可愛い見た目が特徴のパンダ金貨とは?価値や高価買取してもらうコツを紹介
- 外国コインのコレクションの中にパンダ金貨があります。いくらになりますか?
- 発行時期や保存状態により買取価格が変わりますので一度拝見いたします。お電話・メールよりお問合せ下さい。
- 祖父から譲り受けた金貨のコレクションにパンダがデザインされた金貨を見つけました。価値ってありますか?
パンダ金貨とは、中国で発行されている地金型金貨のことです。
可愛らしいパンダのデザインが施されていたり、純金で作られていたりすることから、コイン買取市場で高い人気を博しています。
当コラムではパンダ金貨の概要や特徴、買取相場や高価買取してもらう方法について紹介します。
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パンダ金貨とは
パンダ金貨は、1982年から中国造幣公司が毎年発行している地金型金貨です。
地金型金貨とは投資用に発行される金貨のことで、発行国の政府が金の重量と品位(含有率)を保証しています。
パンダ金貨は日中国交正常化10周年を記念して発行されたものですので、投資目的ではなく記念品として購入した人も多いのではないでしょうか。
また、パンダ金貨の品位は24金(純金・純度99.9%)で、金貨以外にも純銀(純度99.9%)のパンダ銀貨も存在します。
パンダ金貨のデザイン
パンダ金貨の表面にはジャイアントパンダと額面が、裏面には北京天壇(ぺきんてんだん)と発行年と「中华人民共和国」の文字が描かれています(华は華の異体字)。
北京天壇とは中国・北京にある世界文化遺産で、明王朝(1368年〜1644年)を治めた永楽帝という皇帝が、天に祈りを捧げるための建物でした。
北京天壇は中国で現存する祭壇の中では最大で、北京及び中国で有名な世界遺産であることから、パンダ金貨の図柄に採用されたのでしょう。
また、パンダ金貨の表面に描かれているパンダのデザインは、毎年変更されています。
子供のパンダが笹の枝にぶら下がっていたり木に登っていたり、親子のパンダが仲良く寄り添っていたりする様子が刻印されたりするなど、とても可愛らしいデザインが魅力的です。
投資やコイン収集には全然興味がないけれど、見た目が可愛いので思わず購入してしまった、という方も少なくないでしょう。
ちなみに、パンダ金貨の裏面にある北京天壇は、毎年同じデザインです。
パンダ金貨の重さ・直径・額面と発行枚数について
パンダ金貨は基本的に5種類発行されており、各種金貨の重さ・直径・額面は以下の通りです。
1oz | 1/2oz | 1/4oz | 1/10oz | 1/20oz | |
---|---|---|---|---|---|
重さ | 31.1g | 15.5g | 7.7g | 3.1g | 1.5g |
直径 | 32mm | 27mm | 22mm | 18mm | 14mm |
額面 | 500元 | 200元 | 100元 | 50元 | 20元 |
また、過去には5oz(重さ155g・直径70mm・額面500元)や12oz(重さ373g・直径70mm・額面1000元)の大型タイプも発行されたことがあります。
パンダ金貨の中でも1982年製のものは、発行初年度ということもあり枚数が少なく、全部で約15,000枚しか製造されなかったようです。
加えて、発行年や額面にもよりますが、中には数千枚しか発行されなかったパンダ金貨もあります。
しかし、お持ちのパンダ金貨が発行枚数が少なく希少性が高いものかどうかは、金貨に関する専門知識がないと判断がつきにくいです。
そのため、パンダ金貨の正確な価値を知りたい場合は、金貨やコイン査定のプロに依頼してみましょう。
パンダ金貨を高価買取してもらうためのポイント
パンダ金貨をより高く買取してもらおうと考えているなら、ぜひ押さえておきたいポイントは以下の通りです。
「せっかく買った金貨なんだから、絶対に買取額で損をしたくない」「少しでも高い金額で買い取って欲しい」とお思いの方、必見の項目です!
- 保存状態には十分注意する
- コイン買取のバイセルに査定を依頼する
- 複数のコイン買取業者を利用する
保存状態には十分注意する
地金型金貨であるパンダ金貨は、保存状態によって買取価格に差が出てしまいます。
それ故に保存状態が良くないパンダ金貨は、状態が良いものに比べてコイン買取市場における需要が少なく、高価買取は期待しづらいです。
純金製であるパンダ金貨は化学変化を起しにくい反面、硬度が低いので傷がつきやすいという弱点があります。
傷がついてしまうと買取価格に影響が出てしまう可能性があるため、傷がつかないように保管や取り扱いには十分注意する必要があります。
具体的には、専用のコインケースやコインアルバム等に入れて、パンダ金貨を丁寧に保管するのが良いでしょう。
ケースやアルバムから取り出す際には、傷をつけないように慎重に取り扱うようにしてください。この時、素手で触ると爪で引っ掻いたり皮脂汚れがついたりするなど、金貨が傷む可能性があります。
清潔なピンセットや手袋を使って、金貨を大切に扱うようにしましょう。
また、金貨が汚れたからといって布で磨いたりすると、肉眼では見えなくても細かな傷をつけてしまう場合があります。
特に純金製であるパンダ金貨は柔らかいですから、安易に布などで磨かないようにしましょう。
コイン買取のバイセルに査定を依頼する
ひとくちにパンダ金貨と言っても、発行年によってデザインや発行枚数が異なります。
そのため、コイン買取市場における人気や希少性の高さも、発行年によって変わることになります。
パンダ金貨の正確な価値は、金貨の知識とコイン買取市場の動向に精通した業者でなければ見極めることはできません。
特に希少価値の高い1982年発行のパンダ金貨などにおいては、査定士の専門知識の有無によって査定額に大きな差が出てしまう恐れがあります。
本来の価値を反映した買取価格でお持ちのパンダ金貨を買い取ってもらいたいなら、コインに詳しい古銭買取のバイセルに査定をご依頼ください。
複数のコイン買取業者を利用する
コイン買取業者は日本に多数存在しますので、業者によっての規模や実績が様々です。
まだコイン買取業を創設したばかりで査定士のコインの査定経験が少ないところもあれば、創業年数が長く買取実績が非常に豊富なところまで、多種多様な買取業者があるでしょう。
業者の規模の大小や査定士の経験の多寡によってパンダ金貨の実際の買取額は変動します。
よって、パンダ金貨を少しでも高く買い取って欲しいのであれば、複数の買取業者で査定してもらい、相見積もりを取ることが望ましいです。
相見積もりを取って買取額を見比べ、最も高い買取額をつけてくれた業者と取引をすれば、損せずにパンダ金貨を現金化できます。
また実際に取引する買取業者を選ぶ際は、見積もりの買取額だけに気を取られず、査定士の身だしなみや態度、査定以外のサービス面も加味するようにしましょう。
ご自身が一切の不審点を抱かず、安心して買取を任せられる業者かを見定め、納得してパンダ金貨を売却できる買取業者と契約してください。
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パンダ金貨買取まとめ
パンダ金貨は、投資目的や見た目の愛らしさから購入される場合が多く、コイン買取市場で高い人気を誇っています。
発行枚数の少ない種類もあるので、中には高価買取が期待できるパンダ金貨もあります。
しかし、パンダ金貨の種類や発行年ごとの人気度や希少性については、金貨の専門知識がないと見抜きづらいです。
もしパンダ金貨を買取に出すのであれば、コイン買取のバイセルをご利用ください。
また、パンダ金貨をはじめとするコインの買取を専門業者に任せたいとお考えであれば、規模が大きくて買取実績が多く、査定士の専門知識や経験が豊富な業者が良いと思う方が大半だと思います。
買取業者のホームページや口コミを参考にして、ご自身が納得できる業者に買取を任せるようにしてください。
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