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着物着用時のマナーを教えて!少しの気配りでいつもより上品な自分に

2022.11.18

着物買取 コラム
  着物着用時のマナーを教えて!少しの気配りでいつもより上品な自分に

「着物を着てみたいけれど、着用時のマナーがわからない」という方が多いのではないでしょうか。

ほとんどの方は着物に慣れておらず、ハードルの高さを感じてしまうかもしれません。

しかし、基本的なマナーさえ覚えれば、誰でも着物を上品に着こなすことができます。

今回は、基礎的な着物のマナーや訪問先での着物のマナーを紹介しています。

最後に、着物のマナーに関するQ&Aも記載しているので、着物を着てみたい方はこの記事を読み、和装に挑戦してみましょう。

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【着物のマナー】基礎編

【着物のマナー】基礎編

和装と洋装とでは、理想とされる立ち居振る舞いが異なります。

なぜなら、洋服を着ているときに美しいと感じられる所作と、着物を着ているときに美しいと感じられる所作には違いがあるからです。

また着物を着ている場合には、動きの美しさだけでなく、着物の着崩れにも気を配る必要があり、そのために必要な動きをしなくてはなりません。

ここでは、着物着用時の基本的な動きについてご紹介します。

立ち方

着物で立つときには、背筋をピンと伸ばして、顎は引き気味にしましょう。

背筋を伸ばす際には、頭の位置を高く保つよう意識するのがおすすめです。

頭を上に引っ張られるようなイメージをもつと、自然と美しい姿勢になるでしょう。

足元はつま先が開かないようやや内股にして、片足を少しだけ後ろに引き、前の足に重心をかけます。

両腕は軽く曲げ、両手は帯の下あたりで自然に重ねましょう。

歩き方

着物を着て歩く際には、やや内股を意識しながら、歩幅を小さく、つま先に重心をかけて歩くのがポイントです。

そうすることで、着物の裾が絡まずスムーズに歩きやすくなります。

歩幅は、前に出した足の踵と後ろの足のつま先の幅が10cm程度になるよう意識するとよいでしょう。

また、着物を着用するときには「地肌をなるべく見せない」のがマナーとされているので、足首がなるべく見えないよう気を配るのも大切です。

右手を太ももの脇あたりに添え、着物が上に重なっている部分「前見(うわまえ)」を抑えると、裾がめくれあがりにくくなりますよ。

草履を引きずったり音を立てたりしないよう、鼻緒は足の指でしっかりつかみましょう。

正座の座り方、立ち方

着物で正座をする際には、一連の流れがあります。

まず右足を引き、右手で右太ももの上前部分を少し引きあげます。

その次に、左手で太ももの上前を押さえながら、ゆっくりと腰を落としていきましょう。

そして腰を落としながら、右手で上前の裾をなでおろし、片足ずつ膝を付きます。

最後に、両膝を少し浮かせて上前の裾の乱れを整えれば、着物を着崩すことなく、正座ができるでしょう。

正座の姿勢から立ちあがるときには、両方のつま先を立て、かかとの上に腰を落とします。

次に右手で太ももの上前部分を押さえ、片足ずつ立ちあがりましょう。

椅子への座り方、立ち方

着物を着ているときの椅子への座る際には、着物の裾が地面に付かないよう、右手で右太ももの上前部分を引きあげて、椅子の左側から座ります。

椅子に座る際には、背もたれで帯が乱れないよう、浅く腰かけるのがポイントです。

袖が長い場合には、前で重ねてその上に両手を置きましょう。

立ちあがるときには、前のめりになるのではなく、上方向へ立ちあがるイメージでゆっくりと立ったほうが、より上品な印象となります。

車の乗り降り

着物で車に乗る際には、右手で太ももあたりの上前を持ちあげて、お尻から座席に腰かけます。

そして、アシストグリップや前の座席の背もたれを掴み、両足を揃えたまま体を90度回転させ、足を車のなかに入れてください。

片足ずつ乗ると足が開き、気崩れてしまうので注意しましょう。

乗ってからは、背もたれによりかかると帯が崩れてしまうので、寄りかからないよう注意しなければなりません。

車を降りるときには、座席にできる限り浅く腰かけてから、アシストグリップや前の座席の背もたれを掴み、両足をそろえたまま乗るときとは逆回転で90度体を回転させます。

両足が外の地面についたら、ゆっくりと立ちあがりましょう。

階段の上り下り

階段の上り下りの際には、裾を踏まないよう右手で裾を持ちあげましょう。

裾を踏むと、転倒や着崩れ、裾を汚す原因となるので注意が必要です。

しかし、裾を持ちあげすぎると足首が見えて、「地肌をなるべく見せない」という着物のルールに反してしまいます。軽く持ちあげる程度にするのがポイントです。

また、振袖を着用している場合には、袂を引きずったり踏んだりしないように左手で両袖を軽くつまむようにするとよいでしょう。

ものを取るとき

着物を着ているときに、テーブルの上や棚の上などのものを取るときには、袖が付いたりものを倒してしまったりしないように、袖にもう片方の手を添えます。

床にあるものを取るときには、右手で太ももあたりの上前を持ちあげ、片足を少し引いてしゃがんでからものを取りましょう。

その際、両袖を軽くつまんでおくと袖が床に触れて汚してしまうのを避けることができます。

畳の場合は膝をついたほうがスマートな印象を持たれますが、外や土足の場所では、着物が汚れるため膝はつきません。

手を上げるとき

着物姿で手をあげると、腕が見えてしまったり、脇が見えてしまいやすくなったりします。

片手をあげる際には、もう片方の手で袖を押さえるようにしましょう。

まっすぐ腕をあげずに、肘を軽く曲げるよう心がけると上品な仕草に映ります。

お手洗いへ行くとき

お手洗いへ行くときには、着ている着物、長襦袢、肌着の裾を順に一枚ずつめくり、左右に分け、たくしあげて用を足します。

着物を戻す際には、左右に分けた着物をゆっくりと順番に戻していきましょう。

下着の上げ下ろしがしやすいよう、ローライズのショーツや着物用のショーツを着用しておくと、着崩れを防げます。

着物用のクリップや腰ひもを用意しておくと、袖や裾を留めておけるので大変便利です。

【着物のマナー】訪問先編

 【着物のマナー】訪問先編

これまでに、着物を着用している場合の基本的な立ち振舞いをご紹介しましたが、ここでは、着物で自宅を訪問する際のマナーについて解説していきます。

訪問先で失礼のないよう気を配るのは、着物でも洋服でも同じですが、着物を着ている場合は着崩れや地肌の露出を防ぐための所作が必要です。

スムーズに動くための動きを知っておけば、訪問先でも戸惑わず、余裕をもった振る舞いができるでしょう。

玄関先

着物のうえにコートやショール、道行コートなどを羽織ってきた場合には、外の埃を家のなかに持ち込まぬよう、玄関に入る前に脱いで片手に持ちましょう。

自宅ではなくホテルやレストランに出向く際は、ロビーやエントランスホールで脱ぎ、クロークがある場合には預けておきます。

なお、羽織は洋服でいうカーディガンのようなイメージなので、室内で着ていても失礼にはあたりません。

上着を脱いだら、着物が乱れていないか身なりをチェックします。

インターホンを押して、先方にドアを開けてもらったら、挨拶をして中に入りましょう。

履物の脱ぎ方

玄関では、草履がスッと脱げるように、あらかじめ鼻緒から足の指をはずしておきましょう。

そして前を向いたまま、玄関の段差の上にあがってから、先方にお尻を向けないように膝をついてしゃがみ、左手で右手の袖を押さえながら、草履の向きを180度回転させて整えます。

くれぐれも、後ろを向いて草履を脱いで、玄関にあがらないよう注意してくださいね。

挨拶の仕方

玄関で挨拶をするときには、手荷物を置き、挨拶の言葉を述べてからお辞儀をします。

お辞儀しながら挨拶をすると、先方に表情が見えず、声も聞こえづらくなってしまいます。

お辞儀の際には、背筋を伸ばし両手は前で軽く合わせ、顎を引き、頭だけでなく腰を折るようにして上半身を前に傾けましょう。

すぐに上半身を起こそうとせず、一度静止するのがポイントです。

食事や茶菓子の頂き方

着物は袖が長く、食器やグラスに引っかかったり、汚れたりしやすいので注意が必要です。

なにかを取る際には、袖を押さえて周りのものに触れないよう気を配りましょう。

袖が邪魔でも、袖をまくるのはマナー違反です。

洋食の場合には、洋服を着ているときと同じようにナプキンを使って構いません。

洋食、和食を問わず、懐紙を準備しておくと、ナプキンがない場合に口元を拭いたり、グラスについた水滴や口紅を拭いたりする際に重宝します。

懐紙は持ち帰るのがマナーなので、持ち帰るための袋を用意しておいてくださいね。

着物のマナーに関するQ&A

最後に、着物のマナーに関するQ&Aに回答します。

洋服では何気なくしていることでも、「着物の場合はどうなの?」と考えてしまうような質問に答えているので、参考にしてください。

着物着用時、アクセサリーを付けてもよい?

結婚式や祝賀会など、正式な場で着物を着る場合には、基本的にはピアスやネックレス、ブレスレットなどのアクセサリーは身につけないのがマナーとなっています。

しかし、シンプルな婚約指輪や結婚指輪なら問題ないでしょう。

伝統的なかんざしや櫛など、普段洋服ではなかなか使えない着物用のアクセサリーを楽しむのがおすすめです。

普段着として着物を着る場合には、どのようなアクセサリーでも自由に楽しんで構いません。

ただし、着物は半衿や伊達衿で胸元の華やかさを演出するため、ネックレスは合わせづらいとされています。

どうしても付けたい場合には、着物とのバランスがとれたシンプルなデザインのものを選ぶとよいでしょう。

自宅にある着物の種類がわからなくて、TPOがわからないときはどうする?

着物にはさまざまな種類があります。

しかし普段着慣れていない方は、自宅にある着物がどのような場面で着るためのものかわからない場合が多いでしょう。

それぞれの着物の特徴を簡単に紹介するので、種類を見分ける際の参考にしてください。

「黒留袖・色留袖」には、紋がある、裾の部分に絵羽模様があるなどの特徴があります。

「振袖(未婚女性が着るもの)」は、袖が足にくるぶしあたりまであるのが特徴です。

これらは、洋服でいうと結婚式用のフォーマルドレスにあたります。

次いで格が高いといわれる「訪問着」は、未婚・既婚を問わず着用できます。

着物を広げると一枚の絵になっているのが特徴です。

洋服でいうとセットアップスーツのようなイメージで、お宮参りや入学・卒業式などで着用する場合が多いです。

日常で着用する着物には、全体的に細かい模様が入っている「小紋」や、先染めの手法を用いて織りあげられた、耐久性に優れている「紬」などがあります。

これらは、カジュアルな普段着として楽しめるでしょう。

バッグはどのようなものを持てばよい?

着物によく合うバッグには、肩紐や持ち手がついていない「クラッチバッグ」や、着物用に作られた「和装バッグ」、「ビーズや織物で作られたバッグ」、「籠バッグ」、浴衣によく合う「巾着」などがあります。

着物にはどのバッグを使うべき、というルールはありません。

着物や草履、帯とあわせたときに、うまくバランスのとれるようなデザインのバッグを選びましょう。

まとめ

 まとめ

着物には、洋服にはない和装ならではの美しさがあります。背筋がピンとした凛々しい佇まいや、着物が着崩れないように気を配るちょっとした仕草から、周りの人は控えめな美しさや品性の高さを感じるでしょう。

難しいと感じられる着物のマナーも、身についてしまえばさほど困難なものでもありません。

結婚式や入学式・卒業式などの行事のほかにも、京都など古都を感じられる場所への旅行やお花見、初詣や外食など、さまざまな場面に着物の着用シーンはあります。

着物を着たいと思っている方は、ぜひ気軽に着物に袖を通してみてください。

記事監修者
花柳乙女椿

花柳乙女椿

日本舞踊花柳流師範

2004年、京都最古の花街「上七軒」にて舞妓としてデビュー。日本舞踊や三味線などの技芸を身に付ける傍ら、舞妓としてお座敷を務める。引退後、舞妓時代に得た着物の知識や着付けの技術に磨きをかけ、現在は着付師として活動中。また、日本舞踊師範として日本舞踊教室を主宰し、古典舞踊や所作の指導に携わる。

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