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時計の磁気抜きを自分でやる方法と注意点!磁気帯びの症状や原因も解説

2023.07.10

時計買取 コラム
時計の磁気抜きを自分でやる方法と注意点!磁気帯びの症状や原因も解説

「時計の針がよくずれてしまう」「頻繁に時計が止まるいったトラブルでお悩みの方は多いのではないでしょうか。

時計の不調が発生している場合、考えられる原因の一つが「磁気帯び」です。

放置すると状態が悪化してしまう可能性もあるので、早めに「磁気抜き」をしなければなりません。

そこで今回の記事では、時計の磁気帯びに関する基礎知識を踏まえつつ、磁気抜きを自分でやる方法と注意点、時計を保管する際のポイントなど詳しく解説します。

また、処分に困っている不要な時計の買取方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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時計の磁気帯びとは

時計の磁気帯びとは、時計内部の金属パーツが磁気を帯びて、動作に狂いが生じてしまう現象のことです。

金属が磁気の影響を受けた場合、磁気を発する製品から遠ざけても、金属に磁力が移ってしまいます。

時計に使われている金属は磁気を帯びやすい「強磁性体」のものが多いので、どうしても磁気の影響を受けやすいのです。

磁気帯びの症状

時計は大きく分けると「機械式」「クォーツ式」の2種類ですが、磁気帯びはどちらでも発生します。

ただし、症状は種類によって異なる点もあるため、あらかじめ注意が必要です。

機械式は金属パーツの数が多く、なおかつパーツ構成も複雑なので、磁気帯びの影響が強く出やすい傾向にあります。

おもな症状はゼンマイを巻いても時計の針が遅れる、あるいは早く進むといったものです。

クォーツ式は「アナログ式」「デジタル式」の2種類があります。

アナログ式は部品の一部に磁石が使われているため、時間が進んだり遅れたり、一時的に止まったりすることが特徴です。

また、磁気帯びしている場合、電池を交換しても時計が動かない可能性があります。

一方、デジタル式は基本的に磁気の影響を受けません。しかし、時刻表示以外の機能(方位計測など)が搭載されている場合、その機能に異常が起こる可能性はあります。

磁気帯びの原因

時計の磁気帯びは、身近な製品が発している磁気によって起こります。

原因となりえるおもな製品は、以下のとおりです。

  1. スマートフォン
  2. パソコン
  3. 充電器
  4. 電化製品(電子レンジや冷蔵庫など)
  5. オーディオ機器(スピーカーやイヤホンなど)
  6. ベルトやカバンの金属部分

どれも日常生活でよく使うものなので、頭に入れておきましょう。

アンティーク時計は要注意

時計と一口にいっても多種多様ですが、特にアンティーク時計は磁気帯びしやすいため、取り扱いに注意しなければなりません。

時計の磁気帯びはメーカー側も認識しているので、現在は耐磁性に優れた商品が販売されています。

しかし、1950年代以前は磁気帯びに対する認識がなかったため、この時期に開発・販売されたアンティーク時計は磁気に弱いのです。

磁気帯びのチェック方法

自分の時計が磁気帯びしているかどうかは、方位磁石を使うことでチェックできます。

時計に方位磁石を近づけたときに明らかな反応が見られた場合、磁気帯びしている可能性があるため、何らかの対応を検討しましょう。

なお、上記のチェック方法はあくまで簡易的な診断です。

診断な診断を行なうためには、分解作業や専用機器が必要なので、正規店や時計専門店に依頼しなければなりません。

時計の磁気抜きは自分でできる?方法は?

時計の磁気が自然に抜ける可能性は低いので、状態が悪化する前に「磁気抜き」で対処しましょう。

専用ツールの消磁器(脱磁器)を所有し、なおかつ時計に生じている磁気帯びが軽度であれば、自分でも実施することが可能です。

磁気抜きの基本的な方法をまとめたので、こちらも一緒にご確認ください。

1.消磁器の近くに時計を置く

2.スイッチを入れる

3.スイッチを押したまま、消磁器から時計をゆっくりと離す

4.十分に時計を離したら、スイッチを切る

上記の手順を何度か繰り返すことで、少しずつ磁気が抜けていきます。

ただし、この方法は自己責任となるため、慎重に作業しましょう。

時計の磁気抜きを自分でやる場合の注意点

 時計の磁気抜きを自分でやる場合の注意点

磁気抜きを自分で行なう場合、以下のように多くの注意点があります。

  1. 消磁器を買う必要がある
  2. 失敗すると逆に磁気を溜め込んでしまう
  3. 重度の磁気を抜くことはできない
  4. 不調の原因が磁気帯びとは限らない

それぞれ概要を解説するので、きちんと押さえておきましょう。

消磁器を買う必要がある

自分で磁気抜きを行なう場合、あらかじめ消磁器を用意しなければなりません。

消磁器は1,000円程度で購入できる安価な製品から、より高性能な業務用まで幅広い種類・価格帯のものがあります。

ネットショップなどでも販売されているため、誰でも簡単に購入可能です。

ただし、症状によっては業者に依頼したほうが、費用を抑えられる可能性もあります。

失敗すると逆に磁気を溜め込んでしまう

市販の消磁器を使った磁気抜きは、やり方を誤ると逆に磁気を溜め込んでしまうため、リスクが高い方法です。

「自分で作業できるか自信がない」「絶対に失敗したくない」という方は、正規店や時計専門店といった業者への相談も検討してみましょう。症状にもよりますが、安ければ数千円程度ですぐ対処してくれます。

重度の磁気を抜くことはできない

先述のとおり、市販の消磁器で抜けるのは軽度の磁気だけです。

重度の磁気を帯びている場合、時計を分解して作業しなければならないので、業者対応になります。

分解修理の料金は業者によって異なりますが、一般的に3~5万円ほどかかることも覚えておきましょう。

不調の原因が磁気帯びとは限らない

「針がずれる」「時計が止まる」といった不調の原因は、必ずしも磁気帯びとは限りません。

電池切れ・オイル切れ・金属パーツの経年劣化など、複合的な要因によって発生している可能性もあります。

原因がわからない場合、業者に点検してもらうほうが安全・確実です。

時計の磁気帯びを防ぐ保管ポイント

時計の磁気帯びを防ぐうえで最も重要なポイントは、磁気を発する製品に近づけないことです。

先述のとおり、磁気帯びの原因はスマートフォンや電化製品が発している磁気なので、以下のような何気ない行為でも、時計にダメージを与えてしまう可能性があります。

  1. スマートフォンと時計を同じポケットに入れる
  2. 腕時計を外してパソコンの近くに置く
  3. マグネットが付いたカバンに時計を入れる

基本的に5cm以上離しておくと安全ですが、磁気の強さや発生位置は製品によって異なるので、状況に応じて距離や保管方法を調整しましょう。

また、時計の状態を保つという意味では、高温多湿の場所や乾燥剤のある収納内、落下しやすい場所での保管も避けるべきです。

磁気帯びしているかもしれない不要な時計は売却もおすすめ

 磁気帯びしているかもしれない不要な時計は売却もおすすめ

「そもそも時計をあまり身に着けない」「消磁器を買ったり、業者に依頼したりするのは面倒」という場合、バイセルで売却するのも一案です。

バイセルでは、不動品や状態があまり良くない時計でも買取査定を行なっています。

磁気帯びしているかもしれない時計も査定対象なので、諦めて処分する前に一度ご相談ください。

また、バイセルは「店頭」「出張」「宅配」の買取方法に対応していますが、いずれも各種手数料はすべて無料です。

査定後のキャンセル料もかからないため、余計なコストをかけずに売却できます。

さらに、バイセルは最短で即日査定が可能なので、お急ぎの方にもご利用いただけます。

24時間365日いつでも査定依頼を受け付けているため、ぜひお問い合わせください。

おわりに

時計の不調が起こっている場合、磁気帯びしている可能性があります。

自分で磁気抜きする方法もありますが、失敗すると逆効果になりかねないため、不安なら正規店や時計専門店に依頼すべきです。

また、磁気帯びの原因はスマートフォンや電化製品が発している磁気なので、予防対策として適切な場所に保管することも重要になります。

もし時計自体が不要であれば、バイセルでの売却もご検討ください。