エベルの時計の買取相場は?評判や魅力と人気モデルをご紹介

2025.01.16

時計買取 コラム
エベル時計の魅力と高価買取ポイント!メンズ・レディースの人気モデルも紹介

「時の建築家」とも称されるエベルは、100年以上の歴史を持つスイスの高級時計ブランドです。

繊細で細部まで洗練されたデザインと伝統の技術力は、世界的にも高く評価されています。

エベルの時計は時計買取市場でも人気があり、高い価格で買取されるケースも多く見られます。

エベルの時計の魅力や特徴に加え、買取相場、人気モデル、査定で見られるポイントとより高く買取してもらうためのコツなどをご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

エベルとは

エベルとは

エベル(EBEL)は、時計産業の中心であるスイスに拠点を置く高級腕時計ブランドです。

創設から100年以上が経過しており、時計の開発・製造・販売まで手がける中で培ってきた製造技術とデザイン性の高さが特徴です。

複雑機構を含む自社製ムーブメントは業界で高い評価を受けており、その技術力の高さが伺えます。

デザインで言えば、古典的な純スイス時計ながら独特の世界観を持っている点が特徴と言えるでしょう。

人気モデル「スポーツクラシック」の、緩やかな六角形ケースと波打った流麗なブレスレットは、「これぞエベルスタイル」という独自の美しさを持っています。

エベルの理念でもある時計の機能美と品質を具体化した、ブランドのアイコンと言えるでしょう。

ほかにもきらびやかな宝石があしらわれた宝飾時計や、複雑な多層構造をしたケースが特徴の時計など、挙げればキリがありません。

例えば、金属の塊ひとつから削り出したワンピース型のケースは時計本体とうまくマッチングし、美しい見た目だけではなく装着感の良さでも人気を博しました。

エベルは日本での一般知名度はそれほど高くありませんが、フランス・ドイツでは一時はロレックスを抜いて高級腕時計のシェアトップになったこともあるほど人気があります。

その技術とデザイン性は世界の時計ファンから高く評価されています。

エベルの時計はなぜ価値が高い?

エベルの時計には価値の高いものが多く、買取市場でも高い金額で取引される例が多く見られます。

その理由として、需要に対して供給量が追いついていないという点が挙げられます。

エベルの時計は、品質の高さと、一目で「エベル」と分かる特徴的なデザインで人気を博しています。

エベル独自のデザインで「周囲とは異なる時計を着けたい」というニーズに応えている点も人気のポイントと言えるでしょう。

また、モデルによっては限定生産としているなど、供給量が限られています。

これによって希少価値が高まり、買取市場でも価値の高い時計となっています。

エベルの歴史

エベルの歴史

エベルは1911年にスイスのジュネーブに創立した、スイスの中でも歴史ある時計メーカーです。

創業者はウジェーヌ・ブルム(Eugene Blum)と彼の妻であるアリス・レヴィ(Alice Levy)で、「ウジェーヌ・ブルムとレヴィ」(Eugene Blum Et Levy)という彼らの頭文字がブランド名の由来になっています。

夫のウジェーヌが時計の精度と品質向上などの技術面を、妻のアリスがデザイン面を追求したことにより、エベルの誇る技術とデザインが確立されていきました。

また、当時の機械式時計の産業では紳士時計が主でしたが、エベルは積極的に女性用腕時計の製造にも注力していました。

ユニセックスなデザインで男女問わず身に付けられるものも多く、これも人気のポイントとなっています。

エベルは創業して間もない1914年に「スイス・ナショナル・エキシビジョン」で金メダルを獲得すると、その後も数々の賞を受賞し続けます。

1929年には息子のチャールズが経営に加わり、家族経営の地盤を固めていきました。

第二次世界大戦の中でも精度の高さで厚い信頼を得て、世界的にも有数の時計メーカーへと成長していきました。

現在エベルはモバードグループの傘下で経営

その後、投機事業で失敗してしまったことが原因で家族経営としてのエベルは終焉を迎え、1990年年代の後半にはLVMH(エモ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下に加わることとなりました。

しかし、その後に発表した新しいモデルは本来のエベルに見劣りする品質・デザインであったため、次第に人気を失ってしまいました。

創業時のクオリティーを取り戻すべく、2003年に「モバードグループ」がLVHMからエベルを買収し、再編へ漕ぎ出しました。

モバートグループはアメリカ資本の時計グループで、コンコルドやESQ Swissなどの時計ブランドも傘下に置いています。

親会社が変わったことをきっかけに経営方針を改めたエベルは旧来のスタッフを呼び戻し、高品質なモデルをいくつも発表し続けたことで、現在は本来の人気を取り戻してきています。

エベルの時計の人気モデル

エベルの時計の人気モデル

優れた技術と高いデザイン性で人気のエベルには、買取市場でも人気の高いモデルが多数あります。

ここではその中でも特に買取人気が高いモデルについてご紹介します。

エベル 1911

「エベル 1911」は、ブランドの創業年である「1911」の名がついたエベルの主力モデルです。

独創的なデザインのものも多いエベルの中で、シンプルなフォルムに飽きのこない洗練されたデザインが特徴となっています。

ラグジュアリーなモデルやスポーティーなモデルまで豊富なラインナップを揃えており、多くの人に愛される一本となっています。

エベル スポーツクラシック

エベルの代名詞とも言われるモデルに、1977年に発表された「スポーツクラシック」があります。

丸みのある六角形のケースに5点のビスで留められたベゼル、独特な波状デザインのブレスレットが特徴で、「これぞエベル」というデザインはエベルスタイルとして親しまれています。

ケースからラグへの緩やかなカーブなど、発表当時の世界観を楽しめる一本となっています。

エベル ウェーブ

「エベル ウェーブ」は、「スポーツクラシック」の伝統を引き継ぐ人気モデルです。

特徴としてはやはり、エベルの象徴とも言える波状デザインのブレスレットが挙げられます。

伝統的なエベルらしさを残しながら、ケースや文字盤などのデザインを一新し、数多くのコレクションを展開しています。

エベル クラシック100

「エベル クラシック100」は、2011年にブランド100周年を迎えた際に発表されたモデルです。

デザインはシンプルに、3針と小窓での日付表示となっています 王道のドレスウォッチと言え、創業当時のロゴを使用しているのがファンには嬉しいポイントです。

1911本限定と、エベルの腕時計の中でも希少なモデルとなっています。

エベル ディスカバリー

エベルの定番モデルの1つである「エベル ディスカバリー」は、レトロ感あるデザインで人気です。

シンプルなデザインながら細部にエベルらしい独創性も感じられるモデルとなっています。

幅広いファッションにマッチしやすく、オフィシャルなシーンでも活用しやすいのが大きな魅力です。

エベル ベルーガ

「エベル ベルーガ」は、最高級キャビアの名を取って1985年に誕生した女性向けの人気シリーズです。

耐久性のあるステンレススティールケースには曲線美が光り、女性の手もとにやわらかな印象を与えます。

「EBEL」のロゴとローマ数字のみのクラシカルな盤面が魅力です。

エベル ベルーガマンシェット

「ベルーガ」シリーズの人気モデルとして、1999年誕生の「ベルーガ マンシェット」が挙げられます。

「マンシェット」の名の通り、「そで飾り(Manchette)」をイメージしてデザインされました。

ストラップには、ステンレススティールなどのメタルタイプのほか、上品なシルクサテンがあしらわれたタイプもあります。

他にも「ベルーガ」シリーズの人気モデルとしては、「ベルーガ トノーミニ」「ベルーガ ラウンドレディ」などがあります。

エベル ブラジリア

「エベル ブラジリア」は、エベル唯一のスクエアケースが特徴的なシリーズです。

中でも人気なのは「エベル ブラジリア クロノグラフ」で、力強いデザインに、丁寧に施されたローマ数字が高級感を漂わせます。

また、「ブラジリア」シリーズ内にはレディースウォッチとして、ダイヤモンドが散りばめられた華やかなモデルも展開されています。

エベル X-1(エックスワン)

「エベル X-1」は、2012年に発表されたスポーツラグジュアリーなシリーズです。

ケースに沿うような緩やかなカーブのラグと、外周への装飾が特徴的です。

メンズ・レディース両方のモデルが展開されており、レディースモデルではダイヤモンドがあしらわれたものが人気となっています。

エベル ONDE(オンド)

「エベル ONDE」は、2011年に女性用として発表されたシリーズです。

丸みの強いシルエットが特徴で、可愛らしい印象が人気となっています。

リューズの外周やインデックスにもダイヤモンドが使われるなど、ラグジュアリーさとエレガントさが演出されています。

エベルの時計の査定ではどんなポイントが見られる?

エベルの時計の査定ではどんなポイントが見られる?

高い買取価格がつくケースも多いエベルの時計ですが、実際の査定ではどのようなポイントがチェックされるのでしょうか。

エベルの時計の買取金額は、おもに以下のような査定基準によって変わります。

  1. モデル
  2. 製造年
  3. 時計の保存状態(メンテナンス状況)
  4. 使われている貴金属や宝石の価値
  5. 付属品の有無

買取市場で人気の高いモデルであれば、高く買取される可能性は上がるでしょう。

また製造年については、一般的に新しい方が高く買取されやすい傾向があります。

大きな傷がないか、中の機構が劣化していないかなどの保存状態も、買取価格には大きく関わってきます。

そして、価値ある貴金属や宝石が使われている時計の場合には、その貴金属や宝石の価値も加味されることで買取価格が高くなりやすいです。

箱や保証書といった付属品は買取市場における信用につながるので、揃っていることでより高く買取される可能性があります。

実際の査定では、これらに加えてその時々の市場の動向なども加味して買取価格が産出されます。

お持ちのエベルの具体的な価値については、ぜひ一度試しにバイセルの無料査定でお確かめください。

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エベルの時計をより高く買取してもらうコツ

エベルの時計をより高く買取してもらうコツ

エベルの時計には価値の高いものも多いですが、保存状態の良し悪しや付属品の有無などの条件によっては買取価格が下がってしまう可能性があります。

そこで、エベルの時計をより高く買取してもらうために知っておきたいコツを3つご紹介します。

  1. 保存状態を良く保っておく
  2. 付属品を揃えておく
  3. なるべく早く買取に出す

保存状態を良く保っておく

価値の高いエベルの時計であっても、時計に傷や欠損があるなど状態が良くない場合には買取価格は下がってされてしまうことが多いです。

エベルの時計をより高く買取してもらうためには、

  1. 机などの硬い場所に置くときはハンカチを下敷きにする
  2. 作業するときには腕時計を外す
  3. 腕時計を袖の中に隠す
  4. 他の腕時計と接触しないように箱に入れて保管する

など、傷がつかないように日頃の使用や保管の時から注意しておきましょう。

また、腕時計は長く使わないまま放置していると、電池が液漏れを起こす、時計の機構に使われているオイルが変質するなど、時計内部の状態を損ねてしまうことがありますので注意が必要です。

メンテナンスという意味では、エベルは日本にも正規のアフターサービスセンターがあります。

クォーツ式時計なら7~8年に1度、機械式時計なら3~4年に1度程度オーバーホールを行ってあげると良いでしょう。

付属品を揃えておく

エベルの時計を新品で購入した際には、箱や保証書、予備のコマなどの付属品が付いてきます。

これらの付属品は時計の査定の際、本物のエベルであることを証明するための助けになります。

また、付属品が揃っているものの方がコレクションとしての人気が高く、ブランド時計買取市場での需要は高いです。

付属品が無ければ買取してもらえないというわけではありませんが、付属品が揃っている方が買取価格は高くなる可能性があります。

購入した際の付属品は大切に保管しておき、買取の際には時計と一緒に出すようにしてください。

加えて、エベル正規のアフターサービスセンターによるオーバーホールを受けた場合には、オーバーホール証明書も保管しておきましょう。

オーバーホール証明書があれば「ブランド自身が正規品だと認めた」ということになり、保証書ほどではないですが「本物である」という信用につながります。

なるべく早く買取に出す

売却すると決めたらなるべく早く買取に出すというのも、エベルの時計をより高く買取してもらうためのポイントの1つです。

エベルに限らず、ブランド時計の買取では基本的に、年式が新しいものの方が高く買取されやすい傾向があります。

持っている時計と同じタイプで新しいモデルが発売されると、どうしても市場の需要がそちらに向かってしまい、古いモデルは需要が下がってしまう傾向にあります。

また、時計内部の経年劣化なども考えると、「保存状態が良いうちに早めに売る」というのもより高く売るためのコツの1つと言えるでしょう。

エベルは時計の買取実績豊富な業者に売ろう

エベルは時計の買取実績豊富な業者に売ろう

エベルの時計は品質とデザイン性の高さから、買取市場で高い価値がつくことも多いです。

そんな価値あるエベルの時計を売るなら、ブランド時計の買取実績豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

エベルの時計を適正な価格で買取するためには、モデルごとの人気・製造年代・保存状態・真贋・中古市場の動向といった様々な要素を正確に見極められる必要があります。

質屋やリサイクルショップといった時計を専門としない業者では、エベルの価値をしっかりと見極められるのか疑問です。

せっかくのエベルを、本来の価値に見合わない安い価格で買い取られてはたまりません。

また、ネットオークションやフリマアプリといった個人間の売買などでは、エベルのような高価な時計を買うのはリスクが高いため、買い手がつきにくい傾向があります。

その点で、やはり時計の買取実績が豊富な買取業者に任せるのが安心だと言えるでしょう。

エベルの買取なら買取実績豊富なバイセルへ

エベルの買取をお考えなら、時計買取のバイセルにお任せください。

バイセルは日本全国で時計などの買取サービスをご提供し、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

バイセルの査定士は、高い専門知識と豊富な査定経験を生かして、エベルの時計1点1点の価値をしっかりと見極め、正確に鑑定します。

バイセルの出張買取ならお電話1本、手数料完全無料で日本全国への出張買取に対応しております。

試しに「価値がどれくらいか聞いてみたい」といった場合も手数料はかかりませんので、安心してご利用いただけます。

ぜひ1度お気軽にお試しください。