金1gの買取価格はいくら?金製品のグラム目安や10gインゴットの場合の買取価格は?
2022.04.28
金(貴金属)買取
当記事でよくある質問
- Q
金100gのインゴットを持っています。バイセルではいくらになりますか?
- A
査定当日の金レートや1gあたりの金のグラム数により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。こちらよりお問合せ下さい。
- Q
祖父の遺品で出てきた金のインゴットを譲り受けました。価値ってありますか?
- A
バイセルでは金のインゴットをはじめ金の査定実績が多数ございます。金・プラチナ買取ページをご覧ください。
その他、金製品のグラム目安や10gインゴットの場合の買取価格について詳しく知りたい方はそのまま【目次】へお進みください。
金相場が高騰している中、金を買った購入金額よりも高く売れたという話をよく耳にします。
ここでは金1g、10gの買取相場はいくらなのか、購入金額よりも高い金額で売れるのはなぜなのか、どのような査定基準で金額が決められているのかなどの疑問にお答えします。
目次
査定金額は金1gごとの重さと金の買取相場で決まる

金の査定基準で大事なのは重さです。
金は、金1gあたりの価格を基準にして査定金額を出します。
もちろん保存状態や金の純度(品位)も加味した上で査定金額を出しますが、重い金製品ほど高額買取になりやすいです。
一方、金以外の査定金額は、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなどの貴石を除くと、高くなりにくい傾向にあります。
なお、ほかにも銀やプラチナやなどのインゴットもありますが、1gあたりの相場が最も高いインゴットは金です。
金1gあたりの買取相場の計算方法
田中貴金属工業のサイトにある「日次金価格推移」には、過去1ヵ月間に更新された1gあたりの金の買取価格が掲載されています。
日次金価格推移を参考にして計算すると、仮に純金でかつ金が高騰している場合は、1gあたり6,000円台になることもあります。
また、金の買取相場を知るには「金の純度1gあたりの価格×重量」に当てはめて計算できます。
査定当日の金の価格が6,000円で、金の含有量が1gのネックレスなら「6,000円×1g=約6,000円」とわかります。
買取業者が出す金の買取金額は保存状態、金の純度、そして中古市場での需要があるかどうかを考慮して、最終的な金額を出します。
金の相場は日々変動するので、算出した買取金額は参考程度にとどめておきましょう。
【2021年】金価格の動向
近年、金価格は上昇傾向にあります。
特に、2020年は新型コロナウイルスの世界的な流行による経済の先行きへの懸念から、安全資産である金の需要が高まりました。
その結果、金価格は2019年と比較しておよそ1.2倍以上、金額にして1,200円以上の上昇となっています。
それでは、2021年の金価格はどのような動きを見せているのでしょうか?確認していきましょう。
2021年の金価格の動向

2021年1月〜5月の金の販売価格を見ると、1月から3月にかけて1gあたり200円〜300円の下落があったものの、それ以降は右肩上がりとなっています。
コロナの影響で一時下落するも年間を通じては上昇傾向
米ドルと金価格は逆の動きをすることが多く、金相場は米ドル高になると下がり、米ドル安になると上がる傾向にあります。
2021年は新型コロナウイルス流行の影響により、売られすぎていた米ドルの買戻しが広がって、逆に金価格は一時下落を見せました。
しかし、それも3月で底を打ち、4月以降の金価格は上昇に転じています。
2021年は一時的に金価格が下がっても、その後は金への需要が高まる傾向と見られ、年間を通して見れば金価格は2021年もおそらく上昇傾向と言えるでしょう。
10gの金インゴットの買取相場は?

インゴットとは投資目的で作られる長方形の板状になっており、金地金(じがね)、延べ棒、ゴールドバーとも呼ばれています。
インゴットの純度は99.99%(999.9)最高品質で、99.9%の24Kよりも高いです。
上記で説明した田中貴金属工業が掲載している「日次金価格推移」を基に計算すると、「金のインゴットの相場×10g」が金の価格となります。
計算式に当てはめると査定当日のインゴットの価格が6,000円で、金の含有量が10gなら「6,000円×10g=約60,000円」とわかります。
実際の金の査定金額を知りたい方は、バイセルへお問い合わせください!
金は毎日相場が変動するので、「売ろうかな……」と思ったタイミングで手放すことをおすすめします。
数グラムの金でも金相場の価格や保存状態などによっては、高値になる可能性が期待できます。
「少量の金なんてたいした価値にならない」と思わずにバイセルへお問い合わせください!
金は刻印の種類や純度によって価値が違う

いざ金の価値を判断する際には、刻印の種類や純度を確認するようにしましょう。
これらの条件により金の価格は大幅に変わります。
ここからは、金の刻印の種類と純度について具体的に解説していくので、参考にしてください。
金の刻印の種類によって価値が違う
金には、純度を示す刻印があるかどうかも価値を決める重要な判断基準です。
金の刻印には「K18」「K10WG」などがあります。
しかし、その後ろに「GP(ゴールドプレート)」「GF(ゴールドフィールド)」があったら、金メッキである可能性が高いです。
金メッキだと、査定基準が満たせずに買取不可になるかもしれません。
気づかないまま偽物の金を持っている恐れもあり、偽物かを判別するのも難しいので、査定員に価値を見極めてもらいましょう。
24K、18K、10Kなど純度ごとに金の含有量が違う
金の純度ごとにK24、K22、K18、K14、K10、K9などとグレードがあり、金の含有量は純金100%のK24を基準に、24分率で区別しています。
K18は1,000分率すると750なので、金の含有量は全体の75%で、K10だと金の含有量は全体の42%です。
ちなみに、インゴットは「999.9」と記されており、フォーナインとも呼ばれています。
また、純度の高い金ほど柔らかい素材で傷がつきやすいため、24K(純金)以外のK18やK10などには、割金(わりがね)という合金を混ぜて硬度を上げます。
割金の素材にはパラジウム、イリジウム、ルテニウムなどがあり、金以外の金属を混ぜるほど丈夫になりますが、含有量は下がります。
金のアクセサリーの重さはデザインにもよって違う
金の見た目だけで、重さが何グラムあるかどうかを算出するのは難しいです。
例えば、金のアクセサリーならデザインの形状によって重さが変わります。
見た目は重そうでも中が空洞になっている金もあり、ネックレスのトップにある石の有り無しによってでも、金の重さは変わるのです。
一般的に金の重さは指輪3g、ネックレス5gと言われています。
アクセサリーは金の重さやブランド、宝石の有り無しでも査定金額が変わります。
金に宝石がついていたら査定金額がプラスに!売るならバイセルへ
金のジュエリーに宝石がついていたら、サイズ関係なく査定金額にプラスされます!
特にダイヤモンドや純度の高いプラチナなどがついたジュエリーは、販売価格が高値なので、査定金額も期待できます。
金を売るなら、金全般の買取実績が豊富なバイセルにお任せください。
金の保管方法
金は非常に高価な代物です。
そのため、購入した金の保管方法に悩む方もいるでしょう。
ここでは金の主な保管方法を紹介します。
自宅保管
ジュエリーや少量の金であれば、自宅で保管する方が多いかもしれません。
その場合、安全性を考慮するのであれば、鍵付きの金庫を用意するのがおすすめです。
小型の金庫ではなく、持ち運びできないような重量感のある金庫を使用するとより安心でしょう。
さらに、耐火性のあるものを選べば、万一の火災時にも大切な金を守ることができます。
銀行の貸金庫
セキュリティ面を考慮するなら、自宅ではなく外部に預ける方法が有効です。
銀行の貸金庫なら、セキュリティが強固なため盗難の可能性は非常に低く、災害対策もされているので、高価な金の保管先としては魅力的でしょう。
ただし、銀行の貸金庫には費用がかさむというデメリットがあります。
預かりサービス
外部に預ける方法としては、主に貴金属の販売業者が提供する預かりサービスというものもあります。
セキュリティ面は銀行に劣るものの、自宅保管より安全です。
また、費用は銀行よりリーズナブルな設定になっています。
金を高く買い取ってもらうには金買取のバイセルがおすすめ!

資産価値があって中古市場でも需要が高い金は、買取業者が高値で買い取ってくれる可能性は十分にあります。
ただし、金の高額買取を狙うなら金買取のバイセルに査定してもらいましょう。
金買取のバイセルはインゴット、金のアクセサリー、刻印のない金など様々な金製品の査定を受け付けています。
また、金のアクセサリーの査定金額は、ダイヤモンドなどの宝石がついていると金だけの査定価格以外にも、宝石としての価値も反映されます。
査定員に金のアクセサリーの査定金額の内訳を聞けば、価値がどの程度反映されているのかを知れるので、金買取のバイセルに査定をしてもらうことをおすすめします。
おわりに
金の買取相場は「金の純度1gあたりの価格×重量」で計算できます。
例えば、査定当日の1gあたりの金価格が6,000円で、金の含有量が1gのネックレスを売却する場合、買取価格の目安は「6,000円×1g=約6,000円」です。
ちなみに、金インゴット10gの買取価格の目安は「金のインゴットの相場×10g」で計算できます。
実際に買取業者が出す金の買取金額は、保存状態、金の純度、中古市場での需要があるかどうかを鑑みて決められます。
金の価格は刻印の種類や純度により変わってくるため、金の価値を知りたい場合はまず経験豊富な金買取のバイセルに査定を依頼するのがおすすめです。
なお、高価な金は保管方法にも注意したいものです。
金の保管方法としては、自宅保管のほか、銀行の貸金庫や預かりサービスなど外部に預ける方法もあります。
セキュリティ面や良好な保存状態を保つことを考慮するなら、自宅より外部での保管がより安心でしょう。