ライカM6の買取価格や買取方法、高く売るコツを解説!人気の種類は?
- ライカm6を売却したいです。価格はつきますか?
- 保管状態や付属品の有無によって価格は大きく変わります。レンズセットで査定に出すと価格がつきやすい傾向にあります。
- もう使わないライカm6があります。価値ってありますか?
ライカ(Leica)といえば、カメラファンではなくても一度は耳にしたことがあるメーカー名ではないでしょうか。
ライカのカメラは性能が高いだけでなく、デザイン性に優れており、独自の美しさを持っているのが特徴です。
ライカM6はそうしたライカの伝統を受け継ぎつつ、露出計も内蔵した使いやすいフィルムカメラです。
なので、中古市場でも安定した人気を誇り、状態によっては高い買取価格が期待できます。
本記事ではライカM6がどのようなカメラなのか、買取価格はどのくらいなのかを解説し、さらに高額査定してもらうコツ、買取方法などもご紹介しますのでぜひご一読ください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
ライカ(Leica)とは ?
ライカとはどのようなカメラメーカーなのか、その歴史と人気が高い理由、スペックを説明します。
ライカ(Leica)の歴史
ライカの起源は、顕微鏡を開発していた「ライツ社」で、19世紀半ばまでさかのぼります。
カメラが作られ始めたのは、技術者であるオスカー・バルナックが入社した1911年からです。
当時のカメラは三脚がないと撮影できないほど大きく、オスカー・バルナックは誰でも使える小型カメラの開発を進めます。
そして、1914年に35mmカメラ「ライカ」を発明し、ライカカメラの基本形が作られました。
ライカ(Leica)の人気が高い理由
ライカの人気が高い理由は、操作性がシンプルで、写真を撮る精密機械として機能性に優れている点です。
ライカのカメラは一つずつ職人の手作業で丁寧に製造されているため高価格ですが、世界中のカメラファンから信頼されています。
性能が高いだけでなくデザイン性にも優れており、芸術品に例えられることもあるほどです。
こうした性能の高さやデザインの美しさが、世界最高のカメラブランドとして君臨し続けている理由といえます。
ライカM6のスペックや性能
ライカM6のおもなスペックを紹介します。
形式 | 機械式レンジファインダーカメラ |
---|---|
レンズマウント | ライカMマウント |
レンジファインダー | 0.72倍 |
露出計 | TTLスポット測光 |
巻き上げ | レバー式 |
巻き戻し | クランク式 |
シャッター速度 | 1/1,000~1、Bulb |
サイズ | 138×77×38mm |
重量 | 585g |
販売年 | 1984~2003年 |
M6のMはドイツ語のMeßsucher(メスズハー)のMで、距離計・レンジファインダーを意味しています。
レンジファインダーカメラとは、レンズから入る光とは別に専用のファインダーを設けて、そこで構図やピントを決める方式です。
被写体との距離を計測してピントを合わせるため、「レンジファインダー」と呼ばれています。
シャッター音が小さく、本体をコンパクトにできるのがレンジファインダーカメラのメリットです。
ライカM6は基本的に機械式カメラで、バネやぜんまいなど機械部品によって動きます。
後述する露出計を動かすには電池が必要ですが、カメラを動かすだけなら電池は不要です。
ライカM6シリーズの買取価格
ライカM6は、長い間作られてきたモデルのためバリエーションが豊富で、バリエーションごとに買取価格も異なります。
なかでも生産数が少ないモデルは、状態次第で高額になる傾向があります。
TTLストロボに対応したM6 TTLの買取価格は、状態の良いもので〜105,600円前後です。
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※ご査定時の市場状況、在庫状況により買取価格が変動する場合ございます。
※お買取相場の価格は未開封の未使用品を想定しています。お品物の状態によって価格が大きく変わる場合がございますのでご了承ください。
ライカM6は、状態によっては高額買取も期待できる人気機種です。
お持ちの方はまずバイセルの無料の査定をお受けください。
ご満足いただける価格をご提示できるよう、知識を兼ね備えた査定士が尽力いたします。
買取市場で需要のあるライカM6の種類
ライカM6はライカの中でも人気が高く、バリエーションも豊富なシリーズです。
買取市場で需要のあるライカM6の種類をご紹介します。
M6
ライカM6は、ライカM6シリーズの中で最もベーシックなオリジナルモデルです。
1984年から2002年の間に約175,000台製造されました。
亜鉛ダイカスト製で、前機種に比べて露出計を新たに組み込んだシンプルなフィルムカメラです。
M6 復刻版
M6 復刻版は、1984年に登場したライカM6の復刻モデルとして2022年に発売された機種です。
オリジナルモデルを忠実に再現しつつ、性能・仕様をグレードアップさせることに成功させた優れモノです。
ファインダー倍率が0.72倍、トップカバーの材質を真鍮削り出しにするなどの見直しが行われています。
M6 チタン
M6チタンは、ライカM6のカラーバリエーションで、1992年から発売されたチタン仕上げのモデルです。
ボディの革がオーストリッチ風仕上げなので、高級感があります。
M6 プラチナ
M6プラチナは、写真発明150周年記念モデルとして1989年に発売されたモデルです。
プラチナ塗装で蛇皮張りのモデルとして、1250台製造されました。
M6の限定記念モデルは少なく希少なので、専用の箱などの付属品が揃っていれば買取額に期待できるかもしれません。
M6 TTL
M6 TTLは、TTLストロボに対応した1998年に発売されたモデルです。
「TTL」とは「Through The Lens」のことで、ストロボの発光量を自動で調整してくれる機能です。
M6 TTL Limited
M6 TTL Limitedは、M6 TTLの国内限定モデルとして2002年に発売されました。
そのため、「JAPANモデル」とも呼ばれています。
400台しか製造されていないので、希少性の高さから中古市場でも需要が高いモデルです。
M6 LHSA
M6 LHSAは、LHSA(ライカ・ヒストリカ・アソシエーション・オブ・アメリカ)メンバーのための記念モデルです。
LHSAとは、ライカ歴史協会のことで、ライカ専門の歴史研究機関です。
1988年に20周年でM6が43台、1993年に25周年で151台、2000年に期間限定受注でM6 TTLがブラックペイントモデルで650台製造されました。
M6 TTL 2000
M6 TTL 2000は、ライカ製造250万台目を記念して、2000年に2000台限定で発売されました。
「ミレニアムモデル」とも呼ばれ、アクセサリーシューに限定番号が刻まれています。
ライカの買取実績や買取相場については、以下ページで詳しくご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
ライカM6の買取価格を上げるコツ
愛用していたライカM6をせっかく売るなら少しでも買い取ってほしいですよね。
ライカM6の買取価格を上げるコツを紹介します。
ギャランティカードなどの付属品の有無
新品のライカM6には、元箱・説明書・ギャランティカード・専用カメラケースなどが付属しています。
ギャランティカードとは正規ルートで販売されたことを保証する証明書で、シリアルナンバーが元箱と一致しているとなおよいでしょう。
ただし、付属品がない場合でも買取が可能なケースは多いため、そうした場合でも一度相談してみることをおすすめします。
レンズセットで査定に出す
カメラのボディだけでなく、レンズもセットで査定に出すと買取価格が上がりやすくなります。
ライカの純正レンズはボディと同じくブランド品で、同じドイツのカール・ツァイスのレンズと並んで高品質で知られているため、レンズもあれば高価買取が期待できるでしょう。
査定前に掃除をする
ライカM6は、製造されてから数十年経過したものがほとんどなので、ボディ・レンズに小さな汚れやカビが付着していることも多くあります。
そのためライカM6をきれいな状態で査定に出すと、保管状態が良いと判断され、買取価格が上がる可能性があるでしょう。
カメラは精密機械なので気を付けて保管し、査定前にはブロワーでホコリを吹き飛ばしてやわらかい布で優しく拭くなど、掃除をしておくのがおすすめです。
ライカM6の買取方法
ライカM6を売却するには、オークションやフリーマーケット、買取業者で売るのが一般的です。
それぞれの特徴を説明しますので、自分に合った買取方法を見つけましょう。
オークションやフリマサイト
ライカは世界的ブランドのため、オークションやフリマサイトでも売却できます。
ただし、落札者はカメラの状態を画像でしか判断できないため、状態の良いカメラしか買い手が付かない可能性もあります。
また、購入者とのやりとりや発送作業、クレーム対応が必要など、手間がかかるのもデメリットといえます。
買取業者
ライカM6は中古でも充分需要のあるカメラです。
その価値を充分に活かして買い取ってもらうのなら、カメラを取り扱う買取業者で査定を受けましょう。
カメラに詳しい査定士がカメラに見合った価格を算出してくれるでしょう。
カメラに傷が付いていたり壊れたりしていると、オークションなどでは買い手が付かないケースもあります。
ただし、カメラ買取のバイセルであれば、修理したり分解して再度販売することが可能なので買取可能となるケースがあります。
もちろん状態の良いカメラであればその分買取額に反映しますので、ライカM6の売却はバイセルにお任せください。
より詳しい情報を知りたい方はこちら
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ライカM6のカメラを売るなら買取実績が豊富なバイセルへ
ライカM6を売却するなら、カメラを含む買取実績が豊富なバイセルをご利用ください。
バイセルならカメラの査定経験を積んだ査定士が在籍していますので、お持ちのライカM6を適正価格でお買い取りいたします。
まずは以下よりお気軽にお電話・メールでお問い合わせください。
バイセルには3種類の買取方法があるため、お客さまのご都合に合わせて、お好きな方法でいつでも査定に出せます。
店頭買取では査定料が、宅配買取と出張買取では査定料、送料、出張料などの手数料が無料です。
それぞれの買取方法の特徴をご紹介します。
店頭買取
バイセルの店頭買取は予約不要で、都合の良いときに売りたいカメラを店舗に持ち込めば査定が受けられます。
店舗では個室の査定ブースで対応するため、プライバシーを確保し、一目が気にならない状態で相談できます。
査定結果はその場でわかるため、カメラを手っ取り早く売りたい人は店頭買取がおすすめです。
宅配買取
宅配買取は、申し込み後に自宅に届いた無料梱包キットにカメラと必要書類を入れて、バイセルに送るだけで査定を受けられます。
査定結果は電話で連絡があり、金額に納得していただければ契約が成立し、指定の口座へ買取代金が振り込まれます。
忙しくて時間がとれない方や、査定士と対面するのが苦手な方などにおすすめの買取方法です。
出張買取
出張買取は、査定士がご自宅まで伺い、その場で査定・買取を済ませられる方法です。
日本全国どこでも(離島を除く)出張が可能で、近くに店舗がない方や外出の機会が少ない方、査定したい品物が多い方などにおすすめです。
査定に納得いただければ、その場で現金をお渡しできますので、スピーディーな買取に対応いたします。
買取後もしも気が変わった場合でも、契約日を含め8日以内のお申し出に関しては返品保証を実施していますので、安心してご利用いただけます。
おわりに
ライカM6は、当時の傑作機ともされていたライカM3やM4にはなかったTTL露出計を内蔵しており、初心者でもより使いやすいカメラになりました。
機械式シャッターや赤いライカバッジも、ライカならではの魅力でしょう。
ライカM6の人気は現在でも衰えておらず、状態が良ければ高額での買取も期待できます。
付属品やレンズセットがあれば、さらに高額で売却できるでしょう。
また、付属品がない場合でも、査定前に掃除を行えば査定額が高くなる可能性があります。
自宅にもし使っていないライカM6が眠っているのであれば、ぜひ一度バイセルまでご相談ください。
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