西洋画の買取査定ポイント4つをご紹介!高額買取に繋げよう!

西洋画の買取を検討している方は「手元にある西洋画はいくらくらいになるだろう」「どんな西洋画なら高く売れるだろう」と疑問が浮かんでくることもあるでしょう。
本コラムでは、西洋画の概要・買取相場・買取査定ポイントをご紹介していきます。
西洋画を少しでも高く売るためにも、参考にしてみてください。
西洋画について

西洋画とは「西洋様式で描かれた絵画」を指し、油絵・陶板画・水彩画・パステル画などさまざまな種類があります。
画家は外国人に限らず、藤田嗣治・浅井忠・青木繁などの日本人画家も西洋画を描いています。
現在では、西洋画に用いられる技法・材料が多岐に渡るため、日本画との区別が付きづらいとされています。
骨董市場における西洋画の価値は画家・作品によってさまざまで、有名画家の作品であれば数億円を超え、反対に無名作品であれば数千円または値が付かないこともあるでしょう。
西洋画の歴史は古く、世界中で生み出されているので、正しい価値を見極めるのは難しいです。
素人が聞いたことのない作品であっても、絵画コレクターの間では有名であったり希少である場合もあり得ます。
高額になりやすい西洋画の作家もの
西洋画の中でも、特に人気作家・有名作家が手掛けた作品は高額買取されやすいです。
西洋画の代表的な作家をご紹介します。
日本人作家 | |
---|---|
猪熊弦一郎 | 岡本太郎 |
黒田清輝 | 東郷青児 |
難波田龍起 | 藤島武二 |
藤田嗣治 | 原精一 |
鍋井克之 | 山下清 |
岸田劉生 | 村山 槐多 |
梅原 龍三郎 | 三岸 好太郎 |
青木 繁 | 関根 正二 |
和田 英作 | 佐伯 祐三 |
坂本 繁二郎 | 萬 鉄五郎 |
外国人作家 | |
---|---|
ピカソ | モネ |
ルノワール | ゴッホ |
マネ | レオナルド・ダ・ヴィンチ |
ミケランジェロ | フェルメール |
マルク・シャガール | ベルナール・ビュッフェ |
アンディ・ウォーホル | ロイ・リキテンスタイン |
ポール・アイズピリ | リー・ウーファン |
ご紹介した西洋画家はほんの一部で、ここにご紹介のない作家ものでも高額買取される可能性があります。
作家が手掛けた作品、あるいは価値が分からない作品をお持ちの場合は、絵画を取り扱う買取業者で査定してもらうことをおすすめします。
西洋画の買取相場はどれくらい?

西洋画の買取を検討しているのなら、ある程度の買取相場は把握しておきたいですよね。
買取市場で出会うことの多い有名作家の作品について、おおまかな買取相場を以下の表にまとめました。
作家名 | 買取相場 |
---|---|
藤田嗣治 | 〜1000万円前後 |
浅井忠 | 〜20万円前後 |
青木繁 | 〜20万円前後 |
アンディ・ウォーホル | 〜2000万円前後 |
ベルナール・ビュフェ | 〜2000万円前後 |
ポール・アイズピリ | 〜200万円前後 |
マルク・シャガール | 〜2000万円前後 |
李禹煥(リー・ウーファン) | 〜2000万円前後 |
※上記の相場表は、あくまで目安です。あくまで作家の中でもっとも人気のある作品の相場を記載しております。美術品の状態によってはお値段が付かない場合もございます。
※査定させて頂く美術品などの状態次第では、買取相場は上記に比べて大きく変動しますのでご了承ください。
※美術品に汚れや傷などがある場合には、額面を下回る買取価格となる場合もございます。
※弊社基準により一部の美術品は査定対象外となります。
買取市場で出会える作品でも、2000万円もの価値がつく作品が存在します。
特にアンディ・ウォーホル、ベルナール・ビュフェ、マルク・シャガールといった近〜現代の海外人気作家の作品は高い需要があり、買取相場も高くなりやすいです。
ただし、西洋画作品の買取額は、業者での細かな査定ポイントによって大きく左右されますのでこの限りではありません。
西洋画の主な査定ポイント4つ

西洋画をより高く売りたいと考える方は、買取額を決めるのに重要となる査定ポイントを押さえておきましょう。
主な西洋画の査定ポイントを4つご紹介します。
・画家
・保存状態
・種類
・付属品
それでは、詳しく解説していきます。
画家
誰が描いた西洋画かという点は、買取額に大きく影響してきます。
たとえばピカソやゴッホなどが描いた画となれば、世界的にも需要が高いため、買取額に期待できると言えます。
お持ちの絵画を手掛けたのは誰なのか、確認できるのであれば、事前に把握しておくことをおすすめします。
保存状態
西洋画をはじめとする絵画の買取において、本体の状態も重要な査定ポイントの1つです。
汚れ・シミ・破れなどが見られるような絵画は、買取額が低くなることがあります。
ホコリなどが付いていたら、買取査定前に、優しく拭き取っておくようにしましょう。
種類
西洋画の種類は、油絵・水彩・パステル・デッサンなど様々で、それぞれに技法が複数存在します。
どの種類の絵画が、どのような技法で描かれたかによっても、買取額が異なってきます。
絵画などの骨董品を取り扱っているバイセルであれば、全ての種類について熟知しているでしょう。
そのため、まずはバイセルに査定依頼してみることで、お持ちの絵画の査定額の基準が分かるかもしれません。
付属品
西洋画は、付属品も一緒に買取査定に出すことで、評価が高くなりやすいです。
西洋画の付属品には、箱・額縁などが挙げられます。
次に絵画を買う人のことを考えたときに、箱があることで保管ができ、額縁があることですぐに飾ることができます。
そのため、再販時の需要が高まるので、自然と買取額も高くなるでしょう。