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腕時計ベルトの外し方!タイプ別の取り外し方や交換後の注意点を解説

2023.07.10

時計買取 コラム
腕時計ベルトの外し方!タイプ別の取り外し方や交換後の注意点を解説

腕時計ベルトの交換は、専門店に任せるものと思っている方が多いのではないでしょうか。

実は腕時計ベルトの交換はさほど難しいものではなく、工具を用意して自身で行なうことも可能です。

ただし、お手持ちのものがベルト交換できないタイプであったり、作業中に傷がついてしまったりする可能性もあります。

ご自身で腕時計ベルトの交換をする場合は、慎重に行ないましょう。

本記事では、腕時計ベルトの外し方をベルトの接続部分のタイプ別に説明し、交換後の注意点についても解説します。

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腕時計ベルトの交換に必要な工具

腕時計ベルトの交換に必要なのは、専用工具のバネ棒外し、ドライバー、そして養生のためのセロハンテープです。

それぞれの工具について、詳しく見ていきましょう。

バネ棒外し

腕時計ベルトを交換するためには、バネ棒外しを用意しましょう。

バネ棒とは、時計とベルトを留める金具のことをいいます。

バネ棒外しの先端にはピン型かY型のピンが付いており、ピンで押す・引っかけるなどして、バネ棒をはめたり外したりします。

ドライバー

ネジでバネ棒が固定されている腕時計ベルトには、ドライバーを使います。

時計を傷つけないために、ネジのサイズに合ったドライバーを使いましょう。

セロハンテープ

テープは、作業する際に腕時計を傷つけないようにする目的で使います。

自宅にあるごく普通のセロハンテープでかまいません。

腕時計ベルトの外し方・取り付け方

 腕時計ベルトの外し方・取り付け方

腕時計の本体が入っている部分をケース、ケースと腕時計ベルトを接続する部分をラグといいます。

ここでは、ラグの形状別に腕時計ベルトの外し方と取り付け方について解説します。

ラグに穴があるタイプ

ラグに穴があるタイプでは、ピン型のバネ棒外しを穴に差し込んでベルトを外します。反対側も同じように外しましょう。

取り付ける際は替えのベルトにバネ棒をセットして、一方のラグの穴に差し込みます。

バネ棒外しでバネ棒を固定させながらずらし、カチャっと音がするまでもう一方のラグの穴にはめ込みます。

ラグに穴がないタイプ

ベルトの端とラグの隙間にY型のバネ棒外しを差し込みます。バネ棒を固定させながらずらしてベルトを外しましょう。

取り付ける際は替えのベルトにバネ棒をセットして、一方のラグの穴に差し込みます。

バネ棒外しでバネ棒を固定させながらずらし、カチャっと音がするまでもう一方のラグの穴にはめ込みます。

クリッカータイプ

クリッカーは、工具を使わずにベルト交換が簡単にできるスライド式のバネ棒で、ベルトの裏面にレバーが付いています。

レバーをスライドさせることでバネ棒が縮小するため、ベルトが簡単に外れる仕組みです。

取り付ける際はバネ棒の一方をラグの穴に入れ、レバーをスライドさせたままバネ棒をもう一方の穴にはめ込みましょう。

横ネジ式タイプ

横ネジ式のタイプは、ラグ横に穴ではなくネジがあります。

ネジに合うサイズのドライバーを使ってネジをゆるめ、ネジ付きピンを抜きましょう。

取り付ける際はラグとベルトの位置を合わせ、ネジ付きピンを挿入します。

ネジが回らなくなるまで、ドライバーでしっかり締めましょう。

腕時計の尾錠(ピンバックル)の交換方法

 腕時計の尾錠(ピンバックル)の交換方法

尾錠(びじょう)とはベルトの留め具のことで、ピンバックルともいいます。

ここでは、タイプ別に交換方法を解説します。

尾錠タイプ

尾錠を構成しているのは尾錠枠、バネ棒、つく棒の3つの部品です。

ベルトと尾錠枠の隙間に見えるバネ棒をバネ棒外しで押し込み、尾錠枠を外します。

尾錠枠が外れたら、バネ棒およびつく棒を外しましょう。

取り付ける際はつく棒をベルトの切れ込み部分に合わせ、バネ棒を差し込みます。

尾錠脇の一方の受け穴にバネ棒を入れ、反対側からバネ棒を押さえるようにして尾錠をはめます。

つく棒が尾錠枠より上(表側)にくるように注意しましょう。

Dバックルタイプ

Dバックルは、革ベルトでも金属ベルトのようにワンタッチで着脱できる留め具のことです。

ベルトとDバックルの間にバネ棒外しのY型部分を差し込み、バネ棒を外すとDバックルが外れます。

取り付ける際はDバックルとベルトの位置を合わせておき、バネ棒を差し込んで一方の穴に合わせます。

バネ棒を反対側から押し、Dバックルをはめ込みましょう。

尾錠サイドにネジがあるタイプ

尾錠の側面にネジがあるタイプは、ネジに合うドライバーを使い、ネジを回してゆるめます。

ネジ付きピンが浮いたらピンを抜き、つく棒と尾錠も外しましょう。

取り付ける際はつく棒をベルトの切れ込み部分に合わせ、つく棒を入れます。

次に尾錠とベルトの両端を合わせてネジ付きピンを差し込み、ドライバーを使ってピンを尾錠に収めます。

つく棒と尾錠の表裏を間違えないように注意しましょう。

腕時計ケースの置き方と保存方法

ケースとラグを傷つけることがないように、作業したり保管したりするときに気を付けたほうが良いポイントがあります。

リューズは必ず上に置く

リューズとはゼンマイを巻き上げるときや、日付や時刻を合わせるときに、指で引き出したり回したりして操作する重要な部品です。

作業するときは、リューズが上側になるように時計を置きましょう。

時計に傷をつけないために、ケースとラグにセロハンテープを貼り付ける

作業中に大切な時計を傷つけてしまっては大変です。ケースとラグを保護するために、セロハンテープを貼り付けましょう。

腕時計ベルト交換の注意点

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自身で腕時計ベルトの交換をするにあたっての注意点や、交換後の保管方法について解説します。

ラグに工具の差し込み口(穴)があるかを確認する

作業前に、ラグに工具を指し込む穴があるか確認します。

バネ棒を差し込む穴があるときはピン型のバネ棒外しを、穴がない場合はY型のバネ棒外しを使用します。

交換できないベルトもある

ベルトと時計本体が一体化しているものは、ベルト交換ができません。

また、ベルトと時計本体が特殊なネジで接続されているものは、専門店への依頼が必要になる場合があります。

取り外した部品は大事に保管する

取り外した部品は、やわらかい布で拭くなどして汚れを落としましょう。

その後、直射日光や高温多湿を避け、通気性が良い場所で保管することが大切です。

ケースを傷つけないように注意する

ケースは時計の機械が入っている重要な部分です。

交換作業をしているときに落としたり擦ったりすると、傷がついてしまうことがあります。

衝撃が大きければ、欠けたりひびが入ったりする可能性があるので、注意しましょう。

外したバンドは汚れを取ってから保管する

腕時計は直接肌に装着するものなので、ほこりやゴミだけでなく、汗や皮脂の汚れも付着しやすいものです。

腕時計を外したらやわらかい布で拭くなど、その日のうちに汚れを落とすのがポイントです。

保管するときは、高温多湿や直射日光を避け、通気性が良い場所を選ぶとよいでしょう。

ベルトを外した腕時計も売却できる場合がある

ベルトを外した腕時計は買い取ってもらえないと思うかもしれません。

しかし、ベルトを外した腕時計や状態が良くない腕時計でも売却できる場合があります。

ベルトを外した腕時計などでも売却可能なケース

以下のような場合には、腕時計の売却が可能な場合があります。

需要の高い高級腕時計

人気モデルの高級腕時計など需要の高い高級腕時計は、破損などによりベルトが外れている状態でも買取査定できる場合があります。

その場合、革ベルトは、交換を前提として買取査定されます。

ベルトがない・一部破損している

ベルトがなかったり、一部が壊れたりした腕時計も、修理をして使用可能な状態になるものであれば売却可能です。

修理不能の部品がある

修理不能の腕時計でも、使用できる部品があれば、ほかの時計の修理に使える可能性があります。

そのような時計であれば、売却できることがあります。

装飾品としての価値がある

腕時計としての機能は失われていたとしても、装飾品の価値が認められる腕時計は買い取りしてもらえることがあります。

以上のように、状態があまり良くなかったとしても、腕時計の価値がゼロになるとは限りません。

諦めずに一度査定に出してみるとよいでしょう。

バイセルでは、状態があまり良くないブランド時計の買取査定の実績もある

傷などがある腕時計は、状態が良い腕時計と比べるとどうしても買い取りでは減額されてしまいます。

しかし、人気ブランドや人気モデルの腕時計であれば、修理して販売することが可能です。

買取サービスを行なっている「バイセル」では、あまり状態が良くないブランド時計でも買取査定の実績があります。

バイセルには、その場で査定・現金化できる「店頭買取」、品物を持ち運ぶ手間がいらない「出張買取」、非対面で売却できる「宅配買取」の3つの買取方法があります。

どの買取方法も、査定料やキャンセル料などの手数料は無料ですので、お気軽にご相談いただけます。

おわりに

専門家に任せなくても、工具を用意して正しい手順で行なえば自身で腕時計ベルトを外すことは可能です。

ラグ側面の形状を確認し、バネ棒外しのピン型とY型、ドライバーを使い分けましょう。

外した部品は汚れを取り、直射日光や高温多湿を避け、通気性が良い場所で保管することが大切です。

もし腕時計が不要になった場合は、状態の良し悪しにかかわらず、一度査定に出してみることをおすすめします。