切手で買えるものとは?郵便局で切手払いできるサービスや注意事項

2024.12.19

切手買取 コラム
切手で買えるものとは?郵便局で切手払いできるサービスや注意事項

「デザインが可愛いからと切手を買ってしまった」「結婚式の招待状などのために多めに準備した」「就職活動や転職活動の書類送付のために多めに準備した」などの理由で切手を余らせてしまうのはよくあることのようです。

そんな時、切手は日本郵政のサービスであれば、金券として額面通りに使用することができます。

一度購入してしまうと現金での払い戻しはできませんが、切手を金券として買えるものは意外と多いのです。

本記事では、郵便局で切手払いできるサービスや注意事項、さらにそのほかの使い道について解説します。

「使わない切手を有効活用したい」「郵政サービスを利用することがあるから切手で支払いたい」とお考えの方は、ぜひ参考にご覧ください。

 

※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

切手で買える郵便局のサービス一覧

切手で買える郵便局のサービス一覧

郵便局のサービスで、切手を代金の一部または全部として使えるものには以下のようなものがあります。


・ゆうパックの送料
・ゆうパケットの送料
・着払いの送料
・速達料金
・書留料金
・料金別納郵便の料金
・EMS(国際スピード郵便)の料金
・書き損じはがき等の交換手数料


郵便局では切手を現金化することはできませんが、これらのサービス利用時に切手で支払うことが可能です。

なお、これらの郵便サービスを利用するときに、切手を使うことによる手数料はかかりません。

それぞれのサービスについて簡単に見ていきましょう。

ゆうパック・ゆうパケットの送料

ゆうパックは3辺の合計が170cm以下、重さ25kgまでの荷物を配達するサービス、ゆうパケットは縦34cm・横25cm・高さ3cm以内、1kgまでの荷物をゆうパックよりも安価で送ることができるサービスです。

ゆうパックもゆうパケットも、郵便局窓口にて発送手続きを行う場合に、切手での支払いができます。

ただし、郵便窓口以外のコンビニへの持ち込みや、自宅での集荷により発送を行う場合は現金のみの支払いになるため注意してください。

着払いの送料

ゆうパック・ゆうパケットなどの送料を受け取る側が支払う「着払い」がありますが、この支払いの際にも切手を使用することができます。

荷物の受け取り時に切手のみ、または切手と現金の併用も利用可能です。

速達料金・書留料金

速達や書留など、特別な機能のついた郵便サービスの料金にも、切手を使うことができます。

速達とは通常の郵送・配送よりも速く届けたい場合に利用するサービス、書留とは郵便局での引受けから配達完了までの過程が記録され、郵送物の破損や不届があった場合の補償があるサービスです。

これらのサービスを利用するには通常の郵便料金に加えて速達料金や書留料金がかかりますが、この支払いにも切手が使用可能です。

ただし、書留の中でも現金を郵送する現金書留の場合に限り、支払い方法が現金およびクレジットカード・電子マネーなどのキャッシュレス決済のみとなっています。

現金書留では切手での支払いはできないので注意してください。

料金別納郵便の料金

料金別納郵便とは、大量の郵便物や荷物を発送する際に、1つ1つの郵便物や荷物に対して切手を貼ったり送料を支払うのではなく、まとめて支払うことで発送作業を効率化できるサービスです。

料金別納は同一料金の郵便物や荷物を10個以上差し出す時に利用可能で、この時の料金支払いにも切手が使えます。

ただし、別納料金が100万円を超える場合は郵便切手での支払いができないため、特に企業などで大量の荷物を差し出す際は注意してください。

EMS(国際スピード郵便)の料金

EMS(国際スピード郵便)とは、世界120以上の国や地域に30kgまでの書類や荷物を贈ることができる国際郵便サービスです。

国際郵便の中でも優先的に取り扱われるため、スピーディな配送が可能です。

郵便窓口におけるEMS料金の支払いにも、切手が利用できます。

また、EMSであれば1通から料金別納サービスを利用できるため、この支払いに切手を利用するのも良いでしょう。

書き損じはがき等の交換手数料

書き損じたはがきや郵便書簡などは、消印がついていない状態であれば、郵便窓口で手数料を支払うことで新しいものに交換してもらえます。

この交換手数料の支払いにも切手が利用可能です。

余った切手は手数料を払えば他の郵便サービスへの交換も可能

余った切手は手数料を払えば他の郵便サービスへの交換も可能

書き損じはがき等の交換手数料に切手を使えるとご紹介しましたが、余った切手自体を他の切手やはがき、レターパックなど別の郵便サービスに交換することも可能です。

ただし、販売期間が決まっているくじ引き番号付きの切手やはがき、行事などで発売される記念切手を含む特殊切手とは交換できません。

また、特殊切手から普通切手やはがきには交換できますが、その逆はできないので交換時には注意してください。

切手を交換する際の手数料や交換できるものに関しては、以下のページにて詳しく解説していますので、気になる方は併せてご覧ください。

郵便局のサービス以外で切手を使える場所

郵便局のサービス以外で切手を使える場所

郵便局のサービス以外にも、切手が使える場面は少ないながらあります。

具体的には、ネットオークションでの支払いやボランティア団体等への寄付の場面が挙げられます。

ネットオークションの支払いで切手が使える場合がある

ネットオークションの支払い方法として、場合によっては切手払いに対応している場合があります。

「切手が余っていて、かつネットオークションをよく利用する」という方にとっては、切手で落札代金が支払えるのは便利ですよね。

ただし、切手支払いは現金払いに比べて、落札価格の10〜30%前後増額して支払うよう設定されていることもあるので注意しましょう。

切手は、金券ではあるものの現金化するには手間がかかります。

そのため、郵便局以外で使う場合には手間賃として差し引かれ、額面通りの金額で使えないことが多いです。

なかには、切手の額面の80%程度の価値になってしまうこともあります。

切手での寄付を受け付けているボランティア団体等もある

ボランティア団体等で、切手での寄付を受け付けている団体もあります。

支援したいボランティア団体等があり、その団体が切手での寄付を受け付けているなら、余った切手で寄付を行うのも有意義な使い方と言えるでしょう。

切手はお金の代わりになるため、ボランティア団体の活動資金として利用されます。

切手をお得に使うなら郵便局のサービスを買うのがおすすめ

切手をお得に使うなら郵便局のサービスを買うのがおすすめ

切手の額面に対して100%で使用できるのは、郵便局のサービスだけです。

なかでも、大量の郵便物や海外に大きな荷物を送るような高額な送料の支払いにも使えるのは便利ですよね。

わざわざディスカウントショップや金券ショップで事前に切手をたくさん購入して、切手払いをすることで節約する人もいるほどです。

その意味で、切手の額面価格をフルに使いたいなら郵便局のサービスを購入するのがおすすめです。

しかしながら、切手が大量にあるとなかなか使いきれなかったり、ちょうど支払うために種類を揃えておくのに手間がかかったりするという側面もあります。

時間に余裕があるときに、金券ショップで購入するなどして計画的に切手を揃えておくこともできますが、やはり面倒であることに変わりはありません。

そこで、使いきれない切手の利用方法としておすすめなのが、切手買取です。

使いきれない切手は切手買取へ

切手は、記念切手などの珍しいものでなくとも、事業者の別納郵便の料金支払いなどに使うために、買取市場での需要があります。

切手の買取に対応している買取業者は数多くあり、大手の買取業者などでは自宅まで買取に来てくれる「出張買取サービス」を提供しているところも多いです。

使いきれない切手がある場合には、そういった切手買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

切手を売るなら買取実績豊富なバイセルへ

使いきれない切手をお持ちの場合は、バイセルへお任せください。

バイセルは日本全国を対象に切手などの出張買取サービスを提供しており、たくさんのお客様・リピーター様からご指名をいただいてまいりました。

その結果、2015~2022年の累計で3,700万点以上の買取実績を積み上げることができました。

大量の切手や多種多様な切手がある場合でも、豊富な知識と査定経験を持ったバイセルの査定士が1点1点しっかりと見させていただきます。

バイセルでは、出張料・査定料・キャンセル料などの各種手数料を無料にしております。

「試しに査定だけ」といった場合にも料金の心配なくご利用いただけますので、まずはお気軽にバイセルの無料査定をお試しください。

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使わない切手の中には額面以上の価値があるものも存在する!

使わない切手の中には額面以上の価値があるものも存在する!

切手は郵便局で金券として額面通りに使えるサービスがあります。

しかし、切手の中には金券とはまた別の価値があるものも存在します。

額面以上の価値がある切手について解説します。

コレクション性の高い切手は価値が高い

切手には、金券とはまた別の価値として、コレクション価値が見込める種類があります。

切手収集は「趣味の王様」と呼ばれるほど、世界中に多くの切手コレクターがいます。

一見ただの普通切手に見えても、収集家から見ると希少価値の高い切手が存在し、高額で取引されているのです。

記念切手なども額面通り使えば普通の切手と変わりませんが、発行数が少なかったものや入手が困難になった古い記念切手は、未使用なら額面の何倍もの価値がつくこともあります。

不要な切手や古切手には価値のある切手が紛れているかも

郵便局で切手を送料代わりに使ってしまえば、額面以上の価値にはなりません。

手持ちの切手の中に少し変わった切手や古い切手が混じっていたら、一度切手買取のバイセルにご相談ください。

切手に思わぬ価値があり、額面以上の金額がつく可能性もあります。

「普段使っている切手とは少し絵柄が違う」「引き出しから見たことない切手が出てきた」という場合は、査定で現金に換えることも検討してみてください。

バイセルでは多くの種類の切手を買い取っていますので、使わなくなった切手を無駄なく活用できます。

保存状態の良い切手は高く買取されやすい

そのほか、切手の端が千切れていたり折れていたりしない、日焼けなどの変色がない、湿気で丸まっていないなど、保存状態の良い切手は高く買取されやすい傾向があります。

また、バラの状態の切手よりもシートの状態で保存されているものの方が高く買取されやすいでしょう。

切手の買取相場やバイセルでの実際の買取例、その他切手の詳しい買取情報については以下のページをご参照ください。