古美術鑑定の概要や人気の高い古美術品のジャンルについて解説!

古美術鑑定の概要や人気の高い古美術品のジャンルについて解説!

古い時代に作られた絵画や彫刻などは一般に古美術品と呼ばれますが、著名な作家が手がけたものなどは、高額で売却できる可能性があります。

古美術品の売却を検討する場合、買取価格を算定するにあたって、鑑定と査定の違いを知っておくことが重要です。

また、古美術品は陶磁器や漆器など、高い価格がつきやすい人気ジャンルもあるのです。

そこで今回は、古美術品鑑定の概要や、人気の高い古美術品のジャンルなどについて解説します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

古美術とは?

古美術とは一般に、製造されてから年月が経過した品のうち、特に美術的に価値が高いもののことです。

古美術のジャンルは多岐にわたり、一例として古い時代の絵画・彫刻・陶磁器などがあります。

骨董品との違い

古美術によく似た用語として、骨董品があります。

骨董品とは一般に、製造されてから数十年以上経過した工芸品や美術品を指します。

古美術と骨董品の違いは、古い工芸品や美術品のなかでも、特に美術的な価値が高いもの全般を古美術と呼びます。

それに対して骨董品は日常生活で使用されたものも含まれる点が特徴です。

古美術品の鑑定と査定の違い

古美術品を調べるための方法として、鑑定と査定があります。

用語は似ていますが、それぞれの意味や方法は異なるものです。

ここからは、それらの違いについて解説します。

鑑定とは?

鑑定とは、古美術品が本物か偽物かを見分け、かつその市場価値を明らかにすることです。

著名な作家が手がけた古美術品は一般に高い需要があり、市場でも高い価格で取引されるため、偽物も多く出回りがちです。

本物であれば高い価値がありますが、偽物の場合は価格がつきません。

そこで、古美術品が本物かどうかを見分ける鑑定が必要になります。

著名な作家の場合、それぞれ専門の鑑定機関や鑑定人が決まっているケースが多い傾向です。

査定とは?

査定とは、古美術品の市場価値を考慮したうえで、お客様から買い取る際の価格を算出することです。

買取価格を算出するにはさまざまな要素があります。例として、本物かどうか・作品のでき栄え・保存状態・制作された年代・付属品の有無・市場の流行などが考慮の対象です。

古美術品の鑑定を依頼する際の料金相場は?

美術品の鑑定を依頼する場合の料金の相場や、鑑定費用を抑えるコツをご紹介します。

一般的な相場は数万円程度

古美術品の鑑定料は基本的に業者ごとに自由に設定でき、業者の種類や鑑定士の拘束時間などによって鑑定料が設定されます。

鑑定機関や美術商など、依頼する業者によっても異なりますが、鑑定費用の一般的な相場は数万円程度です。

判別が難しい作家の作品の場合は、鑑定料が通常よりも高めに設定されていることもあります。

古美術品の鑑定費用を抑える方法

古美術品の鑑定費用を抑える方法として、買取業者に無料査定を依頼する方法があります。

古美術品の買取業者に査定を依頼すると、基本的に無料で査定をしてくれます。

査定は売却する際の値段をつけることですが、古美術品の値段をつけるには、必然的に本物か贋作かの鑑定も必要になります。

買取業者に査定を依頼することで、実質的に無料で古美術品を鑑定することができるのです。

また、買取業者は古美術品を買い取るかどうかを判断しなければならないので、慎重に鑑定することも期待できます。

高く売れる可能性が高い古美術のジャンル

 高く売れる可能性が高い古美術のジャンル

絵画や陶磁器など、高く売れる可能性が高い古美術品のジャンルをご紹介します。

絵画・掛け軸

絵画はさまざまな画風がありますが、著名な作家が手がけた絵画であれば、一般に高額で売却できる可能性が高くなります。

掛け軸は仏教とともに日本に伝えられたといわれますが、当初は宗教や思想の意味合いが強く、武家を中心に好まれていました。

その後、時代を経て徐々に大衆化していき、季節の風景や当時の著名人など、さまざまなものがモチーフとされるようになったのです。

陶磁器

大陸から伝えられたとされる陶磁器は、平安時代や安土桃山時代など、日本の歴史のなかで独自の様式が生み出されてきました。

当初、陶磁器はあくまで生活用品としての認識が強かったようですが、大正時代に始まった民芸運動によって、美術的な側面が注目されるようになりました。

漆器

漆を丁寧に塗り重ねることで美しく仕上げる漆器は、時代を経るごとに艶やかさへの深みが増すのが特徴です。

オーソドックスなお椀だけでなく、かんざしや香合など種類も豊富なので、自宅に貴重な漆器が眠っている可能性もあります。

独特の鮮やかさや趣のある漆器は、日本だけでなく海外でも高く評価されやすいので、高額で売却できる可能性のある古美術品の一つといえます。

彫刻品

木像や石造りなどの代表的な彫刻だけでなく、木彫りの装飾品など、さまざまな形で著名な彫刻家による作品が存在します。

繊細な手法から力強い作風まで、彫刻は作り手によってさまざまな雰囲気が表現されるのが特徴です。

作品の種類・状態によっては、高値での売却が期待できるかもしれません。

おわりに

製造から数十年以上経過した工芸品や美術品のうち、美術的な価値が高いものを古美術品といいます。

古美術品の鑑定費用の一般的な相場は数万円程度ですが、無料査定を行なっている業者に査定を依頼すれば、実質的に無料で真贋鑑定をすることができます。

バイセルは店頭だけでなく、出張や宅配での買い取りにも対応しているので、古美術品をスムーズに売却したい場合にはぜひご検討ください。