リサイクルショップの着物買取は損をする?着ない着物のリメイク方法や買取店選びの方法を紹介!
自宅に不要な着物がある場合、売却や廃棄などの方法にお困りの方もいるのではないでしょうか。
着物を買取に出そうと考えたとき、リサイクルショップの利用を一番に思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、リサイクルショップで着物を売る場合、注意しないと損してしまうことがあります。
リサイクルショップでの着物買取における注意点や、おすすめの売り先のメリット・デメリット、代表的な3つの買取方法などをご紹介します。
また、中古のリサイクル着物は売れるのかどうかについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
着物の処分方法は?
着物は、普段着る洋服と違って少し処分に困る衣類ですよね。
着物の処分方法はいくつかあるので、代表的なものを4つご紹介します。
●捨てる…着物を捨てる場合、費用も手間もほぼ掛からないので、手っ取り早く処分できるでしょう。ただし、ごみの出し方は各地域のルールに従うように注意しましょう。
●譲る・寄付する…「着物を捨てるのが勿体ない」と考える方は、人に譲ることを検討するかもしれません。
これまで大事にとっておいた着物は、次も大事に着てくれそうな人に渡すか、信頼できるNPO法人に寄付するのも良いですね。
●リメイクする…「処分」とは異なりますが、着なくなった着物をワンピースや小物などにリメイクすることで、活用の幅が広がるかもしれません。
●売る…着物は中古市場での需要が高いため、リサイクルショップや買取業者での現金化が望めます。
「処分」するくらいなら「売る」選択肢も視野に入れて考えてみることをおすすめします。
着物の売り先ごとのメリット・デメリット
着物の売り先はいくつかありますが、主に以下の4つが挙げられます。
●リサイクルショップ
●フリマアプリ
●街の中古着物店
●ネット型の着物買取業者
結論として、着物を売るならネット型の着物買取業者が最もおすすめです。
売り先ごとの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
リサイクルショップ
本・雑貨・玩具・衣類など多くの品目を取り扱っている総合リサイクルショップであれば、着物を買取対象としている店舗もあります。
自宅や最寄り駅の近くにリサイクルショップがある方は、気軽に店舗へ行けて便利ですよね。
メリット
リサイクルショップは、店舗によって順番待ちが発生することもありますが、基本的には予約せずに自分の空いている時間で持ち込めるので手軽に利用できるでしょう。
またリサイクルショップなら、査定の待ち時間も店内で買い物を楽しんだり、受け取った買取金額で欲しい物を購入することもできます。
デメリット
着物の査定は、他の中古品の査定に比べて難しいと言われており、着物に関する知識や相場観をもっていないと適正価格を付けられないです。
総合リサイクルショップのスタッフは、着物査定の知識をもっていないことが多く、お持ちの着物の価値を正確に判断してもらえない可能性が高いです。
また、リサイクルショップでは重量のみで算出する査定方法を用いている店舗もあり、本来価値がある着物を安値で売ってしまう恐れもあります。
フリマアプリ
フリマアプリは、スマートフォンひとつで利用できるインターネットサービスです。
インターネット上でフリマを出すような感覚で、着物を出品することができます。
メリット
フリマアプリでの出品は、インターネット環境が整っている場所ならいつでもどこでもできるので、スキマ時間を有効活用したい方にはぴったりかもしれません。
着物以外にも色々な品物を売れるので、着物とついでに他に売りたい物がある場合はより便利に活用できるでしょう。
デメリット
フリマアプリの出品作業は、全て自分で行います。
出品作業には、出品したい着物の撮影・説明文の作成・売価設定・落札者とのやり取りなどがあります。
普段からフリマアプリを利用しない方にとっては、少し難しく面倒と思う作業になるかもしれません。
街の中古着物店
自宅近くに呉服店を含む着物の中古販売店がある場合は、気軽に立ち寄りやすいですよね。
街の中古着物店は独自の販売経路から着物を仕入れていることもありますが、店頭で買い取って販売している店舗もあるので、売りたい着物を持ち寄れば買い取ってくれるかもしれません。
メリット
呉服店など着物に特化している中古販売店であれば、着物の知識を有する店員がいる可能性が高いです。
また、常連のお店があるのであれば、お持ちの着物を気軽に売りに行きやすいですね。
デメリット
街にある呉服店などは、買い取った着物を同じ店内で再度販売するなど、再販経路が限られていることが多いです。
そのため、買取価格が低めに設定されていたり、店舗の在庫スペースの関係で買い取ってくれないことも大いにあり得ます。
ネット型の着物買取業者
ネット型の着物買取業者は、公式ホームページより、メールや専用フォーム、電話などで査定の予約ができます。
出張買取や宅配買取など、利用者が都合に合わせて好きな買取方法が選べるというのも利点でしょう。
中にはLINEやメールで査定ができる業者もあるようです。
メリット
着物に特化している買取業者には、着物に関する知識や買取経験が豊富な査定士が在籍しています。
着物は良い状態のものや、人気作家・有名メーカー物であれば、高額買取が期待できることもあります。
なんとなしに着物を買取業者に出したら、プロの査定士によって実は人間国宝が作った作品ということが判明したケースもあるようです。
プロの買取査定を受ければ、その着物は本来もつ価値を見逃すことなく価格に反映してもらえます。
デメリット
ネット型の着物買取業者を利用するにあたって、たとえば宅配買取の場合は査定時の様子や担当する査定士の顔が見えないという不安があるかもしれません。
その場合は出張買取などを利用することで、査定士に直接疑問点を尋ねることもできるので、自分に合った買取方法を検討してみると良いでしょう。
着物買取ならリサイクルショップよりバイセルがおすすめ!
着物はリサイクルショップでも売ることができますが、着物の知識を有する店員が少なく、正確に価値を判断してもらえない可能性が高いです。
そのうえ、自分でリサイクルショップまで着物を持ち込むという手間もかかります。
着物買取のバイセルなら、着物に詳しい査定士が、お持ちの着物の価値を最大限に生かしてお買い取りいたします。
さらにバイセルの出張買取を利用すれば、家にいながら便利に着物買取を済ませられます。
バイセルの着物買取実績、買取方法、買取の流れは、以下の着物買取専用ページをご覧ください。
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お申し込みフォームへ着物の買取方法
着物の買取業者が行っている買取方法は、主に以下の3つです。
●出張買取
●宅配買取
●店頭・持込買取
実際に利用する前に、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
出張買取
出張買取は、査定士が自宅を訪問してくれ、その場で査定・買取してくれる買取方法です。
複数枚の着物や、着物の他に査定してもらいたい品物がある場合は、店舗へ持ち込む買取方法よりも便利に買取に出せます。
宅配買取
宅配買取は、業者から送られてきた宅配キットに、査定してほしい着物と必要書類を梱包して返送するだけの買取方法です。
査定が終わり次第、買取業者から査定金額の連絡が来るので、それに納得できれば指定の銀行口座に振り込まれます。
宅配買取は自宅にいながら、査定士と顔を合わせずに着物を売れるので、気軽に空いた時間で取引できます。
店頭・持込買取
店頭・持込買取は、実際に売りたい着物を店舗へ持ち込むため、査定士が目の前で査定してくれる安心感があります。
担当の査定士に値段交渉や疑問点をすぐに聞けるうえに、査定額に納得できたらその場で現金が受け取れます。
着物を高く売る3つのポイント
着物を売る際に高く売るポイントを3つ解説します。
- 証紙をそろえておく
- 保管環境を整える
- 査定前に手入れしておく
それではそれぞれ詳しく解説します。
証紙をそろえておく
着物の証紙とは、その着物の価値や品質を示す証明書です。
着物の生産地・作家・原材料名・染色方法などが記されており、端切れにシールとして貼られていることが多いです。
捨ててしまっている場合は仕方ないですが、もしお持ちの場合はそろえて買取に出すことで、価値の証明ができスムーズに査定が進みやすいでしょう。
保管環境を整える
着物の保存状態は、買取金額を大きく左右するポイントです。
査定に出すまでは保管環境をある程度整えておきましょう。
着物は湿気や日光を避けて保管することでカビや変色を抑え、着物の状態を良好に保つことができます。
査定前に手入れしておく
着物はデリケートな素材でできていることが多く、傷みやすい衣類なので、定期的な手入れが必要です。
しまいっぱなしになっていた場合は、査定前にホコリを取り除いたり、シワを伸ばすなど簡単な手入れを行っておきましょう。
買取業者で扱っている着物の種類
ほとんどの買取業者で買取対象となっている着物の種類は以下の通りです。
留袖 | 振袖 | 訪問着 |
付け下げ | 小紋 | 色無地 |
紬 | 友禅 | 上布 |
沖縄着物 | アンティーク | 作家着物 |
和装小物 | 袋帯 | 名古屋帯 |
丸帯 | 半幅帯 | 反物 |
着物に特化している買取業者では、着物以外にも帯や反物、和装小物なども買い取っていることが多いです。
ただし、査定時の需要や買取業者の基準によっては買取不可となることもあるので、事前に相談しておくと良いかもしれません。
中古のリサイクル着物は売れる?
「中古のリサイクル着物は売れないのではないか?」と考える方もいるかもしれませんが、諦めずに買取査定へ出すことをおすすめします。
あまりにも状態が悪ければ値段が付かないこともありますが、古い着物の中には思わぬ価値があるものが紛れていることがあります。
お持ちの着物が本来もつ価値を見抜いてもらうためにも、是非一度着物買取のバイセルの査定をお受けください。
買取が難しい着物
買取業者では値段を付けるのが難しい着物もあります。
買取不可になることが多い着物の主な特徴を以下でご紹介します。
シミや汚れのある着物
着物にとってシミや汚れは、大きく買取価格を下げてしまう原因になり得ます。
長年着用していたり保管していた着物の場合、査定の際にそれまで気付かなかったようなシミや汚れが見つかるということもあります。
着物は湿気に弱く、手入れをせずにタンスに長く眠らせていると、知らぬ間にシミやカビが発生してしまいます。
そのため着物は「もう着ないかもしれない」と少しでも思ったときに、今以上に状態を悪化させないためにも、すぐ買取査定に出してみることをおすすめします。
ウールや化学繊維の着物
中古着物市場で高値が付きやすい着物の種類は「正絹」と呼ばれるシルク100%の着物です。
一方でウールや麻、化繊(ポリエステル)の着物は、新品でも安価で購入しやすいため、中古での需要はそこまで見込めないのが実情です。
正絹以外の着物は買取相場も低めで、状態によっては買取対象外となってしまうこともあります。
ただし、老舗織元や有名ブランド着物であれば買取価格も高くなるため、あらかじめ電話などで確認しておくとスムーズでしょう。
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着ていない着物のリメイク術
着ていない着物でなおかつ、買い取り査定で期待するほどの価格が付かなかった場合は、思い切って着物の生地を使ってリメイクをしてはいかがでしょうか。
着物の柄や生地の素材を活かしたリメイク小物は、雑貨としても使い勝手がよいのでおすすめです。
スマートフォンケースへのリメイク方法
透明のアクリルスマートフォンケースに、手芸用ボンドを使って着物生地を貼り付けて作ります。
縁の部分とカメラ穴は内側に折り込み、端処理を行ってください。
厚手の着物地はスマートフォンをケースにセットできなくなるので、薄い着物生地を選ぶと良いでしょう。
小物ケース・小物入れへのリメイク方法
薄手の着物生地であれば、紙に着物生地を貼る「カルトナージュ」の技法を使った小物ケースの作り方をおすすめします。
絹などの生地はゆがみやすく、糊で縮む可能性があるので難しいですが、手元にある着物が綿や化繊なら小物ケースや小物入れを作りやすいでしょう。
肩掛けバッグへのリメイク方法
着物生地を使ったエコバッグやがま口バッグなどのリメイクも、ハンドメイド市場では人気が高まっています。
任意の大きさの四角形を2枚ずつ切った着物生地と裏地を三方縫い合わせると袋物になるので、持ち手を付けて手提げや肩掛けバッグに仕上げてください。
持ち手が長い肩掛けバッグに仕立てるときは、裏に接着芯を貼ってから仕立てると、生地の強度が上がります。
また、ミシンで仕立てることは避け、手縫いで作ると生地が裂ける心配も防げます。