需要の高まる10k買取価格はいくら?金のなかでは低品位だけど売れるの?

- 10Kの刻印が記されたアクセサリーを持っています。いくらになりますか?
- 使用されている10Kのグラム数により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。こちらよりお問合せ下さい。
- 祖母の遺品整理に伴い家族から10K刻印のある金のアクセサリーを譲り受けました。価値ってありますか?
10金は24金(純金)や18金よりも価値が低いため、「あまり高くは売れないかも」と諦めてはいないでしょうか。
しかし、買取方法や売る時の注意点をしっかりと押さえておけば、なるべく損をしない買取も不可能ではありません。
今回の記事では10金の特徴をおさらいしながら、最適な買取方法や注意点について解説していきます。
10金とは

18金と比べるとあまりなじみがないかもしれない10金ですが、ものによっては高額買取が期待できます。
そもそも10金とは、その物に含まれる金の含有量を指した言葉です。
以前は10金は存在しておらず、昨今の金需要の高騰により、18金のように純度の高いアクセサリーを購入しづらい人のために作られたグレードです。
そのため現在もなお需要は絶えず、10金の品でも高額買取に期待できます。
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10金のアクセサリーは日常で使いやすいカジュアルなデザインも多く、バイセルでも頻繁に買い取っている品物の一つです。
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10金の含有量
高額買取の可能性がある10金は、純金の含有割合が24金だと100%であるのに対し、42%となっています。
残りの58%は銅・鉛・パラジウム・ロジウムなど、別の金属が含まれています。
アクセサリーとして有名な18金や14金なども同様、これらは金以外の金属が混ぜることで、金の輝きと、純金にはない強い硬度を合わせ持つことが可能になっています。
ですので24金よりも10金や18金の方が、アクセサリーとして使用される傾向にあります。
10金と18金の違い

10金と並んで価値の比較対象になるのが18金です。
含まれている金の割合が異なるのはもちろんのことですが、それ以外にも以下の点で違いがあります。
・重さ
・値段
・強度
・色
それぞれの特徴を掴んでいきましょう。
重さ
10金と18金は同じ大きさであっても、重さに違いがあります。
金は金属の中でも比重が重いため、金の割合が少ない10金は18金よりも軽いです。
ただアクセサリーとして使われている10金の重量は数十グラム程度のため、体感で重さの比較をするのは難しいです。
しかし、金の買取において重量の違いは買取額に大きく影響するため、金に詳しいバイセルに量ってもらいましょう。
値段
含まれている金の割合が少ない10金は、18金に比べると値段が安いです。
金としての価値は18金よりも見劣りしてしまいますが、品質としては申し分ないため、10金はアクセサリー製品として魅力ある素材です。
もちろん18金のアクセサリーに比べると10金のものは買取額も低くなりやすいものの、金ですので値がつく可能性はあります。
強度
金は柔らかい素材のため、含まれている金の割合が18金よりも少ない10金は、強度が高いのも特徴です。
強度が強いことは、普段使いされるネックレスや指輪などのアクセサリーとしてはメリットになります。
そのため製造される10金の多くが、様々なアクセサリー製品に加工され、消費者の手に届きます。
色
金の割合が多いと、ゴールドの色味が強いアクセサリーになります。
そのため、18金は10金よりも、はっきりとした黄金色をしています。
反対に10金は黄金色の色合いが弱く、優しい印象があるのが特徴です。
特にピンクゴールドは、金の割合による色味の違いが顕著に出ます。
10金は18金に比べてピンク色がはっきりとしているため、10金のピンクゴールドは人気があります。
10金の買取価格はいくらになる?

10金の具体的な買取価格は、重さと金の買取相場によって決まります。
金の買取相場は、純金の相場価格である「地金価格」だけではなく、18金や14金などの種類別に存在します。
もちろん10金の買取価格もあり、各買取業者がその日の市場価格を考慮した買取価格を毎日更新しています。
金の価値は社会情勢や世界経済の状況によっても変動し、金の純度が高いものほど、その影響が大きいです。
10金も42%が金で出来ているため影響を受けますが、金の配合割合が低いため、他の種類の金ほどではありません。
これから10金を売りに出そうか検討している人は、持っている10金の重さと各業者が公表している買取価格を元に計算しておきましょう。
例えば10gの10金を、1gあたり2,500円で買い取ってくれる業者に出すと、以下の計算となります。
10g × 2,500円(1gあたりの買取価格) = 25,000円
ただ、買取業者によってはこれからご紹介する手数料がかかることもあるので、業者選びは慎重に行いましょう。
10金のジュエリーを少しでも高く売りたいなら手数料無料のバイセルへ!
買取業者によっては査定にかかわる手数料が発生する場合があります。
せっかく少しでも高く売りたいのに手数料を払うのはもったいないですよね。
しかし、バイセルは出張・査定手数料などが無料で利用できるので、査定金額がマイナスになることはありません。
金製品全般に詳しい査定士が自宅までお伺いいたします。
買取時には手数料がかかる業者もある
金を取り扱っている買取業者によっては、買取手数料が発生する場合があります。
買取手数料の平均相場は約20%といわれており、買取額が高くなるほど手数料として支払うべき金額も多くなります。
金の買取で手数料が発生する理由としては、「再販のための金の加工費用」「目減り分の補い」などがあります。
そのため、実際に買取業者に10金の買取依頼をお願いする前には、手数料がどの程度発生するかチェックしておきましょう。
また、金の計算方法などをより詳しく解説した記事もありますので、併せて参考にしてください。
10金は金専門の買取業者で売ろう!

10金は金の中でも価値が低いため、なるべく高い買取額を提示してくれて、手数料も低めに設定している業者を選びよう心がけましょう。
中でも「貴金属買取のバイセル」は、手数料を無料にしており、10金の売り先として最適です。
また安心して金を売りたいなら、バイセルが用意している「出張買取」を利用することをおすすめします。
出張買取とは、査定士が自宅に来てくれて玄関や居間で金の査定・買取を行ってくれるサービスです。
店舗型の買取業者によっては、金の重量を量る名目で依頼者の目の届かないところに持っていき、不正を行う業者も存在します。
出張買取なら、重量を量る作業などを目の前で確認ができるため、安心して金を手放すことをできるでしょう。

より詳しい情報を知りたい方はこちら
金(貴金属)買取をもっと見る
10金を売る際の注意点

10金を可能な限り損をせずに売るなら、以下の注意点をしっかりと押さえておきましょう。
- ・買取相場をチェックする
- ・買取手数料を確認する
- ・ブランドの価値がプラスされる買取店なのか
同じ10金であっても、アクセサリーとしての価値がある場合は、より買取業者選びなどが大切になってきます。
ここから詳しく解説していきます。
買取相場をチェックする
金の価値は毎日のように変動する買取相場が大きく影響し、10金も例外ではありません。
そのため、10金を買取に出す前は各買取業者が公表している、10金の買取価格をチェックしておきましょう。
世界情勢や経済が不安定になると、現物資産である金を買い求める傾向は増えて、値段も上昇します。
金の取引レートを日々チェックして、売るベストタイミングを逃さないようにしましょう。
買取手数料を確認する
業者を選ぶ際は金の買取価格だけではなく、買取手数料も忘れずにチェックしましょう。
せっかく買取価格が高くても、手数料を差し引かれたら手元に残る金額は想像以上に少なくなってしまうこともあります。
買取手数料は業者のホームページに掲載されている場合がほとんどですが、目立たないように注意書き程度に表記されていることもあります。
確実に手数料の有無を知りたい場合は、買取業者に直接電話やメールなどで問い合わせて確認するのが無難です。
ブランドの価値がプラスされる買取店なのか
10金の指輪やネックレスなどのアクセサリーを買取に出すなら、ブランドの価値も考慮してくれる買取店を選ぶのも大切です。
特に10金はアクセサリーとして使われるケースが多いため、売りに出そうか検討している10金が有名ブランドの製品である人もいるでしょう。
買取業者によっては、「人気ブランドのアクセサリーは需要があるから」といった理由で高めの金額で買い取ってくれる場合もあり、10金そのものよりも高い査定額も期待できます。
持っている10金のブランド品の買取実績があるかも、業者選ぶの際は1つの判断基準になります。
おまけ:壊れている10金のアクセサリーでも買い取ってもらえる?
壊れてしまった10金のネックレスや指輪も、金としての価値はあるため諦めずに買取依頼をしましょう。
アクセサリーとしての価値がなくなったとしても、10金としての価値は充分あります。
持っている10金のネックレスや指輪がワケありのものでしたら、「壊れてしまったアクセサリー買取可」としている業者を条件として選ぶのも手です。
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