【2023年】ロレックスが高騰する理由!今後の高騰が予想される注目モデルも紹介
ロレックスの価値は時代とともに上がり続けていますが、コロナ禍以降は価値の高騰が起こり、今までよりも高額で取引されています。
本記事では、ロレックスが高騰している理由や、今後高騰が予想されるモデルを紹介します。
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ロレックス高騰が生じた6つの理由
世界的に高い人気を誇るロレックスはここ数年で価格が高騰し続けており、定価を上回る価格で取引されることも少なくありません。
ここではロレックスの高騰を招いている理由を6つ解説します。
コロナ禍による品薄の影響が残っているため
ロレックスの価格高騰の大きな理由の1つはコロナ禍による影響です。
感染症対策により生産工場が稼働を停止し、生産体制を維持できなかったことでロレックスの生産量が減少しました。
その結果、ロレックスの供給不足が起こって中古市場での需要が増加し、価格が高騰したのです。
また、外出自粛や渡航制限などにより富裕層の消費が高級時計に向かい、コロナ禍以前よりも高級時計の需要が上昇しました。
つまり、商品の減産と富裕層からの需要増加が重なったことで、ロレックスの価格高騰が加速したのです。
現在でもコロナ禍の影響が残っており、ロレックスの価格高騰が続いています。
定価の上昇が続いているため
ロレックスは原材料や人件費などの変化に合わせて、定期的に定価改定を実施しています。
近年は定価の上がり幅が大きく、改定頻度も増えたことで、従来の定価よりも10万円以上値上がりしたモデルも増えているのです。
その結果、中古市場でもより高額で取引されるようになりました。
新型ムーブメント搭載モデルが発表されているため
近年のロレックスは、新型ムーブメントが搭載された新作が次々に発表され、より扱いやすさが向上したモデルが販売されています。
新型ムーブメントが搭載されたモデルは、既存モデルよりも高額で販売されるため、定価上昇による中古市場での価格高騰が起きているのです。
また、新作モデルの発表により旧モデルの生産が終了すると、旧モデルの流通量が減少します。
その結果、旧モデルの注目度や希少性が増し、需要が高まることで中古市場での価格が高騰する傾向があるのです。
廃盤により正規店では購入できないからこそ、中古市場での価格高騰を引き起こします。
円安傾向が続いているため
日本市場におけるロレックスの価格高騰の原因として、円安傾向が継続していることも挙げられます。
円安は円の価値が低くなっている状態のため、海外製品であるロレックスの定価を円に換算しただけでも、国内で販売される際の価格は円安前よりも高くなるのです。
さらに輸入コストもかさむため、価格高騰につながります。
また、日本国内での海外通貨の価値が円よりも高いため、海外からは「日本=ロレックスを安く購入できる市場」と見られています。
その結果、日本市場でのロレックス需要が高まり、価格高騰を引き起こしているのです。
中国バブルで需要が拡大したため
ロレックスは世界中で高い人気を誇り、価値が安定しているため、投資目的で購入する方も少なくありません。
特に中国での好景気により、中国の富裕層が資産としてロレックスを購入するようになり、ロレックス需要が増加しました。
また、新品のロレックスに購入制限が設けられたことで、中古市場がロレックスの主要な購入先となりつつあります。
このような理由から、中国マネーが世界中の中古市場に流入し、ロレックスの価格が高騰しました。
ただし、2022年以降は中国経済が悪化したことから、ロレックスの需要が低下し、売却する方も増えています。
貴金属の価格が高騰したため
ロレックスの定価改定を実施する要因にもなっているのが、ケースや文字盤などに使われているプラチナをはじめとする貴金属の価格高騰です。
特に、金の価格高騰は著しく、10年で約3,000円/gも値上がりしています。
貴金属の価値の上昇がロレックスの中古市場にも反映され、金やプラチナが使われているモデルの価格が高騰しているのです。
【2023年】価格の高騰が予想されるロレックス時計 7選
ここでは、今後価格の高騰が予想されるロレックスを7種類紹介します。
ロレックス サブマリーナー デイト Ref.116610LV
「サブマリーナー デイト Ref.116610LV」は、サブマリーナーの生誕50周年記念モデル「Ref.16610LV」をベースに作成されました。
文字盤やベゼルにロレックスのコーポレートカラーのグリーンが採用され、独特の存在感があります。
グリーンを採用したモデルが少ないことや、生産終了となっていることから、価格が高騰する可能性が高いでしょう。
ロレックス ミルガウス Ref.116400
「ミルガウス Ref.116400」は、高い耐磁性能と稲妻を模した独特な形状の秒針が魅力のモデルです。
ホワイトの文字盤は2007年に発表、「トロピカルマンゴー」と呼ばれ愛されてきましたが、2016年に廃盤となりました。
発表から10年経たずに廃盤になったことから希少性が高く、ブラックよりもホワイトのほうが価格高騰の可能性があります。
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
「コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN」は、50年以上にわたって愛され続けているコスモグラフ デイトナの2016年モデルです。
ロレックス独自の素材であるセラクロムが使用されているため耐久性が高く、各部の素材や構造も見直され、より扱いやすい時計に仕上がっています。
その結果、前モデルよりも人気が高く、中古市場でも高い需要があります。
また、ホワイトの文字盤は人気が高く、ブラックの文字盤よりも価格が高騰しやすいでしょう。
ロレックス エクスプローラー I Ref.214270
「エクスプローラー I Ref.214270」は、カレンダー機能を採用せず、時刻の視認性を向上させた実用性の高いモデルです。
2010年の発表後、2016年には同じ型番のマイナーチェンジモデルが発表され、計2種類(前期・後期)が存在するモデルとなりました。
39mmケースのエクスプローラーはこのモデルしかないことから、今後も中古市場で高い人気を誇ると予想されます。
また、マイナーチェンジモデルは視認性が向上したことで人気が高く、価格の上昇幅が大きくなっています。
ロレックス ミルガウス Ref.116400GV
「ミルガウス Ref.116400GV」はミルガウスの誕生50周年を記念したモデルです。
文字盤がブラックとブルーの2種類で、ブラックは2007年、ブルーは2014年に発表されました。
2023年にどちらも生産が終了し、後継モデルがまだ発表されていないことから、中古市場での人気が高く、今後価格が高騰する可能性があります。
ロレックス GMTマスター Ⅱ Ref.116710BLNR
「GMTマスター Ⅱ Ref.116710BLNR」は、パイロット向けに開発されたGMTマスターの生誕50周年記念モデルです。
ロレックスでは初のツートンカラーのセラクロムベゼルや、自社製のヒゲゼンマイが採用されるなど、さまざまな試みが行なわれました。
2013年の発表後、2019年に生産が終了し、約6年間という短い期間でのみ生産されたため、希少性が高く価格が高騰しやすいモデルとなっています。
ロレックス シードゥエラー Ref.116600
「シードゥエラー Ref.116600」はシードゥエラーはサブマリーナーの上位機種として開発され、2014年に発表されたモデルです。
しかし、2017年に後継モデルが発表されたことで生産が終了し、わずか3年ほどしか生産されませんでした。
流通量が少ないことから中古市場での人気が高く、これからも価格の高騰が予想されています。
おわりに
ロレックスは、高品質な素材と精巧な作りにより人気が衰えず、常に多くのファンから愛され続けている腕時計です。
しかし、コロナ禍や世界の経済状況などを理由にロレックスの価値が急激に高騰し、定価よりも高額で取引されるモデルも増えています。
そのため、ロレックスの売却を考えている方は、今が売却のチャンスといえるでしょう。
バイセルでは、モデルごとの人気や希少性を考慮した査定を行ない、お客様にご満足いただける価格をご提示できるよう努めています。
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