古時計の買取相場はいくら?高額査定につながるポイント5つも解説

古時計の買取相場はいくら?高額査定につながるポイント5つも解説

「買取できる古時計にはどんな種類があるの?」

「古時計の買取相場ってどのくらい?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか。

古時計にはさまざまな種類があります。

種類によって査定額やポイントが若干異なるため、お手持ちの時計を高価買取してもらえるポイントを知っておくのは大切です。

そこで本記事では、買取可能な時計の種類や高額査定につながるポイントを解説します。

お手持ちの時計を少しでも高く売りたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

買取可能な古時計の種類

一般的に買取可能な古時計の種類は、以下の5つです。

  1. 柱時計(※)
  2. 掛け時計・鳩時計(※)
  3. 置時計(※)
  4. 懐中時計
  5. 腕時計

各種類を紹介する前に、前提として「柱時計」「掛け時計・鳩時計」「置時計」の3つについては買い取りが難しいと判断されるケースも多数ありますので認識しておきましょう。

それぞれの特徴や買取のポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

柱時計

※バイセルでは買い取りが難しいケースがございますのでご了承ください。

柱時計とは、大人の背丈よりも大きい時計です。

童謡「大きな古時計」で知られており、歌手の平井堅さんの曲で知っている方もいるのではないでしょうか。

柱時計には「機械式」と「振り子式」の2種類があり、どちらもゼンマイで動く仕組みです。

海外製のアンティークなものから国内の大手メーカーが製造したものまで幅広い種類がありますが、査定額は時計の状態によって異なります。

アンティークだから高価買取が期待できるわけではないため、注意が必要です。

また中には2mを超える柱時計も存在しますが、あまりに大きすぎると買取できない可能性もあります。

掛け時計・鳩時計

※バイセルでは買い取りが難しいケースがございますのでご了承ください。

掛け時計は、主に家の壁などに掛けられているものを指します。

最近の掛け時計は文字盤のみのデザインが一般的ですが、古い時計は文字盤の下に振り子がついているものが多いです。

鳩時計も壁に掛けられるデザインが多く、時間になると小窓から鳩が出てくる仕組みです。

鳩時計は、1640年ごろにドイツで作られたのが始まりと言われています。

掛け時計、柱時計も状態によって査定額が変動するため、一度見積もりを取ってみるのがおすすめです。

置時計

※バイセルでは買い取りが難しいケースがございますのでご了承ください。

置時計は、机などに置ける比較的コンパクトな種類です。

アンティークものも多く、ブランドやデザインによっては希少価値が高い時計も存在します。

買取価格は時計の状態や価値などによるため、査定に出して確認してもらうのが良いでしょう。

懐中時計

懐中時計はスーツのポケットに入れて使用することから、英語では「ポケットウォッチ」と呼ばれています。

懐中時計の歴史は古く、1600年ごろには一部の王族・貴族の間で愛されていました。

日本には1860年ごろに海外から伝わり、1879年に国内初の懐中時計が製造されたとされています。

懐中時計は、装飾の美しさやムーブメント(中の機械)の精巧さも魅力の1つ。

そのため時計としてはもちろん、芸術品として愛する人も多いです。

高価買取のポイントは、使用している素材やムーブメントの精巧さなどが挙げられます。

腕時計

腕時計は現代人に最も馴染みのある種類ですが、その歴史は19世紀後半、戦争のシーンまでさかのぼります。

19世紀後半の戦争は武器や通信技術の発展により、時間に合わせて作戦を決行するスタイルへと変化しました。

そのため兵士たちは素早く時間を確認する必要がありましたが、当時主流だった懐中時計はいちいちポケットから出さなければならず、不便を強いられていたのです。

そこで、素早く時間を確認できるように腕に巻くためのベルトをつけたのが、腕時計の始まりと言われています。

その後第一次世界大戦の海軍内で普及し、日本では1913年に大手時計メーカーの「セイコー」が、国内初の腕時計を製造しました。

腕時計も懐中時計と同様、素材やムーブメントの精巧さなどが価格を大きく左右します。またブランド力も査定ポイントの1つです。

古時計の買取相場はどのくらい?

いくらと断定するのは難しいです。

適正価格での買取を希望する場合は、実績のある業者に持ち込んで査定してもらうのがおすすめです。

バイセルでは、ロレックスやセイコーなどのハイブランド時計の買取実績があります。

買取を検討している方は、ぜひ一度無料査定をご利用ください。

古時計を高価買取してもらうためのポイント5つ

古時計を高価買取してもらうポイントは、以下の5つです。

  1. 保存状態が良いか
  2. 付属品が揃っているか
  3. オリジナルのパーツがどのくらい残っているか
  4. 高級な素材を使っているか
  5. 装飾が施されているか

お手持ちの時計と照らし合わせて、ぜひ確認してみてください。

保存状態が良いか

時計は傷や汚れがないほうが、高価買取が期待できます。

また柱時計や掛け時計などは古いものが多いため「きちんと動くかどうか」も重要ポイントです。

ただし少しでもきれいにしようと、自分でパーツをいじったり交換したりするのは避けたほうが無難です。

時計は精密機器のため、素人が手を加えると最悪の場合壊れてしまう可能性があります。

汚れは柔らかい布などで軽く拭き取る程度にして、査定に持ち込むのがおすすめです。

付属品が揃っているか

時計本体に加えて付属品が揃っているかもチェックしておきましょう。

柱時計や掛け時計は、振り子やゼンマイを巻くためのネジが必須です。

ネジがなくても買取してもらえますが、査定額が下がる可能性があります。

懐中時計や腕時計の場合は、専用の箱などがあるのが望ましいです。

オリジナルのパーツがどのくらい残っているか

古い掛け時計や柱時計の文字盤は、紙製のものが多いです。

しかし年月が経っていると途中で交換されている可能性があり、オリジナルのパーツではないケースが存在します。

また針も折れやすいため、交換されているパターンが多いです。

アンティークものの場合、ある程度パーツが交換されているのは仕方ありません。

ただしオリジナルのパーツが残っているほうが、高額査定になりやすいです。

素人では判断が難しいため、査定士に見てもらうのが良いでしょう。

高級な素材を使っているか

使用している素材が高級であれば、高価買取してもらえる可能性があります。

「黒柿」を使用している古い柱時計や掛け時計は、状態にもよりますが高額査定が期待できます。

置時計では、七宝やウランガラスなどを使っているものが比較的高値です。

素材も素人では判断が難しいため、プロに査定を依頼するのが安心です。

装飾が施されているか

柱時計や掛け時計は、精巧な彫刻や豪華な装飾が施されているものも多く、査定においてプラス評価になりやすいです。

たとえば童謡「大きな古時計」で歌われている「グランドファザークロック」は、繊細で美しい装飾が施されています。

華美な装飾が施されている古時計をお持ちの方は、一度査定に出してみると良いでしょう。

古時計の買取に関するよくある質問

古時計の買取に関するよくある質問に回答します。

柱時計など重くて持っていけない場合は?

重くて持ち込みが大変な場合は、出張買取がおすすめです。

出張買取は持ち込みの負担軽減だけでなく、移動によって時計が傷ついたり壊れたりするリスクを防げます。

バイセルなら出張料無料で査定、買取を行っておりますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

壊れていても買い取ってもらえる?

状態によりますが買取可能な場合もあるので、一度査定に持ち込むのがおすすめです。

ただし時計はきちんと動くことが前提のため、買取価格は下がる可能性があります。

まとめ

古時計は大きな柱時計から腕時計まで、さまざまな種類が存在します。

時計によって若干査定ポイントは異なりますが、共通して言えるのは、保存状態の良さや付属品が揃っているかどうかです。

本記事で解説したポイントとお手持ちの時計の状態を照らし合わせて、高価買取が見込めるかどうか、ぜひ確認してみてください。

しかし素人では判定できない部分も多いため、きちんと査定をするなら買取業者に依頼するのがベストです。