ジバンシー「ナイチンゲール」の魅力!モデルチェンジ版や3つの展開サイズの特徴も紹介
1952年に設立されたジバンシーは、女優の故・オードリー・ヘプバーンをはじめ、多くの海外セレブが愛用するフランスの高級ブランドです。
気品と斬新さを兼ね備えたデザインのアパレルやジュエリー、香水、化粧品など多くのアイテムを送り出しています。
なかでも高い人気を誇るのがバッグで、2006年発表の「ナイチンゲール」は一世を風靡しました。
本記事ではナイチンゲールの魅力やサイズ展開、特徴を紹介します。
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目次
ジバンシー「ナイチンゲール」とは
2006年に発表された「ナイチンゲール」は当時のクリエイティブ・ディレクター、リカルド・ティッシ氏が生み出した最高傑作といわれています。
混迷期にあったブランドにとっても、創業時の勢いを取り戻した象徴となるシリーズです。
詳しく特徴を見ていきましょう。
男性のビジネスバッグを女性向けにアレンジ
特徴として、まず機能性の高さが挙げられます。
男性のビジネスバッグを女性向けにアレンジしたものだけに、機能は豊かです。
取り外し可能なショルダーストラップ付きの2WAY仕様で、ハンドバッグとしても肩掛けのショルダーバッグとしても使えます。
サイズの大きいタイプは、付属のストラップの幅が広めで肩に負担がかかりにくくなっています。
ボストンバッグのような形状で奥行きもあり、収納力はたっぷり。ダブルファスナーの開け口は大きく開くため、荷物の出し入れがしやすくなっています。
バッグによって素材は変わりますが、上質のラムレザーや光沢を楽しめるエナメルが定番で、羊の毛を付けたシープスキンも人気です。
レザー素材は丈夫で耐久性も高く、女性のビジネスバッグとしてはもちろんですが、サイズによっては小旅行に出かけるときにも使われるといわれています。
ビジネスや日常使い、旅行など、実用性の高さが特徴です。
飽きのこないデザイン
デザイン性の高さも多くの女性を夢中にさせた理由の一つでしょう。
メンズのシンプルで洗練されたモダンさをベースにしながら、細部にはこだわりのデザインが施されています。
ボストン型の美しい曲線とふっくらしたフォルムは、4枚の革を十字に組み合わせたデザインで構成されています。
ハンドル部分のインパクトのあるステッチとジバンシーのマークがエレガントかつ斬新さを表現しており、ショルダーの金具も印象的です。
まさにジバンシーのコンセプト「マスキュリン(男性的)とフェミニン(女性らしさ)の融合」を体現した、シンプルで女性らしいデザインといえるでしょう。
看護師の「ナイチンゲール」が名前の由来
ジバンシーのナイチンゲールは、イタリア生まれのイギリス人看護師、フローレンス・ナイチンゲールの功績を称えて名付けられたといわれています。
ナイチンゲールは、クリミア戦争時に看護師団を連れて戦地へ赴き、心身ともに傷ついた戦士を優しく勇気付け「戦場の天使」と称えられました。
戦地の医療改革に尽力したことでも知られています。
このバッグをデザインしたリカルド・ティッシ氏は、南イタリアで生まれ、デザインを学ぶために17歳で親元を離れて英国・ロンドンへ留学した経験があります。
働く女性が使いやすい大容量であり、女性らしさも備えたこのバッグには、ティッシ氏のナイチンゲールへの思いが込められているのかもしれません。
リカルド・ティッシの最高傑作
ナイチンゲールは、クリエイティブ・ディレクター、リカルド・ティッシ氏なくして生まれませんでした。
ジバンシーを創立したユーベルト・ジバンシー氏は、前衛的なアパレルで注目を集め「モードの神童」といわれました。
オードリー・ヘプバーンの映画の衣裳製作でも知られ、一躍有名ブランドとなったものの、1995年にジバンシー氏が勇退したあとは混迷期にありました。
そのブランドを復活させたのがティッシ氏です。
2005~2006年のレディースコレクションにおいて、ジバンシーらしいエレガンスと現代性を融合させた作品を発表し、高い評価を得ました。
ナイチンゲールはその象徴で、同氏の最高傑作といわれています。
ナイチンゲールは2015年に、よりジバンシーのコンセプトを体現したモデルへとリニューアルされました。
しかし、ティッシ氏は2017年に電撃辞任し、新たなバッグは見られなくなったのが現状です。
海外モデルやセレブも愛用
使い勝手が良くエレガンスを兼ね備えたナイチンゲールは、アン・ハサウェイやシエナ・ミラー、ケンダル・ジェンナーといった、海外の有名人やセレブたちにも愛されています。
大きめサイズのナイチンゲールをさりげなく日常使いしたり、移動中に手にしたりと、使い方はさまざまです。
ファッションも、デニムやシックなセットアップのパンツスーツなど、幅広いスタイルに合わせており、こうした海外の有名人セレブの使い方やファッションが装いの参考になるかもしれません。
2015年にモデルチェンジした「リニューアル版ナイチンゲール」
ナイチンゲールは2015年にデザインリニューアルしました。
ジバンシーのコンセプトである「マスキュリンとフェミニン」をより体現したうえで、変更を加えています。
変更点を見ていきましょう。
より都会的でミニマルなデザインにアップデート
オリジナルの曲線のフォルムとユニセックスでフェミニンな印象を残したまま、より都会的でミニマル(必要最小限)なデザインに更新されました。
これまでハンドルの付け根に施されていたジバンシーのマークをなくし、バッグへ控えめに刻印する仕様にしたほか、バッグの特徴的なステッチも女性ラインからなくしています。
こうしてシンプルでスタイリッシュに進化を遂げました。
リラックスしたラウンドシェイプ
ボストンバッグのようなオリジナルのしなやかな曲線を生かしながら、さらに丸みのある独特のフォルムへと更新しました。
カジュアルはもちろん、サイズによっては食事会などセミフォーマルな場にも手にできる、エレガントなデザインになっています。
それでいて、ダブルジッパーや収納しやすい奥行きといったオリジナルの機能性を備え、さまざまなシーンで活躍しそうです。
オーバーサイズ・ジッパーを採用
見た目でわかる大きな変化の一つがオーバーサイズ・ジッパーの採用でしょう。
両サイドのショルダーを留める部分にベルトが取り付けられており、より丸みのある形状を演出しています。
この斬新で独特な仕様によって、すぐにリニューアル版のナイチンゲールだとわかるはずです。
ジバンシー「ナイチンゲール」における3つのサイズ展開
このように使い勝手の良いナイチンゲールですが、レディースのサイズはオリジナル、リニューアル版とともに3サイズでの展開がなされています。
それぞれの寸法と各サイズの特徴を紹介します。
マイクロ
オリジナル版:約 横31cm×縦21.5cm×奥行き9cm
リニューアル版:約 横29cm×縦21cm×奥行き9cm
オリジナル版は、マイクロといってもリニューアル版のスモールと同サイズです。
そのため、小ぶりながら長財布やスマートフォンといった必需品は十分に収納でき、外出や休日の買い物などにも使いやすいでしょう。
長めのショルダーストラップが特徴的で、肩掛けの状態でもスムーズに中身を取り出しやすい仕様となっています。
一方、リニューアル版はオリジナルよりもやや小ぶりで、ショルダーを外しパーティーバッグとしての活躍も期待できそうです。
ただ、奥行きは変わらないので、収納力と機能性は維持されているといえるでしょう。
スモール(S)
オリジナル版:約 横28.5cm×縦25.5cm×奥行き13cm
リニューアル版:約 横31cm×縦21.5cm×奥行き9cm
オリジナル版は小柄な方も日常使いしやすい人気のモデルです。
ボストン型の形状を小ぶりにした正方形に近いサイズで、奥行きも十分にありA5サイズに対応しています。
内側には小さめの手帳が収納できるポケットが付いています。
リニューアル版はオリジナル版よりも小さめで、オリジナル版のマイクロとほぼ同サイズです。
ちょっとした外出に使いやすく、必需品は十分に入ります。多様なシーンで活用できるでしょう。
ミディアム(M)
オリジナル版:約 横36cm×縦32cm×奥行き16.5cm
リニューアル版:約 横36cm×縦24cm×奥行き12cm
オリジナル版のMサイズは奥行きが約16.5cmと広く、大容量の収納が期待できるサイズです。
A4サイズの書類や雑誌もスムーズに収納できます。
ショルダーストラップが太めにデザインされているので、たくさん荷物を入れて持ち運んでも肩が痛くなりにくく、ビジネスバックはもちろんですが、小旅行にも使う方が多いといわれています。
リニューアル版はコンパクトになったものの、横幅はオリジナルと変わりません。
A4サイズの書類を収納できるため、ビジネスバッグとして活用が可能です。
オリジナル版が発売された約20年前と今では、持ち物のサイズが変わってきました。
財布を含めて持ち物のサイズが小さくなっている方も多いでしょう。
パソコンではなくタブレットを持ち歩く機会が増えているかもしれません。
時代に合ったバッグにリニューアルされたと見られます。
ナイチンゲールの多彩なコレクション 5選
ナイチンゲールには多彩な素材やデザインのものがあります。個性的デザインの一部と、それぞれの魅力を紹介します。
デニム
コットンデニムの素材を使ったバッグです。
ハンドルやストラップにはレザーが使われているため、カジュアルスタイルはもちろんですが、シックなワンピースやトレンチコートといった装いの「外し」にも使えます。
スタッズ
立体感のあるスタッズは、ピラミッド型や星型などさまざまなタイプがあります。
スタッズがアクセントのバッグは、かなりのインパクトがあります。
クールで個性的なスタイルを好む方に愛されているようです。
ハトメ
ハトメとは、布やビニールなどに空けた穴が広がらないように補強する目的の金具で、空けた穴を縁取るような形になっています。
これをバッグ全体にちりばめたデザインで、おもにナイロン素材に用いられています。
個性的ではありますが、シンプルで持ちやすいバッグです。
シボレザー
革を作る工程でできるシワ模様「シボ」を活かしたレザーで作られたバッグです。
シボは革の繊維をほぐしたり、薬品で収縮させたり(シュリンク加工)することによって生まれます。
温かみを感じるうえに、一つとして同じものがないところも大きな魅力でしょう。
エナメル×ナイロン
エナメルレザーの持ち手やストラップにナイロン生地を組み合わせたバッグです。
シンプルなナイロンにエナメルの光沢感が映えます。ナイロン生地の軽さもバッグとしての大きな魅力の一つです。
不要なナイチンゲールは買取査定に出してみよう
ナイチンゲールは中古市場で注目の高いバッグの一つです。
使う機会のないナイチンゲールを持っている方は、状態の良いうちに買取査定に出すとよいでしょう。
バイセルなら店頭・出張・宅配の3方法から選択可能で、各種手数料も無料です。ぜひご検討ください。
おわりに
ジバンシー「ナイチンゲール」は、男性のビジネスバッグを女性向けにアレンジして作られたため、機能性と実用性に富んでいます。
デザインは、ジバンシーならではの女性らしさや気品も備えたうえで斬新な仕様を織り込んでおり、男女年代問わず幅広い層に愛されてきました。
活用場面の多いバッグは需要が高いといわれています。
ジバンシー「ナイチンゲール」をお持ちの方は買取査定の検討を、欲しい方は中古市場で探してみてはいかがでしょうか。
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