エルメス素材「トリヨンクレマンス」の魅力!トゴとの違いやおすすめバッグも紹介
トリヨンクレマンスは、エルメス(HERMÈS)を代表する革素材です。
エルメスでは、トリヨンクレマンスのほかにも、さまざまな牛革素材を取り扱っています。
バッグ選びの際に素材にこだわるなら、トリヨンクレマンスそのものの特徴を知っておいたほうがよいでしょう。
この記事では、トリヨンクレマンスの魅力と特徴、同じく人気の牛革素材・トゴとの違い、トリヨンクレマンスの素材が使われやすい5種類のバッグの特徴などを紹介します。
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目次
エルメス素材「トリヨンクレマンス」の魅力と特徴
トリヨンクレマンス(Taurillon Clemence)とは、エルメス(HERMÈS)の革製品に使われている雄牛のレザー名称です。
エルメスで働く専属クリエイターの娘の名前から取った名称になります。
かつてムーと呼ばれていた素材の一つであり、1992年に登場しています。
トリヨンクレマンスは、エルメス製品のなかで最も多く使われている素材です。
エルメス素材の王道といっても過言ではないでしょう。
ここでは、トリヨンクレマンスの魅力を4つ紹介していきます。
上質なやわらかさがある
トリヨンクレマンスの最大の特徴は、エルメス製品のなかでも群を抜いたやわらかさがです。
やわらかさとともに心地よい重みもあるため、革製品らしい上質さを実感できる素材になります。
経年変化を楽しめる
使い込むほどやわらかさが増すところも、トリヨンクレマンスの大きな魅力です。
この経年変化は、「深みが増す」「馴染む」などと表現されることもあります。
トリヨンクレマンスのバッグや財布を買えば、革を育てる楽しみも期待できるでしょう。
長く愛用できる耐久性がある
トリヨンクレマンスには、やわらかいにもかかわらず、傷擦れに強く耐久性に優れた特徴もあります。
長く愛用できる革製品を求める方にも、トリヨンクレマンスはおすすめでしょう。
発色が良い
トリヨンクレマンスの革製品は、その多くが、優しい光沢にのって高級感あふれる発色になりやすいです。
ただ、具体的なニュアンスはカラーによって異なります。
例えば、定番色・ブラックの場合、バッグの存在感を高めるシャープな印象になる傾向があります。
人気の牛革「トリヨンクレマンス」と「トゴ」の違い
トリヨンクレマンスと同様にエルメスでよく使われる革素材に、「トゴ」というものがあります。
トリヨンクレマンスとトゴは、どちらも自然な型押しの牛革素材です。
これらは、20年以上前から使われている人気素材でもあります。
トリヨンクレマンスとトゴの特徴の違いは、以下のとおりです。
トリヨンクレマンス | トゴ | |
---|---|---|
動物の種類 | 雄成牛 | 雄仔牛 |
用途 | 同じ(バーキン・ケリーなどの定番バッグ、財布などの小物類) | |
やわらかさ・硬さ | とてもやわらかい | ほど良くやわらかく、ほど良く固い |
型押し溝やシワの深さ、大きさ | トゴと比べてシワの目が少し大きい (大きさは年式によって異なる) |
指で触ると凹凸を感じるほどの深さがある(凹凸は年式によって異なる) |
型崩れ | 長年の使用で型崩れが起こりやすい | 型崩れしにくい |
重さ | △ (トゴより重い) |
◯ |
高級感 | ◎ (トゴより高級感あり。血筋がないため、革の見た目もきれいなものが多い) |
◯ |
トリヨンクレマンスは、トゴと比べてやわらかく高級感のある素材です。
ただ、そのやわらかさによって、長年の使用で型崩れが起こりやすい特徴があります。
また、トリヨンクレマンスのバーキンなどを持ち歩く場合、重さが少し気になることがあるかもしれません。
エルメスバッグのおすすめ素材は、使う人のライフスタイル・好み・合わせるファッションなどによって変わってきます。
これから牛革素材のエルメス製品を買う方は、上記の視点で比較をしてみるとよいでしょう。
トリヨンクレマンス素材が使われやすいバッグ5選
トリヨンクレマンスは、定番を中心に幅広いエルメスバッグに使われている素材です。
ここでは、トリヨンクレマンスと相性が良い5つのバッグの魅力を紹介します。
バーキン
エルメスの元会長ジャン=ルイ・デュマが、飛行機のなかで隣り合わせたイギリス人女優「ジェーン・バーキン」のためにデザインしたバッグです。
エルメスの代名詞であるとともに、ハイステータスを象徴するブランドバッグということで、世界中のセレブリティに愛用されています。
バーキンは、しなやかさなどの特徴があることから、やわらかいトリヨンクレマンスと相性抜群です。
ケリー
台形のフォルムに、三角形の2つのマチ、2本のサングロン、ハンドル、切り抜いたようなフラップを特徴とするバッグです。
バーキンと並ぶ人気があります。トリヨンクレマンスらしい発色の良さや質感は、上品でエレガントなケリーの佇まいを引き立てます。
ケリーに、女性らしさを演出したいときにも、トリヨンクレマンスはおすすめの素材となるでしょう。
リンディ
トリヨンクレマンスのやわらかさは、しなやかさが感じられるリンディともマッチします。
リンディは、洗練されたシルエットと機能性の高さも魅力的なバッグです。
トリヨンクレマンスを選ぶことで、身体にもフィットしやすくなるでしょう。
ピコタン
ピコタンの素材を活かしたやわらかなフォルムも、トリヨンクレマンスと高相性です。
ピコタンは、エルメスのなかでカジュアルな位置づけのバッグになりますが、トリヨンクレマンス素材を選べば、高級感や上品さが加わりやすくなるでしょう。
エヴリン
「H」のパンチングが印象的なショルダーバッグです。
やわらかいトリヨンクレマンスを選ぶと、エヴリンの「身に付ける人のリズムに合わせて驚くほどスムーズに馴染む」という特徴も際立ちやすくなるでしょう。
不要なトリヨンクレマンス製品は買取査定に出してみよう
エルメスの定番素材・トリヨンクレマンスの革製品には、中古市場でも高い人気があります。
自宅にあまり使わないトリヨンクレマンスのバッグや財布をお持ちの場合、経年変化が進まないうちに早めの査定に出すのがおすすめです。
トリヨンクレマンス製品の査定ならバイセルがおすすめ
自慢のトリヨンクレマンス製品を少しでも高く売りたい方は、エルメスに詳しい査定士が在籍するバイセルにご相談ください。
トリヨンクレマンス製品であれば、多少の汚れや擦れ、傷のあるバッグにも買値が付く可能性があります。
バイセルの買取方法は3種類
バイセルでは、店頭・出張・宅配の3方法で買取査定を行なっています。
自宅近くに実店舗がない方には、査定士がご自宅にお伺いする出張買取や、箱に詰めて送るだけの宅配買取がおすすめです。
お客様に合う方法で好きなときに査定に出してみてください。
おわりに
エルメスのトリヨンクレマンスは、やわらかく高級感のある素材を求める方におすすめの素材です。
同じく牛革のトゴと並び、エルメスのなかでも特に人気の高いレザーになります。
この記事で紹介したバーキン、ケリー、ピコタンなどは、エルメスのなかでも、特に需要が高いシリーズです。
「あまり使う機会がない」「古すぎて放置されている」などのエルメス製品がありましたら、気軽にバイセルにご相談ください。
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