金製品は磁石にくっつく?本物の金と偽物の見分け方を紹介!

金製品は磁石にくっつく?本物の金と偽物の見分け方を紹介!

世界中で取引が行われている金は、20年間ずっと値上がりし続けています。

一時安値をつけた場面はあるものの、全体価格としては上がり続けているのです。

2021年4月現在、純金であればたった1gで7,000円前後になる買い取り価格になっています。

この機会に「金を財産として保有してみたい」「高値のタイミングで金の売却を考えている」という方も多いのではないでしょうか。

そこで注意したいのが金製品の偽物です。

金は多くの偽物が出回っており、なかには素人では区別がつかないような精巧なものもあります。

今回は、金製品の本物と偽物を見分ける方法についてご紹介します。

磁石を使用した方法などすぐに試せるものもあるので、ぜひ参考にしてください。

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金製品とみなされないコーティング製品とは

金製品には、純度がほぼ100%の純金、他の金属と混合させた合金、さらに金が表面にだけ張られたコーティング製品があります。

コーティング製品に関しては金製品とはみなされていないので、装飾品など購入する際には注意しましょう。

また、「24GP」「14GF」といった表記のアクセサリーや製品を見かけますが、これらは「金メッキ」「金張り」と呼ばれるものです。

それぞれの表記について詳しく見ていきましょう。

金メッキ(GP・M表記)

「GP」表記は「ゴールドプレーテッド」の略で、「金メッキ」であることを表します。

ほかの金属の上にメッキとして金を貼り付けたものになります。

例えば24GPという表記がある場合、「24金をコーティングしてある」という意味で、表面だけが純金であることがわかります。

また、「K18 3M(メッキの厚さ)」といった刻印も存在します。

これは「18金を使用し3mmのメッキが施してある」ことになります。

金張り(GF・GS・GR・RGP表記)

「GF」は「ゴールドフィルド」の略で、「金張り」を表します。

金張りとは、真鍮などの合金を芯として、総重量に対して5%の金を着圧する加工で、メッキよりも金部分のコーティング層が厚く、耐久性が高くなっています。

国内ではK14(14金)製品が多いことから、ゴールドフィルドはK14GFと思われがちですが、GF自体が金張りを意味する表示です。

また、「S」や「R」などの表記も金張りであることを指し、その違いは金張りをする際に用いられる手法の違いを指しています。

磁石をくっつけて、本物の金か見分けよう

磁石をくっつけて、本物の金か見分けよう

所持している製品に刻印が見当たらない、擦れて刻印がちゃんと読み取れない、あるいは刻印がどうも怪しい、といった場合もあるかと思います。

ここでは「金は磁石に反応しない」という性質を使って、磁石を使用して偽物を見分ける方法をご紹介します。

磁石を金に近づけた場合、以下のようなパターンに分かれます。

磁石がくっつく

K24やK18といった刻印があるにもかかわらず、磁石に反応した場合は、金メッキや金張り、あるいは偽物である可能性が高いでしょう。

金メッキに使用されることが多いコバルトやニッケルは、磁石に反応する性質を持っているためです。

本当は金メッキや金張りであっても、正式な表記をせずにあくまでも「金製品」として出回っている粗悪品もあります。

このように、表記と実際の製品の中身が一致しない場合には、磁石で判断することができるでしょう。

なお、実際は本物の金であっても、ネックレスなどの留め金部分などのバネに磁石が反応するケースもあります。

磁石がくっつかない

金は磁石に反応しない性質を持っているため、磁石に反応しない場合は基本的に「金製品」であると考えてよいでしょう。

ただし、古い金属品に使われている割金(※)には、磁石に反応する性質を持つ鉄やコバルト、ガドリニウム、また、磁石に反応しない性質を持つ銀や銅、錫(スズ)があります。

そのため、磁石に反応する/反応しないだけでは、金が本物かどうかを決定づけることにはなりません。

磁石を使った確認方法は、あくまでも判断材料の一つであることも覚えておきましょう。

※割金とは、金に含ませ、合金として加工しやすくしたり強度を上げたりするなどしている金属のこと

磁石以外で本物の金か見分ける方法

磁石以外で本物の金か見分ける方法

ここからは、磁石を使った方法以外の、本物の金かどうかを確認する方法を紹介します。

ただし、磁石同様これらはあくまで簡易的に判別する基準にすぎません。

確実に本物かどうかを確認したい場合は、バイセルに依頼するのをおすすめします。

刻印を確認する

最初に確認したい部分が刻印です。

刻印には、その貴金属の純度や製造元が示されます。

K24、K18といった数字は金の品位表示法として伝統的に使われているもので、純度を表しています。

純度ほぼ100%をK24とし、24分割したものがK(カラット)という単位です。

本物の金製品であれば、K18などの刻印が見つかります。

刻印箇所は金塊やインゴットであれば表面に、指輪であれば内側、ネックレスであれば留め金部分、金杯であれば裏側の底部分など、ものによって刻印場所が異なります。

見た目でわからない場合、裏側や内側など細かな部分を調べてみてください。

色味を確認する

私たちが知っているゴールドそのものの色に近いほど、金の含有率が高くなります。

イエローゴールド、ピンクゴールドといったアクセサリーに使用するものは、混ぜる金属の種類や配合を変えて、金の色に変化をつけています。

また、銀や銅の割合が高くなると黄色味が強くなり、パラジウムを混ぜると赤みが強くなるといった特色があります。

表面を削ってみる

金は柔らかく、非常に薄く伸ばす加工ができます。

そこで金が柔らかいことを利用し、「試金石(しきんせき)」という石で金属の表面を削ってみる方法があります。

メッキ製品は表面を薄く金でコーティングしているだけなので、少し削ればなかに使われている素材を確認できます。

ただし、傷が付いてしまうことと、試金石を使用して判別するのは慣れが必要なため、自分で試す方法としてはあまりおすすめできません。

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「こういったものは買い取れないかもしれない」「本物の金かわからないから」と悩まず、ぜひ一度ご相談ください。

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まとめ

金の値段は過去20年間上昇し続けていて、不況の際にも安定的な価値を持つ資産として注目されています。

金は純度によって価値が変わってきますが、素人ではなかなか本当の価値は判断できません。

簡易的にどのような金製品なのかを調べる方法もありますが、やはりしっかりとした査定はプロに任せたいもの。

バイセルでは、見極めが困難な金製品でもしっかりと査定させていただきます。

金の売却をお考えの方は、お気軽にご相談ください。