スカイドゥエラーの定価はいくら？ロレックスが値上がりしている理由や買取相場を解説

スカイドゥエラーとは

スカイドゥエラーは、2012年に発表されたロレックスの革新的なモデルです。

「世界を旅する旅行者のために」というコンセプトのもと、ロレックス初のアニュアルカレンダー機能と24時間表示の第2タイムゾーン表示機構を搭載しています。

特筆すべきは、その高度な機能性と実用性の両立です。

アニュアルカレンダーは、30日と31日の月を自動で区別し、2月末以外は自動で日付調整を行います。

また、24時間表示ディスクによる第2時刻表示は、一目で正確な時間が分かる革新的な設計です。

さらに、ベゼルとリューズのみで操作が完結する画期的な機構を採用。

これにより、複雑な機能を持ちながらも、日常使いに適した実用性を実現しています。

スカイドゥエラーは、42mmのケースサイズで、ステンレススチールと各種ゴールドモデル、さらにはオイスターフレックスブレスレットモデルなど、幅広いバリエーションを展開しています。

高級時計としての品格と先進的な機能性を兼ね備えた、ロレックスの傑作モデルと言えるでしょう。

スカイドゥエラーの定価はいくら？

スカイドゥエラーの定価は、2024年6月の価格改定後、モデルによって大きく異なります。

ステンレススチールとホワイトゴールドのコンビモデル「Ref.336934」は2,282,500円から、ステンレススチールとイエローゴールドのコンビモデル「Ref.336933」は2,904,000円からとなっています。

一方、フルゴールドモデルはさらに高額で、イエローゴールドモデル「Ref.336938」は7,348,000円、エバーローズゴールドモデル「Ref.336935」は7,778,100円となっています。

しかし、定価で購入することは現実的には非常に困難です。

スカイドゥエラーは人気が高く、需要が供給を大きく上回っているため、正規販売店での入手は難しい状況が続いています。

多くの場合、中古市場や並行輸入店での購入となり、そこでの価格は定価を大きく上回ることがほとんどです。

ロレックスが値上がりしている理由

ロレックスの価格、特にスカイドゥエラーを含む人気モデルの価格が近年急激に上昇しています。

この値上がりの背景には、複数の要因が絡み合っています。

需要と供給のアンバランス、ブランド力の向上、投資対象としての注目度の高さ、そして中古市場の活性化など、さまざまな要素が価格上昇を後押ししています。

以下では、これらの要因について詳しく見ていきます。

需要と供給のバランスが追いついていない

ロレックスの人気モデル、特にスカイドゥエラーのような高級ラインの需要が供給を大きく上回っています。

ロレックスは品質を重視するため、生産数を意図的に制限しています。

各時計は手作業で丁寧に組み立てられるため、生産量を急激に増やすことが難しい状況です。

この結果、正規販売店での購入が困難となり、中古市場や並行輸入市場での価格が高騰しています。

特に人気の高いステンレスモデルは、入手困難な状況が続いており、「ロレックスマラソン」と呼ばれる現象も生まれています。

これは、希望のモデルを購入するために、何度も正規店に足を運ぶ必要がある状況を指します。

ブランド力と希少性が高まっている

ロレックスは長年にわたり、高品質な時計製造で知られるブランドですが、近年そのブランド力と希少性がさらに高まっています。

スカイドゥエラーのような革新的なモデルの登場も、ブランドの価値を押し上げる要因となっています。

スカイドゥエラーは、アニュアルカレンダーと第2タイムゾーン表示という機能を備えながら、日常使用に適した実用性も兼ね備えています。

このような各モデルの独自の特徴が、ブランドの魅力をさらに高めています。

また、限定生産や特別仕様モデルの発売も、希少性を高める要因となっています。

これらの要素が相まって、ロレックス全体の価値上昇につながっています。

インフレや円安などの外部要因が関わっている

ロレックスの価格上昇には、経済的な外部要因も大きく影響しています。

近年の世界的なインフレ傾向や、日本における円安の進行が、価格上昇の一因となっています。

特に、材料費の高騰や人件費の増加は、製造コストの上昇につながっています。

また、為替レートの変動も価格に影響を与えており、特に日本市場では円安の影響で輸入コストが上昇しています。

これらの要因により、ロレックスは定期的に価格改定を行っており、年に複数回の値上げが実施されることもあります。

2024年6月の価格改定では、金無垢・ロレゾールモデルが約3～4％値上げされました。

投資対象として注目されている

近年、ロレックスの時計、特にスカイドゥエラーのような高級モデルが投資対象として注目を集めています。

これは、時計の価値が時間とともに上昇する可能性が高いと認識されているためです。

実際に、多くのロレックスモデルが定価以上の価格で取引されており、中には数年で価値が倍になっているケースも見られます。

例えば、スカイドゥエラーのステンレスモデル「Ref.326934」は、発売当初よりも大幅に価値が上昇しています。

この投資価値の認識が広まることで、さらに需要が高まり、価格上昇の循環が生まれています。

ただし全てのモデルが同様に価値が上がるわけではなく、モデルや状態によって価値の変動は異なります。

中古市場が活性化している

ロレックスの中古市場は近年非常に活性化しており、これが全体的な価格上昇の一因となっています。

新品の入手が困難なため、多くの購入希望者が中古市場に目を向けており、結果として中古価格も高騰しています。

特にスカイドゥエラーのような人気モデルは、中古市場でも新品の定価を大きく上回る価格で取引されることが一般的で、先にもお伝えしたとおり、ステンレスモデルの中古価格は定価の1.5倍から2倍程度で推移しています。

また、ロレックスは耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できるため、中古品でも高い価値を保っています。

このような特性も、中古市場の活性化と価格上昇に影響しています。

スカイドゥエラーの買取相場

スカイドゥエラーの買取相場は、モデルや状態によって大きく異なりますが、高値で取引されています。

バイセルでは全国のお客様を対象にロレックスの豊富な買取実績がございます。

バイセルではスカイドゥエラーを積極的に買い取りしており、「Ref.336934」「Ref.336933」「Ref.336938」「Ref.336238」などさまざまな型番を査定対象としております。

ご自宅で眠ったままのロレックススカイドゥエラーなどございましたらお問い合わせください！

まとめ

ロレックスのスカイドゥエラーは、革新的な機能と洗練されたデザインで、多くの時計愛好者から支持されています。

その定価はモデルや素材によって異なり、ステンレススチール製モデルから貴金属を使用した高額モデルまで幅広い価格帯で提供されています。

しかし、需要が供給を大幅に上回っているため、定価での購入は難しく、中古市場では定価を超える価格で取引されることが一般的です。

ロレックスの価値は、ブランドの希少性など、さまざまな要因で今後も上昇する可能性があります。

特に、スカイドゥエラーのような高級モデルは投資対象としても注目されており、さらなる価格上昇が見込まれます。

なお、故障している場合、修理に出すことで予想以上の費用がかかることがあります。

修理をする前に、一度査定に出してみるのも賢明な選択です。

バイセルでは無料で査定を行っていますので、ぜひ気軽にご相談ください。

思わぬ高額買取が実現できるかもしれません。