腕時計の付属品とは?付属品の種類や時計本体と一緒に査定に出すと良い理由も解説

2024.06.18

時計買取 コラム
腕時計の付属品とは?付属品の種類や時計本体と一緒に査定に出すと良い理由も解説

皆さんは、ブランド物の腕時計を購入する、付属品をどうしているでしょうか?

保証書以外の付属品は処分するという方もいれば、購入時に受け取ったものは包装材を含めてすべて取っておく方もいるでしょう。

ここでは、腕時計の付属品とはどのようなものなのか、ブランドごとの特徴を含めて紹介します。

併せて、腕時計買取の査定金額を左右する付属品や、高額買取のために押さえておきたいポイントも取り上げるので、腕時計の売却を考えている場合は参考にしてください。

お問い合わせ・無料相談はこちら

電話から相談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付中

メールから相談する

お申し込みフォームへ

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

腕時計の付属品とは

腕時計の付属品の種類や呼称はメーカーにより異なります。

一般的には、下記の付属品が付いてくることが多いようです。

外箱

内箱を収めるための箱です。

内箱

腕時計本体を収める箱です。腕時計を汚れや日焼けなどから守る役割を持ちます。

ブレスレットの余りゴマ

自分の手首に合わせて腕時計を調整した際に外したコマです。

パンフレット

腕時計のスペックやコンセプト、メーカーの概要や経営理念などが書かれています。

カードケース

ギャランティカードを収納するケースです。カードケースから取り外さなくても情報が読めるよう、工夫されたものもあります。

ギャランティカード(保証書)

ギャランティカードには、購入店舗や購入日、製品のシリアルナンバーなどが記載されており、正規品であることを証明する重要なものです。

クレジットカードサイズのものが多く、なかにはデジタル証明書を渡すメーカーもあります。

取扱説明書

腕時計の機能や、操作・調整方法が書かれた書類です。取扱説明書には保証規約が書かれていることもあります。

専用工具

腕時計のブランドや種類により、含まれていることがあります。

替えベルト

腕時計のブランドや種類により、含まれていることがあります。

高級腕時計の各ブランドにおける付属品の特徴

 高級腕時計の各ブランドにおける付属品の特徴

高級腕時計の付属品の内容は、ブランドやモデルによって異なります。ここでは、高級腕時計の付属品の特徴を人気ブランドごとに解説します。

ロレックス

ロレックスの付属品は、外箱や内箱のほかにギャランティカード、ギャランティケース、タグ、取扱説明書です。

このうち箱類は年代によってデザインが異なり、トレンドを取り入れつつ、ロレックスらしさを追求しています。

タグは、製品検査を通過したことを証明するものです。なお取扱説明書は、日本国内で販売されている正規品の場合は日本語の説明書が添付されています。

オメガ

オメガの付属品は、他のメーカーに比べて数が多いのが特徴です。

外箱と内箱のほかに、パンフレットや説明書、ギャランティカード、クロノメーター認定証、カードケース、さらに腕時計を調整した方は余りゴマも付いてきます。

また、モデルによっては、金属製のベルトなどの替えベルトも付属品です。

クロノメーター認定証は、国際的な認定機関である、スイスのクロノメーター認定協会による検査に合格した時計だけに与えられます。

時計の国といわれるスイス製のものであっても、この検査に合格するのは3%前後です。

そのため、同じモデルでも、個体によって合格するものと不合格になるものがあります。

パネライ

パネライのおもな付属品は、外箱・内箱、ギャランティカード、革ベルト、ラバーベルトなどです。

さらにモデルによっては、ストラップを外すためのスティック、尾錠を外すためのドライバーなど、ストラップを自分で変更するための専用工具がセットになっている場合もあります。

なお、パネライの付属品の革ベルトは、数万円の値がつくこともある付属品です。

ウブロ

ウブロのおもな付属品は、外箱、内箱、ギャランティカード、取扱説明書に加え、ベルト調整をした際に外した余りゴマなどです。

ただし、2020年以降は付属品の種類がシンプルになりました。

例えば、紙製の取扱説明書が現在は付属しておらず、インターネット上でダウンロードできるようになっています。

またギャランティカードは、メーカーが購入者と商品を紐づける仕組みを設けたことで添付されなくなりました。

また、スマートフォンのアプリでオーナー登録をすると、円滑にアフターサービスを受けられるようになっています。

ブライトリング

ブライトリングのおもな付属品は、外箱・内箱、パンフレットや説明書、ギャランティカードに加え、ベルトの交換・調整をした際に外したベルトや余りゴマです。

ブライトリングの付属品は比較的シンプルですが、外箱は購入時期やモデルによりデザインが異なります。

内箱は、丸みがあるレザータイプのものが採用されています。

ギャランティカードは分厚いタイプのもので、電子モニターのようなものが付いていることが大きな特徴です。

腕時計買取で特に重視される付属品とは

腕時計の買い取りの際は、付属品までそろっているものに高値がつきやすいため、付属品の有無も査定金額に影響します。

買取時の査定で特に重視されるのが、ギャランティカードなどの保証書です。

保証書は、修理などのアフターサービスを円滑に受けるために必要なものでもあり、高級腕時計の場合は正規品であることを証明する付属品でもあります。

中古市場には、正規品と見分けがつかない高級腕時計のコピー品が増加していることから、本物であるかどうかの見極めには保証書が欠かせません。そのため、保証書の有無が査定に大きく影響するのです。

保証書やギャランティカード以外に重視される付属品の一つが、余りゴマです。

前のオーナーが自分の手首のサイズに合わせてコマを外した場合、そのコマがないと調整可能な範囲が狭くなってしまいます。

余りゴマがないと、次に購入する購入できる方も手首のサイズが限定されるため、市場価値が低めに見積もられる可能性があります。

その他、商品の魅力を左右する箱も重要視される付属品です。

高級腕時計は美術品に近いイメージでとらえられているため、ブランドイメージを配した箱の有無が重要になります。

腕時計を高値につなげる付属品以外のポイント

 腕時計を高値につなげる付属品以外のポイント

腕時計は付属品の有無に限らず、高値買取につなげられるポイントがいくつかあります。

不要なら早く査定に出す

まず大事なポイントは、売却を決意したらなるべく早く査定に出すことです。

腕時計は精密機械です。どんなに気を配って保管したとしても、経年劣化は避けられません。

特に、日本の高温多湿の気候は腕時計にとっては決して好ましくない環境であるうえ、乾燥する時期は正常な動作に欠かせない時計内部の油が乾く可能性もあります。

また、腕時計の保管場所の近くに、スマートフォンやパソコンなど磁気が発生するものが置かれていると、腕時計の劣化の原因になります。

いつか売ろうと思っている間に価値が下がることも考えられるため、思い立ったら早めの査定を心がけることが重要です。

不動品でも査定に出す

腕時計が故障していると、査定を諦める方もいます。

しかし、動かなくなっているものでも、修理すれば問題なく使用できるかもしれません。

また、腕時計に金やダイヤなどの装飾品が施されていれば、時計としては使用できなくても、装飾品自体に価値があると判断され、高値で買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。