007でも使われたスーツに似合うNATOベルトの魅力や相性の良い腕時計モデルを紹介

2024.08.01

時計買取 コラム
007でも使われたスーツに似合うNATOベルトの魅力や相性の良い腕時計モデルを紹介

NATOベルトは腕時計のカジュアル度をアップして自分好みの雰囲気に変えられる便利アイテムです。

バリエーションが豊富なため、複数の種類を用意しておけばさまざまなシーンに合わせて着こなしを楽しめます。

この記事ではNATOベルトの概要や魅力、取り付け方、NATOベルトが似合う高級腕時計について解説します。

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NATOベルトとは

NATOベルトとは

NATOベルトとは腕時計のケースに長いベルトを通す形状で、イギリス軍人の標準装備の一つとなったベルトです。

名前の由来は北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organization)の頭文字を取ったものではなく、NATO加盟国メンバーに承認された13桁のNATOストックナンバー(NSN:National Stock Number)ともいわれています。

NATOベルトが使われている代表的なブランドはオメガです。

オメガのNATOベルトは、第二次世界大戦中にイギリスのパイロットや軍人が使っていたレザーとキャンバス製のストラップが原点です。

当時のストラップの取り付けには、安全性を考慮して取り外しできるバネ棒ではなく、はんだ付けの固定式バーが採用されていました。

はんだ付けされた固定式バーはバネ棒に比べて壊れにくく、戦闘中などでストラップをなくす心配は低かったようです。

また、NATOベルトの多くはナイロンでできていますが、一部では革製もあります。

NATOベルトの火付け役は映画「007」シリーズの3作目「ゴールドフィンガー」です。

主人公のジェームズ・ボンドが、スーツに無骨なNATOベルトを組み合わせて着こなしていたことで注目されました。

NATOベルトの魅力

NATOベルトの魅力

腕時計のベルトには金属製、革製、ウレタンなどがあります。

NATOベルトにはどのような魅力があるのでしょうか。

ここでは魅力を5つご紹介します。

価格が手頃

ナイロンのNATOベルトは、革製や金属製のベルトと比較すると手頃な価格帯が多いです。

ブランドの正規品から類似品までさまざまな種類が出回っており、予算に応じて選べます。

ファッションに合わせて手軽に腕時計の印象を変えられるのがNATOベルトの魅力です。

バリエーションが豊富

NATOベルトは色やデザインの種類が豊富です。

ストライプや濃い単色などカジュアルにもスーツにも似合うデザインが多くあります。

複数のNATOベルトを用意しておけば、シーンに合わせて手持ちの腕時計を活用できるでしょう。

やわらかな装着感

NATOベルトはしっとりやわらかい感触が特徴です。ナイロン製なら軽いためより装着しやすいでしょう。

汗や水に強い

革製のベルトは汗や水に弱い一方で、ナイロン製のNATOベルトは汗や水で濡れても問題ありません。

速乾性があり、水に濡れてもすぐに乾きます。また吸水性があるため汗を吸って発散してくれる特徴があり、夏場の使用にも適しています。

自宅で洗えるベルトも多い

腕時計から外して洗えるベルトが多いのもNATOベルトの特徴です。

ナイロン製のNATOベルトなら、汚れたときにも外して洗濯できることが多いためいつでも清潔さを保てます。

肌に直接触れる部分は皮脂汚れが付着しやすいため、特に夏場は週に1回程度洗剤で洗うようにするのがおすすめです。

ただし、革製のNATOベルトは自宅での洗濯に対応していないこともあるため注意が必要です。

NATOベルトの取り付け方と装着ポイント

NATOベルトの取り付け方と装着ポイント

NATOベルトは取り付け方や装着方法にコツがあります。ここでは、そのコツを確認していきましょう。

取り付け方を解説

NATOベルトを取り付ける手順は以下のとおりです。

腕時計のベルトを外す際にはバネ棒外しを用意しておくと、簡単にベルトを付け替えることが可能です。

1.腕時計本体とベルトの隙間にバネ棒外しを差し込んで、バネ棒を押し下げながらベルトを引いて取り外す(この際、バネ棒が飛び出さないように気を付ける)

2.もう片方のベルトも同様に取り外す

3.ベルトからバネ棒を取り外して本体に取り付ける

4.NATOベルトの長い方のストラップを腕時計の12時側の本体上から通し、6時側の本体下から通して引っ張る

5.好みの長さに調整して完成

NATOベルトを購入する際は、腕時計本体から出ている2本の爪(ラグ)の間隔「ラグ幅」を計ってサイズを確認しましょう。

メンズは18mm~24mm、レディースは8mm~15mmが一般的です。

装着ポイントを解説

NATOベルトはその他のベルトより長めに作られています。

そのためベルトが余りやすく、折り返して収納する必要があるため装着方法にコツがあります。

NATOベルトを取り付けた腕時計の装着ポイントは以下のとおりです。

1.腕にベルトを通し、小指が1本入る程度にベルトを調整して止める

2.余ったベルトをベルト留めに通す

3.ベルトが長く余っている場合は内側に折り返してベルト止めに差し込む(外側に折り返しても良い)

NATOベルトは余ったベルトをどう収納するかでも印象が変わります。

ファッションに合わせて装着方法を変えてみるのもおすすめです。

NATOベルトが似合う高級腕時計モデル

NATOベルトが似合う高級腕時計モデル

NATOベルトはさまざまな腕時計に合わせて印象をがらりと変えられます。

ここでは、NATOベルトが似合う高級腕時計モデルを5つ紹介します。

ロレックス サブマリーナー

ロレックス サブマリーナーは1953年にリリースされた初のダイバーズウォッチです。

当初は水深100mの防水機能を備えていましたが、現在は水深300mまでに対応しています。

目盛り入り回転ベゼルや発光素材を使用したディスプレイと、アワーマーカー、大きな針が特徴的な腕時計です。

ロレックスを代表する人気モデルで、希少性の高いモデルはコレクターズアイテムにもなっています。

オメガ シーマスター

オメガ シーマスターは、創業100周年目の節目である1948年に発表された、防水機能を備えた腕時計です。

シーマスターにはプロダイバーモデルからビジネスシーンでも使いやすいアクアテラまでさまざまなバリエーションがラインナップされており、現在まで生産が続けられています。

シーマスターは中古モデルの流通量が多く、比較的購入しやすいのも魅力です。

オメガ スピードマスター

オメガ スピードマスターはオメガを代表する腕時計です。

元はシーマスターに手巻きのキャリバーを搭載したシーマスタークロノグラフが1957年にスピードマスターの名称でリリースされました。

無重力状態でのガラスの破損を防ぐプラスチックの風防が特徴で、大きく分けるとプロフェッショナルとオートマチックの2種類あります。

それぞれ多くの限定モデルが存在する人気の腕時計です。

チュードル ブラックベイ

チュードル ブラックベイは、2012年にリリースされたチュードルの最上位スポーツコレクションです。

過去に発表したスポーツモデルをモチーフに作られたこのモデルは、当初はヴィンテージ感を強調するためにバラのエンブレムを使用していました。

1950年代のヴィンテージ・ロレックスを感じさせるデザインで人気があります。

タグホイヤー アクアレーサー

タグホイヤー アクアレーサーは1982年にリリースされた、タグホイヤーのダイバーズウォッチです。

プロ向けに開発された高い性能と、日常使いに最適な実用性、高級時計に必要なファッション性を兼ね備えた人気の腕時計です。

ムーブメントは自動巻きとクオーツを選択でき、クロノグラフ、3針、GMTなどを選ぶことも可能です。

バリエーションの豊富さでも人気を集めています。