使用済み切手に使い道はある?回収や寄付以外に有効活用する方法と切手価値
切手は消印が押されると無効になります。
そのため、一般的には未使用の切手と比較すると価値が下がってしまいます。
しかし、使用済みの切手も実は使い道がある場合があります。
使用済み切手は一体どういう方法で使えるのでしょうか?いくつかの例を説明します。
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コレクション価値のある使用済み切手の特徴
あえて使用済みの切手を集めているコレクターが、世界中に存在しています。
中古市場での価値や切手の希少価値などの査定基準によって、未使用よりも高額で取引される使用済み切手もあるのです。
ここでは、コレクション価値のある使用済み切手の特徴をご紹介します。
切手自体に希少価値がある
現存数が少なく入手が非常に困難な切手の場合、たとえ使用済みでも高いコレクション価値を持ちます。
希少性が高い切手は使用済みか否かよりも、存在していること自体に価値があるというわけです。
世界で最も高価な切手は、1865年に南アメリカのギアナで発行された世界で1枚しか発見されていない切手で、9億7000万円で落札されましたが、この切手も使用済み切手です。
消印に価値がある
消印には、どこから手紙や荷物が出されたのかが記録されています。
現在流通している切手にも、消印自体に価値のある種類があります。
例えば、切手が発売された初日の消印が押されたものや、臨時で設置された局の消印などは、歴史的資料として希少価値があります。
また、特定の消印を収集しているコレクターに人気の種類は以下があります。
- 特殊通信日付印(特印)
- 小型記念日付印(小型印)
- 風景入通信日付印(風景印)
- 初日印
- 満月印
これらの消印切手の種類は、こちらの記事に詳しく説明していますのでご覧ください。
使用済み切手はどこで手放せばいいの?
使用済み切手は、希少価値の有無によって処分方法を2つに分けることをおすすめします。
- 希少価値のない使用済み切手は慈善団体に寄付する
- 希少価値のある使用済み切手は買取業者の査定に出す
それぞれの処分方法について説明いたします。
希少価値のない使用済み切手は慈善団体に寄付する
福祉団体では切手の寄付を呼びかけています。
>全国から大量に寄付された使用済み切手をコレクターや買取業者に販売して、得た収益を活動費に回しています。
希少価値のない普通切手も寄付の対象なので、処分にお困りなら寄付を検討してみましょう。
希少価値のある使用済み切手はバイセルの査定に出す
普通の人からしたら単なる使用済み切手ですが、コレクターにとっては人気の種類かもしれません。
使用済み切手は消印の日付や種類によって価値が変わり、切手の専門知識がない人には判断しづらいです。
切手の知識が豊富な査定士が多数在籍している切手買取のバイセルであれば、コレクション価値の高い切手を見逃しません。
封筒についたままになっている使用済み切手は、切り取らずに査定に出しましょう。
バラの使用済み切手なら、折れや汚れがつかないように保管することをおすすめします。
使用済み切手の保管方法は?価値を失わない大切な4つのポイント
使用済みの切手は未使用の切手よりも価値の多様性が高いのですが、それ故に保管方法が難しいのです。
保管方法がわからず、せっかく価値があった切手をだめにしてしまったということもありますので、注意すべき4つのポイントを紹介しましょう。
切手を切り取る時は消印全体が残るように
消印を含めての使用済み切手の価値です。
なので、できるだけ消印がすべて収まるように大きめに切り取りましょう。
消印を切り落としてしまうと価値が下がってしまうことがあります。
同様に、水につけて台紙から剥がすのも、消印が失われるだけでなく切手が傷んでしまうのでやめたほうがよいでしょう。
切手の縁を切り落とさないようにする
切手の縁にあるギザギザは、コレクション価値として大切な部分です。
ここを切り落としてしまうと、もはや使用済み切手としての価値はゼロになってしまいます。
貼り付けられた状態のままが一番望ましい
郵便物としての全体の状態がよいほど、価値があることがあります。
貼られている切手のコレクション的な価値がどこにあるのかわからない場合は、切り抜かずにそのまま保管して査定に出したほうがよいでしょう。
古いものであれば、絵はがきや封筒にも価値があることがあります。
紙としての保管状態に気をつける
切手や封筒、はがきは紙なので、湿度を避けて保管するようにしてください。
保管状態が悪いものは、コレクション価値はどうしても低くなってしまいます。
水気のあったり湿気がこもりやすかったりする場所では、絶対に保管しないようにしましょう。
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