ピアジェの買取相場は?高く買取してもらうポイントをご紹介

- ピアジェの時計を買取にだしたいです。いくらになりますか?
- モデル、保証書・箱などの付属品の有無、状態によって価格は異なります。是非一度こちらよりお問い合わせください。
- ピアジェの時計が使わずに閉ったままになっています。価値は付きますか?
腕時計を選ぶとき、実用性や強度が優れていても、デザイン性に乏しいものは少し寂しい感じがしてしまいますよね。
あるいはジュエリーを選ぶとき、デザインは優れていても加工技術が低く、強度に不安があっては困りますよね。
時計とジュエリー双方の一流ブランドであり、それぞれの技術を相互に活かしあって独自の製品を生み出し続けているのが、ピアジェです。
ピアジェのブランドとしての概要に加えて、ピアジェの腕時計・ジュエリーの買取相場や、高く買取してもらうためのポイントについてもご紹介します。
目次
ハイジュエリーと高級腕時計のピアジェとは

ピアジェは、スイスに本社を置くハイジュエリーと高級腕時計の有名ブランドです。
高級時計ブランドならではの精緻な技術と、ジュエリーブランドのデザイン性を融合させた製品は大きな話題となっており、日本でも高い人気を誇ります。
ここでは、ピアジェの歴史や概要に加え、ピアジェ製品の特徴についてご紹介します。
ピアジェの歴史と概要
ピアジェの歴史は1874年、創業者のジョルジュ=エドワール・ピアジェが、スイスのラ・コート・オ・フェという小さな村に小さな時計工房を設立したことから始まります。
家族の農場の中に設けられたピアジェの工房には、「常に必要以上によいものをつくる」というモットーがありました。
このモットーの通り、小さな村で求められるもの以上の品質を常に目指したピアジェの工房では時計製造技術が瞬く間に上昇し、ピアジェはスイスの名だたる時計ブランドに部品やムーブメントを供給するようになります。
創業者ジョルジュの息子であるティモテ・ピアジェの代には、会社は部品やムーブメントの製造業者から、独自の高級懐中時計や高級腕時計を製造するブランドへと変革を遂げました。
ピアジェの高い時計製造技術によって生み出された、他に類を見ない極薄のムーブメントは、腕時計のデザインを発展させるための大きな力になりました。
ピアジェがジュエリーブランドとしての歴史をスタートさせたのは、1959年のことでした。
時計製造によって培われてきた加工技術はジュエリー製作に、ジュエリー製作によって高められたデザイン性は時計製造にも活かされました。
このような社内での相乗効果が、他のブランドにないピアジェの独自性を生んでいったのです。
ピアジェ製品の特徴は?

ピアジェでは、腕時計とジュエリーの双方について、商品の設計から最終的な仕上げまでのすべての工程を自社の工房内で一貫して行っています。
つまりピアジェには、時計とジュエリーという2つの商材の製造に関する、40種以上の職種のプロフェッショナルたちが揃っているのです。
これにより、時計製造のスペシャリストたちが持つノウハウをジュエリーに、ジュエリー製造のスペシャリストたちが持つノウハウを時計活かすという相乗効果が生まれることになりました。
時計製造からくる加工技術は、ジュエリーの繊細なデザインを実現させるのに寄与しました。
ジュエリー製造からくるデザイン感覚は、時計のデザインや色使い、装飾に役立ちました。
「デザインも品質も最高級」という点が、ピアジェ製品の特徴になっていると言えるでしょう。
デザイン性が高まったピアジェの時計は、アメリカの画家アンディ・ウォーホル(1928-1987)が愛用し、スペインの画家サルバドール・ダリ(1904-1989)とのコラボモデルが実現するなど、著名な芸術家からも高く評価されています。
ピアジェの人気腕時計にはどんなものがある?

ピアジェの中でも、やはり腕時計は主力商品であり、人気も高いです。
人気のピアジェの腕時計の中でも、特に人気の高い2つの高級腕時計シリーズをご紹介します。
ピアジェの人気腕時計ポロ
カジュアルさとエレガントさを併せ持ち、どんな場面にもマッチすると人気を集めているのが、ピアジェの「ポロ」シリーズです。
ポロスポーツのように、スポーティでありながらエレガントな世界観を表現していることが、シリーズの名前の由来になっています。
ステンレススチール製の、ラウンドでも四角でもない独特なアールを備えたケースには、毎日身に着けても飽きの来ない不思議な魅力があります。
ギョーシェ彫り(デザインや視認性のために文字盤に施される加工)や、ケースバックから透けて見えるムーブメントといった一流時計ブランドならではの装飾も、「ポロ」シリーズのエレガントさを演出しています。
ピアジェの「ポロ」シリーズは、ハイスタンダードなカジュアルウォッチと言えるでしょう。
「ポロ」シリーズの中には、ケースがステンレススチールではなくピンクゴールド製になっているモデルがあり、シリーズの中でも特に高い価値が認められています。
ピアジェの人気腕時計ダンサー
ピアジェの「ダンサー」シリーズは、ジュエリーブランドでもあるピアジェらしい、金をはじめとした貴金属を惜しみなく使用したゴージャスな腕時計シリーズです。
ダイヤモンドなどの宝石で装飾されているモデルもあります。
「ダンサー」シリーズの特徴は、多くの老舗時計ブランドが得意とする機械式ではなく、クォーツ式腕時計であることです。
ゼンマイを巻くことで歯車が回転して動く機械式腕時計に対して、クォーツ式は電池を動力源とし、クォーツ(水晶)の振動によって制御する方式のことです。
機械式時計に比べて誤差が少なく、製造コストも安いのが特徴です。
ピアジェの「ダンサー」シリーズは、貴金属や宝石を使いながらも、クォーツ式にすることで価格を抑えています。
「ダンサー」シリーズはメンズ・レディースともにモデルが豊富で、記念のペアウォッチとしても人気です。
また、ピアジェが「ダンサー」シリーズの生産を終了したため、時計買取市場での需要はますます高まっています。
時計買取市場での人気では、「ダンサー」シリーズは今まさにピークを迎えつつあると言えるかもしれません。

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ピアジェの買取でおすすめの方法は?

ピアジェの腕時計やジュエリーを売却したいと考えたとき、具体的にはどのような方法があるでしょうか。
考え得る3つの方法をご紹介するとともに、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
ネットオークションなどでの個人間売買
まず考えられるのが、知り合いに売却する、ネットオークションを利用するなどして個人間で売買を行う方法です。
友人や親族など信頼できる人であれば、大事なピアジェ製品でも安心して売却できるかもしれません。
しかし、ピアジェのような超高級品の場合には、知り合いへの売却には難しい部分があります。
売買が成立するためには「売り手が売却したい時計やジュエリーを知り合いが欲しがっており、さらに金銭的余裕がある」という状況が必要になります。
現実的には買い手を見つけられる可能性は低いでしょう。
また、個人間売買では価格設定も当人間で行わなければなりません。
お持ちの腕時計やジュエリーの正確な価値を把握していないと、本来の価値からかけ離れた価格で売買してしまう可能性があります。
ご自身が損をしても知り合いに損をさせても、悪い後味が残ってしまいます。
知り合いではなく不特定多数の個人にピアジェ製品を売却する方法として、ネットオークションが挙げられます。
スマートフォン1つあれば出品できるので手軽です。
しかしながら、ネットオークションでは売り手と買い手は顔を合わせることができませんし、商品の現物も買い手は落札するまで見ることはできません。
そのため取引に安心感が持ちにくく、ピアジェなどの超高級品は売れにくい傾向にあるようです。
知り合い、ネットオークションのいずれも、個人間売買はピアジェのような超高級品には向かないかもしれません。
リサイクルショップを利用する

次に、リサイクルショップの買取サービスを利用してピアジェ製品を買取に出す方法が考えられます。
取り扱い商品の幅が広いリサイクルショップの中には、時計や宝飾品の買取を行っている店舗も多くあります。
リサイクルショップは駅前や幹線道路沿いなどに多くあって利用しやすいですし、商品を店頭に持ち込めばその場で査定・買取してもらえる点が手軽です。
しかし、リサイクルショップの買取サービスには、時計専門あるいは宝飾品専門の買取業者ではないという点に不安があります。
時計や宝飾品を専門としないリサイクルショップでは、時計あるいは宝飾品の専門知識を持った鑑定士が常駐しているケースは極めて稀でしょう。
ピアジェの腕時計やジュエリー本来の価値を見極めてもらうことが出来ず、本来の価値からかけ離れた価格で買取されてしまう恐れがあります。
大切なピアジェを、不当に安い価格で売ってしまうわけにはいかないですよね。
「買取価格は気にしないから、手早く引き取ってほしい」という場合でなければ、リサイクルショップは価格の面で危険を孕んだ買取方法ということになってしまいます。
時計あるいは宝飾品専門の買取業者を利用する
リサイクルショップに比べると数は少なくなりますが、時計あるいは宝飾品に強みを持った専門の買取業者も存在します。
バイセルであれば、時計あるいは宝飾品の専門知識を持った査定士が在籍しています。
ピアジェの腕時計やジュエリーの適正な価値を見極めてくれるでしょう。
買取価格の信頼性においては、専門の買取業者に如くはありません。
専門の買取業者の弱点は、リサイクルショップなどに比べて店舗数が少ないことです。
店舗の分布はまばらで、利用したいと思っても近くに店舗がない場合もあるでしょう。
そんな時には、バイセルの出張買取サービスを利用してみてください。
出張買取とは、買取業者の査定スタッフが利用者の自宅まで来て査定・買取してくれるサービスです。
近くに店舗がなくても、自宅にいながら専門業者のサービスを受けることが出来るので便利です。
ピアジェを少しでも高く買取してもらうためのポイントは

買取市場でも絶大な人気と価値を誇るピアジェの腕時計やジュエリーですが、より高く買取してもらうためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。
ピアジェの買取で損をしないための3つのポイントをご紹介します。
保証書・箱などの付属品を全て揃える
ピアジェの腕時計やジュエリーを新品で購入した場合には、保証書・箱・説明書といった付属品が付いてきます。
これらの付属品は購入時だけでなく、ピアジェ製品を買取に出す際にも重要な働きをします。
保証書・箱・説明書といった付属品は査定の際、本物のピアジェであることを証明するための助けになります。
また、付属品が揃っているものの方がコレクションとしての人気が高いです。
時計買取市場・宝飾品買取市場においても、付属品が揃っているものの方が需要が高く、買取価格も高くなりやすいです。
購入した際の付属品は大切に保管しておき、買取の際には腕時計やジュエリーと一緒に査定に出すようにしましょう。
使わなくなったら早めに買取に出す

ピアジェの腕時計やジュエリーの買取において、買取価格を最も大きく左右するのが保存状態です。
そのため、日ごろから傷がつかないように注意しておくことはもちろんですが、買取に出すと決めたら経年劣化する前に買取に出してしまうというのも有効です。
機械式時計なら時間の経過に伴ってオイルの変質、クォーツ式時計なら液漏れなどが起こる場合があります。
ジュエリーも長く保管していると、汗や皮脂などによる変質や、宝石同士が当たることによる傷などが発生する可能性があります。
このような経年劣化をする前に買取に出すことで、お持ちのピアジェを本来の価値のまま売却することができるでしょう。
また、ジュエリーはトレンドによって買取価格が左右されるため、「時代遅れになる前に」という観点からも、早く売却してしまうのが得策と言えます。
査定前に修理には出さない
ピアジェは販売した腕時計やジュエリーの修理サービスを行っています。
「状態が良い方が高く買取してもらえる」なら、修理に出してから売却したほうが良いように感じるかもしれませんが、修理に出すのは少し待った方が良さそうです。
修理とはいえ、ピアジェが誇る伝統の技術をフルに使って行われるサービスです。
費用は決して安いものではありません。
そのため、買取に出す前に修理に出したとしても、修理費用を賄えるだけの買取価格アップがあるかどうかは分かりません。
修理に出す前に、まずは時計や宝飾品買取のバイセルに査定を依頼して、詳しい価値を聞いてみましょう。
そこで専門の査定スタッフに訪ねてみて、「修理代以上の買取価格アップが見込める」となった場合にだけ、修理を検討するようにしましょう。
ピアジェの買取についてのまとめ

ピアジェは、ジュエリーと高級腕時計で有名な人気ブランドです。
腕時計・ジュエリーの双方で一流の技術を持っており、時計ブランドの技術力とジュエリーブランドのデザイン性を併せ持った製品が特徴です。
ポロやダンサーなどの人気腕時計シリーズを中心に、ピアジェ製品は買取市場においても非常に人気があり、高い価格で取引されます。
ピアジェを少しでも高く買取してもらいたいなら、付属品を確実に保管しておき、状態が悪くなる前に早めに買取に出すのが良いでしょう。
その際、時計や宝飾品の正しい価値が分かる時計買取のバイセルに査定を依頼するのがおすすめです。