【陶器買取】その骨董品、価値は?買取相場と高く売れる有名作家・産地一覧

【陶器買取】その骨董品、価値は?買取相場と高く売れる有名作家・産地一覧

ご実家の蔵や押し入れから、古い茶碗お皿といった陶器(焼き物)が出てきて、その価値や処分に困っていませんか?「ただの古い食器だろう」と思っているその一品が、実は思わぬ価値を持つ骨董品かもしれません。

この記事では、骨董品の知識がない方でも価値の高い陶器を簡単に見分けられる3つのチェックポイントをご紹介します。さらに、有名作家・産地別の買取相場や、お持ちの陶器を1円でも高く売るための重要なコツまで、専門家の視点で分かりやすく解説します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

バイセル査定士 高橋裕太 バイセル査定士 高橋裕太

「バイセル」の査定士として、月間120件以上の査定、年間では1,000件以上のお客様対応の実績があります。豊富な経験をもとに 12カテゴリ、19品目と幅広い知識を有しています。その中でも着物・ブランド品の査定が得意です。 また、多数のメディアに出演させていただいた経験もあり、様々な角度からリユース業界に貢献したいと思っています。当記事のお品物へのご相談がございましたら、バイセルへお気軽にお申し付けください!

お宝発見?価値の高い陶器を見分ける3つのチェックポイント

お持ちの陶器に高い価値があるかどうかは、以下の3つのポイントをチェックすることである程度判断できます。

チェック1:作者のサイン(銘や花押)はありますか?

陶器の裏側や側面、共箱(作者の署名が入った木箱)に、作者を示すサイン=「銘(めい)」や「花押(かおう)」が記されていれば、価値が大きく跳ね上がる可能性があります。特に、人間国宝に認定された作家の作品は高価買取の対象です。

▼高価買取が期待できる有名作家の例
濱田庄司 酒井田柿右衛門 金城次郎 山本陶秀
藤原啓 徳田八十吉 井上萬二 加藤卓男

チェック2:どこの産地の焼き物ですか?

日本には古くから続く陶磁器の有名産地があり、その土地の伝統工芸品は骨董品として高く評価されます。お持ちの陶器がどの産地のものか分かれば、価値を推測する大きな手がかりになります。

▼高価買取が期待できる有名産地の例
三大陶磁器 有田焼(伊万里焼)瀬戸焼美濃焼
六古窯(日本遺産) 瀬戸焼、常滑焼、越前焼、信楽焼丹波焼備前焼
その他 九谷焼萩焼京焼中国陶磁器 など

チェック3:特別な技法は使われていますか?

「象嵌(ぞうがん)」や「色絵(いろえ)」、「練上げ(ねりあげ)」といった、制作に高度な技術を要する伝統技法が用いられた作品は、芸術的価値が高く評価されます。美しい絵付けや、複雑な模様が施されている場合は、価値が高い可能性があります。

【買取相場】有名作家・産地の陶器はいくらで売れる?

上記のチェックポイントに当てはまる陶器は、高価買取が期待できます。有名作家の作品がどれくらいの価格で取引されているか、一例をご紹介します。

有名作家の陶磁器 買取相場例
種類 作家例 買取相場(参考)
茶碗 荒川豊蔵、河井寛次郎など ~500万円前後
河井寛次郎、酒井田柿右衛門など ~200万円前後
花瓶 金重陶陽、近藤悠三など ~100万円前後
濱田 庄司、酒井田柿右衛門など ~100万円前後

※上記はあくまで目安です。作品の人気や保存状態によって買取価格は大きく変動します。

たとえ無名の作家の作品であっても、デザインや出来栄えによっては数千円~数万円の価格が付くこともあります。点数が多ければ、まとめて高値になることも珍しくありません。

バイセルでの陶磁器の買取実績は?

骨董品買取のバイセルでは、有名作家の作品から名もなき職人の逸品まで、数多くの陶磁器を買取しています。実際の買取例や買取相場の詳細は、以下のページでご紹介しております。

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陶器を高く売るためのコツと買取業者の選び方

大切な陶器の価値を最大限に評価してもらうために、売却時に注意すべきポイントと、どこに売るのが最適かをご紹介します。

陶器を1円でも高く売るための3つのコツ

  1. 状態が悪くても自分で修理しない
    ヒビや欠けがあっても、自分で接着剤などを使って修理するのは絶対にやめましょう。素人による修理は、かえって価値を大きく下げてしまいます。ホコリを軽く払う程度に留め、そのままの状態で査定に出すのが鉄則です。
  2. 共箱や鑑定書などの付属品を揃える
    作者のサインが入った「共箱」や、鑑定書は、その作品が本物であることを証明する最も重要な付属品です。これらがあるかないかで、査定額が数十倍変わることもあります。必ず作品と一緒に査定に出しましょう。
  3. 適切な環境で保管する
    陶磁器は直射日光による変色や、湿気によるカビに弱いです。箱に入れた状態で、風通しの良い暗所に保管することが、価値を維持する上で重要です。

どこに売るのがベスト?専門知識のある骨董品買取業者を選ぼう

陶器の価値は、作者、産地、年代、技法、市場の需要など、極めて専門的な知識がなければ正しく判断できません。リサイクルショップなどでは、その価値が見過ごされ、二束三文で買い叩かれてしまうリスクがあります。

お持ちの陶器の真の価値を知るためには、陶磁器や骨董品の専門知識と買取実績が豊富な買取業者に査定を依頼することが最も重要です。

陶器の買取なら、専門知識が豊富なバイセルへ

バイセルには、陶磁器をはじめとする骨董品の専門知識と、全国での豊富な査定経験を持つ査定士が多数在籍しています。人間国宝の作品から、作者不明の古い焼き物まで、一点一点の価値を丁寧に見極めます。

査定料・出張料などの手数料はすべて無料。重くて壊れやすい壺や大量の食器でも、ご自宅まで査定員が伺う「出張買取」で、お客様に手間をかけることなく査定いたします。「価値があるか分からない」というお品物でも大歓迎です。ぜひお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。

陶器の買取でよくある質問

初めて陶器を売る際に、お客様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。

Q. 骨董品かどうかわからないのですが、査定してもらえますか?
A. はい、もちろんです。価値が不明なもの、整理できていない大量のお品物でも、専門の査定士が1点ずつ丁寧に拝見しますので、お気軽にご相談ください。

Q. 状態が悪い(ヒビ、欠け、汚れ)のですが、見てもらえますか?
A. はい、査定可能です。ヒビや欠けがあっても、歴史的価値や希少性から値段が付くケースは多々あります。ご自身で判断せず、まずはそのままの状態でお見せください。

Q. 箱や証明書がないのですが、見てもらえますか?
A. はい、問題ありません。バイセルの査定士は、作品本体の特徴から作者や年代を判断する知識と経験を持っています。付属品がない場合でも、お品物の価値をしっかりと見極めます。

お品物の状態が悪くてもOK 骨董品 買取強化中!

バイセルでは、下記骨董品の買取を強化しております。
眠っている掛け軸や価値の不明な茶道具などございましたら、ぜひご相談ください!