シェル文字盤の人気モデルを紹介!カラーや腕時計ブランドは何がある?

2024.01.18

時計買取 コラム
シェル文字盤の人気モデルを紹介!カラーや腕時計ブランドは何がある?

シェル文字盤の腕時計は、身に着けていれば光の反射でキラキラと美しく光ります。

幻想的でお洒落な印象を与えるので、人気の素材です。

シェル文字盤には、カラーもさまざまなバリエーションが存在し、それぞれの魅力があります。

本記事では、腕時計ブランドよりシェル文字盤のメンズ・レディースの人気モデル、さらにシェル文字盤の取り扱いで気を付けることをご紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。

まずは無料査定しませんか?

お問合せ・ご相談はこちら

0120-612-773

24時間365日受付中・携帯からも通話料無料

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

シェル文字盤の魅力

シェル文字盤の魅力

シェル文字盤は、貝殻を用いた腕時計の文字盤です。

別名、真珠を作り出す貝という意味の「マザーオブパール(MOP)」とも呼ばれます。

基本的にシェル文字盤には天然素材を使うため、よく見ると一つひとつの柄が異なり、わずかに光の反射具合なども異なってきます。

貝殻を文字盤にするには、技術を習得している職人が貝殻を薄く削って研磨を施します。

シェル文字盤は素材・技術などの面から、普通のブラックなどのカラー文字盤に比べて価格が高いことも多いでしょう。

シェル文字盤のカラーバリエーション

一般的に多く見られるのはホワイトのシェル文字盤ですが、それ以外にもさまざまなカラー展開があります。

シェル文字盤には、主に以下のカラーバリエーションがあります。


・ホワイトシェル

・ブラックシェル

・イエローシェル

・ブルーシェル

・ピンクシェル


ブラックシェルは落ち着いた印象、ピンクシェルはかわいらしい印象になります。

特にこの2色は個体差が大きいので、できることなら実際に本体を見てからの購入がおすすめです。

また、ブラックシェルは黒蝶貝から、それ以外は白蝶貝から出来上がるものが多いです。

色味のあるシェル文字盤は、最初から色が付いた貝殻を使っていたり、後から表面に色加工を施したものなどモデルによって異なるでしょう。

シェル文字盤の人気モデル

シェル文字盤を起用しているモデルは、メンズ・レディースともに多数あります。

特に高級時計メーカーの中で、人気の高いモデルや有名なモデルを紹介します。

ロレックス

時計の王様と呼ばれるロレックスには、多くのシェル文字盤モデルが作られています。

たとえば、2017年以降に製造されていたデイトナRef.116519LNNGは、白蝶貝のホワイトシェルが使用され、インデックスにはダイヤがあしらわれています。

現在廃盤となっているので非常に希少で、定価は360万円台でしたが、中古市場では800万円前後で取引されるほどに高価な種類とされています。

また、デイトジャストRef.116233NGには、珍しいブラックシェルタイプも展開しています。

デイトジャストのブラックシェルは、夜空に浮かぶオーロラのような、目を見張る美しさがあります。

一方でレディースのデイトジャストRef.69173NRは、ホワイトシェルとブラックシェルを展開しています。

インデックスのダイヤと、ロレックス独自の細かいコマのジュビリーブレスレットに良く合う女性らしいモデルです。


ロレックスのモデルごとの特徴について、詳しくは以下をご覧ください。

タグホイヤー

スイスの高級時計メーカーであるタグホイヤーにもシェル文字盤モデルがあります。

カレラ ブラックマザーオブパールのキャリバー5とキャリバー16クロノグラフは、それぞれ日本にて500本限定で製造されたモデルです。

タグホイヤーのブラックシェルもまた、美しいオパールのような光の反射具合が幻想的です。

素材はステンレスなので、飽きずに長く使えそうなスタイルです。

カレラ ブラックマザーオブパールの定価は、キャリバー5が約31万円台、キャリバー16が約55万円台でした。

限定モデルとはいえ、中古品はそれよりも低めの価格で売られているようです。

また、レディースの2017年以降製造されたアクアレーサーWBD1414.BA0741は、ホワイトシェルが展開されています。

インデックスにダイヤがセッティングされ、さらに300m防水対応なので、デザイン・機能性ともに優れたモデルになっています。


タグホイヤーのモデルごとの特徴について、詳しくは以下をご覧ください。

ブライトリング

クロノグラフの先駆者と言われるブライトリングのシェル文字盤モデルは、クロノマット 44 ブラック MOP ブラックアイが有名でしょう。

2014年に日本限定で400本製造され、文字盤はブラックシェルです。

また2011年に製造されたクロノマット 44 MOP ブラックアイドは、日本限定で300本のみのモデルです。

文字盤はホワイトシェルで、インダイヤルにもブラックシェルを施しているのが特徴です。

定価はブラックアイが約121万円、ブラックアイドが約93万円でした。

どちらも限定生産のため、希少性の高いモデルと言えます。

また、ブライトリングのレディースラインであるギャラクティック29にも、多数のシェル文字盤が起用されています。

スリークTのW723A84PAやW723A85PAあたりが人気のあるモデルです。

ギャラクティック29は、ブライトリングの中でも最小のケースサイズなので、小ぶりで華奢な腕時計が好みという方におすすめです。


ブライトリングのモデルごとの特徴について、詳しくは以下をご覧ください。

パテックフィリップ

パテックフィリップは、昔から王室などで愛用されてきた高級腕時計ブランドです。

シェル文字盤を用いたモデルは、主にレディースのコレクションです。

カラトラバ4899/900G-001は、ピンクシェルの文字盤で、雪に見立てられたダイヤモンドとピンクサファイアが散りばめられているのが特徴です。

こちらは色加工を施したものではなく、元々ピンク色の白蝶貝から作り出されています。

ケースの周りにはダイヤモンドとピンクサファイアが敷き詰められ、ベルトはピンクのクロコダイルレザーと、身に着ければ目を引くモデルです。

一方でコンプリケーション4948R-001は、ホワイトシェルの文字盤です。

月と日付、曜日の表示、さらに月の満ち欠けが表されているムーンフェイズ機能も搭載しています。

このモデルは、ケースやリュウズなどには300個以上ものダイヤがセッティングされ、定価は1000万円越えと最高級ラインと言えるでしょう。


パテックフィリップのモデルごとの特徴について、詳しくは以下をご覧ください。

ハリーウィンストン

ハリーウィンストンはアメリカの高級ジュエリーブランドですが、腕時計も製造・販売しています。

ハリーウィンストンでシェル文字盤と言えば、アヴェニューコレクションです。

メンズでは、クロノグラフの330/MCAWL.MB1/D3.1がホワイトシェルの文字盤を展開しています。

ケース周りにダイヤが敷き詰められているラグジュアリーなモデルです。

またレディースでは、アヴェニューCミニAVCQHM16RR017にて、ホワイトシェルの文字盤を展開しています。

こちらもローズゴールドのケースにダイヤが敷き詰められている高級感あふれるモデルです。

セイコー

セイコーは日本で初めて腕時計を製作した、国内最大手の時計メーカーです。

セイコーでも多くのシェル文字盤モデルが製造されています。

2016年に世界3500本限定で販売されたアストロン8X World-Time(SBXB091)は、ホワイトシェルを黒く加工したダークマザーオブパールを文字盤に使用しています。

宇宙から見た夜の地球をイメージして作られたこのモデルは、定価およそ28万円です。

一方でレディースコレクションのルキアSSVR134では、ホワイトシェルの文字盤を展開しています。

宝石のようにカッティングされた文字盤は珍しく、シェルによる独特な光の反射を引き立てます。

このモデルは、定価およそ5万円ほどです。


セイコーのモデルごとの特徴について、詳しくは以下をご覧ください。

シェル文字盤の取り扱いで気を付けること

シェル文字盤は天然素材でできているため、衝撃に弱いという欠点があります。

製造から年数が経つことで劣化し、強く落としたりぶつけたりすると割れてしまう恐れがあります。

また一般的な時計修理では、割れてしまうことを考慮し、断られることもあります。

そのような場合は製造メーカーにて、修理やオーバーホールに出すことをおすすめします。

メーカーでは製造する時点でシェル文字盤の特性を把握し、耐久性の高いケースなどでカバーされていることが多いですが、取り扱いには十分注意しましょう。

素材面、技術面でも価値が高いシェル文字盤は、買取市場でも高値が付くことがあります。

状態が綺麗であったり、買取に出したらいくらになるか知りたいというシェル文字盤の腕時計をお持ちの場合は、時計買取に特化しているバイセルの無料査定をご利用ください。