ウブロの買取価格は本当に安い?高く売るコツをご紹介!

ウブロはスイスの有名時計メーカーであり、2014年のW杯で公式タイムキーパーに選ばれたことで、多くのスポーツ選手や男性から人気を得ました。
現在もウブロは非常に人気の高いメーカーの1つですが、ネットでは買取価格が安いとの声も散見されます。
一体、実態はどうなのでしょうか。
この記事では、ウブロの魅力や歴史、ウブロの買取価格の決まり方などについて解説します。
また、高額査定を受けるためのポイントについても解説していますので、ぜひご覧になってみてください。
ウブロとは?

ウブロは、1979年にイタリア人のカルロ・クロッコ氏がスイスのニヨンで創業した時計メーカーです。
創業の翌年である1980年には、当時としては非常に珍しいラバーベルトを使用した「クラシック」を発表しました。
その斬新なデザインはスイス時計業界に大きな影響を与えますが、ラバーベルトは当時の時計業界ではタブー視される傾向がありました。
そのためにウブロは猛烈な批判を受け、異端児扱いされることになります。
イタリアのファッション業界を中心に支持を受けていったものの、徐々に経営は悪化し、事業継続が困難となりました。
しかし2004年にジャン・クロード・ビバー氏がCEOに就任することで、ウブロには転機が訪れます。
翌年2005年に登場した「ビッグ・バン」シリーズが大ヒットし、有名ブランドの仲間入りを果たしました。
それ以来、ウブロの作る実用的でクリエイティブなデザインの時計は、多くのアスリートや有名人を含めた世界中の人々を虜にしています。
こんなウブロは買取価格が高くなりやすい!

ここでは、ウブロの時計でも特に買取価格が高くなりやすいものを特徴別にご紹介します。
レザー・ラバーベルト
ウブロの象徴とも言えるのが、ステンレスケースとラバーベルトの組み合わせです。
ステンレスベルトのモデルは人気が低く、ラバーベルトやレザーベルトの方が人気が高いと言えます。
もしリセールをお考えであれば、レザー・ラバーベルトのモデルを選択するのがおすすめでしょう。
ベゼルの裏が透けている
べゼルの裏が透けているモデルにも、高い買取額が付く傾向があります。
ウブロの中でも比較的新しいモデルには裏透けの時計が多く、古いモデルにはステンレス蓋のモデルが多いと言えるでしょう。
裏蓋がスケルトンタイプか否かによって、業者によっては買取額が10万円程度変化することも決して珍しくありません。
ウブロの買取価格を下げる原因とは?
ここからは、ウブロの買取価格を下げる原因について2つ解説します。
保存状態が悪い
ウブロを含めた時計を買取に出す際は、汚れが目立つ、傷だらけ、動かないなど保存状態が悪いとどうしても価値が下がるため、買取額も低くなりやすいと言えます。
普段からなるべく大切に扱うとともに、最低でも表面の汚れやホコリなどを定期的に取り払うようにはしましょう。
ただし、壊れたからと言って自分で分解して修理しようとまではしないことが大切です。
腕時計は非常に繊細であり、細かな部品があるため部品の紛失につながる恐れもあるためです。
付属品がなく本体のみ
ウブロを売るうえでは、付属品がなく本体のみの場合も査定額が低くなる可能性が高いでしょう。
保証書や箱などの付属品が揃っている方が市場での人気が高く、本体のみ査定に出すと買取価格を下げる原因となってしまいます。
箱や保証書、ブレスレットのあまりコマなども付属品であると言えます。
付属品を一緒に出すことにどうして価値があるのかと言うと、コレクターからしてみれば、時計を買う際にはなるべく付属品ごと揃えておきたいと思うものだからです。
箱はあまり綺麗でない場合、査定に持って行かない人もいますが、査定額を考えた場合には非常にもったいないため、必ず一緒に出すようにしましょう。
ウブロをできるだけ高く売る方法
ここからは、ウブロをできるだけ高く売る方法について解説します。
時計買取のバイセルを利用する
ウブロをできるだけ高く売る方法の一つに、時計買取のバイセルを利用することが挙げられます。
時計に関する専門知識を持った査定士に見てもらわなければ、時計本来の価値を見落とされてしまう恐れがあります。
近年ではインターネットを利用することで、比較的気軽に時計を買取に出すことができますが、高額で売ることを考えた時にはあまりおすすめできません。
専門知識が無ければ適切な価格設定が難しいうえに、配送時の破損や入金遅れなどトラブルが起きやすいためです。
特にウブロのような高級時計を買取に出す場合は、損をしてしまわないよう時計買取のバイセルを利用するようにすべきでしょう。
付属品を揃えて査定に出す
前述の通り、時計の査定時には付属品を揃えることも大切です。
箱やブレスレットのコマはもちろん、ギャランティカードも一緒に査定に出すことが重要と言えるでしょう。
ギャランティカードとは、正規ルートで販売されたブランド品の「品質」を保証するために用いられる証明書の1つです。
ウブロはブランド時計の中でも特に偽物の流通が多い時計であり、中にはとても精巧に作られているものもあるため、真贋の判定が難しいことも多々あります。
そのため、買取業者は正規店で購入した品か否かを非常に重要視する傾向があります。
ギャランティーカードがないだけで、買取業者やモデルによっては査定金額が十数万円も落ちてしまうこともあります。
また、中にはギャランティカードがなければ買取に応じないと徹底している業者もあるため、注意が必要です。
もし並行輸入品のウブロなどでギャランティカードがない場合は、事前に業者に査定してもらえるかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。
加えて、品質保証の意味では化粧箱を準備することも大切です。
ウブロの化粧箱は大きく立派なものが多く、ギャランティカードほどではありませんが数千円〜1万円程度の違いが査定額に出る可能性もあります。
定期的なメンテナンスをする
前述の通り、ウブロの買取を考えるのであれば、なるべく良い状態に保っておく必要があり、定期的なメンテナンスが大切です。
基本的には、汚れを柔らかい布で乾拭きして落としておくと良いでしょう。
それ以上にこだわってメンテナンスをしたいということであれば、部分ごとに慎重に行う意識が必要です。
例えば、風防は水やホコリが侵入しないように気を付けて水拭きする必要があります。
傷を付けないことにこだわるのであれば、マイクロファイバークロスやセーム革などの柔らかい布で拭くことがおすすめでしょう。
ブレスレットの汚れは柔らかい歯ブラシを使用すると、細かい部分まで汚れを落とすことができます。
歯ブラシだけで落ちない汚れには、研磨剤や金属磨きに用いるクロスを使用することも考えられますが、あまりこすりすぎて傷をつけてしまわないよう注意すべきです。
最後に柔らかい布で拭けば、光沢を出すこともできるでしょう。
ただし、傷や故障などに対しては、なるべく自分で対処しようとせず、修理業者に相談することが大切です。
時計購入時よりも為替が円安の時
高級時計は世界中で流通しているため、その価値も世界共通のものだと言えます。
そのため、為替が変動することで時計の価値も変動します。
例えば、1ドル=100円時に10,000ドルの時計を購入したと仮定します。
この場合、購入には日本円で10,000ドル×100円で1,000,000円が必要です。
そしてその後円安が進んで1ドル=110円になった場合、同じ10,000ドルの時計を購入するのには10,000ドル×110円で1,100,000円が必要となります。
もちろん、この理論は時計を売りに出す場合も当てはまります。
つまり日本国内で見れば、同じ時計でも円安時の方が高い査定額が付けられることになるのです。
そのため、上記例のように時計購入時よりもドル円為替が円安になった場合は、より高額で時計を買取に出すことができるでしょう。
ウブロを売る際の注意点
ここからは、ウブロを売る際の注意点を3点に整理して解説します。
修理の履歴は残しておく
まずウブロを売る際の注意点として知っておきたいことは、修理の履歴を残すと査定アップにつながる可能性があるということです。
例えば外装などの仕上げをしていると、査定において買取額がプラスになることがあります。
外装仕上げとは、長年利用して細かい傷が付けられたり輝きがなくなったりした時計を、研磨や部品交換によって蘇らせることです。
加えて、メーカーでオーバーホール等のメンテナンスをしている場合も、プラス評価につながる可能性があるでしょう。
そのため、電池交換やオーバーホールなど、加工や修理の履歴があれば修理明細書や修理保証書を一緒にお持ちいただき、しっかりと査定士にその情報を伝えることが大切です。
また、こうして修理履歴を事前に伝えることで、査定がスムーズに進むという利点もあります。
ウブロディスタがあれば残しておく
ウブロの購入時には、先程ご紹介したギャランティカードの他に「ウブロディスタ」と呼ばれる、USB接続可能なICチップが付属しています。
ウブロディスタをインターネットに接続することで、保証書に登録されたデータを閲覧することが可能です。
高額査定を考えた際にギャランティカードが必須であることは前述した通りですが、このウブロディスタもセットで査定士に出すとプラス査定につながるでしょう。
買取店の比較
ウブロの時計を査定に出す際には、複数の買取店に見積もりを出してもらいましょう。
買取店ごとに査定額にバラツキがあるため、なるべく高額で買い取ってもらうためには複数の見積もりを取って比較するのが効果的でしょう。
また、ウブロの正規品は、基本的に時計を扱っていればどの買取店でも問題なく買取をしてもらえるものです。
しかし、並行輸入品の場合は偽物のリスクがあるため、買取を拒否される可能性があります。
そういった意味でも、1店舗のみに相談した結果で結論を出してしまうのではなく、複数の店舗に相談してみることが重要でしょう。

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