バーバリーチェックとは?9種類の人気柄の魅力や変遷の歴史を解説
イギリスらしさが魅力の人気ファッションブランドであるバーバリー。
バーバリーといえば、最初にチェック柄が頭に思い浮かぶ、という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バーバリーチェックの誕生や変遷の歴史、それぞれの柄の特徴について詳しく解説します。
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バーバリーチェックとは?
バーバリーチェックとは、バーバリーが展開するファッションアイテムに使用されているチェック柄の総称です。
基本的には、キャメル地に黒と白の太ラインと赤の細ラインで構成されているチェック柄を指します。
しかし、バーバリーチェックにはそれ以外にもいくつかあり、必ずしもキャメル地のチェック柄だけがバーバリーチェックというわけではありません。
バーバリーチェックの誕生と変遷の歴史
それでは、ここからはバーバリーチェックの誕生と変遷の歴史をたどってみましょう。
誕生
バーバリーチェックが使われるようになったのは、1920年代からです。
当初はレインコートの裏地として使用されました。
公募によって決まったこの柄は、カントリータータンという柄にアレンジを加えたものです。
バーバリーはこの柄をタータンではなくチェックと呼びました。
その背景には、イングランドとスコットランドとの間の歴史的な関係にあった、などといわれています。
ブランドシンボルへ
バーバリーチェックがブランドのシンボルとなったのは、1960年代からです。
それは、パリ店舗のバイヤーだったジャクリーヌ・ティレマンが、コートの裏地のチェック柄を、旅行用バッグと傘カバーに使ったのです。
1970年代には、このチェック柄を使用したカシミアのスカーフが発売されました。
さらに、1980~1990年代にはチェック柄がレディトゥウェアのキャンペーンに取り入れられました。
このようにして、チェック柄のアイテムはバーバリーというブランドを代表するアクセサリー小物になっていったのです。
現在
その後、バーバリーチェックは新たなコレクションが発表されるごとに洗練、刷新、再構築されていきました。
そして現在は9種類が展開されており、これらはアメリカや日本など世界各地で商標登録されています。
バーバリーチェックにおける9つの種類
バーバリーが展開しているチェック柄は、どれも個性的です。ここからは、それぞれの特徴や魅力を紹介します。
ノバチェック
レディース向けのハンドバッグなど、さまざまなアイテムに使われている、キャメル地に黒、白、赤のラインで構成されたチェック柄です。
別の呼び方として、バーバリークラシックチェックやヘイマーケットチェックと呼ばれ、その後展開されることになるチェック柄のもとにもなっています。
バーバリーチェックの名称で商標登録されているのはこのチェック柄です。
ハウスチェック
ノバチェックを拡大したようなデザインですが、カラーが少し濃いめで明暗がよりくっきりしているのが特徴です。
2006年のコレクションで初めて発表されました。
柄が大きくて落ち着いた印象であることから、当初はスーツやバッグの裏地として使われていました。
しかし、近年ではノバチェックと同じく若者向けのバッグや小物にも多く取り入れられています。
メガチェック
ハウスチェック柄をさらに幅広にしたようなデザインです。ジャイアントチェックとも呼ばれます。
シャツやバッグ、コートなどの裏地に使用されることが多いですが、カジュアルなイメージが強いため、子供服などに使用されることもあります。
また、カラーバリエーションが豊富なのもこのチェック柄の特徴です。
スモークドチェック
ベースはハウスチェックですが、より大人向けの落ち着いたデザインが施されたチェック柄です。
まるでチェック柄にスモークがかかったかのような、控えめな印象を与えます。
コーディネートを引き締めるアイテムとして、レディースのバッグや革小物に多く使われているのが特徴です。
ビートチェック
バーバリーのスタンダードであるキャメル地ではなく、黒がベースの下地に濃淡の異なるグレーの線を組み合わせたチェック柄です。
特にメンズのバッグや革小物に多く使われています。
シンプルでありながら大人っぽい落ち着いた印象を与えることができるため、ビジネスシーンにも違和感なく溶け込めます。
ブラックレーベルチェック
日本オリジナルブランドであったブラックレーベルが展開していたチェック柄です。
黒地をベースに、白と赤のラインが入っています。
そのシックかつクールなデザインは、発売当初から絶大な人気を誇りました。
現在は後継ブランドとしてスタートしたクレストブリッジに引き継がれています。
マイクロチェック
ブラックレーベルチェックをその名のとおり、細かくしたようなチェック柄で、2009年頃に登場しました。
そのシンプルさと汎用性の高さから、特に男性の間で人気があります。
このマイクロチェックも現在はクレストブリッジで展開されています。
ブルーレーベルチェック
ブラックレーベルチェック同様、日本のオリジナルレーベルだったブルーレーベルで使用されていたチェック柄です。
ダイナミックなラインが交差したデザインで、多様なカラーバリエーションがあります。
初登場は1996年頃で、特に若者の間で人気がありました。現在はクレストブリッジで展開されています。
レインボーチェック
2018年に初披露されたチェック柄で、チェックに6色のレインボーカラーを施しているのが特徴です。
レインボーは包括性と明るい未来のシンボルとしての意味があり、LGBTQIA+の若者たちを支援することを目的として使用されています。
当時バーバリーのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーだったクリストファー・ベイリーが自身のバーバリーでの最後の仕事として手がけました。
バーバリーチェックのアイテムを高く売るコツ
バーバリーのファッションアイテムは、中古市場でも非常に人気があります。
そのため、不要なバーバリーチェックのアイテムがあるのなら、買取査定に出してみるとよいでしょう。
ここからは、バーバリーチェックのアイテムを少しでも高く売るコツを解説します。
きれいな状態を保つ
まずは、なるべくきれいな状態に保っておくようにしましょう。
バッグなどの小物であれば使用後のお手入れ、コートなどの衣類は着用後のクリーニングが大切です。
当然のことながら、汚れているものはそれだけ価値が下がってしまいます。
特にバッグの場合、外側をきれいにするだけでなく、中に入ったゴミやホコリを取り除いておく、ハンドル部分についた手あかや黒ずみを磨いて落としておく、といったことが大切です。
不要なら早く売る
バーバリーのようなファッションアイテムは、基本的に販売されてから時間が経てば経つほど価値が下がっていきます。寝かせたからといって価値が上がるわけではありません。
なぜなら、デザインには流行があるためです。
そのため、不要なのであれば、時代遅れになってしまう前に売ってしまいましょう。
そのほうが、より高い値段がつきます。また、経年劣化も価値が下がってしまう要因です。
経年劣化を防ぐためには、湿度の高い場所や日の当たる場所には保管しないこと、バッグを保管する際は型崩れを防ぐために購入時の型に入れておくことが大切です。
手数料無料の買取サービスを利用する
業者によっては、見積もりや査定に料金がかかるところもあります。
同じ査定価格になっても、そうしたコストがかかるところとかからないところでは、実際に受け取れる金額が変わってしまうものです。
そのため、査定に出す際には、見積もり料や査定料がかからない業者を選びましょう。
バイセルでは豊富な買取実績があり、査定を無料で行なっています。
なお、店頭買取だけでなく出張買取や宅配買取が利用でき、出張料や送料といった手数料も無料です。
おわりに
イギリスの代表的なファッションブランドであるバーバリーは、若者から大人世代まで幅広く人気があります。
そのため、買取査定に出せば高値がつくことも多いでしょう。
不要なバーバリーアイテムを所有している人は、一度査定に出してみましょう。
その際は、「早く、高く、丁寧」がモットーのバイセルにご相談ください。
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