料が必要です。
通常はがきや年賀はがきなどで1枚あたり5円、往復はがきで1枚あたり10円の手数料がかかるという点も、サービスを利用するにあたっては考慮に入れなくてはなりません。
郵便局の有償交換サービスについて、詳しくはこちらをご参照ください。
はがき・レターパック・年賀状の買取相場
余ったはがきを買い取ってもらうのであれば、その相場が気になるところです。
ここでは、はがきやレターパック、年賀はがきの買取相場について説明していきます。
はがき類については、額面63円のはがきを取り上げ、完箱やバラなどに分けてご紹介していきますので、参考にしてください。
はがき
額面63円の普通紙のはがきは、バラか完箱かで買取価格が大きく変わります。
バラの買取価格は、平均で1枚あたり45円ほどです。
50円ほどで買い取ってくれる業者もありますが、これはかなりの高値といえるでしょう。
4,000枚の完箱であれば、買取価格はかなり高くなります。
相場は1枚あたり53円ほどで、業者によってはそれ以上の高額買取もありえるでしょう。
※上記の相場は、参考値でありあくまで目安です。お品物の状態や査定枚数によっては買取価格が大きく変わる場合もございます。詳しくはオペレーターまでお問合せください。
レターパック
ここでは、「レターパックライト370」と「レターパックプラス570」の2種類の買取相場について説明していきます。
「レターパックライト370」の買取価格は、315円から330円ほどで、平均的には310円程度で買い取ってもらえるでしょう。
「レターパックプラス520」の買取価格は、およそ470円ほどです。
買取価格の高い業者では470円以上で買い取ってもらえるところもあるため、きちんと調べておくとお得です。
※上記の相場は、参考値でありあくまで目安です。お品物の状態や査定枚数によっては買取価格が大きく変わる場合もございます。詳しくはオペレーターまでお問合せください。
年賀はがき
年賀状の買取価格は、いつの年の年賀状かによって変わります。
ここでご紹介していくのは、当年の年賀状の買取価格です。
年賀状は、バラであっても完箱であっても、買取価格は大きく変わりません。
おおよそ、バラで47円ほど、完箱で1枚あたり50円ほどです。
あまり買取価格に変化がないとはいえ、わずかな差はあります。
少しでも高く買い取ってもらいたい場合は、完箱のまま買い取りに出すようにしましょう。
また、過去の年度で使われた年賀状の買い取りは、一律の価格で買い取られる傾向にあるため注意が必要です。
※上記の相場は、参考値でありあくまで目安です。お品物の状態や査定枚数によっては買取価格が大きく変わる場合もございます。詳しくはオペレーターまでお問合せください。
不要になったはがきを高く買い取りしてもらうポイント

はがきの買い取りにおいては、「こういう条件のものなら高く買い取りしてもらいやすい」というポイントがいくつかあります。
それらのポイントをご紹介したうえで、はがきを高く買い取りしてもらいたい場合の注意点を見ていきましょう。
完箱・完封など未開封のはがき
はがきは1枚単位の「バラ」のほかに、4,000枚1組で箱詰めされた「完箱」・200枚1組で封入された「完封」と呼ばれる販売の仕方があります。
はがきの買い取りにおいては、バラのものよりも完箱・完封の状態のほうが高く買い取りしてもらいやすいでしょう。
これは、完箱・完封の状態であれば企業・団体などによる大量のはがきの需要にも対応できるためです。
企業・団体などで大量の郵便物を送る場合にはコストを削減する必要があるため、買い取り業者を利用して、切手やはがきを仕入れることがよくあります。
これは、切手やはがきの買取市場において、大きな需要の一つです。
完箱・完封の状態のはがきをお持ちなら、高く買い取りしてもらうためにも開封してしまわないように注意しましょう。
大量のはがきを一括で買い取りに出す
大量のはがきを一度に買い取りに出すと、少ない枚数よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。
出張買取や宅配買取の場合には特にですが、買い取りをするには燃料費・送料・査定士の人件費といったコストが必要です。
買取業者としては、燃料費や人件費を使って出張買取に行った場合に、1件あたりで買い取りできたはがきの枚数が少なければ、それだけ利益が薄くなってしまいますよね。
大量のはがきを一度に買い取りに出してもらえれば買取業者としても助かるため、買取価格について多少の交渉ができるかもしれません。
季節もののはがきは買い取りのタイミングも重要
年賀はがきやかもめーるといった季節もののはがきは、買い取りのタイミングによっても買取価格が変動します。
一般的に販売開始直後のタイミングで最も買取価格が高くなり、販売期間が終了すると大きく買取価格が下がってしまうという傾向があるからです。
特に年賀はがきやかもめーるは、その季節が終了すると需要が大きく下がってしまうでしょう。
季節性のはがきで、余ることが事前に分かった場合には、なるべく販売期間内に買い取りに出すのがおすすめです。
現行デザインのほうが高く買い取りされやすい
通常はがきなどの季節ものでないはがきの場合でも、デザインの変更が実施されると、古いデザインのものは買取価格が下がってしまうことがあります。
古いデザインのはがきも問題なく使用できますし、買い取りもしてもらえるのですが、新しいデザインのものに比べて需要が少なくなるからです。
買取価格に影響する可能性もありますので、余ったはがきが自宅に置いたままになっている場合には、デザインの変更が行われる前に早めに買い取りに出すのが良いかもしれません。
切手も一緒に買い取りに出す
はがきの買い取りに対応している買取業者や金券ショップでは、切手の買い取りも行っているところが多いです。
切手は特に企業や団体からの需要が多いため、大量の切手があったら一緒に出すと高額査定になりやすいでしょう。
複数の業者で相見積もりを取る
同じ額面のものであっても、はがきの買取価格は業者によって多少の差が出ることがあります。
1枚あたりの価格差はそれほど大きくないかもしれませんが、大量のはがきを買い取りに出す場合には、差額の合計は大きなものになってしまうかもしれません。
そこで、少しでも高く買い取りしてもらいたいなら、いくつかの買取業者で相見積もりを取ることが有効です。
最も高い査定金額をつけてくれた業者に買い取りを依頼するとよいでしょう。
大量のはがきを持って複数の買取店をまわるのは手間がかかりますが、出張買取なら自宅にいながら相見積もりを取ることができるのでおすすめです。
1度交換してから買い取りに出すという手も
売るタイミングを逃してしまった年賀はがき、汚れや書き損じの程度が大きいはがきは、買取価格が大きく下がってしまう場合があります。
手数料を払ってでも郵便局で新しいものに交換したほうが、高く売れるかもしれません。
試しに査定に出してみたうえで、交換手数料を賄えるほどの買取価格アップが見込めるようなら買い取りに出す手も考えられるでしょう。
また郵便局の有償交換では、はがきだけではなく切手とも交換することができます。
切手に交換したほうが高く売れそうなら、買い取りを見越して不要なはがきを切手に交換する方法もあります。
おわりに
古いはがきや年賀状の処分方法は、捨てるだけではありません。
業者に買い取りを申し込むことで、意外な臨時収入が手に入るかもしれないのです。
はがきを買い取りに出す場合には、買取不可のものが含まれないように注意しましょう。
また、高く買い取ってもらうためには、未開封のものを優先的に買い取りに出し、タイミングなども計るようにしてください。
書き損じはがきの場合は、郵便局での有償交換なども考えられます。
ぜひ、自分に合った方法を探してみてください。
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