古いカメラは売れる!高額買取が期待できるカメラブランドは?

古いカメラを手放すといっても、そもそも売れるのか、どこに売ったらいいのかわからないという方は多いでしょう。
本記事では、古いカメラの処分方法、中古市場で需要が期待できるカメラのブランドなどを解説します。
カメラの処分に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
古いカメラはどこに売ればいい?便利な売却方法は?

古いカメラは売却先を選べば、高く売れる可能性があります。
ここでは売却方法をいくつかご紹介します。
- ・リサイクルショップに売る
- ・オークションサイトに出品する
- ・カメラ専門の買取店で売る
どこで売ろうか迷っているかたは参考にしてみてください。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップでは古いカメラの買取を行っています。
リサイクルショップでのカメラの査定は状態がきれいか、作動するかどうかなどの簡易的なマニュアルに沿って金額を提示します。
アンティーク価値や機種ごとの価値を考慮して査定金額をつけることが難しいです。
たとえ高く売れそうなカメラでも適正価格よりも低く査定される可能性が高いです。
中古市場で需要があるかどうかをしっかり見てもらいたい場合は不向きといえるでしょう。
オークションサイトに出品する
オークションサイトを利用して古いカメラを売却する方法もあります。
カメラの価値を知っている人に落札してもらいやすく、欲しい人が多ければ入札金額が上がっていくので高値で売れる可能性があります。
買取業者に査定をしてもらっても値段がつかなかったカメラを出品すると、コレクション価値を評価される場合があるでしょう。
ただし、出品前にカメラの状態や特徴を詳しく書いておかないと、落札者からクレームが来てしまいトラブルに発展する場合があります。
オークションサイトを利用する際はカメラの状態がよくわかるように紹介文に書いたり、写真を載せておきましょう。
カメラ専門の買取店で売る
カメラ専門の買取店で売る方法もあります。
カメラの希少価値や中古市場での価値に熟知している査定士が在籍しており、カメラの周辺機器の買取も積極的に行っています。
カメラ専門の買取店では出張・宅配・持込買取のどれかまたは全てを提供しています。
自宅近くに買取店がなくて持ち込むのに交通費がかかってしまう方や持ち込むのが面倒な方は、出張買取や宅配買取を提供している業者を選ぶといいでしょう。
ただし、査定可能なカメラのブランドやモデルを制限している業者があります。
お持ちの古いカメラが査定可能かどうかを確認しておきましょう。
古いカメラはバイセルに売却しよう!
「古いカメラを査定士にしっかり見てもらいたい!」「適正価格で買い取って欲しい」という方はバイセルを検討してはいかがでしょうか。
バイセルにはカメラの価値を判断できる査定士が在籍しています。
カメラの買取経験豊富な査定士は希少性と中古市場での需要を熟知しているため、適正価格で買取できます。
また、バイセルではレンズ、フラッシュ、三脚などの周辺機器の買取もしています。
売却を検討しているならカメラと周辺機器をまとめて査定に出してみてください。
売却先が決まっていないカメラはぜひバイセルをご利用ください。
中古市場で需要が期待できるカメラメーカーとは?

中古市場で需要が期待できるカメラの特徴は、プロ写真家向けの上位機種、戦前に作られたモデル、廃盤品、数量限定品、フィルムカメラなどです。
ただし、カメラの査定金額はメーカーと機種によって大きく異なります。
ここでは中古市場で需要が期待できるカメラメーカーをご紹介します。
Canon(キヤノン)
キャノンは日本を代表する光学機器メーカーです。
キャノンのカメラは発色が良いのが特徴で、実物よりも鮮やかに仕上げることができます。
ミラーレスと一眼レフカメラの種類が豊富です。一眼レフカメラは初心者モデルの「EOS Kiss」シリーズ、写真家からの信頼の厚い「EOS-1D」シリーズ、ハイアマチュア向けの「EOS 5D」や「EOS 6D」シリーズなどが人気です。
また、ミラーレスカメラはハイアマチュアに人気の「EOS R」シリーズ、初心者にも扱いやすい「EOS M」シリーズなどがあります。
キヤノン(Canon)買取ならバイセルNikon(ニコン)
ニコンはカメラは上級者向けのモデルが多く、レンズの種類も豊富です。
国際宇宙ステーションでの撮影機材として購入されるほど耐久性が認められています。
現在はフルサイズミラーレス一眼にも注力しています。
ニコンの中でもZシリーズ、Dシリーズ、クールピクスは人気のシリーズで、機種問わず高値の傾向があります。
Zシリーズでは「Z7」「Z7Ⅱ」「Z9」、Dシリーズでは「D5 XQD-Type」「D850」「D750」、クールピクスでは「COOLPIX A900」「COOLPIX P1000」「COOLPIX P950」などは特に買取で需要が見込まれるでしょう。
ニコン(Nikon)買取ならバイセルソニー(SONY)
ソニーのカメラはエントリーモデルからハイエンドモデルまで揃っています。
スタンダードモデルの「α(アルファ)シリーズ」「α9シリーズ」「α6000シリーズ」、レンズ一体型のコンパクトカメラ「RXシリーズ」があります。
αシリーズは7種類のモデルがあり、王道の「α7」とベストセラーモデル「α7 III」は中古市場で人気です。
「RX」シリーズは「初代RX100」「RX100M2」「M4」は生産終了しているので、中古でほしい人には需要が見込まれるでしょう。
ソニー(SONY)買取ならバイセルへアンティーク価値があるカメラブランド
ローライ(Rollei)
ローライは、1920年にドイツのカメラメーカー「フランケ&ハイデッケ社」が創業したフィルムカメラのブランドです。
「ローライ35」は世界的な大ブームとなり、大判・中判カメラが主流だった時代に高級コンパクトカメラは画期的でした。
ローライは高級コンパクトカメラ「35シリーズ」、6×6cm判二眼レフカメラ「ローライフレックス6×6シリーズ」、一眼レフカメラ「ローライフレックスSL35」と「ローライフレックスSL2000」シリーズなどは、アンティーク価値を見込まれるでしょう。
ローライ(Rollei)買取ならバイセルハッセルブラッド(Hasselblad)
ハッセルブラッドはスウェーデンで創業した中判デジタルカメラとレンズのブランドです。
ブランドの代表的なモデルは「1600F」「1000F」「500C」「500EL」は代表的な機種で、特に「ハッセルブラッド 500C」はロングセラーモデルでした。
カメラシリーズは、デジタルコンパクトミラーレス中判カメラ「Xシステム」、プロ写真家向けの中判デジタルカメラ「Hシステム」、Vシステムの3つあります。
中古市場で希少性が高まりやすいモデルは、「907Xスペシャルエディション」「907X 50C アニバーサリー エディション キット」などの数量限定モデルです。
現在は廃盤品なので、状態が良いものは希少性が高くなるでしょう。
ハッセルブラッド(Hasselblad)買取なら バイセルへフォクトレンダー(Voigtlander)
フォクトレンダーはオーストリア・ウィーンで創業した光学器械メーカーです。
同ブランドの代表的なモデルは、スプリングカメラの「BESSA(ベッサ)」、35mm判のレンジファインダーカメラ「Prominent(プロミネント)」「Vito(ヴィトー)」「Vitessa(ヴィテッサ)」「Bessamatic(ベッサマチック)」「Ultramatic(ウルトラマチック)」などがあります。
フォクトレンダー(Voigtlander)買取なら バイセルへライカ(LEICA)
ライカはドイツの光学機器メーカーです。
世界中にファンがいることからライカは古くても価値があるといわれています。
老舗メーカーならではのシリーズの豊富さが魅力で、コンパクトな外観ながら頑丈さにも定評があり、クオリティの高い鮮明な画像描写を得意としています。
Mシリーズ、Qシリーズ、バルナック型などは中古市場でも需要が高いです。
「M3」「M6」「M11」「ライカⅢc」「ライカⅢf」「ライカⅢd」はビンテージ価値が見込まれ、査定金額が高くなりやすいです。
ライカ(LEICA)買取ならバイセルアンティーク価値のあるカメラ一覧
他にもアンティーク価値が見込まれるカメラブランドはあります。
どのカメラブランドも希少価値の高いカメラを製造しているので、査定に出せば高く売れる可能性があるでしょう。
ブロニカ | ヤシカ | トプコン | ミノルタ |
小西六 | コンタックス | 富士フイルム | オリンパス |
シュナイダー | リンホフ | マミヤ | コニカ |
ペンタックス | ツァイス | エボニー | ルクルト |
ワトソン&サンズ | フォルマー&シュウィング | アグファ | アルパ |
ペンタコン | レオタックス | タチハラ | タナック |
シグマ | プラウベル |
古くて壊れているカメラは売れる?
古くて壊れているカメラも売却方法を選べば売れます。
製造年代が古いカメラや生産が終了したカメラは、愛好家にとってはコレクション価値が評価されるでしょう。
ただし、分解や改造をしたカメラは買取を断られる場合があります。
壊れていても手を加えず、作動するかを確認するだけに留めて早めに査定に出しましょう。
壊れたカメラでも買い取りしてもらえる?高く売る3つのコツを紹介!査定に出す前にやっておくこと

せっかく古いカメラを売却するなら、少しでも得をしたいですよね。
査定前にやっておいたほうがいいことを簡単にご紹介します。
保存状態をきれいにする
古いカメラはホコリやチリなどで汚れていると思いますので、査定前にカメラ全体をきれいにしておきましょう。
ブロアーで汚れを飛ばして、クロスで全体をふき取り、スイッチなどの細かい場所についた汚れは綿棒などで取り除きます。
カメラに多少の汚れがあっても査定金額はつきますが、状態がきれいな方が中古市場において再販価値が高いです。
SDカードと乾電池を取り除く
カメラを売却する前にSDカードと乾電池を抜いておいてください。
買取業者は買取後にカメラのデータが残っていないかをチェックして初期設定に戻しますが、安心して売却するために個人情報は削除しておきましょう。
SDカード以外のもカメラ本体にも、個人認証機能で登録した顔写真やプロフィール、無線LANの設定などのデータも消去しておきます。
長年、乾電池をカメラに入れておくと液漏れして、カメラを痛めてしまうのでとっておきましょう。