カメラの買取相場をメーカー別に徹底解説!高く売るコツや業者の選び方も
「カメラを買い換えたいから古い機種を売りたい」「もう使わなくなったカメラを売りたい」などの理由でカメラ買取を検討していると、最も気になるのが買取相場ですよね。
本記事では、買取市場で人気のカメラメーカーからカメラの買取価格の決まり方、そしてメーカー別カメラの買取相場を徹底解説します。
カメラを高く売るコツと業者の選び方も併せてご紹介しますので、カメラをお得に買取に出したい、高く売りたいという方は買取に出す前にご一読ください。
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お申し込みフォームへ※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
査定ではどんなカメラが売れそう?
カメラは常に最新機種が発売されています。
愛好家なら新機能が搭載されたカメラが出たら買い替えを検討するかもしれません。
もしくは旧型モデルでも良いから安価で手に入れたいという人もいるでしょう。
中古市場では一眼レフ・デジカメ・フィルムカメラの需要が高くなりやすく、メーカーやモデルによっては高値の査定金額が期待できます。
これまで愛用していたカメラなら、少しでも高く売りたいですよね。
本項目では査定で需要のあるカメラの特徴を以下の3つにまとめてご紹介します。
・状態の良いカメラ
・付属品や周辺機器がそろっている
・人気モデルや廃番モデル
状態の良いカメラ
カメラの査定ではボディの状態を入念にチェックし、状態が良いと査定金額が高くなる可能性があります。
査定に出す前にブロアーやクロスで汚れやホコリを落としておきましょう。
ただし、傷や塗装の剝がれが酷いときは自力で修繕することが困難なため、今よりも劣化しないうちに早めに査定に出すことをおすすめします。
付属品や周辺機器がそろっている
カメラの付属品には、ストラップ・レンズキャップ・充電池・説明書・箱・充電器などがあります。
また、周辺機器としては、ストロボ・三脚・レンズフィルター・マウントアダプター・露出計などがあります。
カメラを買取に出す際は、付属品や周辺機器(アクセサリー)がそろっていると査定金額に反映される場合があります。
中古市場でカメラを求める人は購入してすぐに撮影を楽しみたいと考える人が多く、付属品・周辺機器がそろっていると需要が高まりやすいです。
付属品や周辺機器をお持ちの場合は査定前に全てあるかを確認しておきましょう。
人気モデルや廃番モデル
査定では有名メーカーや廃番モデル、旧型モデルは高く売れやすい傾向にあります。
古い年代に廃番になったモデルは、再生産されないため状態が良いとコレクター需要を見込まれます。
各カメラメーカーには廃番モデルや旧型モデルが多数あり、査定で高く売れそうなモデルかどうかを判断するのは難しいでしょう。
お持ちであれば一度査定に出すことをおすすめします。
中古市場で人気のカメラメーカーと価値
中古市場でおもに人気の高いカメラメーカーと代表的なシリーズをご紹介します。
該当するメーカーのカメラをお持ちの場合は、高額買取してもらえる可能性もあるので査定に出してみることをおすすめします。
・Canon(キヤノン)
・Nicon(ニコン)
・Sony(ソニー)
・OLYMPUS(オリンパス)
・PENTAX(ペンタックス)
・RICOH(リコー)
・Panasonic(パナソニック)
・KONICA(コニカ)
・MINOLTA(ミノルタ)
・FUJIFILM(富士フイルム)
・CONTAX(コンタックス)
・Leica(ライカ)
Canon(キヤノン)
日本を代表するカメラメーカーとも言われるキヤノンは、1933年に前身となる「精機光学研究所」が設立されました。
国産で初めて35ミリシャッターカメラ「カンノン(観音)」を製造したのと「標準」「規範」を意味する「Canon」から、「キヤノン」という社名が付けられました。
デジタル一眼レフ・ミラーレス・コンパクトデジカメ・フィルムカメラなど幅広いカメラを展開し、中でも「EOS-1D」シリーズ、「EOS 5D」「EOS 6D」シリーズ、「EOS Kiss」シリーズなどのデジタル一眼レフは買取市場でも人気のモデルです。
Nicon(ニコン)
ニコンは、1917年より光学機器メーカーとしてスタートし、1946年に35ミリのニコンカメラを開発しました。
特にスマートフォンやタブレットの液晶ディスプレイに用いられるディスプレイは、日本トップクラスのシェアを誇ります。
ニコンカメラの中でも、Zシリーズ・Dシリーズ・クールピクスなどは人気が高く、状態によっては高く売れることがあります。
Sony(ソニー)
ソニーは、1946年から東京通信工業株式会社として創業し、1955年に「SONY」のブランドを制定しました。
エントリーモデルからハイエンドモデルのカメラを幅広く展開しており、ほとんどの機種がミラーレス製品です。
α9シリーズ、α6000シリーズ、RXシリーズのあるサイバーショットなどが有名ですが、中でもコニカミノルタから継承したα(アルファ)シリーズは人気のシリーズです。
OLYMPUS(オリンパス)
オリンパスは、カメラをはじめとする光学機器・電子機器を扱うメーカーで、1919年に創業されました。
オリンパスが最初に発売したPENシリーズは、初心者向けかつ小型・軽量の機種で、女性人気も高いシリーズです。
現在はカメラ事業から撤退し、OMデジタルソリューションズ株式会社が引き継いでいます。
とはいえ、OM-Dシリーズ・PENシリーズ・T(Tough)シリーズなどは、現在でも買取市場で需要のある人気シリーズです。
PENTAX(ペンタックス)
ペンタックスは、リコーイメージング株式会社のカメラブランドで、一眼レフカメラのみを製造しています。
全体的にシリーズの種類が少ないので、機種の特徴がわかりやすく、選びやすいのが特徴です。
中でも代表的なのが「PENTAX K-1」と「PENTAX K-1 II」で、中古市場でも安定した需要があります。
また、エントリーモデルの「PENTAX K-70」は、カメラ初心者から需要の高いモデルとして知られています。
RICOH(リコー)
リコーは1936年に東京・銀座に設立され、カメラの大量生産体制を確立したり、二眼レフカメラ「リコーフレックスⅢ」の低価格化の実現など、カメラの大衆化の先駆けに努めました。
高い性能でありながらも小型で扱いやすい機種を販売し、幅広い層から支持を得ました。
「理研感光紙株式会社」「理研光学工業株式会社」という社名を経て、2013年には社名を現在の「リコーイメージング株式会社」に変更しました。
リコーのカメラの中でも中古市場で人気なのはGRシリーズ・Gシリーズ・WGシリーズ、さらに日本初のレンズシャッターフィルムカメラ「スーパーオリンピックD型」はアンティークカメラとしても需要が高いです。
Panasonic(パナソニック)
パナソニックは、1918年に設立された松下電器具製作所を前身に、家電や照明器具などを幅広く手がけてきました。
2001年以降はデジタルカメラのブランド「LUMIX(ルミックス)」を展開し、2008年には世界初ミラーレスの一眼レフの開発に成功しました。
ルミックスは、おもにカメラ中級者からプロまで需要の高い機能性のあるカメラを展開しています。
プロ仕様のSシリーズのほか、初心者にも適しているGシリーズやコンパクトデジタルカメラなども需要のあるシリーズです。
KONICA(コニカ)
コニカは、1873年に東京・麹町で小西屋六兵衛店が前身となり、1987年に「コニカ株式会社」へと改称しました。
戦前から精力的にカメラを製造し、1903年には国産初のカメラ「チェリー手提暗函」、国産初の印画紙「さくら白金タイプ紙」を発売しました。
1940年にコニカで最初の35㎜フィルムカメラ「Rubikon(X線間接撮影用カメラ)」を皮切りに、「C35シリーズ」や「現場監督」、レンジファインダーカメラ「HEXAR(ヘキサー)」などロングセラー製品を生み出し続けています。
MINOLTA(ミノルタ)
ミノルタは、1928年に前身である「日独写真機商店」を設立した、歴史ある光学機器メーカーです。
1933年に自社カメラブランド「ミノルタ」をスタートし、1962年には社名を「ミノルタ」へと改称しました。
ミノルタの中でもミノルタCLE・ライツミノルタCL・αシリーズなどが人気が高く、買取市場でも需要の高いシリーズです。
FUJIFILM(富士フイルム)
富士フイルムは、1934年に創業開始し、戦後間もない1948年からカメラを発売し始めました。
使い捨てカメラの「写ルンです」やインスタントカメラの「チェキ」などでも有名になり、写真現像を行う店舗として「フジカラー」も展開しました。
カメラは「Xシリーズ」「GFXシリーズ」「FinePix(ファインピックス)シリーズ」の3シリーズですが、初心者向けから上級者向けまで幅広いモデルが存在します。
また、レンズ製造に関しても80年以上の歴史があり、「Xシリーズ」「GFXシリーズ」ともに、カメラ同様に中古市場で需要があります。
CONTAX(コンタックス)
コンタックスは、ドイツの光学機器メーカーCarl Zeiss(カールツァイス)と日本のカメラメーカー・ヤシカとの合弁で誕生した日本のブランドです。
ドイツで作られたオリジナルを「Contax」、1983年以降ブランドを引き継いだ京セラ製を「CONTAX」と表記します。
RTSやT2、T3、G2などの人気モデルは中古市場でも人気で、状態が良ければ高額での買取も望めるかもしれません。
2005年にはカメラ事業から撤退してしまいましたが、コンタックスは現在でも世界中にファンがいるカメラブランドです。
Leica(ライカ)
ライカは、1849年から創業しているドイツのカメラメーカーによるブランドです。
1914年よりカメラブランドがスタートし、優秀な機械工かつ経営者でもあるエルンスト・ライツのカメラであることから「ライカ」というブランド名が付けられました。
1954年に発表されたレンジファインダーカメラ「ライカM3」があまりに高性能だったことから、日本のカメラメーカーの多くがライカと競うことを避けて一眼レフカメラに力を入れたと言われています。
ライカの中でもMシリーズ・バルナック型・Qシリーズなどは特に人気で、中古市場でも高値で取引されることのあるシリーズです。
まだまだある人気のカメラメーカー
買取市場で特に人気のあるカメラメーカーをご紹介しましたが、需要のあるメーカーはほかにも多数存在します。
・Rollei(ローライ)
・Hasselblad(ハッセルブラッド)
・ZENZ BRONICA(ゼンザブロニカ)
・Voigtlander(フォクトレンダー)
・TAMRON(タムロン)
・SIGMA(シグマ)
・YASHICA(ヤシカ)
これらのカメラをお持ちの方も買取査定を受けることをおすすめします。
もしかしたら、想定以上の買取額を提示してもらえるかもしれません。
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カメラの買取価格の決まり方
カメラを買取に出す前に買取価格の決まり方を押さえておきましょう。
カメラの買取価格は、前述したようにどのメーカーのどのモデルなのかに左右されます。
有名メーカーの人気モデルは、高値の査定になりやすいでしょう。
また、たとえ同じモデルであっても、外装の状態や動作状況によっても買取価格が変わります。
新品同様にきれい、かつ動作に問題のないカメラほど、買取額が高くなる傾向にあります。
お持ちのカメラの機種が人気の機種であるほど、中古市場での需要を考慮して査定額を算出してくれる業者で買取に出したほうが良いでしょう。
【メーカー別】買取相場表
メーカー別のカメラの買取相場表は以下のとおりです。
特に人気モデルで最も状態が良い、かつ付属品完備の場合の相場ですので、目安程度にご覧ください。
メーカー | 商品名 | 買取相場 |
キヤノン | ミラーレス一眼カメラ canon EOS R6 | ~134,400円 |
デジタル一眼レフカメラ canon EOS-1D X Mark Ⅱ | ~168,000円 | |
フィルム一眼レフカメラ canon EOS-1V | ~20,800円 | |
ライカ | ミラーレス一眼カメラ Leica SL2 | ~268,800円 |
デジタルレンジファインダーカメラ Leica M9 ブラックペイント | ~127,200円 | |
コンパクトデジタルカメラ Leica Q2 | ~249,600円 | |
ニコン | ミラーレス一眼カメラ Nikon Z7 | ~96,000円 |
デジタル一眼レフカメラ Nikon D5 | ~112,000円 | |
フィルム一眼レフカメラ Nikon F3P | ~22,400円 | |
ソニー | ミラーレス一眼カメラ Sony α1 | ~384,000円 |
コンパクトデジタルカメラ Sony DSC-RX1RM2 | ~92,000円 | |
ミラーレス一眼用レンズ Sony FE 16-35mm F2.8 GM | ~84,000円 | |
ペンタックス | ミラーレス一眼カメラ PENTAX Q7 プレミアムキット | ~29,600円 |
デジタル一眼レフカメラ PENTAX 645D | ~80,000円 | |
オリンパス | ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS OM-D E-M1X | ~104,000円 |
フィルム一眼レフカメラ OLYMPUS OM-3Ti | ~48,000円 | |
マミヤ | フィルム中判カメラ Mamiya Mamiya7II | ~115,000円 |
リコー | コンパクトデジタルカメラ RICOH GR III Street Edition | ~65,000円 |
パナソニック | ミラーレス一眼カメラ Panasonic DC-S1H | ~215,000円 |
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
バイセルではカメラ買取に力を入れており、カメラを無料で査定いたします。
カメラの査定経験が豊富な査定士が丁寧に拝見いたしますので、お持ちのカメラの買取額が気になる方は一度お気軽にお問い合わせください。
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カメラを売る時の買取業者の選び方
カメラを売る際、多数ある買取業者の中から、どこを利用すればいいのか、迷ってしまいますよね。
買取業者を選ぶ際に気を付けたいポイントを解説します。
買取実績が豊富
カメラの買取実績が豊富な業者であれば、その分カメラの査定経験が豊富な査定士が在籍していることになります。
お持ちのカメラをしっかりと査定し、中古市場での需要を考慮して、適切な買取価格を算出してくれるでしょう。
買取実績は各業者のホームぺージなどに掲載されていることが多いので、事前に確認しておきましょう。
買取方法の選択肢がある
カメラの買取業者の中には、複数の買取方法を実施しているところがあります。
選択肢があれば、自分の都合や状況に合わせて、便利に買取に出せるでしょう。
主な買取方法としては店舗にカメラを持ち込む「持ち込み買取」、カメラを箱に詰めて業者へ発送する「宅配買取」、そして査定士が自宅に来てその場で査定・買取してくれる「出張買取」があります。
なかでも出張買取は、利用者が売りたい品物を持ち出す必要がないため、複数のカメラ、あるいは周辺機器もまとめて売りたいという方に適しています。
カメラ買取は査定経験が豊富なバイセルにお任せください
バイセルでは、カメラを含む買取実績が累計3,700万点以上(2015〜2022年の合計買取数)を誇り、カメラに詳しい査定士が在籍しています。
お持ちのカメラをしっかりと拝見し、満足いただける価格でお買い取りいたします。
また、バイセルではカメラやレンズ、周辺機器もまとめてお買い取りさせていただけますので、家の収納スペースを一掃したいという方にも便利にご利用いただけます。
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