ロレックスは保証書なしでも買取可能?ギャランティカードの特徴や査定への影響を解説

2024.08.26

時計買取 コラム
ロレックスは保証書なしでも買取可能?ギャランティカードの特徴や査定への影響を解説

ロレックスを持っていても、保証書がなければ売却ができないと思っている方もいるのではないでしょうか。

たしかに保証書などの付属品がそろっていたほうが買取価格は高くなるケースが多いかもしれませんが、保証書がないからといって売却できないわけではありません。

この記事では、ロレックスの保証書(ギャランティカード)の特徴や、保証書がないことによる査定への影響などについて解説します。

査定を高くする方法も紹介しますので売却をお考えの方は参考にしてください。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

ロレックス保証書(ギャランティカード)の特徴

ロレックスの保証書は、正規に販売されたロレックスについて、1つの製品に1枚発行されるもので、「国際保証書」「ギャランティカード」などと呼ばれることもあります。

保証書には購入日、型番、シリアルナンバーなどが記載されています。

ただし、業者が海外で買い付けて国内で販売する並行輸入品の場合は、購入者名が空欄になっていたり、「××××」など記号が入っていたりする保証書もあります。

保証書の役割

ロレックス保証書の役割は2点あります。

1つ目はロレックスが故障した場合に修理の保証を受けるためです。現在の保証期間は5年で、保証書に記載のある購入日から起算されます。

2つ目は中古品の買取時に本物かどうかを見極めるためです。

のちほど詳しく説明しますが、ロレックスの保証書は再発行されず偽造対策も施されているため、保証書があれば本物だと証明できます。

ロレックスの保証書は時代によっていくつかのパターンが存在しており、大きく4つの年代に分けられます。

  1. 1980年代~2006年頃
  2. 2006年~2014年頃
  3. 2014年~2020年
  4. 2020年~

2006年までは紙の保証書が使われていました。型番、シリアルナンバー、国番号、購入者、購入日、購入店が記載されています。

販売された国によって細かな違いがあり、例えば保証書に書かれている言語は基本的にフランス語ですが、アメリカで販売された場合は英語です。

また、偽造対策として「透かし」でロレックスの王冠マークと「ROLEX」の文字が入っています。

2006年頃に紙からカードに保証書が切り替わりました。2014年頃まで使われていたのは深緑色のカードです。

紙の保証書に記載されていた型番やシリアルナンバーなどに加えて、モデル名が記載されるようになりました。

また、偽造対策としてブラックライトを照射すると「ROLEX」の文字をモノグラムにした柄が浮き上がるようになっています。

この偽造対策は現在の保証書でも採用されています。

2014年からは緑と白色のカードが登場し、モデル名はこのカードから再び記載されなくなりました。

また、偽造対策として、表面の罫線がただの直線ではなくマイクロ文字になっており、「ROLEXGARANTIEINTERNATIONALE」という文字列が繰り返されています。

2020年からは、表面が緑色で、さらに金色がアクセントに使われたカードに変更され、購入者氏名、国番号、販売店名が記載されなくなりました。

新たな特徴としてICチップが搭載され、NFCリーダーで読み取るとロレックスの公式サイトが開かれます。

ロレックス保証書の受け取り方法

ロレックス保証書の受け取り方法

ロレックス保証書の受け取り方法を説明します。

現在使われている2020年からの保証書は購入時に発行されますが、2020年以前では購入時に保証書は発行されていませんでした。

当時は購入者がはがきに必要事項を記載してロレックスに送付することで、保証書が受け取れる仕組みになっていました。

そのため、保証書の到着までに2週間~1ヵ月程度の時間が必要でしたが、現在は購入時に発行されるため利便性が高まっています。

ロレックスは保証書なしでも買い取りできる?

先ほども説明したように、保証書には「5年間の保証期間」と「本物であること」を証明する2つの役割があります。

保証書があればロレックスが本物であることを簡単に証明できますが、保証書がない場合は売却できなくなるのでしょうか。

鑑定スキルに自信がある専門店では、保証書がない場合でも積極的に買い取りを行なっているため、保証書がなくても売却はできます。

ただし、ロレックスの査定価格は、保証書など付属品があるかどうかによって左右されます。

なぜなら、ロレックスを中古で購入する層はコレクターが多く、付属品もコレクションの一部として考えられているからです。

そのため、高値で売却するには、保証書を含めた購入時の付属品ができるだけ多くそろっている必要があります。

保証書がない場合は、大幅に減額される可能性もあると考えておいたほうがよいでしょう。

それなら保証書を再発行してもらえばよいのでは?と思う方もいるかもしれません。

しかし、ロレックスの保証書は原則どのような理由があっても再発行されません。

これは保証書の改ざんなど不正利用を防ぐためです。

そのため、保証書を持っている場合は、紛失しないように大切に保管しておきましょう。

保証書なしロレックスをより高く売るポイント

保証書なしロレックスをより高く売るポイント

ロレックスの買取査定では、保証書以外にもいくつかの査定基準があります。

保証書がないロレックスを高く売るためのポイントとして以下の3つが挙げられます。

  1. 不要な場合は早く売る
  2. 保証書以外の付属品も大切に保管する
  3. ロレックスの買取実績が多い専門店に相談する

まず、不要な場合は早く売る点について説明します。

年数が経過するほど中古品は増えていくため、買取価格は下がる傾向にあります。

そのため、高値で売れるチャンスを逃してしまう可能性もあるでしょう。

不要になった場合はできるだけ早く売ることが大切です。

次に保証書以外の付属品も大切に保管する点について説明します。

時計の買取市場では、付属品がそろっていたほうが買取後に販売しやすいため、需要が高くなります。

ロレックスの場合は、純正箱、ブレス調整コマ、冊子、タグなどが保証書以外の付属品です。

将来売却する可能性があるのなら、純正箱などの付属品も大切に保管しましょう。

また、オーバーホールを行なうと、オーバーホール証明書が発行されるため、こちらも添付して売却することをおすすめします。

最後に、ロレックスの買取実績が多い専門店に相談する点について説明します。

腕時計の買い取りには中の機構の状態を確かめる技術が必要です。

また、貴金属や宝石が使われている場合には、それらの相場も見極めなければならないでしょう。

このように腕時計の買い取りには通常よりも広い分野で専門知識が必要なため、買い取りを依頼するのなら、専門店への相談がおすすめです。

保証書なしロレックスの売却はバイセルにご相談を

保証書がないロレックスを売却するのであればバイセルにぜひご相談ください。

バイセルには、ロレックスに関する専門知識をもった鑑定士が多数在籍しており、ロレックスの買取実績も豊富です。

また、買取方法は店頭・出張・宅配の3つを用意しています。

出張買取や宅配買取は手数料がかかるのでは?と不安に思う方もいるかもしれませんが、バイセルでは各種手数料は必要ありません。

お客さまにとって最も都合の良い方法を選んでいただける点がバイセルの強みです。