日韓ワールドカップ記念硬貨は買取で高く売れるかも!中古での価値をご紹介
日韓ワールドカップは2002年にアジアで開催しました。
稲本潤一や中田英寿など人気の選手が活躍し、当時の熱狂ぶりを覚えている方は多いのではないでしょうか。
開催を記念して発売された「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」は、サッカーが好きな人、記念硬貨をコレクションしている人ならお持ちではないでしょうか。
発売した2002年から10年以上経った今でも中古市場では根強い人気を誇ります。
本記事では「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」の概要、中古市場での価値、査定の際のポイントをご紹介します。
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日韓ワールドカップ記念硬貨とは?
FIFA日韓ワールドカップは、2002年にアジアで初めて開催されたサッカーの祭典です。
「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」は、ワールドカップの日韓共同開催を記念して発行された硬貨セットです。
日本と韓国からそれぞれデザインの異なる硬貨を第1次と第2次に分けて発行されました。
日本の記念硬貨は、1万円の金貨、1,000円の銀貨、500円のニッケル黄銅貨の3種類です。
韓国の記念硬貨は、3万ウォン金貨、2万ウォン金貨、1万ウォン銀貨の3種類で、1万ウォン銀貨は異なる4つのデザインの硬貨を発行しています。
ここでは日本と韓国それぞれが発行した記念硬貨の特徴をご紹介します。
日本が製造した記念硬貨
日本の「2002FIFAワールドカップ記念硬貨」は全部で10万枚が発行され、金貨のみと銀貨とのセットが販売されました。
1万円金貨は直径26mm、重さは15.6gと大型です。
表面にはストライプの背景に、ドリブルをする選手と阻止しようとする選手が、裏面にはエンブレム、ボール、桜、虹が描かれています。
両面とも鏡面仕上げにした下地に、デザインをつや消しにして浮き出すように加工されたプルーフ貨幣です。
1,000円銀貨は、世界造幣局長会議で実施された2002年度の「MDC・コイン・コンペティション」で、「記念貨幣(その他)最も美しい貨幣賞」を受賞しました。
銀貨の表面には、中央に配したトロフィーの両脇に、桜と韓国の国花・ムクゲを描いています。
裏面にはワールドカップのエムブレムと選手たちの姿を描いています。
500円のニッケル黄銅貨の表面のデザインは3種類あります。
世界地図をユーラシア、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカ大陸の5つに分割し、硬貨ごとに異なる大陸を描いています。
裏面は、中央に配したトロフィーを囲むように星がデザインされ、左上にサッカーボールを描いています。
韓国が製造した記念硬貨
韓国が発行した「2002FIFAワールドカップ記念硬貨」の金貨の表面は、1次と2次によってデザインが異なります。
金貨と銀貨の裏面は、トロフィーをモチーフとした公式エンブレムを中央に配し、ハングル文字で大会名、額面、発行年度、韓国造幣公社銘が描かれています。
発行年代の2002年の「0」を無限大のシンボルを変えて、参加国と共同開催する韓国と日本の協調精神と調和を表現しています。
3万ウォン金貨は、直径が約35mmで、重量が約31.10gです。
直径は日本よりも少し大きいサイズです。
1次の表面はサッカーの歴史をテーマに古代と現代の様子を描き、2次の表面には開会式が行われた韓国のソウルワールドカップスタジアムと打ち上げ花火を描いています。
2万ウォン金貨は、直径が約28mmで、重量約16gです。
1次の表面は、中央に配した公式エンブレムの両脇に日本と韓国の地図を描かれています。
2次の表面は、大きなサッカーボールを背景に、韓国のワールドカップ開催都市を10都市が描かれています。
1万ウォン銀貨は、直径が約35mmで、重量約31gです。
1万ウォン銀貨には、ワールドカップ記念硬貨では初めて6色グラデーションの技術が施されています。
1次の表面は、スタジアムとサッカーをしている選手が描かれています。
スタジアムのデザインは、光州スタジアム、大邱スタジアム、水原スタジアム、釜山スタジアムの4種類で、それぞれの種類が発行されています。
2次の表面は、スタジアムを背景にサッカーをする選手を描いています。
また、4枚並べると「2002」の数字が完成します。
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中古市場で「FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」の価値は?
「FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」は中古市場で人気が高い記念硬貨です。
韓国の記念硬貨も、選手の活躍が評価されて価値が高騰しています。
日本で記念硬貨が販売された当時の定価は、1万円金貨=4万円、1,000円銀貨=6,000円、金貨と銀貨のセット=4万5,000円、500円3枚セット=3,000円でした。
金貨と銀貨はコレクション需要、状態などによって価格が変動し、状態の良いセットだとコレクション需要が上がる可能性があります。
日韓ワールドカップ記念硬貨を査定に出す際のポイント
「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」を査定に出す際のポイントを紹介します。
・記念硬貨をきれいにする
・付属品などをつける
・古銭に詳しい買取業者を選ぶ
記念硬貨をきれいにする
記念硬貨を査定に出すなら状態をきれいにしておきましょう。
特に「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」は鏡面加工がされており、加工部分に傷が入ってしまうと目立ってしまい、査定金額が下がる要因になります。
鏡面加工部分に傷があったら無理に落とそうとせずに、そのままにしておきましょう。
ケースや記念硬貨が汚れていたら、柔らかいクロスで軽く拭けば落とせます。
記念硬貨は専用ケースに入れたまま保管している方がほとんどだと思うので、購入当時の状態を保っていれば高く売れる可能性があります。
付属品などをつける
「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」はケースと発行証書などの付属品がついてきます。
500円セットか金貨と銀貨のセットかによってケースの種類が異なり、プラスチック製や紺色の専用ケースに入れられています。
付属品をそろえて査定に出すと評価が上がりやすくなるでしょう。
購入時についてきた付属品はなくさずに保管しておいてください。
古銭に詳しい買取業者を選ぶ
記念硬貨を売るなら古銭に詳しい買取業者を選びましょう。
「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」を含む記念硬貨セットは希少価値や人気度などが評価されて、当時の定価よりも高い金額で取引されていることも多いです。
そのため、どの記念硬貨なら高値がつきやすいのか、中古市場で人気なのかに熟知している買取業者を選ぶ必要があります。
バイセルは古銭に詳しい査定士が在籍しており、「2002FIFA日韓ワールドカップ公式記念硬貨」などの記念硬貨の買取実績が多数あるので、安心してご利用いただけます。
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