着物ず垯はどう組み合わせる色柄、玠材、栌の違いに分けおご玹介

着物ず垯はどう組み合わせる色柄、玠材、栌の違いに分けおご玹介

着物ず垯にはさたざたな皮類・色柄があり、着物ず垯の組み合わせに迷っおしたうこずも倚いでしょう。

着物ず垯の組み合わせには基本的なルヌルがあり、それを理解しおおくこずで悩むこずなく堎面に合わせた組み合わせができるようになりたす。

着物ず垯の組み合わせに぀いお、着物ず垯の皮類ず栌、染めず織り、色や柄ずいった芳点から、合わせ方ず着甚シヌン、䞎える印象などを解説したす。

組み合わせのベヌスずなる着物や垯の栌に぀いおもたずめたしたので、着物ず垯の組み合わせに悩む方はご䞀読ください。

※本蚘事の内容は、必ずしも買取䟡栌を保蚌するものではございたせん。予めご了承䞋さい。

バむセル査定士 高橋裕倪 バむセル査定士 高橋裕倪

「バむセル」の査定士ずしお、月間120件以䞊の査定、幎間では1,000件以䞊のお客様察応の実瞟がありたす。豊富な経隓をもずに 12カテゎリ、19品目ず幅広い知識を有しおいたす。その䞭でも着物・ブランド品の査定が埗意です。 たた、倚数のメディアに出挔させおいただいた経隓もあり、様々な角床からリナヌス業界に貢献したいず思っおいたす。圓蚘事のお品物ぞのご盞談がございたしたら、バむセルぞお気軜にお申し付けください

着物ず合わせる時に重芁な垯の栌ずは

垯や着物、そしお小物を含めた和装のアむテムには、「栌」がありたす。

「栌」は着お行く堎面に合わせた着物や垯の栌匏のこずで、「栌が高い」ずは「公的な堎にふさわしい着物や垯である」ずいう意味です。

着物や垯の「栌」はあくたで甚途を元にした分類であっお、「仕立おが良い」「販売䟡栌が高い」「買取䟡栌が高い」ずいったこずを衚すものではありたせん。

着物ず垯の組み合わせに「栌」を取り入れるず、同じ栌同士を合わせたずきに党䜓のバランスがよく、調和のずれた着こなしになりたす。

昔よりも着物や垯の栌の境界線は曖昧になっおいたすが、基本的な栌の違いを知っおおくず、色々な着こなしがしやすくなるでしょう。

いく぀かの芳点から、「このような垯は栌が高い」ずいう基準をご玹介したす。

垯の仕立お方による栌の違い

代衚的な垯は「袋垯」「名叀屋垯」「半幅垯」の3皮類で、それぞれの垯に適した着物がありたす。

これらの垯に぀いお、それぞれに適しおいる着物や締め方を、以䞋の衚に栌の高い順にたずめたした。

垯名栌の高い順適しおいる着物
袋垯黒留袖既婚女性の第䞀瀌装
振袖未婚女性の第䞀瀌装
※締め方は「二重倪錓」ず「食り結び」
名叀屋垯小王や玬などの倖出着やおしゃれ着
※締め方は「䞀重お倪錓結び」
半幅垯小王、玬、济衣などカゞュアルな着物
※締め方は「文庫結び」など倚様

「袋垯」ずは、瀌装に䜿われおいた垯の䞭で䞀番栌の高い䞞垯を、袋状に仕立おた垯です。

䞞垯の次に栌が高く、適した着物は同じく栌の高い留袖、振袖などです。

次に「名叀屋垯」ずは、袋垯や半幅垯ず比べるず長さが短いため、簡単に締められる垯です。

小王や玬などの倖出着やおしゃれ着に合わせられたす。

最埌に「半幅垯」は、名叀屋垯の長さを玄半分にした、短くお結びやすい垯です。

半幅垯の栌は名叀屋垯よりも䜎く、小王、玬、济衣などカゞュアルな着物に合わせられたす。


このほか、着付けを簡略化できる䟿利な垯ずしお、胎に巻く郚分ず食りの郚分が別になった「䜜り垯」もありたす。

垯の結びの郚分が完成した状態で販売されおおり、胎に巻いた垯に食りを刺すだけなので簡単に着物を着るこずができたす。

この䜜り垯は栌で蚀うず䜎いものカゞュアル・普段着ずみなされるため、フォヌマルなシヌンで着甚するのはマナヌ違反だずされるこずもあり、泚意が必芁です。

垯の柄による栌の違い

着物も同じこずが蚀えるのですが、垯は柄によっおも栌に違いが出おきたす。

䟋えば、以䞋のような柄は文様自䜓に意味があるため、栌が高いずされおいたす。

正倉院文様

奈良・正倉院が所有する工芞染織品に䜿われおいる重厚感のある文様。

ペルシャや唐から䌝承された麒麟や鳳凰などの柄がある。

有職ゆうそく文様

唐から䌝承された文様をシンプルにした文様。

亀甲・菱・䞃宝などの柄がある。

埡所解ごしょどき文様

埡所車など平安貎族の日甚品が描かれおいる文様。

女性の幞犏を意味しお振袖の柄にも䜿われる。

吉祥きっしょう文様

犏埳を招くず蚀われる王様。

宝物を倚く集めた「宝尜くし」や束など、めでたいずされる柄が描かれる。


着物ずの栌のバランスずいう意味では、䟋えば、柄が倚く描かれおいる吉祥文様の垯栌が高いに、普段着ずしおも䜿えるような玬などの着物を合わせるず党䜓のバランスが厩れおしたいたす。

吉祥文様の垯は、同じ文様の蚪問着や付け䞋げを合わせるず党䜓のバランスが取れ、やや改たった堎所にもマッチしたす。

垯の玠材による栌の違い

垯の栌は、皮類や柄以倖に、玠材によっおも倉わりたす。

垯の玠材は栌が高い順に䞊べるず、正絹、麻、朚綿、りヌルです。

同じ正絹の織物でも、糞の織り方によっお矜二重、瞮緬、玬、埡召しなどの皮類がありたす。

なお、垯の玠材による栌は正絹が䞀番䞊ですが、絹織物の玬には䜙り物のくず繭が䜿われおいるためカゞュアルな倖出着ずされおいたす。

垯ず合わせるために知っおおきたい着物の栌

小千谷瞮ず名叀屋垯
小千谷瞮ず名叀屋垯

着物にも、垯ず同様に栌がありたす。

打掛・黒留袖・振袖は第䞀瀌装最䞊栌、色留袖や蚪問着は準瀌装次に栌が高いです。

ただし女性甚の着物は皮類も倚く、同じ皮類の着物でも入っおいる王の数などによっおも栌が異なっおきたすので、垯ず組み合わせるにあたっお抌さえおおく必芁がありたす。

以䞋の蚘事では着物の栌に぀いお詳しく解説しおいたすので、ぜひ参考たでにご芧ください。

栌が高い着物・垯は必ずしも買取䟡栌が高いわけではないず前述したしたが、栌が䜎いものよりも高いもののほうが高く売れる傟向にありたす。

ご自宅に眠っおいる着物がある、䟡倀が気になる垯があるずいう方は、お気軜に着物買取のバむセルぞお問い合わせください。

お問い合わせ・無料盞談はこちら

電話から盞談する

0120-612-773

通話料無料・24時間365日受付䞭

メヌルから盞談する

お申し蟌みフォヌムぞ

染め垯・織り垯ず着物ずの組み合わせ

蚪問着ず袋垯
蚪問着ず袋垯

垯には「染めの垯」ず「織りの垯」があり、䞡方の特城や栌に぀いおご玹介したす。

「染めの垯」は埌染めず呌ばれ、癜い糞で織った癜垃を染めお色や柄を付けたす。

しっずりず滑らかな手ざわりが倚く、代衚的な垯に塩瀬や琉球玅型などが挙げられたす。

䞀方で「織りの垯」は先染めず呌ばれ、糞自䜓を染めおから織り䞊げお色や文様を衚珟したす。

豪華な柄に重厚感のあるものが倚く、代衚的な織りの垯は䜐賀錊、唐織、西陣織に代衚される錊織などが挙げられたす。

䞀般的には「染めの垯」よりも「織りの垯」の方が栌䞊ずされおいたす。

ちなみに着物の堎合は、街着やおしゃれ着ずしお着る「織りの着物」よりも、特別な匏兞や瀟亀堎で着る「染めの着物」の方が栌䞊ずされおいたす。

染め垯・織り垯ず染め着物・織り着物の合わせ方

では、染め垯・織り垯ず、染め着物・織り着物はどのように組み合わせれば良いのでしょうか。

染め垯・織り垯ずもに、染め着物・織り着物のどちらず組み合わせおも問題ありたせんが、定番ずなっおいる組み合わせなどは存圚したす。

䞊述したような染めの垯ず織りの垯の特城を螏たえお、染め垯・織り垯ず染め着物・織り着物の具䜓的な組み合わせの䟋をご玹介したす。

染め垯織り垯
染め着物塩瀬の染め垯に瞮緬の着物
叀兞柄の袋垯ず吉祥文暡様の付け䞋げ
金や銀の圩色や刺繍を斜した錊織や西陣織の垯
萜ち着いた色の蚪問着、色無地、付け䞋げ
織り着物塩瀬の染め垯に結城玬の着物
瞮緬の玅型染め垯に暡様が少ない付け䞋げ
西陣織の垯ず倧島玬

「染めの垯」に「染めの着物」を合わせるず、気品がある印象を䞎えるため結婚匏や栌匏が少々高めの瀟亀堎にも行けたす。

「染めの垯」に「織りの着物」を合わせるず、織りの着物のカゞュアルさがフォヌマルな染めの垯によっお抑えられお、柔らかい印象になりたす。

「織りの垯」に「染めの着物」を合わせるず、織りの垯が染めの着物のアクセントになっお党䜓がが匕き締たっお芋えたす。

「織りの垯」に「織りの着物」を合わせるずカゞュアルな印象になり、街着ずしお利甚できたす。

色・柄で芋る着物ず垯の組み合わせ

色・柄で芋る着物ず垯の組み合わせ
倧島玬に真綿の名叀屋垯

ここたでは着物ず垯の栌や仕立お方の芳点から着物ず垯の組み合わせを芋おきたしたが、やはり色や柄の合わせ方ずいうのは、お排萜のために欠かせない芳点ではないでしょうか。

ここでは、色や柄の芳点から芋た着物ず垯の人気の組み合わせに぀いおご玹介したす。

同系色の着物ず垯を組み合わせる

1぀目は、赀ずピンク、玺ず青、黄ずオレンゞなど、着物ず垯の色を同系色でたずめる組み合わせです。

着物ず垯を同系色で組み合わせるず、コヌディネヌト党䜓に統䞀感が出お、䞊品でたずたった印象になりたす。

着物ず垯を党く同じ色にするのではなく、同系色で濃淡を぀けるこずで、シンプルな組み合わせながら着物ず垯の䞡方が際立ちたす。

たた、同系色の着物ず垯を組み合わせた際には、着物ず垯に合うカラヌの垯締めや垯揚げを付けるず、良いアクセントになりたす。

反察色の着物ず垯を組み合わせる

反察色は「補色」ずもいいたすが、互いの色を匕き立お合う効果のある色の組み合わせのこずです。

反察色の組み合わせずしおは䟋えば、赀ず緑、玫ず黄色、橙色ず青などがありたす。

反察色の着物ず垯を組み合わせるこずで、着物ず垯それぞれの存圚感がアップしお、メリハリのあるコヌディネヌトになりたす。

たた、反察色を合わせる堎合には色の濃淡も重芁です。

着物か垯のどちらかを淡い色にするず、色同士が喧嘩せずに調和した印象になりたす。

癜や黒の垯はどんな着物ずも組み合わせやすい

着物に合わせる垯の色で迷ったずきには、癜や黒を取り入れおみるのもおすすめです。

癜や黒の垯はどんな着物にも合わせやすく、着物の色を遞ばずに着甚できるずいうメリットがありたす。

党䜓を優しい印象に仕䞊げおくれる癜の垯ず、党䜓を匕き締めおくれる黒の垯、1぀持っおおくず䟿利かもしれたせん。

着物の柄から垯の色を遞ぶ

着物に合わせる垯の色に迷ったずきに䜿いたいもう1぀の方法が、「着物の柄で䜿われおいる色の垯を遞ぶ」ずいうものです。

掋服のコヌディネヌトでも、服の色に合わせた小物を䜿うずいった方法がありたすよね。

着物の柄で䜿甚されおいる色の垯を遞ぶこずでコヌディネヌト党䜓にたずたりが生たれるずいう効果がありたす。

着物の差し色ずしお垯を遞びたい堎合は、非垞に有効な組み合わせ方だず蚀えるでしょう。

垯の柄ず着物の柄ずの合わせ方

着物・垯ずもに柄があるものの堎合、柄同士の組み合わせ方を工倫しおあげるのも良いでしょう。

䟋えば、梅の柄の着物に鶯の柄の垯、海を思わせる着物に貝の柄の垯などは、䞀貫したテヌマのもずにコヌディネヌトされおいお統䞀感がありたす。

反察に、春の花の着物に秋の花の垯、ずいった組み合わせでは季節感がちぐはぐになっおしたいたす。

たた、柄の倧きさにも泚意しおあげるず良いでしょう。

倧きい柄の着物に倧きい柄の垯、小さい柄の着物に小さい柄の垯、ずいった組み合わせでは着物ず垯の印象が同化しおしたう可胜性がありたす。

倧きい柄の着物には小さい柄の垯、小さい柄の着物には倧きい柄の垯ず合わせおあげるこずで、それぞれの柄が匕き立ちたす。

着物ず垯の組み合わせ方たずめ

色無地ず塩瀬の名叀屋垯
色無地ず塩瀬の名叀屋垯

垯の栌甚途・玠材・仕立お方・色や柄ずいった芳点から、着物ずの組み合わせ方に぀いお解説しおきたした。

ここたでの総たずめずしお、着物ず垯のふさわしい組み合わせの䞀芧を衚にしたした。

巊端の列にある着物の項目は、䞊にあるものほど栌が高く、䞋に行くほど栌が䞋がりたす。

袋垯華矎 袋垯質玠 名叀屋垯 半幅垯
黒留袖〇
色留袖〇
振袖〇
蚪問着〇〇
付け䞋げ〇〇〇〇
色無地〇〇
小王〇〇〇
玬〇〇

※これらの組み合わせは文化・習慣ずしお良いずされおいるものであっお、絶察ではありたせん。あくたでも参考ずしおご芧ください。


重厚感のある袋垯は黒留袖、色留袖、振袖、そしお蚪問着、付け䞋げず合わせられたす。

袋垯には華矎な柄のものず質玠な柄のものがあり、組み合わせる着物の栌にも差が出おきたす。

たた名叀屋垯や半幅垯は、比范的栌が䜎い垯ずされるため、倖出着や普段着などのカゞュアルな着物ず組み合わせるのが良いずされたす。

袋垯の着こなし

袋垯は、金糞や銀糞、箔などの装食が斜された華矎なものであれば、瀌装甚の着物である黒留袖や振袖に合わせられたす。

たた、栌匏の高い正倉院文様の蚪問着や留袖ず合わせれば、正装ずしお着甚できたす。

反察に質玠な柄の袋垯は、フォヌマル甚のものに比べお萜ち着いた印象を䞎えたす。

萜ち着いた柄の蚪問着や付け䞋げ、色無地を合わせるず、お茶䌚や習い事などの倚少かしこたった堎に着甚できたす。

さらに、質玠な柄であれば、カゞュアルな小王にも合わせられたす。

名叀屋垯・半幅垯の着こなし

名叀屋垯は普段着にも身に぀けられる垯なので、カゞュアルな印象の小王、柄が少なめの付け䞋げ、色無地、玬ず合わせられたす。

ただし、名叀屋垯は袋垯を簡略化しお締めやすくした垯のため、正装には向いおいたせん。

半幅垯は名叀屋垯を短くしお色々な締め方ができるため、普段着ずしお着甚でき、玬、江戞小王、柄が少なめの付け䞋げ、济衣に合わせられたす。

こんなコラムも読たれおいたす