ボストークとは？切手の保管でボストークを利用するメリットを解説！

ボストークとは？

ボストークとは、切手保管専用のアルバムです。

ボストークは日本だけではなく中国・アメリカ・イギリスなど各国で販売されており、世界中の切手愛好家が使用しています。

日本では、1871年に初めて発行された切手から、近年発行された切手までを順番に収納できるボストークが販売されています。

ボストークには、切手をアルバムに挟むだけで保管できる「マウント付き」と、マウントや「ヒンジ」を自身で用意する「マウントなし」の2種類があることも特徴です。

マウントは切手を収納するための透明フィルムを指し、ヒンジは切手を台紙に貼り付ける際に使用する糊付きの紙片を指します。

ボストークの値段は、収集する年代によっても異なりますが、新品の場合は数千円から入手可能です。

ボストークで切手を保管するメリット

ここでは、ボストークで切手を保管するとどのようなメリットがあるか、詳しく解説します。

発行順に切手を管理することができる

ボストークには、ページ（リーフ）ごとに切手の図案や名前、発行日などがあらかじめ印刷されています。

そのため、印刷されているデータに合わせて集めた切手を収納するだけで、正しい発行順での管理が可能です。

集めた切手をきれいに整理整頓したい方、コレクションを鑑賞するときに年代順に見たい方などにとって、ボストークでの切手保管は大きなメリットでしょう。

1枚ずつ保管できるためきれいな状態を保てる

ボストークは、切手をページに貼り付けて1枚ずつ保管します。

そのため、切手をきれいな状態で保ちやすい点もメリットの一つです。

切手の価値を測る際は、切手自体の希少性はもちろん、「保存状態」も重視されます。

切手を売却する際、どんなに希少性の高い切手でも、保存状態が悪いと査定金額が下がってしまいかねません。

ボストークは、切手を長期的に破損や汚れから守り保存できるため、コレクションや鑑賞用だけでなく、将来切手の買い取りを検討している方にも適しているのです。

高価買取が期待できるボストーク

買取市場において、ボストークは「収納されている切手の種類や数、発行された年代」を重視するケースが一般的です。

そのため、収納されている切手によっては、高額査定が期待できる可能性も十分あります。

ここでは、どのような切手が収納されているボストークが高額買取につながるか、紹介します。

日本切手アルバム

日本切手アルバム（ボストーク）は、年代が古く価値が高いとされる明治～大正、第二次世界大戦前後の切手が収納できる1巻～3巻（1871年～1973年）の需要が高いのが特徴です。

特に、以下の切手が収納されている場合、高値が期待できます。

1. 1948年発行「見返り美人」
2. 1949年発行「月に雁」
3. その他「日本万国博覧会記念切手」、「皇太子殿下御成婚記念切手」　など

もちろん上記以外にも、記念切手や特殊切手など、高額査定の対象になる切手の種類は多岐にわたります。

中国切手ボストーク

中国切手は切手コレクターからの人気が高く、中国切手が収納されたボストークも同様に需要が高いといえます。

「赤猿」と呼ばれる子ザルの絵が描かれた切手や、「梅蘭芳切手」、「毛沢東シリーズ」などは希少価値が高く、これらが収納されたボストークは特に高額買取が期待できるでしょう。

このほかにも、大パンダ切手や牡丹シリーズなど、価値の高い中国切手の種類は幅広いため、ページが埋まっているほどボストークの価値はより高くなると考えられます。

アメリカ切手ボストーク

アメリカ切手のボストークの場合も、高額査定の対象となりやすい切手が収納されているかが重要です。

以下は、希少価値が高いとされるアメリカ切手の一例です。

1. 1840年発行「カーチス・ジェニー切手」
2. 上記のエラー切手「逆さまジェニー切手」
3. 1913年発行「小包切手」
4. 1930年発行「ツェッペリン切手」　など

上記の切手のなかでも、「逆さまジェニー切手」は非常に希少価値が高く、過去には数千万円以上の価格で取り引きされたこともあります。

ボストークを売る方法

ボストークの売却を検討する際、「どうやって売れば良いのか」と悩んでしまう方も少なくありません。

ここでは、ボストークを売るための方法を紹介します。

インターネットオークションやフリマアプリ

ボストークは、インターネットオークションやフリマアプリなど、個人間取引でも売却できます。

出品するボストークは自身で希望金額を設定できるうえ、買い取るコレクターによっては相場以上の価格で売れる場合もあるでしょう。

ただし、個人間取引ではサイトやアプリへの登録、出品するボストークの写真撮影や商品説明文の記入など、取引上で発生する作業はすべて自身で行なう必要があります。

取引中に発生したトラブルも、自身で処理しなければならない点に注意してください。

切手の買い取りに対応している買取業者

ボストークを売るもう一つの方法は、「切手の買い取りに対応している買取業者」に査定・買い取りを依頼することです。

切手買い取りの業者に査定を依頼した場合、切手の価値を正確に判断できる「鑑定士」がボストークを査定します。

ボストークに価値の高い切手が保管されていた場合、鑑定士の適切な査定を受けられるのは大きなメリットです。

切手に関する知識に自信がなく個人間取引は不安な方や、ボストークを適正価格で買い取ってもらいたいという方におすすめの方法です。

ボストークを売る際の買取業者の選び方

ボストークを買取業者に買い取ってもらう際、「業者選び」はとても重要です。

ここからは、買取業者の選び方のポイントを解説します。

買取実績が豊富な買取業者を選ぶ

買取業者を選ぶ際は、切手の買取実績が豊富な業者を選ぶことがポイントです。

業者の過去の実績を確認できれば、手持ちのボストークがどのくらいの価値がつくか、どの業者が高い買取実績を持っているかを比較しながら相場をチェックできます。

また、実績が豊富な業者は、鑑定技術が高いと考えられます。

真贋を見極めてくれる業者を選ぶためにも、実績が豊富かどうかは重視すべきポイントです。

専門知識を持っている買取業者を選ぶ

ボストークや切手の査定において、「専門知識の有無」は重要です。

切手の種類は国内外で多岐にわたり、発行年数や希少性、価値を正確に判断するのは難しいとされます。

専門知識に乏しい業者に依頼してしまうと、本来の価値より低い査定額がついてしまうおそれもあるでしょう。

そのため、ボストークの価値を正しく判断できる買取業者に依頼することが大切です。

口コミ評価を確認して選ぶ

買取業者を選ぶ際は、「口コミの評価」を確認するのもポイントです。

実際に利用した人の評価を知ることで、実際の買取金額や査定中の対応など、業者からの情報だけではわからない特徴やサービス内容を把握できます。

また、口コミの多さは、実績の豊富さや鑑定士の経験値の高さを判断する材料にもなり得るでしょう。

ボストークの買い取りならバイセルにお任せください

現在、ボストークの売却を検討しているのなら、ぜひバイセルをご利用ください。

ここでは、ボストークの買い取りにバイセルを利用するメリットや、バイセルのおすすめポイントを紹介します。

手数料がすべて無料

バイセルは、査定料・送料・出張料など、あらゆる手数料がすべて無料です。

また、査定を受ける前のご相談も無料、電話とメールどちらからでも受け付けているため、手軽にご利用いただけます。

買取実績が豊富

豊富な買取実績がある点も、バイセルの強みの一つです。

切手ジャンルにおいては、100万円を超える査定額が出るケースも少なくありません。

専門知識を持った査定士が、大事なボストークの価値をしっかり見極めます。

スタッフの受け答えが明確

バイセルで品物の査定を行なうのは、経験豊富なプロの査定スタッフです。

査定を受けるうえでの疑問に対しても、明確な説明を受けられます。

また、査定以外の申し込みや契約内容の確認、代金のお支払いといった利用中の心配や疑問についても、店舗スタッフやお客様相談室のスタッフがきめ細かく対応・フォローするので、ご安心ください。

豊富な買取方法がある

バイセルの買取方法には、以下の3つがあります。

1. その場ですぐ査定・現金化ができる店頭買取
2. 査定スタッフが自宅に伺う出張買取
3. 品物を送るだけで時間を気にせず査定が受けられる宅配買取

自身の都合や好みに合わせて買取方法を選べる ため、とても便利かつ手軽にご利用いただけます。

おわりに

ボストークは、集めた切手を年代順にわかりやすく整理整頓したい、1枚ずつきれいに保管したいという方にぴったりです。

また、コレクションを見返すときに便利なだけでなく、切手の売却を検討する場合でも、破損や汚れを防げるため切手の価値を保ったまま査定を受けられるなど、ボストークには多くのメリットがあります。

買取市場においては、ボストークは収納されている切手の価値が重視される場合が多く、希少価値の高い切手がそろっていれば、高額査定も期待できるでしょう。

もし現在、ボストークの売却を考えている場合は、ぜひバイセルなど買取業者への査定依頼を検討してみてください。