
趣味に然り仕事に然り、切手をたくさん持っていると保管方法に悩んでしまいます。
「新しく買った切手を綺麗に保管したい」「使用済みの切手やバラバラに保管している切手をひとまとめにしたい」とお考えの方も多いでしょう。
ここではおすすめの切手の保管方法を4選ご紹介します。
- 1、ストックブックを使う
- 2、100円ショップのプラスチックケースかタッパーを使う
- 3、チャック付きポリ袋を使う
- 4、お菓子の空き缶を使用する
切手が折れ曲がったり丸まったりすることを予防して、美しい状態を少しでも長く保てるように、日頃から保管方法に注意してみてください。
おすすめの切手の保管方法5選

生活していくうえで「切手を使ったことがない」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
余った切手や、記念にとっておく切手は、なんとなく保管している人も多いかと思います。
切手は以下の方法で整理・保管しておくことをおすすめします。
それでは詳しく説明します。
1、ストックブックを使う

ストックブックとは、ページごとにある厚紙と透明フィルムの間に切手を差し込んで保存するアルバムです。
ストックブックでよりきれいに切手を保管したいなら、以下のような一工夫をすると見栄えよく保管できるでしょう。
ヒンジを用いた切手保管の仕方
ヒンジとは茶色く薄い糊のついた紙です。
切手の裏面に湿らせたヒンジを台紙に貼りつけて保管します。
ヒンジを用いれば切手が台紙にしっかり固定されて、折れや破れの心配がありません。
しかし、ヒンジを切手に貼り付けると「ヒンジ跡」が残ってしまいます。
「跡がついても構わない」「切手を固定して保管したい」という方は使用してみましょう。
マウントを用いた切手保管の仕方
マウントとは2枚重ね合わせたフィルムです。
切手をフィルムの間に挟んだら、好きな大きさに切り分けてストックブックに保管します。
フィルムの間に切手を入れるだけなので、切手の両面にヒンジ跡がつきません。
ただし、固定されていないためストックブック内でズレ動く可能性があります。
マウントはコレクション目的で切手を集めている方、切手の表面も裏面も汚さずに保管したいという方には持っておいて損はないでしょう。
2、100円ショップのプラスチックケースやタッパーを使う
切手をしまうケースはプラスチック製がおすすめです。
プラスチックは丈夫なので、落としてしまっても壊れる心配がありません。
プラスチックケースとタッパーは100円ショップなどで安く購入できます。
特に小さな仕切りがあるケースは、額面やデザインごとに区分けできます。
また、タッパーは額面やデザインを気にしないで一か所にまとめたい人にはおすすめです。
タッパーは蓋がカチッとしまるので切手がバラけず、狭い収納スペースに積み重ねて保管できます。
一気に数枚~数十枚の切手が取り出せるので、一度に複数枚の切手を使うならタッパーが使いやすいです。
仕切りがないので切手が揺れ動くのが気になる方は、仕切りがあるタッパーを選ぶといいでしょう。
3、チャック付きポリ袋を使う
チャック付きポリ袋を利用すると、スムーズに使いたい切手を取り出すことができます。
切手を額面ごとに分け、マジックで何の切手が何枚入っているかを記載すれば、どの袋にどんな切手がどれくらい入っているのか一目瞭然です。
また、チャック付きポリ袋はサイズが豊富なので、バラ切手以外にも数枚つづりの切手を一つの袋に入れられます。
切手を小分けにして、スペースをとらずにまとめたい方へおすすめできる保管方法です。
4、お菓子の空き缶を使用する

使い道がないお菓子の空き缶を利用して、切手を保管できます。
お菓子の空き缶は、中身を入れずにそのまま引き出しの中にしまっていたり、棚に飾ってインテリアにしていると、かさばるだけで少しもったいないかもしれません。
そこで、入れるものがないままインテリア代わりになっているお菓子の空き缶を、切手の整理に活かしてみましょう。
お菓子の空き缶は光を通さないので切手の変色を防げるうえに、いくつか空き缶を持っていたらデザインによって切手を仕分けることもできます。
切手の保管や整理の方法まとめ

切手を保管する方法5選をご紹介しました。
家に余っている切手が多数ある方は是非参考にしてみてください。
切手専用のストックブックであれば、折れたり破れたりする心配がなく、また見栄えも美しく保管できるのでおすすめです。
また、切手を鑑賞せずに実用する機会が多ければ、100円ショップで売っているピルケースやタッパーなどを活用すると便利です。
切手をコレクションして眺めたいのか、すぐに取り出して使えるよう効率的に収納したいのか、用途によって整理方法を決めましょう。