院展作家・松尾敏男の作品は買取で需要がある?査定で見るポイントを知りたい!

院展作家・松尾敏男の作品は買取で需要がある?査定で見るポイントを知りたい!

松尾敏男は日本の三大画壇の一つである日本美術院展(院展)で多数の受賞歴があります。

10代後半で日本画家・堅山南風(なんぷう)に師事し、花や鳥、人物、風景などを幅広く描いていた作家として有名です。

中古市場では一定のコレクター需要が見込まれます。

本記事では松尾敏男の経歴、作品の特徴、査定で見るポイントをご紹介します。

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

松尾敏男とはどんな作家?

松尾敏男は長崎県出身の日本画家です。

代表作の多くが日本美術院展(通称:院展)で受賞しており、70年以上院展を中心に画業を続けていました。

松尾は3歳まで長崎で暮らし、父親の会社倒産のため淀橋区に移りました。

中学校時代は体操に熱中するものの病気を機に画家を志すようになり、卒業後は独学で美術を学んで雑誌に掲載されていた日本画家・堅山南風の「雨後」を見て師事をしました。

日本美術院小品展に「春容」が初入選、院展へ出品した「埴輪」で初入選を果たす。

1958年に結婚し、同年生まれた子供にちなんで院展に「森の母子像」を出品しました。

画業を始めてからこの頃までは花、鳥、人物をモチーフにしていましたが、以降は戦時中の記憶や生死といったモチーフを取り入れるようになります。

松尾は北海道、中国、ヨーロッパ、ギリシャ、トルコなどに出向いて作品のモチーフを探求していました。

北海道では自然に魅せられて雄大な自然をモチーフし、ギリシャやトルコではギリシャのミコノス島で出会った神父を描いた「ミコノスの聖堂」を制作しました。

院展での功績を認められて多摩美術大学の日本画専攻教授に任命され、勲三等瑞宝章と文化勲章受章、文化功労者への認定、長崎市特別栄誉表彰、そして長崎名誉県民の称号が贈られました。

2016年に肺炎のため90歳で亡くなりました。

松尾敏男の代表作と作品の特徴

松尾敏男の特徴は、生涯にわたって様々なテーマで制作したことです。

人物、風景、花、鳥、寺院などを描いていましたが、花の絵を好んで牡丹をよく描いていました。

松尾敏男の作品は全国の美術館に収蔵されています。

長崎県美術館には火口湖、鳥碑、貧しき人、雪中花、朝光のトレド、風薫るなど30点が、東京国立近代美術館には樹海などの作品が収蔵されています。

松尾敏男の作品の買取相場

松尾敏男の作品はどれくらいの価値がつくのでしょうか。

買取相場は明確には言えませんが、作品の人気度や状態などによって異なります。

特に牡丹や富貴花(ふうきか)を扱う作品は、中古市場で需要が上がりやすいでしょう。

例えば、雨雲、朧、翔鶴、夜空牡丹、夏の果実、牡丹花などは中古市場で取引されている差作品です。

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松尾敏男の作品を査定する際に見るところ

松尾敏男の作品を売りたい方は、どのように査定をするのか気になるところでしょう。

査定基準を満たした作品は中古市場において需要があると見なされたということです。

売る前に査定で評価されるところを知って、納得のいく金額で売れるようにしましょう。

ここでは査定時に見るところを簡単にご紹介します。

作品の状態がきれいかを確認する

査定では松尾敏男の作品がきれいかどうかを重点的にチェックします。

松尾敏男の作品は日本画です。

日本画は紙、絹、木などの天然素材を使うので、経年劣化が見られやすいです。

落としたことによる破損、日光による染料の退色、湿気や湿度によるカビ、虫食いなどによって劣化が進みやすくなります。

査定で状態が悪いと評価されたら、査定金額が下がってしまう可能性があります。

査定に出す前に作品の状態を確認しておきましょう。

直射日光が当たらない場所に置く、換気がしやすい部屋に保管する、作品を地べたに置かずにすのこを敷くといった対策をして、できる限り作品の状態を保つことをおすすめします。

ホコリがついていたら乾いたクロスで払い、カビが生えていたら無理に落とさず今以上に増えないようになるべく早く査定に出しましょう。

付属品がそろっているか

松尾敏男の作品を購入すると箱、梱包用の袋、証明書などがついてきます。

ギャラリーから購入した際には証明書がついている場合があります。

本人の作品だと証明ができるので、査定には作品と一緒に出すことをおすすめします。

作品を入手した経緯がはっきりしているか

松尾敏男の作品を査定するには、入手した経緯を明確にする必要があります。

美術品の査定では作品を人から譲り受けたのか自分で購入したのか、どこで購入したのか、価格はいくらなのかなどを確かめます。

入手した経緯は美術品であるかどうかを見極める際に大事です。

そのため、査定前に譲り受けたときに添付していた証明書、ご自身で購入した場合はカタログや領収書などを準備しておきましょう。

これらがない場合でも査定は可能ですが、作品の信ぴょう性を上げるには資料を用意しておくと安心です。

松尾敏男の作品を売りたい!バイセルでは骨董品の買取実績が豊富!

松尾敏男の作品は骨董品の買取実績が豊富な業者に売りましょう。

査定では作品の状態や種類、入手経路、製作年代、付属品の有無、中古市場での希少度などを考慮して、適切な査定金額を出します。

松尾敏男の作品は扱っているテーマが多岐に渡ります。

特に牡丹や富貴花を扱う作品でかつ状態が良ければ査定で需要が上がりやすいでしょう。

バイセルでは骨董品の買取実績が豊富にあり、松尾敏男などの有名作家の作品も多数査定実績があります。

査定士が納得のいく査定金額をご提示します。

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