【初心者におすすめ】ミラーレス/一眼レフカメラの種類を紹介!選び方も解説【2024最新】
趣味としてカメラを始めてみたいけれど、機種が多すぎてどれを買えばいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。
選ぶカメラによって価格も数万円から数十万円と非常に幅があります。
高ければ必ず満足できるというわけではありません。
カメラに搭載されている機能と自身のニーズをしっかりとすり合わせてカメラを選ぶ必要があるのです。
この記事ではカメラの種類や選び方のポイント、おすすめのデジカメをメーカーごとに紹介します。
カメラ選びの判断材料としてお役立てください。
※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
そもそもデジカメとは?
デジカメとは、撮像素子と呼ばれる半導体センサーを使ってSDカードなどの記録媒体に画像をデジタルデータとして記録するカメラです。
デジカメの対義語としては、フィルムカメラが挙げられます。
フィルムカメラはプリントしてはじめて撮影した画像を確認できる昔ながらのカメラの仕様です。
「一眼レフのデジカメ」もあれば「一眼レフのフィルムカメラ」もあります。
デジカメの種類には大きく分けて以下の3種類があります。
- コンパクトデジタルカメラ
- ミラーレスカメラ
- デジタル一眼レフ
それぞれの違いについて紹介します。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
コンパクトデジカメとは、カメラのボディとレンズが一体型になったカメラです。
別名で「コンデジ」とも呼ばれます。
ミラーレスや一眼レフなどはカメラ本体とレンズを付け替えることができ、シーンに合わせてレンズを使い分けて撮影するといった使い方ができます。
一方でコンパクトデジタルカメラは、本体にレンズが内蔵されています。
撮影の幅や表現力は限られてしまいますが、ポケットに入れられるほど小型で軽量なので、手軽に写真を楽しむことができます。
コンパクトデジカメはズーム機能や防水・防塵機能を備えたモデルもあり、アウトドアシーンでも活躍します。
ミラーレスカメラ
ミラーレス一眼とは、その名の通り一眼レフであれば内蔵されているミラーを取り除いて軽量化したカメラです。
レンズに写った被写体を電子信号として送信し、液晶モニターなどで映像を確認することができます。
ミラーレスカメラは一眼レフよりも小さく、一眼レフに引けを取らない高画質モデルも多い点が魅力です。
手ブレ補正や撮影シーンに応じてモードを切り替えるなどの機能なども充実しているため、カメラ初心者であっても綺麗な写真を撮影することができます。
デジタル一眼レフカメラ
デジタル一眼レフは、レンズとミラーが内蔵された本格的な撮影が楽しめるデジタルカメラです。
一眼レフの「一眼」はレンズが1つであること、「レフ」は光の反射を意味します。
レンズから入った光がカメラ内部のミラーに反射することで、レンズが「撮影レンズ」と「ファインダー」の役目を果たすため、一眼レフと呼ばれます。
ミラーレス一眼レンズと比較して、カメラ本体が大きく重い傾向がありますが、交換できるレンズの幅も広く、さまざまな撮影シーンに対応することができます。
高画質でプロのような本格的な写真撮影にも向いています。
カメラを購入するときの選び方
カメラを購入するときには、以下の点を抑えたうえで、比較・判断するようにしましょう。
高性能で高いものが必ずしも、合うというわけではありません。
自身のニーズを確認して選ぶと失敗しにくいです。
用途
カメラを使うシーンやどのような被写体を撮影したいのかによって選ぶべきカメラは異なります。
- 旅行や日常使いで気軽に持ち運びたい
- 風景や人物を美しく撮影したい
- スポーツや動物などの動きのあるものを撮影したい
- 動物を撮影したい
- 動画撮影をメインにしたい
例えば旅行や日常使いで気軽に使いたいのであれば、持ち運びに便利なコンデジやミラーレス一眼が向いているでしょう。
また野生動物などを撮影したい場合には、高性能な望遠レンズに付け替えられるようなミラーレス一眼や一眼レフがおすすめです。
自身がどのような用途でカメラを使いたいのかを明確にするといいでしょう。
予算
カメラは、機種によって数万円から数十万円、数百万円するものまで幅広い価格帯で販売されています。
ある程度、カメラに割くことができる予算を決めておくことで選択肢を縛ることができるでしょう。
特に一眼レフやミラーレス一眼レフは交換レンズの費用も必要になるため、慎重に選ぶ必要があります。
画質
カメラの性能によって画質の高さも大きく異なります。
高画質のカメラは、画素数が高くセンサーサイズが大きいものを選びましょう。
ただし画質が上がるにつれて、カメラのサイズや価格も高くなるため、バランスの取れたカメラを選ぶことをおすすめします。
機能・操作性
特に近年のカメラは非常に機能が豊富なので、代わりの効かない機能を確認することがポイントです。
被写体認識オートフォーカス機能などは新製品が出るたびに機能が高くなっており、動く被写体を撮影するうえで非常に重宝する機能です。
また例えば夜景や星を撮りたいのであれば、高感度性能などの確認が必要です。
自身に必要な機能であるか、操作しやすいかどうかなど店頭で実際に触ってみるといいでしょう。
【メーカー別】初心者におすすめのコンデジ6選
ここからは、メーカーごとにおすすめのコンパクトデジタルカメラを紹介します。
キヤノン(Canon)|PowerShot | PowerShot G9 X Mark II
世界中から愛される人気の国内メーカーのキャノンの「PowerShot G9 X Mark II」は、大型センサーを搭載しており高画質でありながら、軽量・小型を兼ね備えています。
静止画の鮮明さや自然な発色の再現性の高さも魅力です。
暗い場所での撮影では多少画質の美しさは劣りますが、ノ一般的な撮影シーンでは十分な性能です。
コンパクトに持ち歩けるので、普段使いや旅行などのシーンでも使い勝手の良いでしょう。
ソニー(SONY)|Cyber-shot DSC-WX500 | DSC-WX500
ソニーの「Cyber-shot DSC-WX500」は、非常にコンパクトでありながら高いズーム倍率を誇るコンデジです。
またオートフォーカス機能も優秀であるため、初心者の方でも迷うことなく直感的に使うことができるでしょう。
コンデジに多いタッチフォーカスや細かな撮影設定はできないため自由度はあまり高くない点はデメリットです。
明るい屋外での撮影やズーム撮影をよく行う方にはおすすめのコンデジカメラでしょう。
ニコン(Nikon)|COOLPIX | COOLPIX P950 | P950
NikonのCOOL PIXは、光学83倍の超望遠ズームができるため、遠くの被写体を捉えたり、スポーツ観戦や野鳥などの動物を撮影したりする際にもおすすめのカメラです。
望遠ズームをするとブレやすいですが、COOL PIXの場合は、シャッターのAF速度も早いため、ブレずに綺麗な写真を撮ることができます。
オリンパス(OLYMPUS)|Tough TG-6
OLYMPUSのタフシリーズは、山・海・岩場・雪の中など、アウトドアでの撮影に重宝するカメラです。
防水15m・防塵・耐衝撃2.1m・耐荷重100kgf・耐低温-10℃・耐結露など、どのような過酷な環境であっても高画質な撮影をすることができます。
また水中撮影を行う際は、アクセサリーを追加することでよりユニークで綺麗な写真を撮ることができるでしょう。
日頃からアウトドアなシーンで撮影する方に、おすすめのカメラです。
パナソニック(Panasonic)|LUMIX | LUMIX TX2
パナソニックのコンデジ、LUMIX TX2は大型センサーによる高画質な撮影ができる点や、ドイツのライカカメラ社と開発した高品質レンズが魅力のカメラです。
写真の画質も高く、多種多様なフィルター機能によって好みの色彩を表現できる点も魅力です。
オートフォーカス機能も高速化かつ正確なため、初心者でもハイクオリティな写真を撮ることができるでしょう。
細かな撮影設定もできるため自由度の高さも高評価です。
画質にこだわりたい方や色彩を重視している方、凝った写真を撮影したい方にもおすすめです。
シグマ(SIGMA)|DP2 Merrill
SIGMAは、一眼レフやミラーレス一眼のレンズをメインに製造している会社ですが、コンデジも人気があります。
DP2 Merrillは人間の目に近い画角で、非常に自然な写真が撮れることが魅力のカメラです。
またDP2 Merrillのセンサーには、一般的なセンサーとは異なる独自のセンサーFoveonを使っています。
このセンサーによって色彩情報を全画素数で記録でき、自然に近い色彩が表現できるのです。
DP2 Merrillは広い用途で使うことができるため、まだ用途を絞り込めていない場合にもおすすめです。
【メーカー別】初心者におすすめのミラーレスカメラ6選
続いて、初心者におすすめのミラーレス一眼カメラをメーカー別に紹介します。
キヤノン(Canon)|EOS R50
CanonのEOS R50は、初心者向けエントリーモデルとして開発された1台です。
初めてカメラに触れる人であっても、直感的に操作することができ、高画質・高品質な写真が簡単に撮影することができます。
コンパクトなサイズ感でありながら、一眼レフカメラのような写真を撮ることができるため、常に初心者向けカメラとしても人気があります。
撮った写真の風合いを好みに仕上げるクリエイティブアシスト機能などもおすすめの機能です。
フォトジェニックなこだわりの作品を撮りたい方におすすめです。
ソニー(SONY)|α6700
Sonyはミラーレス一眼をメインに商品展開をしており、ミラーレス一眼市場では圧倒的な存在感のあるメーカーです。
ミラーレス=Sonyというイメージを持っている方も多いかもしれません。
これまでは初心者向けというよりは中級者向けのカメラが多かったのですが、このα6700シリーズやα6000シリーズは初心者でも使いやすいモデルとして人気です。
約2600万画素の裏面照射ができるExmor R CMOSセンサーを搭載しているため、高画質を撮影できることはもちろん、複数の被写体の検知や追随も可能です。
手ブレを防止する機能もあるため、綺麗な写真を撮影するために必要な機能が全て揃った機種と言えるでしょう。
写真はもちろん、動画を撮影したい方にもおすすめの一台です。
ニコン(Nikon)|Z50
近年、ニコンはミラーレス一眼の開発に力を入れており、ラインナップもミラーレスへと移行しつつあります。
Nikon Z50は、Zシリーズにおいて初のAPS-Cセンサー搭載モデルであり、初心者でも自由に使える使い勝手の良いカメラとして人気があります。
片手に収まるコンパクトなサイズ感は、長時間持ち歩くような旅先でのシーンでも非常に便利です。
オリンパス(OLYMPUS)|OLYMPUS PEN E-P10
OLYMPUSのミラーレス一眼いえば、根強い人気を誇るのがPENシリーズです。
最新モデルのPEN E-P10です。
PENシリーズの魅力である気軽さはそのままに初心者が使いやすいカメラになっています。
高性能なレンズとプロフェッショナルカメラと同じ画像処理エンジンを搭載しているため、高画質な写真が簡単に撮影できます。
暗い場所でもぶれずに美しく撮影することができる万能カメラです。
見た目にレトロな雰囲気を持つ外見は、女性からの支持も高い一台です。
パナソニック(Panasonic)|LUMIX DC-S5
パナソニックのLUMIXシリーズの中でもフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼は、非常に高価なカメラですが、DC-55は初心者でもチャレンジしやすいよう価格を抑えている点も特徴です。
フルサイズセンサーを搭載しているカメラはどうしても重くなりがちですが、DC-55はバッテリーやメモリーカードを含めても約700g程度と、非常に軽く持ち歩きにも便利でしょう。
フルサイズセンサーを試してみたい方におすすめの一台です。
シグマ(SIGMA)|fpミラーレス一眼カメラ 45mm F2.8 DG DN Contemporary
Sigmaのfpミラーレス一眼カメラ 45mm F2.8 DG DN Contemporaryは、日常使いにおすすめのカメラです。
Sigmaのミラーレスは、ガジェットや古いレンズまでさまざまなカスタマイズができるため、自由度がぐんと上がり、長く愛用できる機種でしょう。
また世界最小&最軽量のフルフレームを売りにしており、持ち運びにも適しています。
【メーカー別】初心者におすすめの一眼レフカメラ3選
最後に、初心者へおすすめの一眼レフカメラをメーカーごとに紹介します。
キヤノン(Canon)|EOS Kiss X90
EOS Kiss X90は、シーンに合わせて最適に仕上げてくれる「シーンインテリジェントオート」モードや、写真の風合いを調整できる「クリエイティブアシスト」モードなどを搭載しているため、初心者でも思いのままの写真に仕上げることができます。
スマホと接続し写真を転送したり、スマホでシャッターを切ったりできるため、気軽に楽しむことができます。
ニコン(Nikon)|D7500 18-140 VR
NikonのD7500 18-140 VRはアウトドアでも使いやすい防じん・防滴機能が備わっています。
高速連写や4K動画撮影といった表現力も備わっているため、初心者でもアウトドアシーンの一瞬の美しい瞬間を逃すことなく撮影することができるカメラです。
また暗い環境でも明るく撮影できるため、夜空や夜景の撮影にもおすすめです。
オリンパス(OLYMPUS)|OM-D E-M5 Mark III
OLYMPUSのOM-D E-M5 Mark IIIは、小型軽量化と高性能化を最大限に発揮した一眼カメラです。
新開発の強力なボディー・手ぶれ補正・多彩な撮影機能を搭載しており、高画質な動画撮影もできます。
幅広いシーンで本格的な撮影ができるため、初心者にもおすすめのカメラです。
まとめ
カメラの技術は年々向上しており、次々と新しいカメラが販売されています。
カメラを趣味にすると、ついつい新しい機能を試したくなるものですが、カメラを選ぶ際は本当にその機能が必要なものなのか確認するようにしましょう。
また古いカメラやレンズは、買取に出すことでカメラ購入費用に充てることができるため買取サービスの活用がおすすめです。
まずは見積もりを依頼し、いくら程度になるのか相場を把握するといいでしょう。
バイセルではカメラの知識が豊富な査定士が在籍しているため、市場価値をしっかり把握しています。
古いカメラや傷がついたカメラであっても、市場で人気があり高価な価値がつくものも多いです。
カメラやレンズの買取を検討している場合は、ぜひバイセルにご相談ください。
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